eb’s(エビス)のグローブ、HARUSAKI-MITTを実際に購入して使ってみました。
eb’sの中では定番モデルと言っても過言ではないグローブになります。
毎年色々なデザインの物が多く販売されていて、KEMONO CHAN(ケモノちゃん)という可愛らしいデザインも展開しているグローブです。
そんなHARUSAKI-MITTですが、デザインが良くても性能が悪くては話しになりません。
値段も安めですし、実際の所、寒くないのか気になる所でもあります。
筆者は以前スノーボードショップでゴーグルやグローブなどのアクセサリー担当のスタッフとして働いていた経歴があるのですが、HARUSAKI-MITTも気になる所でした。
そこで、実際に使ってみた、eb’s(エビス)のグローブHARUSAKI-MITTを色々と詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
eb’s(エビス)のHARUSAKI-MITT(ハルサキミット)をレビュー
・今回レビューするのはこちらです
スノーボードのアクセサリーブランドとして有名なeb’s(エビス)のHARUSAKI-MITT(ハルサキミット)。
毎年販売され続けているグローブで、比較的に値段が安めで手が出しやすいモデルになります。
そんなHARUSAKI-MITTを使ってみた感想を先に書くと、次のような所が良かったです。
・手を入れた時の手触りが良い
・保温性を感じる
・中身は5本指で握りやすい
・手首の素材に伸縮性がある
・脱着が簡単にできる
・デザインが豊富で自分好みを選べる
・分厚すぎないスタイルが良かった
・グローブリーシュが便利
このような所が良いなと感じました。
ただ、次のようなデメリットもあるなと感じます。
・極寒地で雪が降った日は寒そう
・付け外しのインナーグローブはない
・スマホ操作ができない
このようにも感じました。
そんな感じの、eb’s「HARUSAKI-MITT」について詳しく書いていきます。
HARUSAKI-MITTの外観
eb’s「HARUSAKI-MITT」の外観になります。
今回選んだのは、KEMONO CHAN(ケモノちゃん)ではなく、標準のHARUSAKI-MITTです。
グローブを触ってみると、分厚さはあまり感じないながらも、ペラペラに薄いという印象は全くありませんでした。
程よい厚さで、生地は柔らかめです。
柔らかめと言っても、フニャフニャな軟弱な感じは一切ありません。
グローブの入口には、伸縮性がある素材が使われていました。
マジックテープでしっかり閉めれば、雪の侵入も防げるような作りです。
転んだ時に雪が入りやすい所なので、この辺りも良いなと感じます。
手の平は滑り止め効果があるような素材が使われていて、こちらも柔らかい素材が使われていました。
物を持った時のグリップ力が期待できる感じですし、ビンディング操作もやりやすい感じです。
また、表面がすぐボロボロに削れるような感じもしません。
外観の最後は、グローブの入口に付いているグローブリーシュになります。
腕に通した後に絞れるようになっていたので、リフトなどでグローブを外す時にも安心できます。
細かい所ではありますが、このような所も良いなと感じました。
値段は安めではありますが、無駄に分厚かったり、ペラペラの薄い感じだったりする事もなく、しっかりと造られているなと感じました。
そして、手の平のグリップ力やグローブリーシュなど、使いやすさも考えられているなと感じます。
実際につけてみた
eb’sのHARUSAKI-MITTを実際につけてみました。
手を入れた後に、手首のマジックテープを付けば良いだけなので脱着は簡単です。
そして、外観はミトンですが、中身が5本指に分かれているので指の動かしやすさがありました。
それぞれの指がちゃんと包まれている感じがあり、保温性もあったので、この辺りは良いなと感じます。
グローブの中身は、柔らかくて手触りが良い素材が使用されていました。
保温性も期待できるような感じで、ペラペラに薄いという感じは一切なかったです。
薄さも感じませんでしたが、分厚いゴワつき感もなかったので、握りやすさはありました。
そして、このグローブを付けて思ったのが、グローブのスマート感が良いなと感じました。
スノーボードのグローブの場合、グローブが分厚くなりがちで、手が大きく見えてしまうというのもあります。
