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ノースフェイスのホットショット クラシックをレビュー。リュックの大きさや使い心地など!

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ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)のリュック、「ホットショット クラシック(HOT SHOT CL)」を実際に買って使ってみました。ノースフェイスのリュックの中でも定番のモデルですね。

普段使いとして使っている人も少なくはないこのリュックですが、使ってみるとその良さを感じる事が出来ました。

そこで、今までいくつものバッグやリュックを使ってきた筆者が、THE NORTH FACEの「ホットショット クラシック(HOT SHOT CL)」について色々とレビューしていきます。

良かったら参考にしてみてください。

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ノースフェイス(THE NORTH FACE)の「ホットショット クラシック (HOT SHOT CL)」をレビュー!

今回レビューするのはこちらです。

はじめに、「ホットショット クラシック」の詳細を載せておきたいと思います。

・容量:26L

・サイズ:(H×W×D)51×33×20cm

・重量:1135g

・型番:NM72006

THE NORTH FACE 公式サイト調べ

ザ・ノースフェイスのリュックの中で定番のモデル「ホットショット クラシック(HOT SHOT CL)」

長年販売され続けている歴史があるリュックですが、実際に使ってみると、デザインも使い心地も文句を付ける所が少なかったです。

重さ的には軽量とはいえませんが、それをカバーする背面やショルダーベルトの良さはさすがだなと感じました。

そんなノースフェイス「ホットショット クラシック」を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。

【ホットショット クラシックの良かった所】

・シーンを問わず使いやすいデザイン

・背面、ショルダーベルトのクッション性

・雨が入りづらいジッパープラップ

・ウェストベルトを収納できる

・マチがあるPCスリーブ

・広いサブルーム

・小分け収納できるポケット

・上部からアクセスしやすいポケット

このような所が良いなと感じました。

とはいえ、次のよう所がデメリットかなとも感じます。

【ホットショット クラシックのデメリット】

・PCスリーブに15.6インチが入らない

・手持ちすると少し重め

・荷物を入れないと自立しない

実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。

そんな感じのホットショット クラシックについて、次の順番でレビューしていきます。

それでは順番に、ホットショット クラシックについて色々と詳しくレビューを書いていきます。

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外観

「ホットショット クラシック」の表面の生地は、密度が高いナイロン生地が使用されていて、柔らか過ぎないしっかりとした生地で造られていました。

生地感に関してはリュックの「カラー」によって変わるとの事なので、色によって生地感の違いは出てきます。

底部の生地は、更に強度が強い生地が使われていました。

床などにも安心して置く事が出来ますし、生地感的には文句のつけどころがありません。

リュックの上部には、パッド無しの手持ちベルトが付いていました。

その裏面には、「給水ホース」を取り出せる「穴」が開いています。

リュックを上部から見てみると、各ジッパーが「カバー」のように隠れています。

この形状をする事によって、ジッパーの隙間から雨が侵入しないようになっています。

また、ジッパーは大きめの物が使用されていたので、開けやすいようになっていました。

リュックの両脇には、リュックの幅を調整する事が出来る、「調整ベルト」が付いていました。

荷物が入っていない時に、リュックの幅を無くすことが出来るベルトなのですが、ジッパーとは交差する造りになっています。

調整ベルトにはバックルが付いているので、ジッパーを開ける時に外す事も出来ますが、中身を開ける為に1アクション必要になってしまいます。

調整ベルトを伸ばしている状態であればジッパーを開ける事は出来ますが、リュック手前に付いている「サブルーム」を全開にする時には、外す必要があります。

この辺りはしょうがない所かなと感じました。

