スケートボードを続けていくのに欠かせないのがシューグーです。スケシュー(スケートボードシューズ)を直す事が出来ますし、補強にもなってくれるスケーターの強い味方です。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、今までに何十足とスケシューを履いてきましたが、全てのスケシューにシューグーを使ってきました。
シューグーを使う事で、スケシューが長持ちしてくるので節約にもなりますし、1つ買ってしまえば何回かは使えますからね。
そこで、今までシューグーを使い続けてきた筆者が、スケシューにシューグーを塗る時の使い方を、注意点などを含めながらご紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
スケシューにシューグーを塗る方法
今回使うのはこちらです。
スケシューにシューグーを塗る方法は、とても簡単で、慣れてしまえば5分程度で終わります。
誰でも簡単に塗る事が出来るので、サクッと塗って次のスケートボードに備えましょう!
シューグーを塗る手順は、次のような感じです。
・スケシューにシューグーを塗る
・シューグーをヘラの棒で整える
これだけになります。
シューグーを塗る時には少し注意点もあるので、その辺りも入れながら順番に説明していきます。
シューグーの塗り方
まずは、スケシューにシューグーを塗っていきます。
シューグーには、白、黒、自然(ナチュラル)という3色があるのですが、筆者は自然(ナチュラル)を使用しています。
それでは塗り方です。
【1・スケシューにシューグーを塗る】
まずは、穴が空きそうな所にシューグーを出します。
シューグーを塗る時には、直接スケシューに出しても、付属の棒に出しても、どちらでも問題はありません。
筆者の場合は、スケシューに直接出しています。
この時に出す量は、1~2cmぐらいで十分です。
出したシューグーは伸ばして整えていくので、これぐらいの量でもしっかりと直す事が出来ます。
出す量の目安はこんな感じです。
・ワンポイントの傷に塗りたい:1cm
・少し長めの傷に塗りたい:2cm
筆者の場合は、スケシューがすでに傷付いているので、ヤスリで傷を付けません。
付属で付いているヤスリは、スニーカーの面を粗くしてシューグーの塗りが良くなるようにする物です。
ただ、すでに傷がついているので、更に面を粗くする必要はないと考えています。
ですので、ヤスリを使わずに、そのままシューグーを塗っています。
そして、この時に注意点があります。
・シューグーを出し過ぎないように注意する
シューグーは硬めのゼリー状になっているのですが、勢いよく出してしまうと必要以上に出てきてしまいます。
シューグーは乾くと硬くなってしまうので、厚めに塗ってしまうとスケシューが硬くなってしまい、滑っている時に違和感が出てきます。
シューグーが厚くてガチガチに固まっていると、オーリーした時などにも気になりやすくなってしまいますので注意してください。
後、出し過ぎない方が節約にもなります。
【2・シューグーの整え方】
シューグーをスケシューに出したら、次は棒で整えていきます。
棒の先端辺りを使って伸ばしていく感じです。
この時に見た目をキレイにする為のポイントがあります。
・棒を水に濡らしてから整えていく
棒を濡らしてから整えていくと、シューグーがキレイに伸びてくれます。
なぜキレイになるのか筆者では分かりませんが、やってみると棒の動きも滑らかになって、塗りやすくもなります。
ですので、整える時には、棒を濡らしてやってみてください。
整えたら、後は乾くのを待つだけです。
シューグーが乾くのは説明書にも書いてあります。
・薄く塗った場合(約2~3mm):約12時間
・少し厚く塗った場合(約5~8mm):約24時間
筆者の場合は、滑り終わった後、家に帰ってきてから塗って、次の日の夜には使っています。
次の日の朝から滑りに行く場合には、塗らないようにしています。
シューグーをつま先に塗る方法
スケシューのつま先に、シューグーを塗る方法です。
フリップ系のトリックをやっていると、つま先も削れてきてしまいます。
そこから穴が空いてきてしまうので、削れてきてしまったら早めの対処が必要です。
つま先のシューグーの塗り方は、先ほどの横面と同じ方法で塗ります。
削れた所に合わせながら塗っていくのがポイントになります。
こちらも、棒を水に濡らしてからやると、キレイに整える事が出来ます。
塗り終わったら、乾くまで待てば完成です。
シューグーを重ね塗りする方法
シューグーを塗った後も、使い続けていると削れてきてしまいます。
そのような場合は、シューグーを重ね塗りしても問題ありません。
今回は少し早めですが、実際に重ね塗りをしていきます。
重ね塗りする場合でも、ヤスリを使わずに塗ってしまっても普通通り塗る事が出来ます。
この時も、シューグーの出し過ぎには注意してください。
始めに塗った時と同じで、シューグーをスケシューに塗り、濡れた棒で整えていきます。
整え終わったら、後は乾くのを待つだけです。
乾いたら、後は通常通りに使う事が出来ますし、重ね塗りをしたからと言って、剥がれづらいという事もありません。
新品のスケシューにもシューグーは塗るべきか?
シューグーを塗るタイミングとして、新品の状態でも塗るべきか?と疑問を持つ方いると思います。
これに関しては、筆者の場合、新品のスケシューにシューグーは塗っていません。
その理由がこちらです。
・慣らしていない新品は、生地が硬いから
・新しい状態も楽しみたいから
新品のスニーカーの場合、まだ生地が馴染んでいないので、履いた時に硬く感じてしまいます。
この状態でシューグーを塗ってしまうと、更に硬さが出てしまう上に、シューグーを塗った生地が馴染みづらくなる気がします。
筆者の場合、新品のスケシューは硬くて苦手なので、始めは普段履きとして慣らしています。
慣らした後にスケシューとして使うのですが、それでもまだ硬さを感じる事があります。
この状態でシューグーを塗ってしまうと、更に硬さを感じやすくなってしまうので塗りません。
また、やはり新品の状態というのも楽しみたいというのも理由の1つです。
中には新品の状態でシューグーを塗る人もいると思いますが、それに関しては否定はしません。
ハッキリ言って、これに関したら人それぞれ感じ方、考え方があるからです。
ですので、新品でシューグーを塗ろうか考えていましたら、1度塗った状態で使ってみて、もしも合わなかったら次から止めれば良いと考えています。
もちろん、新品の状態で塗った方が長持ちもしますし、もしかしたら違和感なく使えるかもしれませんからね。
筆者の場合は新品では塗りませんが、1度塗って試してみるのもアリだと思います。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。シューグーを塗る事でスケシューは長持ちしてくれるので、必ず1つは持っておきたい所です。
スケシューは1度塗ってしまえば剥がれづらいですし、削れることに対しても強度が強いので安心して滑る事が出来ます。
シューグーの塗り方は、1度覚えてしまえばすぐに慣れますので、出来るだけ早めに直してスケートボードを楽しんでください!
この記事で、スケシューにシューグーを塗る方法について、お役に立てればと思います。