スノーボードのシーズン初めやシーズン終り頃、又はシーズン中の暖かい日に活躍するのがサングラス。サングラス1つで様々なスタイルを楽しむ事ができ、スノーボードのファッションとして欠かす事ができないアイテムの1つです。
また、スノーボード以外の夏の海や、普段使いのどのシーンでも使う事ができるので持っていて損は無いアイテムだと思います。
そんなサングラスですが、スノーボードで使う時にはどんな所に気を付ければよいのか?
偏光レンズの方が良いのか?など、悩みやすい所はあると思います。
そこで、以前スノーボードショップでゴーグルやグローブ、プロテクター等のアクセサリー担当として働いていた経歴をもつ筆者が、スノーボードで使う「サングラス」の選び方やおすすめをご紹介したいと思います。
良かったら参考にしてみてください。
スノーボードで使う「サングラス」の選び方
サングラスのどこに注意して選べばスノーボードで使いやすいのか?
それは見やすさの視認性、目の安全性に最も関係している「レンズ」です。
まず目の安全性を考えるうえで「UVカット」がしっかりされているサングラスがオススメです。
当たり前ですがスキー、スノーボードは標高が高い雪山で楽しむものになり、標高が高ければ高いほど紫外線が強くなります。
一般的に紫外線は、標高が1000m高くなるごとに、 10~20%くらい多くなると言われており、山に登ると日焼けもしやすくなるほど紫外線は強くなります。
更には、スキー場の雪面が太陽の光を反射してより紫外線を浴びている事になりますので、空からと雪面の2重で紫外線を受けている事になり、より一層日焼けもしやすくなります。
わかりやすいのが1日滑っているだけで出来る「日焼け」です。
このようにスキー場の紫外線はとても強く、UVカットされていないサングラスですと目の表面が傷ついてしまう、俗にいう「雪目」という状態になりやすいです。
目の安全性の為にスキー、スノーボードで使うサングラスには紫外線をカットしてくれる「UVカット」レンズを選ぶ事をオススメします。
偏光レンズはなぜ良いのか?
朝一の整備が入った状態でしたら凹凸が少ないほぼ真っ平な斜面ですが、時間が経つにつれ誰かが滑った後や転んだ後等の影響で徐々に凹凸が増えてしまいます。
この様々な凹凸に太陽の光が反射してしまうので、光が「乱反射」してしまっている状態になります。
光が「乱反射」してしまうと、視界に上下左右と色々な角度から光が入ってきてしまい、ボコボコしている斜面が平に見えてしまうという現象が起きてしまいます。
そうなってしまうと、凹凸に気づきづらくなってしまうので、凹凸に気付かない内に逆エッジになってしまう事が起こってしまいます。
それを防いでくれるのが「偏光レンズ」になります。
この偏光レンズとは、雪面でギラついている不要な「乱反射光」をカットしてくれるレンズになっています。
「乱反射光」で見づらくなっていた斜面の凹凸がしっかりと見る事が出来るレンズです。
偏光レンズはスキーやスノーボードだけではなく、水面がギラつきやすい釣り等でも活躍しているレンズになります。
クリアな視界で視認性が大切なスキーやスノーボードで使うサングラスには偏光レンズが付いたサングラスがオススメです。
フレームを選ぶ時の注意点はある?
