MILLET(ミレー)のリュック、「プラトー20」を実際に購入して使ってみました。アウトドアブランドとしては大手で有名なミレーの、普段使いとしても使いやすいモデルのリュック。
シンプルなデザインが特徴的な「プラトー20」を使ってみたところ、生地の丈夫さや背負い心地の良さはもちろんの事、普段使いのしやすさを感じました。
デザインの良さだけではなく、機能性もしっかりしているのがアウトドアブランドの良さだなと改めて感じます。
今回は、実際に使ったミレーの「プラトー20」について、色々とレビューしていきます。
MILLET(ミレー)の「プラトー20」をレビュー!
今回レビューするリュックはこちらです。
はじめに、「プラトー20」の詳細を載せておきます。
シンプルで色々な所で使いやすそうな「プラトー20」。
見た目通りの使いやすいデザインで、生地の耐久性や、背負いやすさには何も文句を感じませんでした。
そんなミレーのプラトー20を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【プラトー20の良かった所】
・シンプルで使いやすいデザイン
・大き過ぎず持ちやすいサイズ感
・背負い心地が良いショルダーベルト
・軽くて丈夫な生地
・上部からアクセスしやすいポケット
・小分け収納できるポケット
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【プラトー20のデメリット】
・15.6インチのPCやタブレットが入らない
・サイドのボトルポケットが少し緩め
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのプラトー20について、次の順番でレビューしていきます。
【ミレー「プラトー20」レビューの内容】
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それでは順番に、プラトー20について色々とレビューを書いていきます。
外観
「プラトー20」を触ってみると、耐久性に強そうなポリエステル&ナイロンの生地で造られていました。
リュックの底の部分は、更に耐久性が強いキャンバス生地になっています。
背中に当たるリュックの背面は、蒸れづらいようにメッシュ生地になっていました。
しっかりとパッドも入っているので、背負い心地も良かったです。
背負うショルダーベルトは、背面同様にメッシュ生地の造りとパッドが入っていました。
しっかりとしたパッドが入っているので、肩への負担も軽減してくれました。
背負い心地に関しては、アウトドアブランドの良さを感じます。
このリュックには胸の前で閉める「チェストベルト」も付いています。
チェストベルトの1部が「ゴム」になっているので、付けている時の圧迫感を解消してくれました。
両方のショルダーベルトには、スマホケースやポーチ等を付けられるようになっていました。
自分が使いやすように、後から追加していく事も出来ます。
腰元には「ウェストベルト」も付いていました。
ウェストベルトのバックルには、ブランドのロゴが刻印されています。
このベルトは、簡単に取り外しをする事も出来るので、使わない場合でしたら無くすことも出来ます。
外し方は、ベルトの付け根を外すだけです。
筆者が実際にやってみた所、1分もかからず外す事が出来ました。
そして、細かい所になりますが、このリュックで良いなと感じた所があります。
それが、ベルトに「バンド」が付いている所です。
「バンド」とはこちらになります。
このバンドがある事によってベルトがまとまってくれているので、ブラブラする事を防いでくれます。
使っていると邪魔に感じやすいので、地味ですが良いなと感じました。
「プラトー20」の両脇には、ペットボトル等を入れておけるポケットが付いています。
メッシュ生地ではなく、リュックのメインの生地と同じなので、しっかりとしたポケットです。
このポケットは、幅が調整できる「ボタン」がついていました。
このボタンでポケットの大きさを変える事が出来ます。
ただ、実際に使ってみたら、意外と外れやすいボタンだったので、閉じていてもすぐに開いてしまう事もありました。
このポケットを使っていて「もう少しボタンがしっかりしていたらな」というのが本音です。
そして、リュックの両脇には、ポケット以外に幅を調整できる「ベルト」も付いています。
このベルトを締める事によって、「マチ」を無くすことが出来ます。
荷物が少ない時の調整なんかでも使えるベルトです。
外観の最後に、正面の四隅にある「ゴム」。
これが何のために付いているのか調べてみた所、「ヘルメットカバー」を取り付けるゴムとの事でした。
アウトドアブランドならではの機能だと思いますが、使う機会は少なそうです。
デザイン的にもかなりスッキリしているので、通勤や通学、普段使いとどんなシーンでも使いやすいなデザインだなと感じました。
色々な服装に合わせやすいのも良い所でした。
背負い心地はもちろん良く、生地的にもしっかりしているリュックだなと感じます。
「プラトー20」に防水性はある?
