ゴーグル

意外と知らないスノーボードゴーグルのメンテナンス方法を紹介します!

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あまり知られていないゴーグルのメンテナンス方法

休憩時や1日の滑り終わり、シーズンオフの保管方法等、しっかりメンテナンスをすれば、ゴーグルの曇りの予防や、お気に入りのゴーグルを長持ちさせることもできます。

このブログを書いている筆者は、スノーボード歴が20年以上で、以前スノーボードショップでゴーグルやグローブのアクセサリー担当として働いていた経歴があります。

その時にも、お客さんからゴーグルのメンテナンス方法を聞かれた事がよくありました。

そこで今回は「休憩時」・「1日の滑り終わり」・「シーズンオフのゴーグルの保管方法」と3項目に分けて、スノーボードゴーグルのメンテナンス方法を解説していきます。

実際に筆者もやっている方法になるので、ぜひ参考にしてください。

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スノーボードゴーグルのメンテナンス方法

ここでは、「休憩時」・「1日の滑り終わり」・「シーズンオフのゴーグルの保管方法」と3項目に分けてゴーグルのメンテナンス方法をご紹介していきます。

その時に合わせてメンテナンスすれば、曇りづらかったり、長持ちしやすかったりします。

メンテナンスと言っても、難しくなく、誰でも簡単にできる方法なので、ぜひ参考にしてください。

それでは順番に説明していきます。

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レストランで休憩している時

お昼休憩や、一服の休憩など、ゴーグルを濡れたまま放置している方をよく見かけます。

ゴーグルを雪まみれや濡れてる状態のまま放置すると、休憩後に滑った時、ゴーグルが曇りやすくなったりします。

これはゴーグルについた水分が原因で、外に出た時の温度差で曇りやすくなってしまうからです。

室内は暖房がついているので、ゴーグルも温められ、雪が解けて水分となります。

その濡れたまま寒い所に持っていくと、曇りやすくなるという感じです。

・濡れたままで休憩後滑ると、温度差で曇りやすくなる

ですので、休憩時にはゴーグルに付いた雪を振り払い、水分を出来るだけ拭き取るようにし、できるだけ乾かしてください。

また、ゴーグルのスポンジ等に雪が凍ってくっついてる時があります。

この時は無理に剥がそうとせず、溶けるのを待ってから拭き取るようにしてください。

無理に剥がそうとするとスポンジ自体の剥がれ、破れの原因になるので注意して下さい。

また、水分を拭き取る際にレストハウス等にあるペーパーや、ティッシュペーパー等のザラ付いた紙等でこすってしますとレンズが傷ついてします。

専用のゴーグルクロスやスポンジ、ゴーグルに付属の布ケース(ソフトケース)等で優しく拭き取るようにし、よく乾燥させてください。

休憩している時のまとめ

・休憩時に、できるだけ乾かす

・スポンジの氷は無理やり剥がさない

・レストランのあるペーパーやティッシュなどの紙類で拭かない

・ゴーグルを拭く時には専用のクロスやゴーグルのソフトケースで拭く

1日の滑り終わり

ホテルや民宿に戻ったり、自宅に帰宅した後は必ずゴーグルを部屋まで持ち帰り、ケースから取り出し、よく乾燥させてください。

滑り終わった後にゴーグルを放置したり、ゴーグルケースの中に入れたままだと、レンズ、ゴーグルの溝の隙間等の水分が乾きません。

その水分がダブルレンズの間に侵入し、レンズが曇りやすくなったり、時にはダブルレンズが剥がれてしまう原因になってしまいます。

とくに、次のような行為はNGです。

・ゴーグルを車に放置

・ゴーグルケースの中に濡れたまま放置

ゴーグルをしっかり乾かす事で、次に使う時のくもり予防にもなります。

ホテルや民宿の宿泊先や自宅に帰宅したら、ゴーグルをケースから取り出し、ゴーグルをよく乾かしてください。

ちなみに、乾かす時にゴーグルからレンズを外す事で早く乾燥させる事が出来ます。

レンズ外しは必ずやる必要はありませんが、簡単に外せるゴーグルを使っていましたら、ぜひ外しておいてください。

この時、ストーブなどの暖房器具等の目の前で早く乾かそうとすると、ゴーグルのフレームもレンズも溶けて変形してしまいますので注意して下さい。

また、乾かし終わったらレンズを専用のクロスや、ゴーグルに付属してくる布ケースでレンズをキレイにしておくことで、次の時も気持ち良く使えます。

滑り終わりのまとめ

・車やケース内に放置しない

・室内でしっかり乾かす

・レンズが外せるなら、外して乾かす

・乾いてから、レンズを専用のクロスで汚れをキレイに拭き取る

・高温のストーブに近づけない

シーズンオフのゴーグルの保管方法

シーズンが終わり、全てのスノーボード用品の片づけをすると思いますが、ゴーグルの保管方法で1番良いのがBOX型のハードケースで保管する方法です。

ゴーグル自体のメンテナンス方法は上記の「1日の滑り終わり」でご紹介した通りで大丈夫です。

ただ、そのゴーグルを付属の布ケースのまま保管し、次のシーズンに取り出すと他の荷物に潰され、フレームやスポンジが歪んでしまう場合があります。

ちなみにですが、筆者がショップで勤めていた時に、ごく稀ですが歪んだゴーグルを持参し、直す方法を聞きに来たお客さんがいました。

さすがに歪んでしまったゴーグルは直せませんでした。

BOX型のハードケースは、筆者も筆者の周りの方も車や飛行機の移動時にゴーグルが潰されないように重宝しており、移動時にも保管時にも使っています。

また、ゴーグルを保管する前にゴーグルの水洗いや、丸洗いも聞かれた事がありますが、どのブランドもフレームの水洗いはスポンジの痛みや剥がれ等の原因にもなりますので、止めておいてください。

レンズに関しましては各ブランドの構造上の違いの問題で一概には言えませんが、ブランドによっては水洗いが出来るブランドもあります。

水洗い出来るレンズのブランドはシーズンオフ前の保管をする前に軽く水洗いし、よく乾燥し、余分な汚れを拭き取った後に保管する事で、次のシーズンも気持ち良く使えます。

シーズンオフの保管方法のまとめ

・ハードケースに入れて保管する

・フレームの水洗いはスポンジを痛める可能性がある

・レンズの水洗いはブランドによってできる

・よく乾かし、レンズをキレイにしてから保管する

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最後に

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。筆者はアクセサリー担当だった事もあってゴーグルの保管については自然とやっていますが簡単なようでなかなかめんどくさいですよね。

わかります!

しかしスノーボードでの視界の重要性は高いと思いますので、板にワックス入れるのと同じでゴーグルも大切にメンテナンスしてあげてください。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!