スケートボードのトラックブランドは色々とありますが、その中でも格段に安いトラックブランド「BUILD(ビルド)」を実際に使ってみました!
筆者はスケートボード歴が10年以上になる30代の男性なのですが、トラックの買い換え時期になったので、このBUILDを実際に買って使ってみました。
値段がかなり安いブランドなので、正直な話し「大丈夫か?」といった心配はありました。
スケートボード用品に関わらず、やはり安い物というのは心配になりますからね。
ただ、このBUILDに関して言えばいらない心配でしたし、先に言ってしまえば、良い買い物が出来たと満足する事が出来るトラックでした。
そこで今回は、実際に使ったスケートボードのトラック「BUILD」について、色々とレビューしたいと思います。
筆者のように「このブランド大丈夫か?」と考えていたり、何のトラックにしようか悩んでいましたら、参考にしてみてください。
BUILD(ビルド)とは
「BUILD」とは、日本発のスケートボードのトラックブランドになります。
「SECOND SK8」というショップで販売しているブランドなのですが、値段が安くて品質が高い商品を販売しているブランドです。
BUILDを販売している「SECOND SK8」というショップは、基本的には「Yahoo!ショッピング」のみでの販売になっています。
※この記事を書いている現時点での情報※
「楽天」など、他のネットショップでも販売していますが、メインは「Yahoo!ショッピング」のみになります。
また、「ツイッター」や、「インスタグラム」でもフォロワー数が多く、使用した方の評判も高いブランドです。
BUILDに所属しているスケーターが上手い
BUILDにスポンサーされているスケーターさんたちがいるのですが、その方達がかなり上手い人ばかりなのです。
「インスタグラム」でも見る事が出来るのですが、このBUILDのトラックを使ってスケートボードをしています。
正直な話し、筆者自身も「こんな上手い人達が使っているなら大丈夫か」といった気持ちでBUILDのトラックを購入しました。
BUILD(ビルド)のトラックを買ってみました
トラックの買い換えの時に、実際にBUILDのトラックを買ってみました。
今回筆者が買ったトラックの詳細はこちらです。
・BUILD Hollow 7.75Hi
・軽量モデル
・重さ 約333g
・ハンガー幅 5.125
・税込み 2,998円
今回買ったトラックはBUILDの中でも「バランス型」と記載されている「HOLLOW」の、7.75インチの板にハマるサイズになります。
筆者は基本的に7.75インチの板を使っています。
届いた品物を実際に手に取ってみた感想が、「軽い!」と同時に、「耐久性は大丈夫か?」と思ったのが正直な感想です。
どれだけ軽くても、耐久性が無ければ意味がありませんからね。
ちなみに、実際に重さを測ってみたら、「334g」でした。
筆者が以前使っていたトラックは「INDEPENDENT(インデペンデント)」のトラックだったのですが、同じように重さを測ってみた所、「312g」でした。
トラックが削れてしまっているので新品だともう少し重さがあると思います。
ですので、BUILDのトラックと、筆者が使っていたトラックの新品時は、比較してもほぼ変わらないぐらいの重さの差でした。
今回買ったトラックは真ん中のキングピンが空洞になっているモデルなので、その分軽さを出している感じです。
この辺りは他の有名ブランドと同じですね。
ハンガーに使われている素材は、有名トラックブランドと同じ「A356-T6」というアルミ素材が使われているらしいので、耐久性も他のブランドを変わらないという事です。
正直、見た目だけでは分からない所なので、実際に使ってみてどうなのか判断したい所です。
BUILDのトラックを使ったのでレビュー
BUILDのトラックを実際に使ってスケートボードをやってみました。
率直な感想が、「何も問題が無く滑る事が出来る。」という感じです。
トラックを板に付けて持ち上げてみても軽かったですし、滑ってオーリーやキックフリップをしても何も問題ありませんでした。
プッシュした時の動きにも違和感なく滑る事が出来ましたし、トラックの高さも問題なく、普通通りに滑る事が出来ました。
プッシュとは、板に乗って片足で地面を蹴り、移動する事です。
トラックの中央に入っているブッシュゴムは、標準では「ミディアム」という硬さのゴムが入っています。
個人的には、送られてきた新品の状態では柔らか過ぎたのですが、少しキツメに締めればちょうど良い硬さになりました。
ですので、ブッシュゴムは違う物に変更しないで、そのまま使える硬さのゴムでした。
ちなみに、ブッシュゴムは硬さが違う物も販売しているらしいです。
ランプで使用してもトラックの動きに問題ありませんでしたし、コーピング(ランプの上部に付いている金属)で擦っても有名ブランドと変わらない滑りをしてくれました。
スケートボードパークのアイテム、オーリーなどの技、ランプのどこでも滑っても普段通りに滑る事が出来ましたし、個人的には使いやすいトラックです。
そして、大切な耐久性の確認。
実際にカーブBOXで使ってみても、有名ブランドと変わらない削り具合な感じがします。
「少しやっただけで、すごい削れた・・・」という事もなく、今まで使っていたトラックの削られ方と変わらないので、耐久性に関しても問題はありませんでした。
素材が他の有名ブランドと同じという事にも納得がいきます。
実際に使ってみても問題無く使う事が出来ましたし、耐久性にも問題が無いので、この品質でこの値段はかなりコスパが高いなと感じました。
そして何より、有名ブランドとほぼ同じ軽さなので、個人的には良い物を見つけたなといった感じです。
注文する時の注意点
BUILDを販売している「SECOND SK8」で注文する時には、いくつかの注意点があります。
それがこちらです。
・梱包方法が新聞紙などを使った簡単梱包
・スケートボードの組み立てサービスは無い
・土日祝日は発送していない
・滑りに影響がない傷、凹みは、良品扱い
このような所が注意点になります。
1回滑ってしまえばすぐに傷が付いてしまうスケートボード用品なので、少しぐらいの傷や凹みはあまり気にする必要ないと思います。
ただ、「絶対に傷が付いている物は嫌だ!」という場合には、他のショップで購入した方が良さそうです。
ちなみに、今回筆者が買ったトラックに傷は1つもありませんでした。
簡単な梱包や、組み立てしない事は、値段が安い分しょうがない事だと筆者は感じています。
まとめ
BUILDを取り扱っている「SECOND SK8」は、とにかく値段が安いので個人的には使えるなと感じました。
・お金がないけど、スケートボードを続けたい
・初めてだけど安くて品質が高い物が欲しい
・おもちゃのようなスケートボードは購入したくない
このような方には特に利用しやすいショップだと筆者は感じています。
もちろん他にも安いスケートボードショップはたくさんありますが、有名ブランドのトラックの場合だと中々手が出しづらいという事もありますからね。
筆者自身も、始めは「耐久性は大丈夫か?」なんて思いましたが、耐久性にも問題無く、実際に使っても何も問題が無かったので、個人的には満足いくトラックでした。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボードのトラックはなかなか買い換えるパーツではないので、やはり失敗はしたくありませんでした。
「値段が安い」=「悪い物」という印象を持つ筆者なので、買う時には結構勇気が必要だったのですが、実際に使って「これはありだな!」と感じる事が出来ました。
今後はこのBUILDのトラックを使い続けてスケートボードを楽しんでいきます!
この記事で、スケートボードのトラックブランド「BUILD」についてお役に立てればと思います。