「プラトー20」はしっかりとしたポリエステル&ナイロン生地なので、少しぐらい濡れても染み込んだりはしなさそうです。
また、メインルームの入口も背中側にあるので、雨の侵入がしづらいようになっていましたし、サブルーム上部のジッパーは「止水ジッパー」のような造りになっています。
ただ、完全防水の生地という訳ではなく、ずぶ濡れになってしまったら水分が染み込みそうな生地感でした。
ジッパーに関しても、濡れ続けていれば水分が侵入してしまいそうです。
ですので、防水に関しては期待しない方が良さそうです。
ちなみに、公式サイトでは防水とは記載されていません。
中身(メインルーム)
それでは次に「プラトー20」の中身を見ていきます。
このリュックはメインルームの他に、3つのサブルームが付いています。
まずは、ダブルジッパーが使用されているメインルームです。
メインルームを開けてみると、背面には入口がゴムになっているポケットが付いています。
中身の生地は、薄めで耐久性が強そうなナイロン生地が使用されています。
中身の底を見てみると、「マチ」が造られているので、厚さがある荷物も入れやすくなっています。
また、背面ポケットの背中側には、クッション性があるパッドが入っていました。
背面ポケットに「A4ファイル」を入れてみた所、スッポリと収まってくれました。
これぐらいのサイズなら余裕で入ってくれます。
ただ、「15.6インチ」のノートパソコンをポケットに入れてみた所、こちらは大き過ぎて入らなかったです。
ちなみに、今回入れた「A4ファイル」はヨコ23cm、タテ31cm、厚さ2cmになります。
メインルームにも「15.6インチ」のノートパソコンを入れてみたところ、微妙なサイズ感でした。
微妙の理由は、ジッパーは閉める事ができたのですが、無理やり入った感じです。
ジッパーを閉めてみると、ノートパソコンの「角」がくっきりと出ている状態でした。
この状態になってしまうので、微妙な所といった感じです。
ですので、「15.6インチ」のノートパソコンを入れるのは止めておいた方が良さそうです。
ちなみに、「2Lペットボトル」を入れてみたところ、2本まではスッポリと収まってくれました。
これぐらいでしたら余裕で入ってくれます。
大きめの物は入りませんでしたが、中身の生地はしっかりとしていました。
中身(サブルーム)
プラトー20には、3つのサブルームがあります。
まずは3つの中で1番広い、ダブルジッパーを使用しているサブルームになります。
ジッパーを開けてみると、小分けで収納が出来るポケットが付いていました。
「マジックテープ」と「ジッパー」で閉じる事が出来る2つのポケットになります。
ここのポケットのサイズ感は、こんな感じなります。
サイズ感の試しに、一般的に販売されている「ボールペン(100均で購入)」を入れてみました。
ヨコ幅に関しては、ピッタリと収まってくれます。
タテ幅に関しては、これぐらいのサイズ感です。
大きい物は入れられませんが、小物類やアクセサリーぐらいでしたら入ってくれます。
そして、ここのサブルームの広さは、「A4クリアファイル」でしたら収まってくれます。
また、「フェイスタオル」でしたら2枚までは入ってくれました。
ここのサブルームは「マチ」があまりないので、厚めの物は入りませんが、これぐらいでしたら入ってくれます。
次に、リュックの手前にある、シングルジッパー仕様のサブルームです。
ここは、入口が狭めなので、大きい物は入れる事ができませんが、軽く「マチ」があるので、少しぐらい厚さがある物なら入ります。
ここに、「財布(ヨコ12cm、タテ9cm、厚さ3cm)」と、「5号サイズのノート(ヨコ10.5cm、タテ14.8cm、厚さ0.5cm)」を入れてみました。
両方ともスッポリ収まってくれます。
また、100均で売っている、「ウェットティッシュ(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)」を入れて見たところ、入れる事が出来ました。
ちなみに、ウェットティッシュはまだ使っていない新品の状態です。
余裕でとは言えませんが、何とか入ってくれた感じです。
そして、最後のサブルームになります。
リュック正面の下部に付いている、シングルジッパー仕様のサブルームです。
ここは入口も大きく造られているので、さきほどのサブルームより荷物が入れやすかったです。
ここに、「DVD」と、先ほどの「ウェットティッシュ」を入れてみました。
2つとも入れてもスッポリと収まってくれます。
また、「フェイスタオル」も入れてみました。
これぐらいでしたら入ってくれます。
どのサブルームにも、メインルームと同じ生地が付いているので、中身までしっかりとした生地が使用されていました。
ミレー「プラトー20」のサイズ感
「プラトー20」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・厚めのパーカー
・デニムパンツ(ジーンズ)
・半袖Tシャツ
・フェイスタオル×2枚
・A4ファイル
・5号サイズのノート
・DVD
・500mlペットボトル
・新品のウェットティッシュ
これだけの物が入ってくれました。
大きい物は入りませんが、ヨコの「マチ」も広めに造られているので、意外と入ってくれたなと言った感じです。
背負った時のサイズ感
「プラトー20」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
このような体型の筆者が「プラトー20」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
街中で使うにはちょうど良いサイズ感だなと感じています。
ぜひ参考にしてください。
ミレー「プラトー20」レビューのまとめ
「プラトー20」を実際に使ってみて感じたのが、普段使いや小旅行とかにはとても向いているリュックだなと感じました。
容量的には多くなく、大きい物も入れる事は出来ないので、筆者が持っているようなノートパソコンなどを入れる場合には向いていないかなと。
とは言っても、「A4ファイル」の大きさはスッポリ入るので、それぐらいの物を入れるならピッタリです。
デザイン的にはかなりスッキリしているので、仕事とかでも使いやすいですし、男性、女性問わず使いやすいリュックだなと感じます。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。「プラトー20」は、アウトドアの使いやすさと背負いやすさに、普段使いしやすいデザインがミックスされたリュックだなと感じました。
ゴテゴテしたデザインですと、普段使いがしづらいですからね。
生地もしっかりとしていますし、使いやすさもあるリュックだなと感じました。