日帰り新幹線ツアーのガーラ湯沢「三山共通リフト券」を利用して滑りに行ってきました。ガーラ湯沢スキー場、石打丸山スキー場、湯沢高原スキー場を合わせた3つのスキー場を滑れるプランです。
三山のスキー場を合わせて「湯沢スノーリンク」という総称もありますが、今回は三山共通リフト券でいこうと思います。
新幹線ツアーの場合は1つのスキー場だけで探す事が多いですが、今シーズン「三山共通リフト券」を利用して2回行ってきました。
1回目は残念ながら強風でガーラ湯沢スキー場がオープンせず、このリフト券を100%利用することが出来ませんでした。
とは言っても、結局は最高な1日でしたけどね。
そして2回目は三山すべてのスキー場がオープンしていたので、このリフト券を100%利用できたのかなと感じています。
そこで今回は、日帰り新幹線ツアーで、ガーラ湯沢「三山共通リフト券」を利用して感じた事をブログで色々と書いていきます。
また、最後の方には筆者が利用している、新幹線ツアーをお得にする方法も書いておきます。
ぜひ参考にしてみてください。
当記事で書かれている新幹線ツアーの料金は2021年の料金設定になります。
新幹線ツアーの料金は毎年変わりますので、詳細はJRのサイト「びゅう」でご確認をお願いします。
ガーラ湯沢「三山共通リフト券」の日帰り新幹線ツアーへ行ってきました
今回筆者はガーラ湯沢「三山共通リフト券」の日帰り新幹線ツアーへ行ってきましたが、結論を先に言うとコスパは高めだなと感じました。
JR「びゅう」のサイトで値段だけ見ると少し高めな印象がつきやすいですが、実際は割引を入れて滑りに行くこともできました。
滑れるコースの多さや利用できる施設などを実際に経験し、それを考えたうえで金額をみると満足できる1日が過ごせたなと感じています。
今回は実際に行って感じた事を色々と書いていきます。
新幹線を降りてすぐにスキー場は楽
いきなり当たり前な事を書いてしまいますが、「ガーラ湯沢駅」を利用できるのは最高に楽です。
ご存じの方は多いと思いますが、ガーラ湯沢駅はスキー場とつながっている為、新幹線を降りればすぐにセンターハウスとなります。
改札を抜ければすぐにチケットカウンターですし、更衣室にもすぐに行けるので準備も早く完了します。
また、行きも帰りも、東京や上野から約70分で到着するというのは、車では考えられない早さです。
東京から車で行った場合、通常2時間30分から3時間ぐらいかかりますからね。
夕方の17時に帰ったとしても、18時過ぎには到着出来ているというのは魅力的です。
駅からバスや徒歩移動せずに大きなスキー場へ行ける
「ガーラ湯沢」駅を利用できる最大のメリットが、バスや徒歩移動がないという所です。
どこのスキー場も最寄り駅からバスを利用したり、徒歩移動しなくては行けないので、新幹線を降りた後にも時間がかかります。
もちろん、石打丸山スキー場や湯沢高原スキー場の単品の場合、バスや徒歩移動が必要になってきます。
三山共通リフト券は新幹線から降りた後の移動も無いですし、大きなスキー場で滑る事もできます。
この移動の短縮はとても良いなと感じました。
大きなビッグゲレンデで滑る事ができる
ガーラスキー場、湯沢高原スキー場、石打丸山スキー場の三山を1つの大きなスキー場と考えれば、かなり大規模なビッグゲレンデとなります。
1日で全コースを周りきるのは難しいぐらいの大きさで、実際に筆者も周りきっていません。
石打丸山スキー場には長い距離を滑れるコースがあり、ガーラ湯沢にも「下山コース」という長いコースがあります。
また、非圧雪のコースも滑る事が出来るので、色々な遊び方が出来るゲレンデになります。
そして、滑っているコースが人で混んできてしまった場合でも、滑れるコースが多い分、空いているコースもみつけやすかったです。
他にもビッグゲレンデはありますが、新幹線からアクセスが良好な上にビッグゲレンデで滑れるのは好条件だなと感じました。
三山を周りきるのは困難
さきほど、大きなビッグゲレンデを滑れて良いと書きましたが、三山全てのスキー場へ行くのは困難だなとも感じました。