そして、リュックの両脇には伸縮性があるメッシュ生地のポケットが付いています。

ペットボトルや折り畳み傘を入れておくのに便利なポケットです。

メッシュポケットには、調整ベルトもかかっているので、細い物を入れた時でも絞って落ちないようにする事が出来ました。

リュックの下部には、光を反射させる「リフレクター」がループ状になっています。

これだけでも光を反射させてくれるので、車のライトなどを反射させて夜の安全性を確保できそうですが、ライトを付けて更に安全性を高める事も出来ます。

続いては、「ホットショット クラシック」の背面になります。

リュックの背面の全体には、少し硬めの「芯」のような物が入っていました。

硬めとは言いましたが、ガチガチに硬い物ではなくて柔軟性がある「プラスチックの下敷き」のような物です。

この「芯」は、リュック背面に付いているパッドの裏側に入っているので、背中には直接あたりません。

「芯」が入っている事で、型崩れ防止による荷物の入れやすさや、背負いやすさの向上につながっています。

背面には、メッシュ生地で柔らかめのクッション性が良いパッドが付いていました。

手の指で押しただけでも柔らかさを感じます。

また、中央との高低差が造られています。

この差がある事で、風の通りを良くしてくれて、背中の蒸れを防いでくれるように造られていました。

ショルダーベルトも同じで、パッド入りのメッシュ生地が使用されています。

背面と比べると少し薄めではありますが、重い荷物を入れても肩への負担を軽減してくれます。

また、ショルダーベルトの表面を見ると中身の形状が見えるのですが、クッション性が良く、柔らかめのパッドが入っていました。

新品の状態からでも柔らかかったです。

実際に背負ってみても、クッション性がとても良くて、背負い心地も良かったです。

さすがはノースフェイスだなと感じました。

ショルダーベルトの表面には、スマホホルダーなどのアクセサリーをぶら下げられる「ループ」と、「チェストストラップ」が付いています。

「ループ」は、少し厚めのしっかりとした生地の物が使用されていました。

「チェストストラップ」の1部分には、ゴムが使用されているので、使っている時の圧迫感も解消してくれるようになっています。

また、位置も調整できるようになっているので、自分好みに調整する事が出来ます。

バックルの素材はしっかりとした材質の物が使用されていて、特に細い部分というのはなかったので、耐久性も強そうです。

また、バックルは息を拭くと鳴る「笛」にもなっていました。

この「笛」はアウトドアブランドのリュックには付いている率が多いです。

ちなみに、「チェストストラップ」は取り外しが出来ません。

ショルダーベルトの先端は「ループ」状になっていました。

ここが「ループ」になっていることで、背負ったままでもベルトの調整がしやすくなります。

背負ったまま「ループ」に指を引っ掛ければ、「力」が入れやすくなるので簡単に短くする事が出来ます。

外観の最後は、「ウェストベルト(腰ベルト)」になります。

ウェストベルトのバックルは、チェストベルトと比べると少し大きめの物が付いていました。

材質はさきほど同じで、しっかりとした材質の物で造られています。

また、両脇には薄めのパッドが入ったメッシュ生地が付いています。

実際に使ってみると、ベルトを閉めた時のフィット感が良かったです。

ウェストベルトは取り外す事が出来ませんが、収納しておく事は出来ます。

ウェストベルトの収納方法は簡単で、ベルト付け根にあるポケットに収納するだけです。

使わない時にはブラブラと邪魔に感じやすいですが、収納しておけばそのストレスも解消してくれます。

アウトドア風なデザインのリュックですが、普段使いもしやすいデザインなので、色々な所で使いやすいなと感じました。

サブルームを全開にする時には、調整ベルトを開ける1アクションが必要ですが、その辺りは諦めています。

それでも生地感的にはしっかりとしていますし、ポケットへのアクセスもしやすい外観なので使いやすいリュックでした。

「ホットショット クラシック」の防水性は?

「ホットショット クラシック」の防水性は、あまり期待はしない方が良いかなと感じました。

生地的にはしっかりとしているので、多少の雨でも染み込む事は無いです。

また、ジッパーにも「カバー」が付いているので、簡単には水分が侵入しないようになっています。

ただ、いくら生地がしっかりとしているとはいえ、完全防水の生地ではありませんし、濡れ続ければ染み込んでしまいます。

そして、ジッパーも標準のジッパーなので、やはり水分を完全に防ぐのは難しいです。

少しぐらいの雨で濡れる分には平気ですが、ドシャ降りの雨だったり、ずぶ濡れになったりしたら、中身まで濡れてしまいます。

ですので、「防水性」はあまり期待しない方が良さそうです。

中身(メインルーム)

