スノーボードグローブを探している時に気になるところは、できるだけ値段は安めで、温かくて濡れない等の性能の良さという所では無いでしょうか?
定価が安いスノーボードグローブは探せばいくらでもありますし、定価が高い高性能スノーボードグローブもいくらでもあります。
ただ、安いグローブですと、すぐに濡れてしまう事や、指先が冷えて痛くなってしまう事、すぐに破れて壊れてしまう事の心配があると思います。
筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブ、プロテクターなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、やはりグローブに悩んでいる方は多かったです。
そこでおすすめしていたスノーボードのグローブが、毎年BURTON(バートン)から販売されているGORE-TEX(ゴアテックス)アンダーグローブです。
筆者が働いていた時からおすすめのグローブとしてお客さんにも紹介していたのですが、個人的にもとても優れているグローブだなと感じていたので、紹介もしやすかったです。
スノーボードに慣れた中級者、上級者の方にはもちろんの事、初心者の方にも使いやすいグローブだなと感じていて、よくおすすめしていました。
そこで、BURTONの「GORE-TEX アンダーグローブ」を紹介とともに、実際に買って使った筆者がレビューしたいと思います。
どのグローブにしようか悩んでいましたら、参考にしてみてください。
BURTONのGORE-TEX アンダーグローブをレビュー!
今回レビューするのはこちらです。
今回レビューする「GORE-TEX アンダーグローブ」は、名前の通りGORE-TEX(ゴアテックス)を使用したモデルになります。
ですので、防水性、透湿性に優れているグローブです。
また、GORE-TEXに加えて「GORE warm」テクノロジーという技術や、「Thermacoreインサレーション」という、保温効率を上げる性質がある素材が使われているので、グローブ内を暖かい状態で保ち続けてくれます。
グローブ内は起毛マイクロファイバーなので、手を入れると肌触りが良くて気持ちが良い生地感です。
グローブの外側は耐久性に強い素材が使われていますが、素材自体は柔らかめなので動きやすさもあるグローブになります。
実際に手を入れてみると、グローブを着けている感覚はもちろんありますが、それでも手の動きを邪魔するような感じはありません。
グローブの手の甲には、水分が入らない止水ジップを使用したポケットがあるのですが、このポケットにはICチップ型のリフト券を入れたり、小さめのホットカイロを入れる事ができます。
ポケット内はメッシュ生地なので、保温効率も高いです。
グローブの手を入れるスソに付いているコードは、グローブをつける時に手を通して、「グローブリーシュ」として使うことができますし、グローブを持ち歩く時、グローブを乾す時にも、ぶら下げて使えます。
「グローブリーシュ」とは、グローブを外した時に落とさないようにするコードです。
グローブ内に雪が入ってしまったらもちろん濡れてしまいますが、スノーボードのグローブに欲しい性能は全て組み込まれているグローブになりますし、寒い時でも快適に使えるグローブになります。
インナーグローブもポイント
BURTONの「GORE-TEX アンダーグローブ」には取り外しができるインナーグローブが付属してくるのですが、このインナーグローブもポイントになります。
「4ウェイストレッチScreen Grab®ライナー」というインナーグローブが付いてくるのですが、その名の通り、ストレッチ素材を使用しているインナーグローブです。
動きやすさもあり、しっかりとフィットしてくれるグローブになるので、手に付けていても違和感が少なく使う事が出来ます。
また、グローブの内側には肌触りが良いマイクロファイバー素材が使われているので保温性があり、透湿性にも優れているので、余分な熱や汗を排出してくれてグローブ内が蒸れづらくなっています。
フィット感が良くて動きやすいうえに、暖かいインナーグローブなので、個人的にはこのインナーグローブもポイントになります。
天気が良い日はインナー無し、曇りや雪が降っている時はインナーありと、その時の状況に合わせて使う事ができます。
スマホが対応のグローブ
BURTONの「GORE-TEX アンダーグローブ」の外側のグローブ、インナーグローブはスマホが操作できるようになっています。
外側のグローブの場合は、すべての指で操作する事が出来るのですが、インナーグローブに関しては、親指、人差し指の2本だけが対応です。
ですので、寒いスキー場内でもグローブを着けたまま、スマホを操作する事ができます。
ただし、外側のグローブは厚めに作られているので、個人的には使いづらいかなといった感じがします。
スマホを操作する時には外側のグローブを外して、インナーグローブで操作するとやりやすくなります。
その時にグローブのスソに付いている「グローブリーシュ」を手に付けておけば、グローブを外した時でも落とさないですみます。
ミトンのタイプもある
「GORE-TEX アンダーグローブ」には機能性をそのままにした、「GORE-TEX アンダーミトン」という、ミトンのタイプのグローブもあります。
素材にはGORE-TEXを使用していますし、取り外しができるインナーも付属でついてきます。
「5本指ではなくて、ミトンの方が良いな~」という方でも、同じ性能のグローブを使えます。
レディースサイズもある
今回レビューしているグローブは筆者が男性という事もあり、メンズモデルのグローブをもとにご紹介していますが、「GORE-TEX アンダーグローブ」にはレディースモデルの展開もあります。
もちろん、先ほどご紹介した「GORE-TEX アンダーミトン」にもレディースモデルがあります。
女性の場合は男性と違って手の大きさが小さいという事と、手の幅が細いので、レディースサイズの方がサイズ感的には合いやすくなります。
また、デザインとカラーもメンズと違った展開があり、より女性らしいデザインになっています。
BURTON(バートン)グローブのサイズ感は?
