フランス発のブランドDECATHLON(デカトロン)の「KIPSTA Essential 35L」を実際に買って使ってみました!35L容量で2,490円という、かなり格安な値段のこのリュック。
色々なメーカーからリュックは販売されていますが、この容量でこの値段はかなり驚き価格だなと感じました。
そこで、DECATHLON(デカトロン)の「KIPSTA(キプスタ) Essential 35L」のリュックを使った筆者が、色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
デカトロンKIPSTA Essential 35Lリュック(バックパック)をレビュー!
今回レビューするのはこちらです。
まず初めに、「KIPSTA Essential 35L」の詳細を載せておきます。
・容量:35L
・54cm×33cm×22cm
※公式サイト調べ
35Lという大きめなサイズで、格安値段のリュック「KIPSTA Essential 35L」。
これが届いた時に感じたのは、このクオリティーで2,490円ってすごい。
入る容量、使いやすさを色々考えてみても、かなり良い造りのリュックでした。
ただ、ネットでは分からなかった事なんかもあり、「ここはこうなのね・・・」なんて事もありました。
その辺りも全て含めながら、「KIPSTA Essential 35L」を色々とレビューしていきます。
外観
デカトロン「KIPSTA Essential 35L」の生地は、一般的なリュックと同じ素材で造られているリュックでした。
ポリエステルのキャンバス生地です。
色々なメーカーで使われている物と同じ素材でした。
リュックを持ち上げてみても、重量感は感じず、どちらかと言うと軽めのリュックになります。
背中の背面には少し厚めのパッドが入っていて、両脇はメッシュ生地になっていました。
実際に背負ってみると、クッション性も良い感じですし、メッシュなので背中が蒸れづらい感じに造られています。
背負うベルトにも、しっかりとしたパッドが入っています。
背中よりは少し薄めですが、それでも肩への負担がかからないぐらい、しっかりとしたパッドです。
また、このベルトにもメッシュ生地が使われているので、こちらも蒸れを軽減してくれるように造られていました。
リュックベルトには胸で留められるストラップが付いていて、ストラップも安っぽくない、ちゃんとした物が付いています。
そして、「これは気が利くな」と感じたのが、ベルトの長さを調整する所。
リュックベルトを調整した時には、どうしても余ったベルトがブラブラしてしまいますが、このリュックには「留めるゴム」がついていました。
それがこちらです。
このベルトの先端に付いているゴムを使うと、このような感じになります。
こんな感じで、ブラブラしていて邪魔に感じやすいベルトを、まとめておくことが出来ます。
意外と気になりやすい所なので、これは良いなと感じました。
そして、このリュックの両側には、ドリンクホルダーも付いています。
これは結構使うポケットですね。
また、ドリンクホルダーの上にはベルトが付いているのですが、これは荷物の量が少ない時に、リュックを絞る用のベルトです。
このリュックは横の「マチ(幅)」が広めなので、荷物量が少ない時はここを締めればスマートな状態にする事が出来ます。
値段が安いリュックなので、造りはどんな物かと色々触ってみましたが、造りが弱いという事もなく、全てのジッパーも普通どおり使えました。
リュックベルトの付け根を引っ張たり、中身の縫い目を見ても、しっかりした造りのリュックでした。
外見のデザインもスポーティーな感じで悪くないですし、背負いやすさなどの機能面もしっかりしているリュックだなと感じました。
中身
デカトロン「KIPSTA Essential 35L」の中身は、メイン収納が2つあるようなリュックに感じました。
まず、リュックを上部から見ると、3つの入口があるのが分かると思います。
このうち、「3」のポケットは小物用のポケットです。
小さい物や、すぐに取り出し物はここに入れておくと便利でした。
そして、「1」のリュック前面のポケットを開けてみると、かなり広い収納スペースになっていました。
ちなみに、公式サイトですと、ここにバスケットボールを入れている映像があるぐらい広いです。
バスケットボールが入るならと、スケボーやスノボで使うヘルメットを2個入れてみました。
しっかり入ってくれて、ジッパーもちゃんと閉まります。
入れると少し形が出てしまう状態ではありますが、中々の容量だなと感じました。
ちなみに、2Lペットボトルを入れてみた所、余裕で入ります。
このポケットのフタ側にも「ジッパー付ポケット」が付いています。
フタ側のポケットは小さめなので、紙類などの荷物、例えばチケットなどを入れておくには良さそうです。
次に、「2」のポケットになります。
このポケットを開けるとこんな感じです。
