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スノーボードブーツの直し方!ソールとつま先が剥がれた時の修理方法を紹介します!

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スノーボードのブーツが壊れてしまいました。壊れ方は、ブーツの底にあたるソールが剥がれてきたという状態です。何年も使用したので、さすがに寿命がきたという感じでしょうか。

ブーツが壊れてきてしまったのはしょうがない事ですが、問題なのは壊れた時期。

この記事を書いているのは2月の下旬という事もあって、「今から新しい物に買い替えるのもな・・・」といった感じでした。

この時期だと売っている物も少ないですし、自分に合うサイズも減ってきている時期ですからね。

せめて今シーズンは頑張ってほしいという事で、自分でスノーボードブーツを直してみました。

やってみた結果、結構うまくいったので、自分でも満足しています。

そこで、スノーボードブーツのソールが剥がれた時の修理方法をご紹介していきます。

良かったら参考にしてみてください。

スノーボードブーツの直し方を解説

今回筆者が修理したのは、スノーボードブーツのソールの剥がれになります。

少しずつ剥がれてきたのですが、最終的には隙間に雪が入ってきてしまって違和感が出てきました。

そして、隙間から入ってきた雪が溶けて、毎回ブーツ内が濡れてしまう状態になってしまったので修理を決断しました。

その結果、スノーボードブーツの修理は「大成功」。

隙間に雪が入る事もなくなり、違和感もなくなりました。

なんとか今シーズンは耐えてくれそうです。

そこで、筆者が修理で使った道具や、修理した手順を書いていきます。

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修理に使った道具

はじめに、スノーボードブーツの修理に使った道具をご紹介します。

今回使った物はこちらです。

・シューグー(修理用の接着剤)

・ビニールテープ

・割りばし

この3点を使いました。

接着剤として使った「シューグー」とは、スケートボード好きのスケーターならほぼ知っている修理道具になります。

スケートボードのオーリー(ジャンプ)などは、シューズをザラザラした板の面にこすりながら飛んだりします。

ですので、使えば使うほど穴が開きやすくて壊れやすいので、修理しながら使う人がたくさんいます。

その修理道具として、鉄板的に使われているのがシューグーです。

使われている成分は、以下のようになります。

・未加硫炭化水素樹脂
・合成ゴム
・テトラクロロエチレン

そして、使用できる素材がこちらです。

・ゴム
・天然皮革
・人口皮革
・布
・キャンバス
・木
・ガラス
・金属
・コンクリート
・プラスティックなど

※但し素材によって使用出来ないものもあります。

このような感じです。

筆者も10年以上この道具を使い続けており、スケートボードのシューズの修理にはかかせない道具になります。

ちなみに、使用している様子を別の記事でも書いているので、興味ありましたら読んでみてください。

【スケボー】シューグーの使い方!つま先の塗り方や重ね塗りの方法も紹介!スケートボードを続けていくのに欠かせないのがシューグーです。スケシューを直す事が出来るので、長持ちにもつながってきます。筆者は10年以上スケートボードをやり続けていますが、何十回とお世話になっています。そこで、シューグーの塗り方を説明していきます。...

筆者はこの道具を使いましたが、100均やホームセンターなどでも靴の修理道具は販売しています。

個人的には使い馴染みがありますし、使い続けてきたうえでの信頼性があるという理由でシューグーを使いました。

そして、シューグーを塗った後に伸ばすための「わりばし」と、接着した後に固定するための「ビニールテープ」になります。

この3つの道具を使ってスノーボードブーツを修理しました。

スノーボードブーツを直した手順

それではここから、スノーボードブーツのソール剥がれを修理した手順を解説していきます。

今回筆者のブーツは、中央辺りが剥がれてきている状態で、「つま先」と「かかと」はまだくっついている状態でした。

ただ、「つま先」も剥がれはじめている状態でしたので、そこも一緒に直すために手で剥がしました。

この状態なら、シューグーも塗りやすくなります。

そして、剥がした所にシューグーを出していきます。

その後、「わりばし」でまんべんなく塗り伸ばしていきます。

この時に、少しもり上がっている淵も忘れないように塗っていきます。

全体に塗り終わったら、次に接着です。

この時、「つま先」の部分がしっかりとくっついてくれませんでした。

手で押してみてもすぐに剥がれてきてしまう感じです。

そこで、この隙間を埋めるために、更にシューグーを足して、ビニールテープでガチガチに固定しました。

ソール、つま先がしっかりとくっつくように、テープを力強く引っ張りながら貼るようにしました。

引っ張りながら貼る事で、より強い力で固定する事が出来るので、隙間ができづらくなります。

この引っ張りながら貼れて、力強く固定できるように「ビニールテープ」を選びました。

全てのソール面を固定できるように、いたる所にテープを貼ります。

全て力強く引っ張りながら、テープを張っていきました。

ビニールテープでガチガチに固定した後は、乾くまで放置です。

筆者の場合は丸1日放置しておきました。

これでひとまず、1日目の修理の手順は終了です。

修理した翌日は「つま先」を更に補強

接着した翌日、ちゃんとくっついているかビニールテープを剥がしてみました。

その時の状態がこちらです。

しっかりとくっついていてくれて、手で引っ張ってみても剥がれませんでした。

そして、気になる「つま先」は、まだ微妙な感じでした。

くっついてはいましたが、少しだけ隙間が出来ている状態。

これでは雪が入ってきてしまうので、「つま先」は上から更に補強しました。

塗ったあとは、また「わりばし」で伸ばして、キレイに整えていきます。

隙間を埋めるように、やさしく伸ばしていきます。

隙間を埋めたら、また乾くまで放置します。

この時も1日放置しました。

その翌日、ブーツを手に取ってみると、しっかりと固定されていました。

「つま先」に関しても、しっかりと補強されている状態で雪が侵入できない感じです。

ここまでやれば隙間もなくなるので、雪が入って濡れる心配もありません。

これで修理は全て終了となります。

スキー場で使ってきました

スノーボードブーツを修理したあと、実際にスキー場で使ってきました。

使ってみた結果、剥がれるという事もなかったですし、使っていて違和感などもありませんでした。

また、剥がれた所に雪が侵入してくるという事もなくなったので満足しています。

【追記:その後、7回使いましたが何も問題はありません。】

普通どおり滑る事もできて大成功といった感じです。

もしもスノーボードブーツのソールが剥がれてしまったら是非試してみてください。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。スノーボードブーツの修理方法を解説してきました。

ソールが剥がれてしまうという事は、もう寿命がきているという事になりますが、とりあえず今シーズンは耐えてくれそうで良かったです。

新しい物を買うまでは、このブーツを使ってまだまだ滑りたいと思います!

この記事で、スノーボードブーツの修理方法で困っている方の、お役に立てればと思います。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!