スノーボードは楽しい遊びですが、せっかくやるなら上達はしたいところですよね。
筆者はスノーボード歴が約20年で、冬のシーズンはリゾートバイトをしたり、スキー場周辺にアパートを借りて毎日滑る、いわば「山こもり」をしていた経験もあります。
そんな筆者ですが、やはりスノーボードの上達はしたかったので、上達するために意識していたことがあります。
とは言っても、筆者はプロでもなく、技術を誰かに教えるような資格もありません。
なんなら、SNSなどですごい技を投稿しているよう人のレベルも持っていません。
ただ、スノーボード歴が単純に長いわけではなく、今まで滑ってきた日数も長くて、やはり上達したいがために心がけていた事があります。
そのおかげで多少なりは上達する事もできました。
そこで今回は、スノーボードが上達するためにやっていたことを、このブログで書いていきたいと思います。
もしも「スノーボードが上手くならないな・・・」と悩んでいましたら参考にしてみてください。
スノーボードが上達するためにやっていたこと
ここでは、筆者がスノーボードの上達ためにやっていたことを書いていきます。
ちなみに、筆者はこんな人間です。
・スノーボード歴が約20年
・山でこもり経験あり
・プロやインストラクター、レベルが高い訳ではない
・飛びぬけて上手い訳でもない
こんな感じの人間です。
ですので、コツやアドバイスをできるような感じでもありませんし、このブログにHOW TO系のような事は書きません。
ここのブログで書いていくことは、筆者自身が上達するためにやっていた事を書いていきます。
ですので、もしもコツなどが知りたい場合でしたら、他の映像やユーチューブ、記事の方が役に立つと思います。
あくまでも筆者個人が意識していたことになります。
ただ、「プロではない一般人が、上達するためにどんな事をしていたのか」という部分でしたら、少しはお役に立てるかなと思って書いていきます。
また、「全然上達しないな・・・」「スノーボードが上手くならない」と悩んでいる場合でしたら、ここでご紹介する事を参考にしてみてください。
ボロ雑巾のようになるまで滑った
スノーボードの色々なコツなどがネットなどで出回っていますが、結局のところ滑った人が上達します。
ですので、とにかく滑りまくって、クタクタに疲れるまで滑っていました。
それこそ、滑り終わった後、ボロ雑巾のようにボロボロになるような感じです。
ときには、ターンをしている時に太ももが破裂しそうになるまで滑ったりもしていました。
そんな時は決まって、最後の方は3~4ターン切っただけで足が破裂しそうになって耐えられず、すごくゆっくり滑り降りてくるという感じでした。
滑り終わった後は「疲れたー!」とボロボロです。
もちろん、こんなことを毎回やっていたわけではありませんが、やはり「滑るぞ!」となった時はかなり疲れるまで滑っていました。
山にこもっていた時は筋肉も体力もつき、よほどの事をしなければ疲れのピークはきませんでしたが、それでもオープン時間からクローズ時間まで滑るなど普通でした。
やはり滑らなければ上達しませんし、コツなどを知った所で体の筋肉が無ければついていきませんからね。
また、山にこもっていない場合でも、休憩は少なく、足の限界まで滑っていたなんて事もしていました。
好きで楽しかったからできた事ですが、上達するためにもボロボロになるまで滑りこんでいました。
腰を落とす事を意識した
スノーボードをしている人なら誰でも腰を落として滑る事を意識するかと思いますが、筆者の場合は腰がなかなか落とせなかったので更に意識して滑っていました。
自分では落としているつもりでも、動画で撮ってみると全然腰が落ちていなかったのです。
腰が落ちていないという事は、足に力をいれづらく、ターンが出来ていなかったり、ボコボコしている斜面でうまく滑れなくて転びやすくもなります。
また、オーリーや飛ぶ事が出来なかったり、少しの凹凸で転んだりもします。
その事から、「腰が落ちていないからだ」と思いこむようにし、しっかり腰を落とす事に意識するようにしています。
ときには、「空気椅子」をしている状態になるまで腰を落とすように意識していたこともあります。
そこまで意識しないと、実際には腰を落とせてないからです。
腰を落とすと足の筋肉への負担も大きくて疲れやすいですが、それも上達するための筋トレと考えています。