それでは次に、「ホットショット クラシック」中身のメインルームになります。

ダブルジッパーが使用されているメインルームを開けると、3種類の生地が使用されていました。

どれもしっかりとした生地感の物で、2つのポケットに使用されているのは伸縮性がある「ウレタン」のような生地です。

少し厚さがある生地で、物を入れた時にもしっかりと固定してくれます。

中身までしっかりと造りこまれていたので、さすがだなと感じました。

メインルームの底を覗くと、広めの「マチ」が造られています。

ここに2Lのペットボトルがどれぐらい入るのか試してみた所、ギリギリな感じですが3本は入ってくれました。

リュック横の「マチ」もあるので、ジッパーはスムーズに閉まってくれました。

背面の上部には、「給水ボトル」をぶら下げるベルトと、「給水ホース」を通す穴が空いています。

背面には、さきほどのポケットが付いています。

ここのポケットの底面には、少し厚めのパッドが入っているので、パソコンやタブレットも安心して入れる事が出来ます。

ここのポケットに、どれぐらいの大きさの物が入るのかを、「15.6インチのノートパソコン」と「A4ファイル」で試してみました。

まずは、「15.6インチのノートパソコン」を入れていました。

実際に試してみたら、パソコンが大き過ぎて入らなかったです。

さすがに大き過ぎたという感じです。

ただ、メインルームには「15.6インチのノートパソコン」を収納する事が出来きました。

次に「A4ファイル」を入れてみた所、こちらは背面ポケットに収まってくれました。

入れた「A4ファイル」のサイズは、タテ31cm、ヨコ23.5cm、高さ2cmの、一般的な物になります。

かなりしっかりと固定される感じなので、入れる時には少しキツさを感じましたが、ちょうど良いサイズ感で収まってくれます。

ここのポケットは、少しですが「マチ」があるので、厚みがある物でも入れやすくなっています。

次に、2段目のポケットに入れてみた所、こちらには入れる事ができませんでした。

ちなみに、ここのポケットには「マチ」はありません。

ここのポケットがどれぐらいなのか測ってみた所、以下のようなサイズでした。

【横幅:22cm】
【深さ:24.5cm】

このようなサイズです。

そこで試しに、厚さがほぼ無い「A4クリアファイル」1枚を入れてみました。

「A4クリアファイル」のサイズは、タテ31cm、ヨコ22cmで、こちらも一般的な物になります。

このサイズでしたら、ちょうどピッタリ収まってくれました。

15.6インチのノートパソコン入れる場合でしたらポケットは使う事が出来ないので、A4ファイルぐらいのパソコンやタブレットにしておいた方が良さそうです。

ただ、メインルームでしたら、このサイズのノートパソコンを入れる事が出来ます。

背面ポケットに伸縮性があるしっかりとした生地が使われていたり、メインルームも収納しやすいようになっているので、中身までしっかり造りこんでいるなと感じました。

中身(サブルーム)

「ホットショット クラシック」には、表面に1つのサブルームが造られています。

ダブルジッパーが使用されているサブルームは、ガバッと大きく開けることが出来るサブルームになっています。

サブルームの底部には、少しですが「マチ」もあります。

ここに500mlペットボトルを入れて見た所、横の状態でも収まってくれました。

リュックの底面からみると、「マチ」の分だけ少し立体的になっているのが分かります。

ここに、「A4ファイル」を入れてみた所、ギリギリで収まってくれました。

ただ、ジッパーを閉めると、A4ファイルの「角」が出ている状態です。

写真では分かりづらいかもしれませんが、触るとすぐに「角」の感覚が分かります。

そこで、「A4クリアファイル」を1枚入れてみた所、こちらはスッポリと収まってくれました。

サイズ感的には、ちょうど良い感じで収まってくれました。

そして次に、小分けに出来るポケットです。

大、中、小、と色々な大きさのポケットがあります。

1番広めは、上部から入れられる、マジックテープが使用されているポケットです。

ここのサイズを測ってみた所、このようなサイズでした。

【横幅:23.5cm】
【深さ:19.5cm】

ここに、このような物を入れてみました。

・DVD+DVDサイズのノート

・新品の除菌シート(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)

新品の除菌シートは100均で売っている物で、まだ使っていないので中身が詰まっている状態です。

これを入れた時の感じがこちらになります。

【DVD+DVDサイズのノート】
【新品の除菌シート(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)】

