スノーボードを滑る時に腕時計をしようと思っているけど必要かな?と考えた事もある人も少なくはないと思います。時間が分からないとお昼ご飯の時間や、帰る時間が分からなくなってしまいますからね。
ただ、腕時計をしていると「怪我をしやすい」とも言われているので、特に初心者の方の場合、本当に必要なのか悩みやすい所だと思います。
この記事を書いている筆者はスノーボード歴が20年以上と長いのですが、実際に腕時計を着けている人も見たことがありますし、着けていない人も見たことがあります。
人によって考えた方は色々なので「個人の好み」といった感じですが、筆者の場合は、その時の状況に合わせて着けたり、着けなかったりといった感じです。
そこで今回は、スノーボードの時に腕時計を着けるメリット・デメリットと合わせて、どのように使い分けているかをご紹介していきます。
よかったら参考にしてみてください。
スノーボードの時に腕時計は必要か?
普段の生活では欠かせない人もいる腕時計は、ファッションの1部としても大切なアイテムですよね。
ただ、スノーボードをしている時の場合は、腕時計はほぼ見えていない状態です。
中にはウェアの外側に着けられる腕時計もありますが、一般的に着けるような、直接腕に着けるような時計の場合、ウェアの外側からは着けられないので、自然と素肌や薄いインナーの上から着ける事になります。
もちろん、ウェアを脱いだ時には見えるようになりますが、滑っている時には見えなくなってしまうので、スノーボードをしている時のファッションとは言えなくなります。
この辺りは初めにお伝えしておこうと思います。
メリット
まずはメリットからご紹介していきます。
スノーボード中に腕時計をしていると、以下のようなメリットがあります。
・時間がすぐに分かる
・スマホを出す必要が無い
・高性能な時計なら、滑走記録などを計測できる
やはり1番のメリットはいつでもすぐに時間が分かるという事ですね。
リフトに乗っている時や、ゴンドラ内でもすぐに確認できますし、ゲレンデ内のどこでも確認できるのが最大のメリットになります。
初心者の方にスノーボードを教える場合など、1つのコースを滑り終わるのに時間がかかってしまう場合には、すぐに時間が分かるので便利です。
また、袖をめくればすぐに時間を確認することが出来るので、スマホなどをわざわざ出す必要もなくなります。
ただ、「スマホで写真が撮りたい!」という場合には、このメリットはなくなります。
結局スマホを出すことになりますからね。
そして高性能な時計の場合、滑走している時の記録を残す事もできます。
ちなみに、このような時計です↓
滑っている時のスピード計測や、自分が滑った滑走距離などを計測できる他に、電話の着信や、メールやメッセージが届いたときに通知されるような機能があります。
更には、メールなどの返信は、ウォッチから音声によってテキスト入力できるので、いちいちスマートフォンを取り出す必要もなくなります。
このような高性能な時計でしたら、色々な楽しみ方が出来るのでメリットが出てきます。
デメリット
それでは次にデメリットを挙げていきたいと思います。
腕時計をしているデメリットは以下のような事です。
・転んで手をついた時に、手を怪我する可能性がある
・気温の寒さの影響で時計が壊れる可能性がある
・時計に雪がかぶってしまって壊れる可能性がある
どれも可能性の話ですが、それでもこれだけのデメリットがあります。
まず、転んで手を着いた時には、時計の大きさによっては手に当たってしまい、その影響で怪我をする可能性があります。
中には怪我をしづらいように少し小さめの時計もありますが、大きめの時計をしている場合にはどうしても当たりやすくなってしまうので注意が必要です。
また、スキー場は雪が降るぐらい寒い所ですし、場所によっては-10°以下になることもあります。
更には、雪の中に手を突っ込んでしまって、時計が濡れてしまう可能性もありますし、濡れたまま放置してしまうと凍ってしまう事も起こります。
もちろん、耐久性、防水性に優れた時計でしたら問題ありませんが、一般的な普通の時計の場合は壊れてしまう確率が高いです。
このようなデメリットもありますので、心配な方は時計をしない方が安心してスノーボードを楽しめます。
