スケートボード

スケボーのスケートゲームとは?ルール、やり方を解説!見るだけでも面白いゲーム!

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スケートボードの代表的なゲームの1つ「スケートゲーム(GAME OF SKATE)」。通称「スケゲ」とも言われている遊びは、スケートボード経験者なら1度は遊んだ事があるゲームと言っても過言ではありません。

対戦相手同士が、出来るトリックを競い合うゲームですが、やっている方も見ている方も楽しめるのが「スケートゲーム」の魅力です。

ただ、そんな「スケートゲーム」ですが、いまいちルール、やり方が分からないという方もいると思います。

そこで、スケートボード歴が10年以上で、スケートゲームの経験者でもある筆者が、「スケートゲーム(GAME OF SKATE) 」のルール、やり方を説明していきます。

良かったら参考にしてください。

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スケートゲーム(GAME OF SKATE)とは

スケートゲーム(GAME OF SKATE)とは、対戦相手とトリックを競うゲームになります。

主な対戦方法は、1対1で対戦する形式で、対戦相手が出すトリックが出来なかったら「×(バツ)」が付くゲームです。

そして、「×(バツ)」が先に5つ付いたら負けという仕組みになります。

「スケートゲーム」は、世界のスケーターが楽しんでいるゲームの1つで、世界の各地では大会も開催されています。

特に有名なのが、「THE BERRICS(べリックス)」の「Battle at the Berrics(バトル・アット・ザ・べリックス)」、通称「BATB」。

そして、同じく「THE BERRICS」で開催される、レディース専用の「Women’s Battle at the Berrics」、通称「WBATB」。

「THE BERRICS(べリックス)」とは、プロのスケートボーダーであるSteveBerraとEricKostonが所有するプライベート屋内スケートパークです。また、スケートパークで撮影されたコンテンツやその他のスケートボード関連のメディアを提供するウェブサイトでもあります。

(引用:Wikipedia「THE Berrics」)

