3月前半の日曜日に、群馬県の水上にある「ホワイトバレー」スキー場」へ行ってきました。今回筆者は初めて訪れたゲレンデです。
関越道の水上I.Cからも近いホワイトバレースキー場。
ゲレンデのコースマップを見ると小規模だなというイメージでしたが、興味があったので行ってみました。
パウダー好きの人によると評価は高めなゲレンデですが、この時期はそれを望むにはキツイ時期。
とは言っても、3月前半に行ってみた結果、とても満足できる1日を過ごす事が出来ました。
そこで今回は、「ホワイトバレー」スキー場へ行った事をブログで色々と書いていきます。
水上のホワイトバレースキー場に行ってきました!
関越道の水上I.Cを降りてから20分もかからない場所にある「ホワイトバレー」スキー場。
下道を走る距離も短いので、高速道路を降りてからすぐに到着しました。
駐車場は無料で利用する事が出来ます。
到着してから驚いたのが、駐車している車の少なさ。
この日は午前8:00頃に到着したのですが、停まっている車の台数を数えてみたら14台!
3月とは言っても日曜日です。
それでもこの台数しか停まっていませんでした。
帰る頃には台数が少し増えていましたが、この少なさは驚きました。
はじめて来たスキー場だったので、正直「大丈夫か?」なんて事も頭をよぎりましたが、せっかくなら楽しもうという事で、さっそく着替えてゲレンデへ向かいました。
この日の天気は晴れで、スタッフの話しによると前日には少し雨。
雪質的には厳しそうだなという感じです。
リフト券のチケットカウンターがある、センターハウスの「ロッジホワイトバレー」内にはレストランや更衣室などがあります。
店内は時代を感じる雰囲気ながら、スマホ決済や、体温測定器などの設備が整っていました。
ちなみに、この店内の雰囲気、古き良き時代という感じで、個人的には好きな感じです。
リフト券を購入し、リフト乗り場へ向かうと、待ちの列なんかはありません。
とはいっても、すでに滑っている人は数人いる状態です。
子供連れの方、初心者の方、キレッキレでターンしている上手い方など、人数は少ないですが色々な方がいました。
ここのゲレンデにはリフトが2本しかない、けっこう小さめのスキー場になります。
1本目のリフトは短めで、初心者さんでも滑りやすいコースといった感じがありつつ、壁が連なっているので地形も遊び放題といった感じです。
そして、2本目のリフトに向かってみると、乗車率が1本目リフトの半分以下。
そんなリフトを乗っていると、なかなかハードなゲレンデが見えてきました。
ホワイトバレーは非圧雪ゲレンデをメインにしているらしく、朝一でもこのような感じです。
ちなみに、雪が降ったらここが全てパウダーゾーンになるらしく、考えただけでも最高そうです。
2本目リフトの中腹には、途中で乗れる「中間乗り場」もありました。
そして、その先に広がってきたのが、広大面積のバーン。
つい「スゴっ!!」と言ってしまったぐらい広くて、なんとも自由度が高いゲレンデが広がっていました。
圧雪されているのは、3本ほどのコースで、残りは全て非圧雪になっていました。
荒れているバーンを攻めるのが好きな方でしたら、申し分なしではないでしょうか。
また、滑っている人も全然いないので、ピステンもばっちり残っている状態です。
どこから滑りだしてもOKで、雪山を滑るといった雰囲気が最高でした。
ただ、この日に関しては、ガッチガチのアイスバーン状態。
圧雪されている所でしたらスピードも良い感じで出て楽しかったですが、荒地に関して言うと修行ゾーンと化していました。
今回はカチカチでしたが、これが普通の雪でしたら、色々な滑り方や楽しみ方が出来そうです。
ゲレンデ上部の開けたエリアを下っていくと、「フォレスト」という林間コースで、「沢」のようになっているコースでした。
意外と斜度もあって、スピードが出やすかったです。
今回の早めの時間は、カチカチ具合もハードでしたが、雪の場合でしたら地形遊びが存分にしやすそうでした。
迂回コースのような感じなのかなと思っていましたが、楽しめるポイント満載のコースです。
ゲレンデ上部のエリア、林間を抜けると、1本目リフトの降り場辺りに到着し、そのまま壁が連なる初心者コースへと続きます。
2本だけのリフトですが、頂上から1番下まで滑ってみると、意外とコースの長さもありますし、遊べるポイントがたくさんありました。
ですので、滑り応え的には満足できる1本でしたし、色々な遊び方をしながら滑れるので何本も飽きずに滑る事が出来ました。
そして、ホワイトバレーの上級コース、「ファイティング」コースにも行ってみました。
ハッキリ言って、初心者の方は絶対に行ってはいけないコースです。
行ってはいけない理由が、広いエリアまでに通る道の険しさ。
道がかなりハードなので、初心者の方は絶対に行かない方が良いです。
道を進んでいくと広いエリアがあり、ここも非圧雪エリアとなります。
この日は残念ながらカチカチの修行コースでしたが、パウダーや雪だったら最高に楽しそうです。
ホワイトバレーのトップシーズンには、「プレミアムパウダーデイ」というイベントも開催されるらしいです。
ゲレンデの90%を非圧雪エリアにする、まさにパウダー天国の日。
筆者が滑った上部エリアが全てパウダーになると考えたら、間違いなく最高です。
詳細はホワイトバレーの公式サイトにも記載されています。
そして、ホワイトバレーに行って感じたのが「フレンドリーで温かみがあるスタッフさんが多いスキー場だな」という事。
今回は友達と滑りに行ったのですが、リフトに乗る前にパトロールの人に話しかけられていました。
どんな話しをしたのか聞いてみると、こんな事を言われたそうです。
「昨日は小雨が降って、非圧雪はかなり硬めだから気をつけてね~」
「硬めだけど晴れているから、昼前ぐらいには緩んでくると思うよ~」
歩いている途中でサラリと話しかけられて、ゲレンデのコンディションを教えてくれたそうです。
また、筆者たちが飲食店に向かっている時にも、パトロールの方に話しかけられました。
話しの内容はスノーボード板の事です。
詳しく書くと長くなるので短めに書きますが、筆者が使っている板を見て声をかけてくれたのです。
その時に、パトロールの方が使っている板を見せてくれたのですが、それを見て筆者は大興奮!
