ダカイン(DAKINE)のリュック(バックパック)、「CAMPUS M 25L(キャンパス)」を実際に買って使ってみました。サーフィンやスノースポーツ、スケートボードなど、アクションスポーツだけではなく、普段使い用のバッグブランドとしても有名なダカイン。
そんなダカインのリュックは、筆者自身も今まで何個か使った事がありますが、デザインも良いですし、バッグブランドながらの使いやすさも良かったです。
そして、生地や造りなどが良いのにも関わらず、値段が他のブランドより低めなのも良いところだなと感じていました。
そこで今回買ったのは、普段使いとして使いやすいデザインの「CAMPUS M 25L(キャンパス)」。
実際に使ってみると、やはりDAKINEらしい良いリュックだなと感じました。
そこで、今までいくつものバッグやリュックを使ってきた筆者が、ダカイン(DAKINE)の「CAMPUS M 25L(キャンパス)」を色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
ダカイン(DAKINE)の「CAMPUS M 25L(キャンパス)」をレビュー!
今回レビューするのはこちらです。
はじめに、「CAMPUS M 25L」の詳細を載せておきたいと思います。
1979年にハワイで創業したバッグブランド、ダカインの「CAMPUS M 25L」。
バッグブランドながらのしっかりとした造りと背負いやすさ、そして、使いやすいサブルームやポケットがあるモデルでした。
このモデルにはクーラーポケットも付いているので、シンプルですが面白いリュックだなと感じます。
重量を測ってみたら653gと軽量で、背負っている時の背負い心地も良かったです。
今回は、そんな「CAMPUS M 25L」について色々とレビューしていきます。
外観
「CAMPUS M 25L」の生地はポリエステル生地で造られていて、フニャフニャに柔らかすぎる事は無く、しっかりとした生地で造られています。
リュック上部には、手持ちの「ベルト」が付いていて、パッドは入っていないタイプでした。
また、雨などに当たりやすいジッパーには、水分が入りづらい「止水ジッパー」のような形状の物で造られていました。
多少の雨でしたら、中に侵入するのを防いでくれます。
両脇には、ポリエステル生地と、伸縮性があるメッシュ生地で造られたポケットがあります。
ここに「500mlペットボトル」と「折り畳み傘」を入れてみたところ、しっかりとフィットしてくれて、簡単には落ちなさそうでした。
底部分には、パッドが入っていました。
荷物を入れて床等に置いても、パッドが衝撃を吸収してくれますし、自立もしやすいようになっています。
ただ、入れる荷物の種類や、量によっては自立しない場合もありました。
続いては、「CAMPUS M 25L」の背面になります。
背面の全面には厚めのパッドが入っているので、背中への当たりも軽減してくれました。
また、ショルダーベルトは1本ずつ縫われているのではなく、1つの生地でまとめられて縫われています。
縫われている面積を増やす事で、雑に扱ってもほつれづらいようになっています。
これは、筆者が数年前に使っていたDAKINEのリュックにも使われていたのですが、耐久性は高かったです。
そして、ショルダーベルトにもパッドが入っています。
背面ほどの厚さはありませんが、しっかりとしたパッドで、肩への負担を軽減してくれました。
ここに使われている生地は、他の生地とは違って柔らかめの生地が使われているので、肩ズレを起こしづらいようになっています。
ショルダーベルトの表面には「チェストストラップ」が付いています。
上下に移動させる事が出来るので、自分に合った箇所で使えるようになっていました。
また、ベルトの1部分には「ゴム」が使われているので、使っている時の圧迫感も解消してくれます。
そして、バックルには細めのパーツが使われている所も無いので、耐久性も高そうです。
生地はしっかりとしているので安っぽさは全く感じず、見た目はシンプルなデザインなので、通勤や通学などの普段使いとしても、旅行としても使いやすいなと感じました。
「CAMPUS M 25L」の防水性は?