グローブを選ぶ時に気になるのがサイズ感ですよね。
今回筆者が買ったグローブは「Mサイズ」になります。
筆者の手の大きさはグローブや、スノーボード以外の手袋などを着ける時には、基本的にS~Mサイズの物を使用しているサイズ感です。
ちなみに、手の大きさを測ると、次のような感じです。
・手長:18cm
(中指から手首まで計測)
・手囲い:21cm
(手のひら1周を計測)
このBURTONのグローブは、日本正規品でも、アメリカの規格なので「少し大きめ」のグローブになります。
個人的にこのグローブを買う時に「Sサイズ」でも何も問題ありませんでしたが、少し余裕が欲しいなという考えから「Mサイズ」を選びました。
ですので、今回買ったMサイズは少し大きめになります。
グローブを着けた状態がこんな感じです。
ちなみに、ウェアもMサイズを着ています。
ウェアは普段着ているジャケットより大きめになるのですが、このグローブのMサイズを着けてもスタイル的に違和感がないので、手がやたら大きく見えるという事はありません。
GORE-TEX アンダーグローブをスキー場で使ってきました
「GORE-TEX アンダーグローブ」を実際にスキー場で使ってきました。
使ったスキー場は新潟県の「かぐらスキー場」です。
この日は1日を通して曇りで、時々晴れてくるという天気。
気温は、午前9時で-2度、お昼過ぎからは3度~4度という感じでした。
実際に使ってみたら、生地が柔らかくて動きやすさがあるので、ビンディングの調整などもやりやすかったです。
インナーグローブも着けて滑ったのですが、寒さは感じず、保温性の良さも感じる事が出来ました。
リフトに乗っている時には、インナーグローブでスマホ操作も出来たので、寒いスキー場でも素手を出さずに操作する事が出来ました。
このグローブの良さは知っていましたが、改めて良さを感じる事ができたなといった感じです。
北海道のニセコでも使ってきました
このブログを書いてから、北海道のニセコに滑り行ってきたので、実際に使ってみました。
使った時の天気は曇り。
気温は-10度以下でした。
ニセコのヒラフにある、有名な温度計の写真がこちらです。
-10度以下という気温でしたが、それでも手や指先が寒くて痛くなるような事は無く、快適に滑る事が出来ました。
保温性もしっかりありますが、正直、手がホカホカと温かい感じはありませんでした。
ただ、それでも寒いと感じたのは1度なく、グローブ内での寒さや痛みなどのストレスは何も感じませんでしたし、使いやすさもあります。
ですので、-10度ぐらいの気温でも使いやすいグローブでした。
ちなみに、今回筆者はホッカイロを入れないで使っていましたが、グローブの甲にホッカイロを入れて使えば、手がホカホカと温かい状態で滑る事が出来そうです。
BURTON「GORE-TEX アンダーグローブ」レビューのまとめ
BURTON「GORE-TEX アンダーグローブ」は、初心者の方から上級者の方まで幅広く使いやすいグローブになります。
【このスノーボードのグローブをおすすめする理由】
・GORE-TEX(ゴアテックス)を使ったグローブ
・-10度の北海道でも使えた
・濡れづらく、暖かい素材を使っている
・品質を考えたらコスパが良い
・メンズ・レディースがあるので、サイズをしっかり選べる
・インナーグローブも優れている
・スマホ対応
シーズン初めから寒いトップシーズンまで使えるグローブですし、オールラウンドに使えます。
BURTONから何年も販売され続けているおすすめのグローブですし、グローブに悩んでいる方には「これ良いよ!」と言えるグローブです。
公式サイトはこちら↓
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。グローブは着けていても目立ちませんし、「とりあえず何でもいいや」で選んでしまうと、結局冷え初めてくるのは手の先からになります。
グローブ内が冷えて寒くなったらテンションもガタ落ちですからね。
スキー場が暖かくても、寒くても、快適に滑るためにはやはりグローブ選びも大切な所になりますので、出来るだけ性能が良くてコスパが高いグローブを選ぶことをおすすめします。
ウェアや首回りなどの防寒対策も大切ですが、手も快適にして、楽しいスノーボードを満喫してもらえればなと思います!
この記事で、スノーボードグローブに悩んでいる方の、お役に立てればと思います。