実際、「せっかくだから全てのスキー場へ行こう!」なんて気持ちでしたが、結局はガーラ湯沢と石打丸山だけしか滑っていません。
というよりも、滑れませんでした。
今回は朝一の新幹線で出発し、夕方ぐらいの時間に帰ったのですが、全て行くには時間が足りなかったです。
それぞれのスキー場をつなぐ「リフト」には、時間制限があるので、これに乗れないとバスで移動する必要があります。
個人的には、せっかく三山共通リフト券を買ったのにバスに乗るのは嫌だなと感じていたので、時間に間に合うように行動しました。
その結果、湯沢高原スキー場へ行く事ができませんでした。
とは言っても、1つのコースなどにこだわらず、色々なコースを少しずつ滑る場合でしたら、全てのスキー場に行くことは可能だと思います。
スキー場からスキー場への移動中も滑れますからね。
また、ナイターまでガッツリ滑るという場合でしたら、三山のスキー場を堪能しながら滑る事は余裕で可能。
ただ、今回筆者は、石打丸山で何本か楽しいコースを見つけて、何度もおかわりしながら楽しんでいました。
また、長いコースを滑るのが好きなので、リフトを乗り継ぎ、ロングコースを数本楽しんでいたりもしました。
このような場合ですと、サクサクと別のコースへ移動せずに1つのコースを何度も楽しむ為、移動時間が無くなります。
1つのコースでも楽しめる箇所がたくさんある場合もありますからね。
ですので、筆者のように同じコースを何本も楽しみたい場合ですと、三山全てのスキー場に行くのは困難です。
ガーラ湯沢駅にある温泉に入って帰れる
スキー、スノーボードを楽しんだ後、帰りの新幹線に乗る前に温泉に入ってから帰れます。
この温泉はガーラ湯沢駅の中にあるので待ち時間の間にゆっくりと楽しむ事が出来ますし、直結しているので時間の余裕もできます。
大きいゲレンデでクタクタになるまで滑った後、疲れた体に温泉はたまりませんからね。
これもガーラ湯沢駅を利用できるメリットだなと感じました。
帰りがとにかく楽
三山共通リフト券の場合、帰りがとにかく楽という所もメリットだと感じました。
スキー場からバスで新幹線が停まる駅に向かう場合は、バスの出発時間と帰りの新幹線との時間を考えなくてはいけません。
・帰りの新幹線の出発時間↓
・それに間に合うバスの出発と移動する時間↓
・それに間に合う着替えや準備の時間
※逆算してバスの時間を考える必要がある
しかし、ガーラ湯沢駅を利用する三山共通リフト券の場合、バスに乗る必要がないので時間いっぱいまで滑る事が出来ます。
しかも、ガーラ湯沢、石打丸山、湯沢高原と、滑れるコースはたくさんです。
また、温泉に入りたい場合は、その時間だけを考えれば済むので、無駄な移動時間を考えずに楽しむ事ができます。
楽しむ時間に余裕があるのも良い所だなと感じました。
ガーラ湯沢スキー場のゴンドラが止まったら?
ガーラ湯沢スキー場は強風の影響でゴンドラが止まってしまう事もあります。
これは、他のスキー場でも同じように止まってしまう場合があるので、しょうがない所ではあります。
ガーラ湯沢スキー場のゴンドラが止まってしまった場合は滑る事ができませんので、他のスキー場への変更となります。
その変更先の中には石打丸山スキー場も含まれています。
この場合、ガーラ湯沢駅で差額分の「返金」をしてくれるのです。
筆者が1回目に三山共通リフト券を利用した時、強風でゴンドラが止まるという事を経験しました。
振替で選んだのが石打丸山スキー場。
この時、ガーラ湯沢駅のチケットセンターで、三山共通リフト券との差額分を返金してもらえました。
クローズするのは、あくまでも「ガーラ湯沢スキー場」だけになりますので、「ガーラ湯沢駅」のロッカーや更衣室などはそのまま利用する事が出来ます。
また、そこから無料のバスで他のスキー場へ移動もできます。
ですので、三山共通リフト券を購入し、強風でガーラ湯沢スキー場がクローズした場合は差額分を返金してもらえますし、施設はそのまま使う事が出来ます。
三山共通リフト券の金額的なコスパは?