HARUSAKI-MITTの場合はグローブ自体が分厚すぎないので、手が大きくならず、ウェアを着てみるとスマートな感じがしました。
保温性を確保しながら、分厚すぎないスタイルを保てるのは良かったです。
実際に付けてみて、手触りが良い中身で保温性を感じますし、中が5本指で動かしやすいので使いやすいなと感じました。
そして、分厚すぎないスタイルもこのグローブの良い所だなと感じます。
スマホ対応はしていない
HARUSAKI-MITTはスマホ対応していませんでした。
実際にスマホを操作してみたところ、いっさい反応しなかったです。
ですので、スマホを操作したい時にはグローブを取る必要があります。
ちなみに、公式サイトの説明欄にも、スマホ対応できるとは記載されていません。
付け外しのインナーは付いていない
HARUSAKI-MITTには、インナーグローブは付属していません。
もしもインナーグローブを付けたい場合には、別売りで購入する必要があります。
eb’sグローブのサイズ感
eb’s「HARUSAKI-MITT」ミトングローブのサイズ感になります。
今回筆者が使ったのは「Mサイズ」です。
筆者の手の大きさはグローブや、スノーボード以外の手袋などを着ける時には、基本的にS~Mサイズの物を使用しているサイズ感です。
ちなみに、手の大きさを測ると、次のような感じです。
・手長:18cm
(中指から手首まで計測)
・手囲い:21cm
(手のひら1周を計測)
eb’sは日本発の国産ブランドになりますので、サイズ展開も日本人を基準としています。
そんなeb’sのHARUSAKI-MITTのサイズを選んだ時、「Sサイズ」では小さ過ぎたので却下。
そして、「Lサイズ」を試着した時には、付け外しできるインナーを付ければちょうど良いかもというサイズ感。
筆者の手のサイズの場合は「Mサイズ」がピッタリでした。
ピッタリと言っても、手を入れてキツイという感じは一切ありません。
ただ、中にインナーグローブを入れるとすれば、「Lサイズ」を選んでいるなという感じです。
今回はインナーを入れることは考えていないので、Mサイズを選びました。
1月のスキー場で使ってきました
HARUSAKI-MITTを、1月のスキー場で使ってきました。
使ったのはGALAスキー場になります。
そして、使った日のスキー場は次のような状況でした。
・天気:曇り 時々 雪
・最高気温:-3度
ちなみに、インナーグローブは使っていない状態です。
このような状況で使ってみたところ、手に寒さを感じる事はなかったです。
もちろん、寒さで手が痛いなんて事は一切ありません。
グローブ内で指が包まれている感じもあるので、保温性は良いなと感じました。
ただ、今回は-3度の気温でしたが、-10度ぐらいの気温の場合でしたら寒さを感じる薄さかなと感じます。
これ以上の寒さの場合でしたらインナーグローブを入れたり、違うグローブにしたりした方が良さそうだなと感じました。
とはいっても、-3度で曇り時々雪のような状況の中、インナーを入れなくても快適だったので、保温性は良いなと感じます。
そして、中が濡れてくるという事はなかったので、放水性もしっかりとしていました。
eb’s「HARUSAKI-MITT」レビューのまとめ
eb’sのグローブ、HARUSAKI-MITTを使ってみて感じたのが、程よい厚さでありながら保温性もしっかりしているグローブだなと感じました。
分厚すぎず、薄すぎず、ちょうど良いスマート感で、スノーボードのファッションとしても使いやすいです。
また、中身が5本指でグリップ力が考えられていたり、落とさないようにグローブリーシュが付いていたりと使いやすさもあるのが良かったです。
ただ、付け外しができるインナーはありませんし、極寒地で耐えられる程の厚さは無いので、寒過ぎる地域で雪が降った場合は寒く感じそうです。
とはいっても、インナーを入れれば保温性も上がるので、その辺りは調整もできるかなとも感じます。
見た目のデザイン的にもシンプルな物から面白い物まであるので自分好みが選びやすいですし、値段を考えたら良いグローブだなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。eb’sのHARUSAKI-MITTは、デザイン重視のグローブかなと思っていましたが、保温性や使いやすさも考えられているグローブだなと感じました。
性能が良くなければ定番グローブと言われませんからね。
他にはない面白味もありますし、値段以上のクオリティーだなと感じます。