「BATB」、「WBATB」は、世界のスケーター達がトーナメント戦で行う「スケートゲーム」になります。

スケーターなら知っている人が多いイベントで、見ているだけでも興奮するようなゲームが展開されます。

また、日本でもメーカーなどが主催する「スケートゲーム」の大会もあります。

・「THE Berrics 公式サイト」はこちら >

【「BATB」のYouTube↓】

【「BATB」過去の名勝負YouTube↓】

スケートゲーム(GAME OF SKATE)のルール

スケートゲーム(GAME OF SKATE)のルールは、先攻と後攻を決め、先攻が出すトリックを後攻がマネをするといった、とても簡単な仕組みです。

主なルールを始めにまとめてしまうと、次のようになります。

【スケートゲームのルールまとめ】

・先攻(攻め)と、後攻(マネ)を決める

・「攻め」が出すトリックの「マネ」をする

・「攻め」が失敗したら、「攻め」と「マネ」の交代

・「攻め」が失敗しても「×(バツ)」は付かない

・「マネ」が失敗したら「×(バツ)」が1つ付く

・先に「×(バツ)」が5つ付いたら負け

・5つの「×」を順番にS,K,A,T,Eという

・トリックのメイク(成功)が怪しい時は、やり直し

・4つ目の「×」が付いている状態で失敗した場合、もう1回だけチャンスがある

文字で書くと難しそうですが、やってみると、とても簡単なゲームになります。

そんなスケートゲームのルールを順番に詳しく説明していきます。

【1・先攻と後攻を決める】

ジャンケンなどで、先攻(攻め)と、後攻(マネ)を決めます。

【2・「攻め」が出すトリックの「マネ」をする】

「攻め」が出してきたトリックの「マネ」をします。

例えると、次のような感じです。

「攻め」がキックフリップ → 「マネ」も同じキックフリップ

そして、「マネ」が成功した場合と失敗した場合は、次のように分かれます。

・「マネ」が成功 → 「攻め」が違うトリックを出して続行

・「マネ」が失敗 → 「マネ」に「×(バツ)」が1つ付き、「攻め」が違うトリックを出して続行

「マネ」が成功したら、そのままゲームは続行するだけですが、「マネ」が失敗したら「×」が1つ付きます。

スケートゲームは「×」が5つ付いてしまったら負けとなります。

「×」が付いた時の事を「バツが付いた」とは言わず、順番に「S,K,A,T,E」と言います。

全ての文字が揃ったら負けという感じです。

1つ目の「×」→「S」
2つ目の「×」→「K」
3つ目の「×」→「A」
4つ目の「×」→「T」
5つ目の「×」→「E」

※この記事内では分かりやすいように「×」と表記します。

【3・「攻め」が失敗したら、「攻め」と「マネ」の交代】

「攻め」がトリックを失敗したら、「攻め」と「マネ」の交代となります。

例えると、次のような感じです。

「攻め」がキックフリップをしようとして失敗 → 「マネ」は同じトリックをする必要はなく、交代する

この時、「攻め」が失敗しても「×」は付きません。

「×」が付くのは「マネ」が失敗した時だけになりますので、交代するだけです。

【4・トリックのメイク(成功)が怪しい時は、やり直し】

スケートゲームでトリックをした時に、メイク(成功)しているのか判定が難しい時があります。

例えば、次のような時です。

・片足のつま先だけが付いている
・180や360が回り切れているか微妙

・・・などなど

このような、メイクと言えるか微妙な時は、トリックのやり直しが必要になります。

【5・「×」が4つの状態で失敗したら、もう1度チャンスがある】

「×」が4つの「S,K,A,T」の状態で失敗すると、もう1度だけチャンスがあります。

【例:A君が「攻め」、B君が「マネ」で「×」が4つの場合】

・「攻め」のA君がキックフリップをする

・「マネ」のB君がキックフリップを失敗する

・B君は4つの「×」が付いている状態なので、もう1度だけキックフリップを挑戦できる

この時に、B君が成功したら、そのままゲームは続行です。

ただし、最後のチャンスも失敗してしまった場合は、そこでゲーム終了となり、A君の勝利になります。

世間で言う「ラスト1回」というのがスケートゲームにもあって、そこで失敗したら終わりになります。

つまり、「×」が4つ付いている状態の時は、常に2回ずつ挑戦ができるという事です。

【6・先に「×」5つの「S,K,A,T,E」になったら負け】

「ラスト1回」も失敗して、どちらかが先に「×」が5つの「S,K,A,T,E」の状態になったら、そこでゲーム終了になります。

スケートゲームのルールの説明は以上となります。

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スケートゲームの禁止行為

スケートゲームには禁止行為もあります。

それが次の通りです。

・同じトリックはNG
・地面に足が付くトリックはNG

【・同じトリックはNG】

スケートゲームは、1度やったトリックを出すのはルール違反になります。

ですので、常に違うトリックを出す必要があります。

ただし、「攻め」が失敗したトリックは、やる事が出来ます。

【例】
・「攻め」がキックフリップを失敗 → まだキックフリップを出してもOK

あくまでも、「攻め」がメイクしたトリックをやる事がNGなので、失敗した場合はやってもOKです。

【・地面に足が付くトリックは禁止】

スケートゲームでは、地面に足が付くトリックは禁止となっています。

主に、次のようなトリックです。

・ノーコンプライ
・ボンレス

このようなトリックは基本的には禁止になります。

友達や仲間とやる時は気軽に

スケートゲームを友達や仲間とやる方もいると思いますが、そのような場合でしたら、禁止行為とかはお互いの話し合いで決めている人が多いです。

ノーコンプライ系や、ボンレス系の足が付くトリックでも、お互いの同意があれば何も問題ありません。

また、ショービットを入れたり、マニュアルをしている長さを入れてもOK。

友達や仲間とスケートゲームをする場合には、気軽に楽しんでください。

スケートゲームをやるとメリットがある

スケートゲームをやると、メリットがあります。

そのメリットがこちらです。

・いつも練習しないトリックに手を出す
・負けないようにトリックの練習するようになる

スケートゲームをやっていると、手を出したことがないトリックを出される事があるので、新しいトリックへのキッカケになります。

また、できるだけ負けたくないので、トリックのメイク率を上げるために練習をするようになります。

実際に筆者も、友達とやったスケートゲームをキッカケに、手を出して練習したトリックもありました。

意外とこのような事が起こるので、スケートゲームをやるとメリットもあります。

スケートゲームはフラットトリック以外でもできる

スケートゲームは、キックフリップなどのフラットトリックをメインとしたゲームですが、それ以外でも楽しめるゲームです。

例えば、次のような楽しみ方もあります。

・カーブBOX
・バンク
・ランプ

・・・などなど

スケートゲームはトリックの競い合いをするゲームなので、どんな物でも楽しむ事が出来ます。

友達や仲間とやる場合なら、ルールも自分たちなりに決める事が出来るので、遊べる範囲は色々と広がります。

実際に筆者も、フラットトリック以外でスケートゲームをして楽しんだ事がありました。

意外と色々な楽しみ方があるので、ぜひやってみてください。

「スケートゲーム」のまとめ

スケートゲームのルールや、やり方を色々と書いてきました。

スケートゲームのルールをまとめますと、次のような感じです。

・先攻(攻め)と後攻(マネ)を決める

・「攻め」が出すトリックの「マネ」をする

・「攻め」が失敗したら、「攻め」と「マネ」の交代

・「マネ」が失敗したら「×」が1つ付く

・「攻め」が失敗しても「×」は付かない

・先に「×」が5つ付いたら負け

・5つの「×」を順番にS,K,A,T,Eという

・トリックのメイク(成功)が怪しい時は、やり直し

・4つ目の「×」が付いている状態で失敗した場合、もう1回だけチャンスがある

スケートゲームは、プロがやっているのを見ているだけでも楽しいですが、実際にやっても面白いゲームです。

ルールを理解して、スケートゲームを楽しんでください。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。スケートゲームのルールを知れば、見ている楽しさも変わってきます。

プロ同士の対戦でも、4つの「×」が付いた後の「ラスト1回」でメイクした時の興奮は中々なものです。

そして、実際にやっている時の緊張感も楽しめます。

ぜひルールを覚えて頂き、スケートゲームを楽しんでもらえたらなと思います。

この記事で、スケートゲームについて、お役に立てればと思います。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!