スキー場で時間を確認する方法
ゲレンデ内では、色々な所で時間を確認することができます。
例えば、以下のようなところです。
・リフト・ゴンドラの乗り場、降り場
・ゲレンデ内に時計が立っている
・ゲレンデ内のレストラン
高い確率で時間を確認する事が出来るのが、リフト・ゴンドラの乗り場、降り場になります。
実際に筆者も、ここで時間の確認をとっている事が多いです。
リフトやゴンドラには営業終了時間もありますので、ここで時間の確認がとりやすいです。
また、大きいスキー場の場合、ゲレンデの真ん中に時計が立っている所もあります。
実際にはそこまで多くのスキー場で見かけませんし、そこに時計があってもあまり見ませんが、場所によっては滑っている途中で確認とることもできます。
そして、ゲレンデ内のレストランでも時間を確認とることもできます。
こんな感じで、腕時計が無くても、時間の確認を取ろうと思えばすぐに分かりますし、言ってしまえばリフトに乗る時や降りた時に大体時間が分かります。
ですので、腕時計は必ず必要という訳ではありません。
個人的に着ける時と、着けない時の違い
筆者個人としましては、普通に滑る時には時計をしていません。
高性能な時計でしたら着けて滑ってみたいなと思いますが、そんなお金の余裕がないので、買えないというのが本音です。
ただ、初心者の方に教える場合には、コースを滑り終わるのにも時間がかかってしまいますし、そのような状況だと時間の確認が取れないので、腕時計をしています。
その時は、普段の生活でも着けているG-SHOCKです。
こんな感じで、その時の状況によって着けたり着けなかったりといった感じで滑っています。
お金に余裕があったら高性能時計が欲しいな~・・なんてことも思っていますが、この辺りはまだまだ先になりそうです。
まとめ
滑っている時に腕時計をするメリット、デメリットを色々と挙げてきましたが、最後にどのような方が腕時計をした方が良いのか、しない方が良いのか挙げておきたいと思います。
【腕時計をした方が良い方】
・すぐに時間を確認したい方
・コース1本を滑り終わるのに、時間がかかってしまう状況の方
・時間だけでなく、色々な記録を残したり、便利な機能を使いたい方
【腕時計をしない方が良い方】
・スノーボードにまだ慣れていない方
・耐久性、防水性に優れた時計を持っていない方
・時間を確認したいけど、他で時間が確認取れれば良い方
・壊れる、怪我など考えず、出来るだけ安心してスノーボードを楽しみたい方
このような感じに分かれます。
腕時計をすると、やはり気になってしまいますし、安心して滑れない方もいると思います。
そのような方の場合でしたら、腕時計はしないで、他の場所で時間の確認をとった方がスノーボードを楽しめます。
また、色々な機能を駆使して楽しむのもスノーボードの楽しみ方の1つだと思いますので、そのような楽しみ方をしたいと考えている場合でしたらスノーボードにも慣れている方だと思いますし、腕時計をした方が楽しめると思います。
一概に、スノーボード中の「腕時計は良い!」「腕時計はダメ!」と決めつける事なんてできませんし、この辺りは個人の考え方の違いになると思います。
ですので、結論的に「自分が楽しめる方」を選ぶ事が正解になると筆者は考えています。
腕時計は無くても十分スノーボードは楽しめますし、必ず必要という訳ではありませんので、もしも先ほどの【腕時計をしない方が良い方】に当てはまる場合は、腕時計は必要ありません。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。筆者の場合は、腕時計が無くても他で時間の確認が取れれば良い方なので、普通に滑る時には腕時計はしていません。
ただ、繰り返しになりますが、初心者の方と行く時など、教える目的の時には時間がかかってしまうので、そのような時には時計をしています。
もちろん、筆者の友達の中では腕時計を常に着けて滑っている人もいます。
ですので、やはり自分が楽しみやすい方を選ぶのが1番だと感じています。
もしもどちらにしようか悩んでいましたら、さきほどの表に当てはめてみて、自分がどちらなのかを選んでみてください。
この記事で、スノーボード中にする腕時計のメリット・デメリットについて、お役に立てればと思います。