三山共通リフト券の料金は、他の単品スキー場のプランと比べると少し高めの金額になります。
このブログを書いている現在、三山共通リフト券付きの日帰り新幹線ツアー料金はこちらです。
【日帰り新幹線ツアー】
・15,200円
【含まれる内容】
・往復の新幹線
・三山共通リフト券
・ガーラ湯沢で使える500円クーポン
・「SPAガーラ湯沢(温泉)」で使える割引券
・レンタルの割引
このような金額になります。
ただ、筆者は2回、三山共通リフト券付きの日帰り新幹線ツアーへ行きましたが、この金額で行っていません。
実際に行った2回の金額がこちらです。
・1回目:12,400円
・2回目:13,800円
・2回目は2人分の明細になりますので、1人分は27,600円÷2=13,800円となります。
この金額に含まれる内容は先ほどと変わりません。
この金額になった理由が、「限定列車コース」というのを選んだからになります。
・限定列車コースとは、日にちによって旅行代金の割引があるコースです。
「びゅう」のサイトで予約を進めていくと、行き帰りに乗る新幹線の時間を選択する項目が出てきます。
そこで「限定列車コース」を選べば割引されるのです。
行く曜日によって「限定列車コース」の有り無しが変わるようなので、1回目と2回目の金額は変わりました。
とは言っても、本来15,200円だったのが、この金額で行くことが出来ました。
この金額に500円のクーポンが付いてきたり、温泉の割引券が付いてくるので、実質にかかる金額は変わってきます。
500円クーポンだけ考えたとしても、筆者が行った1回目は実質11,900円、2回目は13,300円。
この金額を考えたうえで、三山スキー場のビッグマウンテン、ガーラ湯沢駅のアクセスの良さを考えたら、料金のコスパは高めだなと感じています。
ちなみに、ガーラ湯沢スキー場、石打丸山スキー場、湯沢高原スキー場の日帰り新幹線ツアーの基本プランの料金がこちらです。
【各スキー場の基本プラン】
(新幹線往復+スキー場の1日券付き)
・ガーラ湯沢スキー場:13,200円~
・石打丸山スキー場:13,000円~
・湯沢高原スキー場:12,000円~
このような感じで、もちろん、それぞれに限定列車コースの割引や、各スキー場で使えるクーポン券なども付いてきます。
結果的には、単品のスキー場プランと、三山共通リフト券プランを比べると料金の差額は2~3,000円です。
この金額の差は出てしまいますが、滑れるコースが多くなったり、アクセスの良さなど、1日を楽しむ事を考えたらコスパ的には良いなと感じます。
三山共通リフト券の場合、実質支払うのは11,900円や13,300円ですからね。
今回行ってみて、この金額であれだけ楽が出来たり、楽しめるのであれば、満足できる料金設定だなと感じました。
【JR「びゅうトラベル」公式サイトはこちら↓】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。三山共通リフト券を利用して日帰り新幹線ツアーへ行ってきましたが、満足できる1日を過ごせました。
滑れるコースがたくさんあるうえに、アクセスが楽なのはかなり魅力的ですからね。
新幹線を降りてから直通っていうのは、反則級の楽さです。
そのおかげで滑れる時間もたっぷりと確保できますし、アフタースノーの時間も充実して過ごす事が出来ました。
限定列車コースを合わせれば、意外と値段を抑えていくことも出来るので、三山共通リフト券の新幹線ツアーのコスパは高めだなと感じました。