他のメーカーのリュックでいう「メインポケット」ですが、こちらも大きめの造りになっています。
試しに15.6インチのパソコンを入れてみた所、スッポリ入りました。
2Lペットボトルは2本入れる事が出来ました。
かなりの荷物を入れる事が出来るのですが、2点だけ注意点があります。
それがこちらです。
・「1」のポケットに大きい物を入れると、「2」のポケットが狭くなる
・「1」のポケットと、「2」のポケットの間にはパッドが無い
先ほど2つのヘルメットを入れましたが、その時に、「2」のポケットが狭くなってしまいました。
ですので、大きい荷物を入れる時には注意です。
そして、「1」と「2」の間にはパッドがありません。
硬い物などを入れて、隣のポケットに割りやすい物や、壊れやすい物を入れると、衝撃が直接きます。
この辺りは注意した方が良さそうです。
そして最後のポケットがリュック下にあるポケット。
ここは靴などを入れるスペースですが、意外と広めなので色々と使えそうなポケットでした。
今回は「ハイカットのスニーカー」を入れてみたのですが、キレイに収まってくれました。
そして、このような荷物の入れ方もしてみました。
・ヘルメット×2個
・ハイカットスニーカー
これを閉じるとこんな感じになります。
そして、これを背負った感じがこちらです。
かなりマチの幅があるので入れる事が出来ました。
このリュックは、メインが2つあるような感じなので荷物もたくさん入れられます。
公式サイトの「スポーツ用品と普段使いのアイテムを分けて収納」というのにも納得です。
出来れば小さいポケットがもう少し欲しいかなとは思いますが、それでもリュック上部のポケットがあるので使いやすさはあります。
ドリンクホルダーも2つあるので、2,490円のリュックとしては充分過ぎる機能だと感じました。
デカトロンKIPSTA Essential 35Lのサイズ感
デカトロン「KIPSTA Essential 35L」に、どれぐらいの荷物の量が入るのかを試してみました。
試したパターンがこちらです。
・スケートボードで使う物
・スノーボードで使う物
筆者はこの2種類の趣味があるので、この2パターンの荷物を入れてみました。
【スケートボードで使う物】
【この時に入れた物】
・ヘルメット
・スニーカー
・2Lペットボトル
・半袖Tシャツ×2枚
・タオル×2枚
・工具
・サングラスケース
これぐらいの量が入って、薄いTシャツやタオル、小物類でしたらまだ入る余裕があります。
【スノーボードで使う物】
【この時に入れた物】
・スノーボードウェアの上下
・インナーウェアの上下
・パーカー
・ゴーグルケース
・グローブ
・インナーグローブ
・ハーフフリースパンツ
・靴下
・ニット帽子
これぐらいの荷物を入れる事が出来ました。
この量がかなり限界でリュックもパンパンの状態なので、これ以上は入らないかなといった感じです。
この量を入れた状態でジッパーを閉じると、こんな感じになります。
隙間なく入れた状態になりますので、小物関係ですら入れるのが難しいぐらいパンパンです。
ただ、かさばりやすいスノーボードウェア上下を入れても、これぐらい入ってくれたので、かなりの量を入れる事が出来ます。
背負った時のサイズ感
デカトロン「KIPSTA Essential 35L」を背負った状態になります。
今回背負ったのは筆者になるのですが、筆者の体型はこんな感じです。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
この体型の筆者が背負った状態がこちらになります。
【荷物を入れている状態】
荷物を入れている状態で背負ってみた所、これぐらいのサイズ感になりました。
荷物が結構入っている状態ではありますが、リュックベルトのパッドが厚めなので、重量感はそこまで感じません。
また、背中に当たる背面にもパッドが入っているので、背負い心地としてはストレスが感じず、背負いやすかったです。
「デカトロンKIPSTA Essential 35Lレビュー」まとめ
デカトロンの「KIPSTA Essential 35L」を使って感じたのが、収納力もそうですが、背負いやすさや使いやすさも考えて造られているなと感じました。
そして何より、これで2,490円というのは、ありがたい価格だなとも感じました。
・多い荷物を収納できる
・軽量
・背負いやすい背面とリュックベルト
・使いやすいポケット
・造りがしっかりしている
・安っぽさを感じない
デザインも悪くなくて良いですし、このクオリティーでこの値段なので良いリュックだなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。このリュックを色々と触ったり使ったりしてみましたが、個人的には好きなリュックでした。
使いやすい要素がたくさんあるのに、値段が破格だからです。
公式サイトでは「スポーツ」のカテゴリーらしいですが、色々な分野で使いやすそうだなと感じました。