Sweet Protectionのヘルメット、「Switcher MIPS(スウィッチャー MIPS)」を実際にスキー場で使ってきました。
スノーボード界のレジェンド「テリエ・ハーコンセン」が使っているヘルメットのブランドとの事で、気になっていました。
実際に使ってみると、軽くて被り心地が良く、開閉できるベンチレーションなどの使いやすい性能が良かったです。
SAJ公式用品として認められている耐久性で、安心感もありました。
そこで、実際に買ったSweet Protectionのヘルメット「Switcher MIPS(スウィッチャー MIPS)」をブログで色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
Sweet Protectionのヘルメット「Switcher MIPS(スウィッチャー MIPS)」をレビュー
今回レビューするのはこちらです
初めに、今回レビューするヘルメットの詳細を載せておきます。
ノルウェー発のヘルメット&ゴーグルブランドSweet Protectionの「Switcher MIPS」。
「MIPS」の衝撃吸収システムを採用しており、SAJ公式用品の認定を取得しているブランド。
実際に使ってみると、軽量で被りやすかったですし、しっかりフィットしてくれて被り心地も良かったです。
そんなSweet Protection「Switcher MIPS」レビューの結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【Sweet Protection「Switcher MIPS」の良かった所】
・使いやすいデザイン
・軽量
・MIPSで衝撃耐性が良い
・「Occigrip Turn-dialシステム」でフィット感が良くなる
・開閉できるベンチレーション
・ベルトの脱着が凄く簡単
このような所が良いなと感じました。
また、デメリットを考えてみましたが、目立つようなデメリットはなかったです。
【Sweet Protection「Switcher MIPS」のデメリット】
・なし
実際に触ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのSweet Protectionのヘルメット「Switcher MIPS」について、順番にレビューしていきます。
外観
Sweet Protection「Switcher MIPS」の外観になります。
ヘルメットを初めて被った時に感じたのが、軽量感です。
今では軽いヘルメットはたくさんありますが、Switcher MIPSも十分軽くて、被った時の違和感も少なかったです。
そして、ヘルメットの前方と後方には空気穴が空いているので、通気性も良かったです。
頭の蒸れを逃がしてくれるので、ゴーグル内が曇りづらい構造も良いなと感じました。
そして、両耳に当たるイヤーパッドの内側は、凹んでいる構造。
耳が押しつぶされないようになっていました。
実際に被った時も、耳が収まったので、圧迫感がなくて良かったです。
実際に被ってみると軽かったですし、被る時と外す時の使いやすさがありました。
また、使いやすいデザインで、見た目も良いなと感じます。
ヘルメットの内部
Sweet Protection「Switcher MIPS」のヘルメット内部です。
中を覗いてみると、取り外しができるインナーパッドが付いています。
クッション性が良いパッドで、中央は起毛生地で造られていました。
また、インナーパッドの奥には、黄色い「MIPS」も見えます。
「MIPS」とは、Multi-directional Impact Protection Systemとのことです。
MIPS 多方向衝撃保護システム – 脳損傷を軽減するために開発された画期的な技術です。
衝撃によりヘルメットがヘッドに対してわずかに回転することに より、衝撃をより多く吸収し、より優れた保護能力を提供します。
MIPS は、多くの事故が実際にどのように発生し、頭部に影響を与えたかを計算して設計されています。 MIPS はヘルメットの安全性における新しいスタンダードです。
Sweet Protectionのヘルメットは、SAJ公式用品認定(通称:OS認定)を取得しているほどのクオリティーなので、安心感があります。
「MIPS」がすぐに見えますが、被り心地に違和感はなく、快適に被れました。
次に、「Occigrip Turn-dialシステム」。
ヘルメットの裏にあるダイヤルを回せば、ヘルメット内が締まる構造になります。
実際にやってみると、しっかりと締まってくれて、頭へのフィット感が良くなりました。
フィット感が上がったので、滑っている時にズレることもなかったです。
今回被ったヘルメットのサイズは、ちょうど良いサイズ感なのですが、「Occigrip Turn-dialシステム」を使うと固定力が上がりました。
また、グローブをしたままでもダイヤルを調整できたので、簡単に調整できるのも良かったです。
そして、中のパッドはマジックテープで付いているので、簡単に取り外しが可能。
汗をかいても洗いやすいのは良いなと感じました。
ベルトの脱着が簡単だった
Switcher MIPSのベルトは、マグネットで簡単に脱着することができました。
グローブをつけたままでも、簡単に付け外しができます。
グローブでも掴みやすいように、ゴムのベルトが付いているのも良いなと感じました。
マグネットだけではなく、しっかりとロックがされていたので、滑っていてズレたり、転んで外れたりする事もなかったです。
この簡単に脱着できるのは、Switcher MIPSのメリットだなと感じました。
ベンチレーションが開閉できる
Switcher MIPSは、ベンチレーションの開閉をすることができました。
開閉できるのは、ヘルメットの上部と、ヘルメットの前方になります。
ヘルメットの上部は、後ろのゴーグルストラップに付いているダイヤルを回せば開閉できます。
また、前方は指で開閉することができました。
上部と前方は、それぞれ別で開閉する仕組みです。
雪が降っていたり、寒かったりする場合にはベンチレーションを閉じる。
晴れたり、暑かったりする場合にはベンチレーションを開ける。
状況に応じて使い分けができるようになっていました。
このベンチレーションが開閉できるのも、Switcher MIPSのメリットだなと感じました。
Switcher MIPSのサイズ感
Sweet Protectionのヘルメット、Switcher MIPSのサイズ感になります。
まずは、筆者の頭のサイズを記載しておきます。
筆者の頭をメジャーで頭周りは測ると「56cm」です。
そして、頭の形は一般的な感じになります。
この頭のサイズで、「M/Lサイズ」を選びました。
公式サイトに載っているサイズチャートや、ヘルメットに表記されているサイズと同じ感じです。
筆者の56cmの頭に対してのM/Lサイズは、ピッタリでちょうど良いサイズ感でした。
ヘルメットを被っている状態で、人差し指を縦にして入れてみると、少し強めに入れれば指が入る状態です。
頭のどこかに当たって痛いという事もありません。
ベルトや「Occigrip Turn-dialシステム」で調整すれば、頭を振ってもズレる事はなかったです。
そして、実際に被っている状態が、次のような感じになります。
サイズ感は問題ありませんし、ゴーグルを上から付けても何も問題ありません。
筆者の頭のサイズで被ると、このような感じになります。
Sweet Protectionのヘルメット「Switcher MIPS」レビューのまとめ
Sweet Protectionのヘルメット「Switcher MIPS」は、軽いうえにフィット感が良く、被りやすい性能が良かったです。
グローブをしていても脱着ができましたし、簡単に付け外しができるのは良いなと感じました。
また、簡単脱着とはいえ、転んでも外れない構造は良かったです。
「Occigrip Turn-dialシステム」でフィット感も良かったので、滑っていてズレる事もありませんでした。
そして、開閉できるベンチレーションで、状況に合わせて使い分けできるのも良かったです。
SAJ公式用品認定されているぐらいなので、衝撃耐性にも期待できます。
ヘルメットに必要な防御力だけではなく、使いやすい性能もある良いヘルメットでした。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。Switcher MIPS はシーズン問わず使えるのが良いなと感じました。
ベンチレーションの開閉が簡単に出来るのは、嬉しい性能ですからね。
また、デメリットも書きたかったのですが、目立ったデメリットがなくて書けませんでした。
見ためのデザインも良いですし、使い心地も良いヘルメットだなと感じました。