9月20日(金)に開催された「グローバル気候マーチ」というのをご存じでしょうか?世界各国で開催され、日本でも全国で開催されたイベントです。
まだ暑さが残る9月の初めに、筆者のSNSを何気なく見ていたら「9/20 BURTONは、全ての業務を停止します。」という投稿がありました。
全ての業務を全て停止って何事!?と思いながら見てみると、「グローバル気候マーチに賛同し、マーチに参加します」との事でした。
グローバル気候マーチについてはPOW JAPAN(Protect Our Winters JAPAN)という、気候変動から地球を守ろうという環境団体のSNSで知っていたのですが、まさか大手企業が全ての業務を全て停止して参加するとは驚きました。
今回は、実際に参加した「グローバル気候マーチ」について、どんな雰囲気だったのか紹介していこうと思います。
グローバル気候マーチとは
この危機的な気候環境を色々な人に伝え、気候変動の悪化を阻止する為に行われたイベントが「グローバル気候マーチ」です。
世界中で開催されているこのイベントは、BURTONだけではなく、Patagoniaや、バス用品ブランドのLUSHなども、一部業務を停止するという、大手企業もたくさん賛同し世界中で動きがあるイベントになります。
更に詳しい説明はこちら↓
【グローバル気候マーチ 公式サイト】
実際に参加してきました!
グローバル気候マーチのスタートは、国連大学広場前からスタートし、表参道、原宿、渋谷を周り、また国連大学広場前へと戻ってくるというルートになります。
スタートしてからゴールするまでは約1時間です。
17:00集合
9月20日(金)に開催されたこのイベントですが、17:00に国連大学前広場に集合という事だったので、少し前の時間に筆者は到着しました。
筆者が到着した時には、すでに多くの人が集合している状態です。
17:20分頃
マーチが始まる10分前には、広場が埋まりそうになるぐらいの人が集まっていました。
小さい子供から、年配の人まで様々な年齢の方がいましたし、外国の方も多く参加していました。
それぞれの思いをプラカードに記されていたのが印象的です。
17:30 マーチスタート
17:30になり、とうとうマーチのスタートです。
列はしっかりと決められて、その隊列のままマーチをしていくという感じです。
学生主体のこのイベントの先頭は、もちろん若い学生の方。
彼らの掛け声に合わせ、コールを返していきます。
What do we want?
Climate Justice!
When do we Want it?
Now!
I say 地球 You say 守ろう 地球!
守ろう!
I say 気候 You say 正義 気候!
正義!
この時の人数は、後から調べてみた所、東京の参加者だけで約2,800人が集まり、全国では約5,000人が気候マーチに参加をしたとのことでした。
2,800人もの人が集まると、先頭と最後尾が全く分からない感じです。
個人的な感覚ですが、日本人が7割、外国の方が3割ぐらいかなという感じでした。
約1時間のマーチですが、その間もコールは続き、かなりの盛り上がりでした。
参加された方達の地球を守ろうとしている気持ちが伝わってきます。
渋谷周辺をぐるっと周り、ゴール地点の学連大学前広場に到着になります。
到着後は、その場にとどまる事はしないで、そのまま解散していくという感じでした。
もちろん1人もゴミやプラカードを1つも残さずに、しっかりと持ち帰っています。
約1時間だけのマーチではありましたが、筆者が写真を撮っている時にも、通行人の方が足を止めて写真や動画を撮影している人をたくさん見ました。
それだけでも十分な影響はありそうだなと筆者は感じました。全く何も知らない人が少しでも知る結果になりますからね。
通行中の人の中には半笑いをしている人や、若干迷惑そうにしている人も見ましたが、正直な話し、個人的にはこれは仕方がない事なのかという気持ちがあります。
ただ、そのような方でも、これをきっかけとして、メディアやSNSでこのイベントの事を知り、この時の行動を「そういう事か!」となって、環境の事に関心を持ったらとても良い事だなとも感じました。
今回このイベントに参加して、このイベントの先頭に立った学生の方達が言いたい事、伝えたい事をとても感じる事が出来ましたし、とても勇気がある行動だなと強く思いました。
これからも彼らの事を応援をしていこうと思います。
【POW(Protect Our Winters) 公式サイト】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。このイベントを知ったのは8月の後半でしたが、このイベントに参加できるように何とか仕事を前倒しで終わらせて行ってきました。
それぐらい行ってみたいイベントだったからです。
その結果、やはり行って良かったなと感じます。
普段だとなかなか感じる事が出来ない体験ですからね。
筆者1人で出来る事なんてちっぽけな事ですが、出来るだけのことをして、環境保全のために出来ることをやっていこうと思います。