ですので、上達するために腰は落とすように意識していました。
足の指も使って踏ん張る
ターンを切っている時に上半身の傾き、腰を落とす、体重移動にプラスして、足の指に力を入れる事で踏ん張りが効きやすくなります。
この「踏ん張り」をすることで、普段なら転びやすいボコボコ斜面でも耐えやすいです。
足の指を使うと「ふくろはぎ」の筋肉を使う事になるので、筋肉がついていない場合には疲れやすくなります。
ただ、それを意識して滑る事で筋肉もつきやすく、いずれはボコボコ斜面でスピードを出しても耐えやすくなるのです。
また、オーリーなどで弾く時にも、筋肉が付いた分、高さも出やすくなるので上達する道となります。
ですので、筆者はターンをする時に、足の指を使って踏ん張る事も意識しています。
トリックができない理由を自分なりに考える
スノーボードのトリックを練習している時に、どうしてもできない事が出てきます。
そのような時には、なぜできないのかを自分なりに考えていました。
例えばこのような感じです。
・上半身の使い方
・先行動作の入れ方
・飛んだ時の板の引き付け方
・筋肉不足
・そもそもレベル不足
このような感じで、色々と考え、どのようにすれば出来るのかを考えていました。
もちろん、映像や動画を見たりなんかもしましたが、ちょっとした参考ぐらいでしか筆者は見ていません。
正直、HOW TO系の動画や雑誌、レベルが高い人やプロの人の映像をバッチリ見た所で上達するとは考えていないからです。
レベルが高い人やプロの人は、それができるようになるまで段階を踏んでいるわけですし、筋肉の付き方も違います。
ましてや、「ここでこうすると出来る!」なんて言われても分からなかったからです。
そうなると、やはりそれを解決するには自分で考えるしかありません。
こんな理由から、上達するために自分で考えて何度も試行錯誤し、トリックを練習していました。
出来そうなことはチャレンジする
スノーボードには色々な遊び方があります。
例えば、以下のような感じです。
・キッカー(ジャンプ台)
・レール
・BOX
・グラトリ
・地形遊び
などなど
こんな感じで遊び方は色々とありますが、チャレンジしない事には上達はしません。
ですので、筆者は出来る範囲で、やったことが無い事を色々とチャレンジをしていました。
もちろん、転んだりして失敗する事は無限にありますが、意外とできてしまう事なんかありました。
そこから自信がついて、さらに新しいチャレンジも出来るので、自分の自信をつけるためにも、やれそうな範囲で色々と挑戦していました。
自分のレベルを過信しない
さきほど、色々な事にチャレンジするように意識していたと書きましたが、絶対にできない事はやりませんでした。
例え、上手な人が目の前で簡単にやっても、筆者が出来ないと感じた事は絶対にやりません。
パウダーでも、キッカーでも、レールやBOXでも、自分のレベルが追い付いていないなと感じたら、それは絶対に無理な事です。
スノーボードは楽しいですし色々な楽しみ方もできますが、言っても遊んでいるそこは大自然です。
また、人間が造ったジャンプ台やレールBOXだとしても、それは一般生活とはかけ離れた物です。
つまりは、スノーボードは意外と危険なのです。
もちろん、チャレンジをする事も意識していますが、それはできる範囲であって、常に危険がついているという意識もしています。
時にはトリックに失敗してケガをした事もありますが、それでも無理な事はしてきませんでした。
大ケガをしたらそのシーズンは終わり、上達どころじゃありませんからね。
ですので、チャレンジはあくまでも自分が出来る範囲で、決して自分のレベルは過信しないように意識しています。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。ハッキリ言って、筆者はとんでもなくレベルが高いという訳でもありません。
いっても、中級者ぐらいかなと感じています。
ただ、やはり上達はしたかったので、ここでご紹介してきた事を意識しつつ滑ったり練習をしてきました。
その結果、上達もできたと感じています。
もしも「なかなか上達しないな・・」と感じていましたら、ここでご紹介してきたことを意識してみてください。
その結果、スノーボードが上達してもらえたら幸いです。
この記事で、スノーボードが上手くならない、上達しないという方の、お役に立てればと思います。