「CAMPUS M 25L」の生地は、しっかりとしたポリエステル生地が使われているので、多少の雨で濡れたとしても、すぐに染み込むような事はない生地で造られています。
また、ジッパーも「止水ジッパー」のような形状なので、簡単には雨が中に侵入する事は防いでくれます。
ただ、そうはいっても、完全防水の生地という訳ではないので、長い時間濡れ続けたり、ドシャ降りの雨に当たってしまったりしたら中まで染み込んでしまいます。
また、ジッパーの形状にしても、完全防水ではなく、こちらも濡れ続けてしまえば水分が侵入してきてしまいます。
これは、同じようなジッパーを使ったリュックを使っている時に筆者が経験した事です。
ですので、完全防水としては考えない方が良いリュックになります。
多少濡れても問題はありませんが、出来るだけ濡らさない方が良いです。
中身(メインルーム)
それでは次に、「CAMPUS M 25L」の中身(メインルーム)になります。
ダブルジッパーが使用されているメインルーム内の生地は、全面ポリエステル生地で造られていました。
メインルームの底には「マチ」が造られていて、手で触ってみるとパッドが入っているのが分かります。
ここに、2Lペットボトルがどれぐらい入るのかを試してみた所、ギリギリですが3本までは入ってくれました。
リュックの横と底に「マチ」があるので、ジッパーもスムーズに閉まってくれます。
メインルームの背面には、パソコンなどを入れられるポケットが付いています。
ここのポケットは、全面パッド入りになっていました。
ここに「15.6インチのノートパソコン」と「A4ファイル」を入れてみました。
初めに「15.6インチのノートパソコン」を入れてみた所、横幅は入りましたが、縦が長すぎて入りきりませんでした。
ただ、ポケットではなく、メインルーム自体に入れてみたところ、こちらはちょうど良いサイズ感で収まってくれます。
次に、「A4ファイル」を入れてみました。
「A4ファイル」のサイズは、タテ31cm、ヨコ23.5cm、高さ2cmの、一般的に使われている物と同じ物です。
こちらの場合は余裕で入ってくれます。
また、同じサイズのファイルを交互にして、2冊の「A4ファイル」が入るか試してみたところ、こちらも入ってくれました。
少しキツメではありましたが、無理にいれた感じも無く入ってくれました。
そして、「A4ファイル」をポケットにいれつつ、「15.6インチのノートパソコン」をメインルーム」に入れる事も出来ます。
こちらも余裕で入ってくれて、他の荷物もまだまだ入れられる感じです。
中身の生地もしっかりとしていますし、「マチ」もしっかりあるので、荷物は入れやすいようになっていました。
中身(サブルーム)
「CAMPUS M 25L」には、合計で4つのサブルームが付いています。
4つのうち、1つが「クーラーポケット」なのですが、これについては、次の目次【クーラーポケットが付いている】で書いていきます。
まずは、上部にあるサブルームです。
ダブルジッパーが使用されているここのサブルームには、小分けが出来るポケットも付いています。
生地はメインルームと同じ、ポリエステル生地が使用されています。
底部を覗いてみると「マチ」はあまりないので、厚すぎる物は入らない感じです。
試しに「A4ファイル」を入れてみた所、これぐらいの物でしたら入ってくれました。
次に、小分けのポケットになります。
1番広いポケットはジッパーが付いたポケットになるのですが、ここのサイズを測ってみた所、以下のようなサイズでした。
これぐらいのサイズです。
ここに、以下の物を入れてみました。
・DVD+DVDサイズのノート
・新品の除菌シート(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
新品の除菌シートは、100均で売っている物になります。
まだ使っていないので、中身が詰まっている状態です。
どちらもスッポリと収まってくれました。
小物を入れておくにはちょうど良いサイズ感のポケットです。
また、小分けに出来るポケットもいくつか付いているので、リュックの中がゴチャゴチャせず、荷物も取り出しやすかったです。
ここは、リュック上部に付いているサブルームなので、外側からのアクセスも良くて、荷物の出し入れもしやすいサブルームでした。
次に、リュック上部にある、シングルジッパーが使われた小さめのサブルームです。
