BURTON(バートン)のリュック、「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト 2.0)」を実際に買って使ってみました。スノーボード、アウトドアブランドとして有名なBURTONですが、その中でも普段使いしやすいモデルの「PROSPECT 2.0 20L Backpack」。
実際に使ってみると、さすがはスノーボード、アウトドアブランドだなと、背負いやすさや使いやすさを感じる事が出来ました。
また、背負っている時の軽さも良かったですし、定価が1万円以下なのでコスパの高さも感じます。
そこで、今までいくつものリュックを使ってきた事がある筆者が、BURTONの「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト2.0)」についてレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
BURTON(バートン)の「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト2.0) 」をレビュー!
今回レビューするのはこちらになります。
はじめに、「プロスペクト 2.0 20L バックパック」の詳細を載せておきたいと思います。
スクエア型に似たシルエットで、シンプルなデザインの「プロスペクト 2.0 20L バックパック」。
スノーボード、アウトドアブランドながらの背負いやすさを感じる事が出来ましたし、「500g」という軽量感も感じる事が出来ました。
20L容量のリュックですが、荷物が入る量も意外と多かったので、普段使いとして使いやすかったです。
そんなBURTON「プロスペクト2.0 20L バックパック」を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【プロスペクト2.0 20Lの良かった所】
・色々な所で使えるシンプルなデザイン
・軽くて背負いやすい
・ショルダーベルトのクッション性
・撥水性がある生地
・上部からアクセスしやすいポケット
・PCスリーブに15.6インチ収納可能
・メインルームが整理して収納できる
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【プロスペクト2.0 20Lのデメリット】
・小分けポケットがない
・荷物を入れないと自立しない
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのプロスペクト2.0 20L バックパックについて、次の順番でレビューしていきます。
【BURTON「プロスペクト2.0 20L バックパック」レビューの内容】
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それでは順番に、BURTON「プロスペクト2.0 20L バックパック」」について詳しくレビューを書いていきます。
外観
「PROSPECT 2.0 20L Backpack」の生地を触ってみると、耐久性に強そうなポリエステル生地が使われていました。
少し柔らかめの生地感になりますが、フニャフニャといった感じではなく、安っぽさは感じない生地感でした。
リュックの上部には手持ちが出来るベルトが付いています。
ここのベルトは、他のブランドなどでも使用されている物と同じような感じでした。
パッドは入っていないベルトになります。
両サイドには、少し伸縮性があるメッシュ生地のポケットが付いています。
ここのポケットの入口の裏側には「ゴム」が付いていて、入口には特に伸縮性があります。
500mlペットボトルや、折り畳み傘を入れておくにはちょうど良いポケットです。
ちなみに、ポケットにかかるように、リュックの「幅」を調整するベルトが通っています。
リュック内に荷物が入っていない時に「幅」を狭くできる調整ベルトになるのですが、ポケットにかかっているので、細い物を入れた時に絞る事も出来ました。
このポケットはメインルームのジッパーの邪魔にはならないように造られていました。
実際に開けてみた状態がこちらです。
ぶつからないように、ちゃんと設計されていました。
続いては、「PROSPECT 2.0(プロスペクト2.0) 」の背面になります。
背面の全面にはパッドが入っていて、両端以外には厚めのパッドが入っていました。
また、中央には折り目も入っているので、背負った時の違和感も解消してくれました。
折り目などがないと、背負った時にリュックが「平」の状態で背負いづらさがあるので、この辺は良かったです。
ショルダーベルトにも、厚めのパッドが入っています。
しっかりとしたパッドになっているので、重い荷物を入れても肩への負担を軽減してくれました。
また、ショルダーベルトの裏地には、「目」が細かい生地が使用されていました。
表面の生地より、かなり細かくて柔らかいので、肩が擦れる事を防いでくれます。
ショルダーベルトの中央には、「チェストストラップ」が付いていました。
片方のベルトにはゴムが使用されているので、胸の圧迫感も解消してくるように造られています。
このベルトのバックルには、小さめのバックルが使用されていました。
パーツが細い部分もあるので「割れないかな?」と少し心配になる感じもありますが、材質的にはしっかりとした物が使用されています。
外観の最後に、このショルダーベルトの先端は、輪っかのような「ループ」になっていました。
ここがループになっている事で、背負ったままでも長さの調整がしやすくなっています。
指を通して引っ張る事で「力」が入れやすいので、ベルトを短くしたい時には役立ちます。
デザイン的にはシンプルなスクエア型なので、色々なシーンで使いやすいリュックだなと感じます。
背面やショルダーベルトのパッドもしっかりとしていて背負いやすさもありますし、何より軽量な所がいいなと感じました。
プロスペクト 2.0 20Lの防水性
「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト2.0)」のメーカー、BURTONはスノーボードブランドになるので、このリュックの防水性も気になる所ではあります。
実際に生地を触ってみると、確かに少しぐらい濡れても大丈夫そうな生地感でした。
また、ジッパーにも水分を通しづらい「止水ジッパー」のような形状をしているので、少しぐらい濡れても大丈夫そうです。
とは言っても、完全防水の生地でもありませんし、濡れ続けたら染み込んできてしまうような生地になります。
また、「止水ジッパー」のような物は使われていますが、それでも長時間濡れてしまえば、中に染み込んできてしまいます。
これは、筆者が以前経験した事があります。
そして、リュックの表面についているジッパーは標準的なジッパーで、止水ジッパーではありません。
