スノーボードを持って、早朝の新幹線や飛行機でスキー場や雪国へ向かう時に悩むのが、どうやって大きい荷物を持って移動するのかという問題だと思います。
宅急便で送ってしまえば問題は解決しますが、出来るだけお金をかけたくない場合は自分で持って行きたいですからね。
とは言っても、早朝ですと最寄り駅の始発が始まっていない場合もあり、どうやって移動しようか悩みやすい所だと思います。
そこで思いつきやすいのがタクシー。
早朝でも予約をすれば時間通り来てくれますし、最寄り駅の始発が動いていなくても確実に移動できますよね。
ただ、大きくて長いスノーボードを持って行く場合、タクシーに入るのか気になる所です。
そこで、スノーボードを持ってタクシーを利用した筆者が、移動した方法をご紹介していこうと思います。
良かったら参考にしてください。
スノーボードを持ってタクシーで移動した方法
筆者は、早朝の飛行機に乗るためにタクシーを利用しました。
最寄り駅の始発では飛行機のフライト時間に間に合わなかったからです。
ここで疑問になってくるのが、タクシーにスノーボードは入るのかという問題。
結論から言いますと、ワゴンタクシーを利用すれば問題なく積んで移動できます。
ワンボックスタイプのタクシーになるのですが、この車でしたら余裕で積む事が出来ました。
ちなみに、今回持って行ったスノーボードの詳細はこちらです。
・スノーボードの長さ:154cm
・ケースのサイズ:165
・ケースを測った実寸の長さ:170cm
要するに、170cmの長さが入る必要があり、幅もあるので大き目のケースになります。
出発する前は通常のタクシーで行けるかなと考えていた筆者なので、本来はその方法で移動するつもりでした。
そんな考えを持っていた筆者ですが、いざ積めなかったら時間をロスしてしまうので、飛行機に乗り遅れてしまうなんて事もあります。
そんな最悪な事は避けなくてはいけないと考え、直接タクシー会社に連絡をし、どの方法がベストなのかを聞いた結果、ワゴンタクシーに決めました。
今回は、タクシー会社に直接聞いた話しも含めながら、色々と書いていきます。
普通のタクシーにスノーボードは入らない?
今回タクシーの予約をする時に、タクシー会社に連絡をしてスノーボードが入るのか確認しました。
その解答がこちらです。
「セドリックやクラウンなどの通常タクシーでは、その長さの物を入りません。プリウスの場合でも5人乗りですし入らない可能性が高いです。」
よく考えれば分かる事ですが、助手席を倒した所でこの長さが入る訳ありませんし、フロントガラスやリアガラスに当たってしまう可能性もあるので危険な事でした。
筆者のスノーボードの長さは154cmなので、カバーだけならプリウスに入るのもしれません。
ただ、今回は実寸サイズ170cmのボードケースになるので、やはりこの長さでは微妙なところといった感じでした。
そして次に、「日本交通」の「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」という、車椅子が入る車種ならスノーボードが入るのかを聞いてみました。
(画像引用:日本交通 公式サイト)
その解答がこちらです。
「JPN TAXI(ジャパンタクシー)の助手席を倒しても、その長さを入れる事はできません。」
このような回答で、やはり入れる事は不可能とのことです。
タクシーを呼んで、いざ積もうとしたら入らないなんて事があったら最悪なので、通常のタクシーで移動する事は諦めました。
ワゴンタクシーならスノーボードを入れられる
通常のタクシーではスノーボードを入れられないという回答がきたので、筆者はワゴンタクシーで移動する事に決めました。
ワゴンタクシーとは、ワンボックスタイプの車種のタクシーになります。
・アルファード
・エスクァイア
このような車種でしたら余裕で170cmのケースでも余裕で入れる事が出来ますし、他の荷物を積む事もできます。
また、予約をするときに「長いケースに入れたスノーボードも持っていきます。」と伝えておいたところ、事前に座席を倒しておいてくれました。
この状態で来てくれるので、荷物も積みやすかったですし、すぐに出発できるので時間のロスもなかったです。
また、荷物が余裕で入っている状態なので、車内に傷をつける恐れもありませんし、運転手さんにも支障はなく、快適に移動する事が出来ました。
ですので、スノーボードを持ってタクシー移動する場合には、ワゴンタクシーを選べば何も問題はありません。
普通のタクシーとワゴンタクシーの金額の違い
ワゴンタクシーは通常のタクシーと違い、値段が少し変わってきます。
ワゴンタクシーを選ぶ時にかかる金額はこちらです。
【ワゴンタクシー】
・車両指定料金:1,500円
この金額が、通常の時とは別にかかってきます。
ただし、通常のタクシーを予約する時には、「迎車料金::420円」と「時間指定予約料金:420円」というのが別料金としてかかります。
もちろん、街中でタクシーを拾う場合でしたら必要ありませんが、電話などで予約する場合はこの料金が必要です。
通常のタクシーを予約する場合には、この2つの料金がかかりますが、ワゴンタクシーの場合は「時間指定予約料金:420円」がかかりません。
つまり、このような感じです。
「迎車料金:420円」+「時間指定予約料金:420円」+「運賃」
→ 合計840円+運賃
「迎車料金:420円」+「車両指定料金:1,500円」+「運賃」
→ 合計1,920円+運賃
このような感じになるので、差額が1,080円になります。
この値段を上乗せすることで、長いスノーボードをタクシーに積む事が出来ました。
多少金額は上がってしまいますが、宅急便などで発送するよりは安く済みますし、確実に移動する事も可能です。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。今回スノーボードを持ってタクシーで移動してみましたが、1,000円ぐらいはかかってしまうものの、この金額なら妥当かなとも思いました。
ワゴンタクシーの存在を知らず、通常のタクシーで行こうとして積められなかったら、フライト時間にも間に合わず最悪な事態に陥りますからね。
少し金額はかかってしまいますが、早朝に大きくて長い荷物を持って移動する場合には便利だなと感じました。
この記事で、長いスノーボードを持ってタクシーに乗れるか悩んでいる方の、お役に立てればと思います。