DICEのスノーボードゴーグルBANKを試したのでレビューします

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ゴーグルブランド「DICE」から2018-2019モデルに新登場する「BANK」

筆者が2018年のスノーボード試乗会に行った時にこの「BANK」を試す機会があったので、元スノーボードショップでゴーグル、グローブ等のアクセサリー担当をしていた筆者が実際に使ってみた感想と、当時の経験で得た知識と共にこのゴーグルをレビューしたいと思います。

DICE(ダイス)

スキーゴーグル「SWANS」でも有名な「山本工学」が展開する「DICE」
日本国産ブランドDICEのゴーグルは日本人の骨格を基準に作られたスポンジが使用され、レンズも曇天や降雪が多い日本の雪山を基準に作られているので、日本人にフィットしやすく、レンズも見やすいという評判も良く、毎年大人気のブランドです。

また、レンズ外側にはCLARITEX COATという撥水、防汚コーティングがされているのでレンズに雪、水分、汚れが付きづらく傷も付きづらい性能があり、滑っている時の視界のストレスを軽減してくれます。
ゴーグルベルトの後ろはバックルタイプになっているので脱着もスムーズにでき、別売りにはなりますが、ヘルメット用の延長ベルトを販売しているので、ヘルメットの有り無し関係なく、使いやすいブランドです。

BANK MIT Red / Pola Grayをレビュー

1・BANK MIT Red / Pola Gray

2018-2019から初登場するBANKの最初に見た印象は、以前からDICEで販売されていたHIGH ROLLERとほぼ変わらない形状だったので、何が変わったか最初はわかりませんでしたが、メーカーの方から説明を受けた時に納得ができる進化をしていました。

その進化とは、「A-BLOW」システムというゴーグルの両サイドにあるレバーを起こす事でレンズが前面に浮かび上がってくるのが特徴で、浮かび上がってくる事でレンズの間に隙間ができ、その隙間から風を通してゴーグル内にこもりやすい熱を逃がしてくれたり、曇ってもその隙間風でレンズ内の曇りが解消できる性能があります。

実際にこのゴーグルを試着した時の感想はDICEのフィット感の良さ、そして、視界の広さで人気があったHIGH ROLLERに負けない視界の広さを感じる事ができました。

この時に付いていた「Red / Pola Gray」レンズは色味が薄いグレー色に強めのミラーがされており、ポラロイズド(偏光)機能という雪面の光の乱反射をカットし、地形の凹凸をくっきりと見せてくれる性能があるので、晴れていたこの日はとても見やすかったです。
ただ、筆者個人的には、若干暗めに感じたこのレンズは雪が降っている時には、若干暗くて凹凸が見づらくなるかなという印象でした。

今回試したレンズには「MITレンズ」というレンズが付いていたのですが、こちらのレンズは、簡単に言うとミラーが剥がれないレンズになっています。

本来のミラーレンズはレンズの表面にミラーコーティングをするのですが、このMITレンズはレンズとレンズの間にミラーコーティングがされているので、表面から擦ってもミラーが剥がれない性能になっています。

更には、レンズ表面には傷防止コーティングがされているので、ミラーが剥がれず、傷付きづらい長持ちするレンズになっています。

引用:https://www.yamamoto-kogaku.co.jp/dice/lens_mit.html

2・「A-BLOW」システム

BANKの特徴である「A-BLOW」システムを体験してみようと思い、リフトに乗ってからゴーグルを顔に装着している状態で
グローブを付けたまま両サイドにあるレバーを上げてみたら簡単にレンズを上げる事ができました。
レンズを上げると、目の周辺から風が入ってきて、サングラスをかけている時と似た感覚を感じ、ゴーグル内にこもっていた熱を逃がしてくれました。

このゴーグルを試した日は晴れて暑かったので、筆者のニット帽子の中は蒸れた状態だったのですが、蒸れて熱気が出ているニット帽子の上にゴーグルを乗せたらレンズの中がくもるかなと思い、ゴーグルのレンズを上げたまま乗せてみましたが、ゴーグルの中の風通しが良い状態だからというのもあり、
この時はくもりませんでした。

ただ、1点気になったのが、雪が降っている日でフードが付いていないリフトですと、雪がゴーグルの中に侵入してしまうなと思い、
そういう状態でレンズを上げたくなったらどうしようかと考えましたが、解決策が思い浮かばず、その時は使用する事が出来ないなと思いました。

レンズの取り外しに関しては、写真を撮ってくるのを忘れてしまいましたが、両側のレバーを上げてから、その先に更にレンズ交換用のレバーがあるので、レンズを浮かび上げただけでは、レンズは外れないようになっていました。
ですので、レンズを落としてしまうかもという心配はなさそうです。

DICEには従来からある、レンズ内部に溜まる水蒸気をレンズが吸収する曇り止め性能の加工があり、その曇り止め加工を更に強化した、
「PREMIUM ANTI-FOG」という従来の水蒸気吸収力を更に高めたゴーグル内部を曇りづらくする性能があります。

更には、フレーム上部のメッシュ部は「CLARITEX MESH」というレンズと同じ撥水、防汚性能があるのでメッシュ部に雪が付きづらく、凍りづらいので通気性を確保する事ができ、その為ゴーグル内部がくもりづらくなっています。
また、「CLARITEX MESH」は破れづらい素材なので長く使用する事もできます。

今回の「A-BLOW」システムと今までの性能が組み合わさり、ゴーグルの曇りに対しての対策が更に強化されたなと感じました。

引用:https://www.tanabesports.com/fs/skier/cd27330

大型レンズで視界も広くてフィット感も良く、ただでさえDICEの性能は高いと思っていた筆者ですが更にグレードアップしたなと感じました。
長持ちもしやすく、ゴーグルにほしい要素が詰まったおすすめのゴーグルです。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございました。DICEのゴーグルは筆者がスノーボードショップで働いていた時から人気があったのですが、
筆者が辞めた後にも現役で働いているスノーボードショップの友人の話ですとやはり現在でも人気があるらしいです。
ゴーグルがどんどん進化していき、これからのスノーボードが更に楽しみやすくなりそうだなと思いました。

投稿者プロフィール

snowbeer
snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。夏はスケートボードをして冬はスノーボード。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!

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