ここのポケットには「マチ」はありませんが、それでもこれらの物は入ってくれました。

そして、次に大きいジッパー付きのポケットです。

ここのポケットには、「キーフック」も付いていました。

こちらも実際にサイズを測ってみました。

ちなみに、ポケットのサイズを測ったのは、ここまでになります。

【横幅:22cm】
【深さ:17cm】

これぐらいのサイズになります。

こちらにも、さきほどと同じ物を入れてみた所、どちらも収まってくれました。

【DVD+DVDサイズのノート】
【新品の除菌シート(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)】

ただ、さきほどと同じで「マチ」が無いポケットになりますので、あまり厚すぎる物を入れると、ポケット自体が膨らんでしまいます。

また、この他にも整理をしておける小分けポケットがいくつも付いているので、中身をゴチャゴチャにしないで済みますし、そのおかげで荷物を取り出しやすいです。

ちなみに、中央にある、「青緑色のモバイルバッテリー」を入れたポケットには、かなり薄めですがパッドが入っていました。

この時に入れたモバイルバッテリーのサイズは、タテ13.5cm、ヨコ7cm、高さ1cmになります。

ここのサブルームは、リュックの上部からのアクセスも良くて、小分けポケット内の荷物も取り出しやすいようになっています。

ですので、すぐに取り出したい物を入れておくと便利でした。

サブルーム自体がガバッと開いてくれるので荷物も入れやすいですし、すぐに取り出す事も出来るので、使いやすいサブルームでした。

「ホットショット クラシック」のサイズ感

「ホットショット クラシック」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。

荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。

入れてみた荷物がこちらになります。

【この時に入れた物】

・15.6インチのノートパソコン

・A4ファイル

・厚手のパーカー

・デニムパンツ(ジーンズ)

・半袖Tシャツ×2枚

・フェイスタオル×2枚

・除菌シート(新品)

・DVD

・DVDサイズのノート

・折り畳み傘(サイドポケット)

・500mlペットボトル(サイドポケット)

これだけの物が入りました。

この量を入れると結構パンパンな状態なので、この他に大きい物を入れるのは難しい状態です。

ただ、小物類やアクセサリー類でしたら、まだ入れられる状態でした。

背負った時のサイズ感

「ホットショット クラシック」を実際に背負っている状態になります。

これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。

【筆者の体型】

・身長:約170cm

・体重:約60kg

このような体型の筆者が「ホットショット クラシック」を実際に背負っている状態がこちらです。

【横からの状態】

【後ろからの状態】

筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。

ぜひ参考にしてください。

「ホットショット クラシック」は重いのか?

ノースフェイス「ホットショット クラシック」の重量は、公式サイトですと「1135g」と記載されています。

この重量は他のリュックと比べると、決して軽いとは言えない重さです。

実際に手で持ってみると、軽量と言われている600gのリュックや800gのリュックよりかは重さを感じます。

とは言っても、ズッシリとした重さは感じませんし、持っていてもストレスを感じる程ではありません。

また、背面の構造や、ショルダーベルトの性能によって、肩への負担も軽減してくれていました。

確かに、600gや800gと比べると少しは重量感がありますが、それでも背負っている時に重いと感じた事は無かったです。

いっても、500gや300gの差なので、そこまで「重さ」は感じなかったです。

ノースフェイス「ホットショット クラシック」レビューのまとめ

「ホットショット クラシック」を実際に使ってみて、やはり人気の定番モデルはデザインも使いやすさも良いなと感じました。

表面の生地感も安っぽさは全くないうえに、内部までこだわって造られている所に良さを感じます。

背負い心地については、文句がありません。

パソコン収納スペースに入れられるサイズの問題や、サブルームを全開にするには調整ベルトを開ける必要があったりもしますが、それでも総合的にみたら良いリュックでした。

通勤や通学の普段使いとして使いやすいデザインですし、サイズ感としても使いやすいリュックでした。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。筆者はこれ以外にもノースフェイスの物を好んで使っていますが、やはりデザインは良い。

機能面ももちろん良いですが、このデザインは惹かれてしまいますね。

何年も販売され続けているだけあって流行りとしてだけではなく、良い物はいつまでもたっても良い物なんだなと感じさせられました。

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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!