スノーボードで使うサングラスだからといっても、特別フレームに注意する事はありません。
素材や造りに関しても、特に気にする必要がないので、自分が気に入ったブランド、形を選んでしまってOKです。
また、フレームの形に関しては「ウェリントン」型が人気があります。
レンズ自体も大きめなので、しっかりとかける事が出来て、見た目的にも人気があるフレームの形です。
とは言っても、必ず「ウェリントン」型にしなくてはいけないという事はないので、気に入るデザインで問題ありません。
ちなみに、筆者は何種類かを使い分けています。
スノーボードで使うオススメの「サングラス」ブランド13選
それではここから、スノーボードで使うおすすめのサングラスブランドをご紹介したいと思います。
サングラス選びの手助けになれば幸いです。
是非参考にしてみてください。
OAKLEY
世界最高水準の鮮明な解像度と耐衝撃性能をもつ、様々なシーンで人気が高いOAKLEY。
安全性、快適性、パフォーマンスを向上させるHDPolarized(偏光)レンズは眩しさを99%カットします。
正確にコントラストを最大化する「プリズムレンズ」で視認性を向上させます。
DRAGON
デザイン性、レンズの性能性で人気が高いDRAGON。
デザイン性だけではなく、100%UVカットで安全性も高く、DRAGON独自のレンズ「ルーマレンズ」使用でみやすいモデルが多いです。
SMITH
レンズクオリティーの高さで人気があり、デザインの良さも兼ね備えたブランドのSMITH。
サングラスのレンズクオリティーも高く、凹凸がよりくっきり見やすくなる「Chromapop クロマポップ」レンズの展開もあります。
SPY
アクションスポーツのサングラスで人気が高いブランドのSPY。
目に不必要な紫外線は99%カットし、体に有益な光だけ(ロングウエーブブルーライト)を通過させ、自律神経の働きを活性化。
更にコントラストをはっきりさせ、よりクリアな視界が確保出来る「HAPPY LENS」が好評です。
VONZIPPER
アイウェアーをメインに、アクセサリー、アパレル、小物など、多彩な商品展開をしているVONZIPPER。
街中でも使いやすいデザインが豊富にあります。
コンセプトは「LIFE IS GOOD」。
D:RECT.
「大人の遊びを邪魔するな」がコンセプトのアイウェアーブランド「D:RECT.(ディレクト)」。
レンズには「偏光レンズ」や、凹凸のコントラストを上げて凹凸が見やすくなる「ハイコントラスト」レンズが使用されています。
街中でも使いやすいデザインで、色々なシーンで活躍してくれます。
SABRE
警告を表すハザードマークをブランドのトレードマークにするなど斬新かつ過激なコンセプトで瞬く間に多くの支持を集めるブランドへと成長しました。
常に「トレンドをフォローするな、インスパイアしろ」という考えを根底に新しいファッション性に富んだ高品質な製品を生み出しています。
DANG SHADES
日本でも人気の高いスノーボード・ムービーをプロデュースするTHINK THANKのクルー・ライダーとして、またK2からサポートされているプロ・スノーボーダーとして活躍をしているChris Beresfordがアメリカソルトレイクシティから立ちあげたDANG SHADES。
アクティビティ以外での様々なシーンでも使える製品を展開しています。
DICE
日本国産のアイウェアーブランド「DICE」。
偏光レンズに加えて、折り畳みが出来るモデルも展開しています。
Tao Tech
スノーボードをメインにしたアウトドアブランドの「Tao Tech」。
シンプルなウェリントン型で、シーンを選ばずに使いやすいモデルです。
偏光レンズを使いながら、値段も安いコスパに優れたサングラスになります。
WOODONLY
サングラスを展開している「WOODONLY」。
耳にかけるテンプルには、木材が使用されています。
偏光レンズを使いながら値段も安く、他ではあまり見かけない特徴的なデザインがおすすめです。
MARSQUEST
カナダのトロントで創業したブランドMARSQUEST。
デザインの良さだけだけではなく、軽量設計、着け心地の良さも実現しています。
値段も安いので、コスパが高いサングラスです。
UNDERGROUNDJOBS
サングラスブランドの「UNDERGROUNDJOBS」。
耳にかけるテンプルの構造にプラスし、偏光レンズも使用。
光の加減でレンズのカラーが明るくなったり、暗くなったりする調光レンズの展開もあります。
クオリティーが高く、値段も安いおすすめのサングラスです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございました。筆者はスノーボードに行く時に必ずサングラスを持っていき、スキー場の状況でトップシーズンでもサングラスをかけています。
天気や気分によってスタイルを変えるのもスノーボードの楽しみの1つですからね。
ぜひお気に入りのサングラスをみつけてスノーボードを楽しみましょう!
この記事で、スノーボードで使うサングラスに悩んでいる方の、お役にたてればと思います。