ここのサブルームは、フリース生地で覆われているので、サングラスを入れておくにはピッタリです。
また、この他にもコンパクトカメラなどを入れておいても良さそうです。
ここもリュック上部なので、荷物の出し入れがしやすかったです。
すぐに取り出せるうえに、広いポケットではないので、リュック内を探さないですみます。
最後のサブルームが、リュック表面に付いている、ジッパーが縦のサブルームです。
中身を覗いてみると、こちらも「マチ」がないので、薄めの物を入れておくサブルームになります。
ここに、DVDとDVDサイズのノートの2つを入れてみたところ、ピッタリぐらいのサイズで収まりました。
これぐらいの物や、小物類を入れておくにはちょうど良いサイズ感です。
「CAMPUS M 25L」のサブルームは上部からアクセスしやすかったり、「A4ファイル」サイズの物が入ったりと、使っていて使いやすいなと感じました。
クーラーポケットが付いている
「CAMPUS M 25L」の表面に付いているサブルームは、断熱素材が使用されている「クーラーポケット」になっています。
シングルジッパーが使われている中身は、他の箇所とは違う生地で、クーラーバッグなどに使われている素材で覆われていました。
また、入口の周りには「ヒダ」のような物があり、中身の温度を逃がさないように造られていました。
ここは全面にパッドが入っていて、触るとそのクッション性が分かります。
底面をみると、「マチ」はあまり造られていません。
ですので、あまり厚みがある物は入れられないかなといった感じでした。
実際に、凍らした物と、500mlペットボトルを入れてみました。
これぐらいの物なら余裕で入ってくれます。
この組み合わせをしておけば、外に出している時よりかは冷え続けてくれます。
ただ、本物のクーラーバッグと比べると、やはり保冷効果の持続時間は短そうです。
ですので、あくまでも「オプション」として考えておいた方が良さそうでした。
また、必ずクーラーポケットとして使う必要もないので、普通のサブルームとしても使う事が出来ます。
パッドが入っているので、しっかりとしたサブルームとして使う事ができました。
広さ的には「折り畳み傘」や「新品の除菌シート」も入ってくれる大きさです。
断熱素材が使われているので、暑い夏でも飲み物を冷やし続ける事が出来ますし、普通のパッド入りサブルームとしても使えるので、色々な使い道があるなと感じました。
「CAMPUS M 25L」のサイズ感
「CAMPUS M 25L」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・15.6インチのノートパソコン
・A4ファイル
・厚手のパーカー
・デニムパンツ(ジーンズ)
・半袖Tシャツ
・フェイスタオル
・除菌シート(新品)
・DVD
・DVDサイズのノート
・サングラス
・折り畳み傘(サイドポケット)
・500mlペットボトル(サイドポケット)
これだけの物が入りました。
この量を入れると結構パンパンな状態ではありますが、小物やアクセサリー類でしたら入るスペースがあります。
背負った時のサイズ感
「CAMPUS M 25L」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
このような体型の筆者が「CAMPUS M 25L」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
ダカイン「CAMPUS M 25L」レビューのまとめ
ダカインの「CAMPUS M 25L」を実際に使ってみて感じたのが、バッグブランドながらの使いやすさと背負い心地の良さでした。
デザインもシンプルなので色々な場面で使えますし、使いやすいポケットが良いなと感じました。
クーラーポケットっていうのも、オプションほどではありますが面白いです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。ダカインのリュックは今までいくつか使った事がありますが、造りはしっかりとしているなと感じていました。
普段使いの時に雑に使ったり、スノーボードを滑っている時に使ったりしていましたが、長持ちしてくれました。
ブランドのイメージも良いですし、何より値段が安めなのが良いなと感じています。