ですので、「PROSPECT 2.0 20L Backpack」は完全防水というリュックではありません。
少しぐらい雨や雪で濡れても大丈夫ですが、それでも濡れ続けると中に染み込んでしまうので注意してください。
中身(メインルーム)
それでは次に、「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト2.0)」のメインルームになります。
ダブルジッパーが使用されているサブルーム内は、耐久性が強いポリエステル生地が使用されていました。
ここにどれぐらい入るのか「2Lペットボトル」を入れてみた所、立てた状態で3本入ってくれました。
この状態で閉めてみても、ヨコに「マチ」があるので、ジッパーもスムーズにしまってくれました。
中身の背面には、パソコン収納スペースと、ポケットが付いています。
ここの2か所に、「15.6インチのノートパソコン」と「A4ファイル」を入れてみました。
パソコン収納スペースに15.6インチのノートパソコンを入れてみた所、スッポリと収まってくれました。
ここのスペースは「全面パッド入り」になっているので、安心して入れる事も出来ますし、横に「マチ」が付いているので入れやすかったです。
次に、手前のポケットですが、ここに15.6インチのノートパソコンを入れようとした所、これは入りませんでした。
さすがに大き過ぎるといったところでしょうか。
ただ、「A4ファイル」に関しては、ちょうど良いサイズ感で収まってくれます。
「マチ」が無いポケットになりますので、厚すぎる物ははいりませんが、ファイルぐらいでしたら入ってくれました。
ちなみに、パソコン収納スペースとポケットを一緒に使うとこんな感じになります。
両方ともスッポリ収まってくれたので、荷物を分けて収納しやすかったです。
そして、メインルームの最後は「フタ」に付いているポケットになります。
メッシュ生地のジッパー付ポケットで、中身にはキーフックも付いていました。
ここがどれぐらいの大きさなのか測ってみたところ、以下のようなサイズでした。
このサイズのポケットに「DVD」がはいるか試してみたのですが、深さの関係で入らなかったです。
「DVD」のサイズ感ですと入りませんでしたが、筆者が使っている財布とコンパクトカメラは入ってくれました。
大きい物は入りませんが、小物を入れておくにはちょうど良さそうです。
メインルームに使われている生地も耐久性が強そうですし、使いやすいサイズ感のパソコン収納スペースやポケットもある中身でした。
中身(サブルーム)
「PROSPECT 2.0 20L Backpack」には、リュックの上部と表面の2か所にサブルームがあります。
はじめにリュック上部のサブルームです。
シングルジッパーが使用されているサブルームを開けると、中身は「フリース素材」が内張りされていました。
深さは浅めなので、小物を入れておくにはちょうど良い感じでした。
ここに「サングラス」と「新品の除菌シート」を入れてみたところ、ピッタリなサイス感で収まってくれました。
「新品の除菌シート」の大きさは、「ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm」になります。
100均で売っているのと同じような物で、使っていないので中身が詰まっている状態です。
リュック上部に付いているサブルームになりますので、すぐに取り出し事も出来ますし、深すぎないので取り出しやすさもありました。
続いては、表面にあるサブルームになります。
ここのサブルームもシングルジッパーが使用されていました。
ここのサブルームの片面はナイロン生地張りになっていて、少し深さもあるサブルームになっています。
ここに以下のような物を入れてみました。
・DVD+DVDサイズのノート
・フェイスタオル+500mlペットボトル
・新品の除菌シート(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
ここのサブルームには「マチ」が無いので、厚さがあり過ぎると入らないのですが、これらの組み合わせでは入ってくれました。
上部のサブルームにはすぐに取り出したい物を入れておけますし、表面のサブルームもすぐにアクセスできるので、小物を入れておくにはピッタリなサブルームでした。
プロスペクト 2.0 20Lのサイズ感
「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト2.0)」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・15.6インチのノートパソコン
・A4ファイル
・厚手のパーカー
・半袖Tシャツ
・フェイスタオル
・サングラス
・除菌シート(新品)
・DVD
・DVDサイズのノート
・折り畳み傘(サイドポケット)
・500mlペットボトル(サイドポケット)
これだけの物が入りました。
20Lの容量ですが、リュックの横と底分の「マチ」も広めに造られているので、入る荷物の量が多い感じがしました。
スクエア型に似たデザインなので、荷物の出し入れもしやすかったです。
背負った時のサイズ感
「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト2.0)」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
このような体型の筆者が「PROSPECT 2.0 20L Backpack」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
バートン「プロスペクト 2.0 20L バックパック」レビューまとめ
バートンの「PROSPECT 2.0 20L Backpack(プロスペクト2.0)」を使って感じたのが、軽量な所、20Lにしては荷物が入る量が多い所が良いなと感じました。
また、シンプルなデザインなので、色々な所で使いやすいというのも、このリュックの良い所だなと感じます。
使いやすいポケットや、背負いやすさを考えられた背面、ショルダーベルトは、さすがスノーボード、アウトドアブランドだなといったところです。
定価も1万円以下なので、デザイン、性能を考えたら良いリュックだなと感じました。
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最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。バートンのリュックは他にも使った事がありますが、「PROSPECT 2.0 20L Backpack」は通勤や通学等の普段使いとしては使いやすいリュックだなと感じました。
20Lながら15.6インチのノートパソコンも入ってくれますし、少しコンパクトに見えながら、入れられる荷物量が多いので使いやすいです。
軽量で背負いやすさもあるので、良いリュックだなと感じました。