見せてくれたのは、20年以上前のLIB TECHのジェイミーモデル。
個人的に激アツな大興奮する板です。
しばらく眠っていた板を使っているらしいですが、「スゲー!カッコイイ!」なんて興奮しながら少しだけ話しをさせてもらいました。
「好きかな~と思って声かけたんだよ~」と言われ、すごく嬉しかったです!
また、今回筆者のミスで板のソール(滑る面)が傷ついてしまい、友達と話していたら、通りがかったゲレンデ内の飲食店のおじさんに、
「やっちゃったね~。大丈夫?」的な感じで声をかけてくれました。
その他にも、リフト乗り場のスタッフさんの雰囲気が良かったりと、みんなフレンドリーな感じで良かったです。
やはり人が良いゲレンデは、気持ち的にも楽しさが増しますからね。
人の温かみにも触れられたので、個人的には良いゲレンデだな~なんて感じました。
この日スタートした時には、人が少ないガラガラな状態でしたが、時間が経つにつれて徐々に増えてきたかなといった感じです。
とはいっても、終了するまでリフト待ちは1回もなかったですし、ゲレンデ内を見ても混んでいるという印象はなかったです。
むしろ、最後まで「平日か?」と思うほど少なかったです。
朝一はガッチガチに硬い荒地バーンも、お昼前ぐらいから徐々に緩んできてくれて、少し滑りやすくなってくれました。
ただ、やはり硬い所は硬かったですけどね。
それでも少し遊べる程度に緩んできてくれたので、帰るまで楽しかったです。
ゲレンデ自体は小さめではありましたが、1本1本が濃厚な滑り方ができ、色々な遊びかたが出来たので満足できる1日でした。
ゲレンデ内のロッジ「とど松」のもつ煮込みが美味かった!
ホワイトバレースキー場内には、「とど松」というロッジがありました。
ロッジという書き方をしましたが、お昼ご飯を食べる事も出来る飲食店です。
外装の雰囲気が良かったので、今回はここで昼ご飯を食べました。
今回は「もつ煮込み定食」の大盛を注文したのですが、これが美味かった!
もつ煮込みが美味しかったのはもちろんの事、程よく野菜が入っている「けんちん汁」も美味しかったです。
また、ごはんも美味しく感じたので、大盛りでしたがサラリと食べきれてしまうぐらい箸が進みました。
美味しい「水」で作られているからか?
野菜やお米が美味しい物で作られているからなのか?
そんな事を話しながら、注文した「もつ煮込み定食」を美味しくいただきました。
そして、面白かったのが「梅酒」がフリーで置いてある所。
常に置いてあるのか、期間限定のサービスだったのか、その辺りは分かりませんが、筆者が行った時には「梅酒」が無料で飲めるようになっていました。
自家製で梅酒を造る時に使う、昔ながらのボトルに入っていて、手作り感満載な所も良かったです。
味は個人的に好きな感じで、梅のすっぱさも感じられるお酒でした。
内装の雰囲気も良かったですし、もつ煮込み定食も梅酒も美味しく頂けたので、とても満足できるロッジでした!
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。今回「ホワイトバレー」スキー場に行ってきましたが、本当に良いゲレンデだなと感じました。
小さめではありましたが、自由度が高い広大なエリアで滑る事もできますし、地形遊びにも最高です。
食べ物の良さもあるので、1日を満喫できるゲレンデだなとも感じました。
滑りつつも、まったりとするのも楽しいですからね。
また、人の温かみもあったので、雰囲気的にも良いゲレンデでした。
このゲレンデのパウダーもぜひとも経験してみたいので、また遊び行きたいと思います!