BURTONの「AK TECH(テック)グローブ」を買って使ってみました。
筆者はスノーボード歴が20年以上で、以前スノーボードショップでゴーグルやグローブなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、AK TECHグローブは長年販売され続けています。
値段を考えたら機能性がよくて、働いていた時から使いやすいと評判が良かったです。
筆者は、シーズン初めやオフシーズン前、トップシーズンの暖かい日に使えるグローブを探していて、AK TECHグローブに決めました。
使いやすそうな厚すぎない造りにプラスして、保温性が良さそうなグローブ内のフリース素材が良いなと感じました。
そこで、実際に使ったBURTONのAK TECH(テック)グローブを色々と詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてください。
BURTONのAK TECH(テック)グローブをレビュー
・今回レビューするのはこちらです。
スノーボードブランドとして有名な「BURTON」の「AK TECH(テック)グローブ」。
少し薄めで使いやすさを重視していながら、防水性や保温性も考えられているグローブになります。
そんなAK TECHグローブを使ってみた感想を先に書くと、次のような所が良かったです。
【AK TECHグローブの良かった所】
・柔らかくて指が動かしやすい
・薄すぎず厚すぎずの生地感
・裏地がフリースで保温性がある
・脱着が簡単にできる
・リストリーシュに伸縮性がある
・手首以上ある長めのカフ
・簡単なスマホ操作ができる
このような所が良いなと感じました。
ただ、次のようなデメリットもあるなと感じます。
【AK TECHグローブのデメリット】
・場所によっては雪が降った日は寒そう
・付け外しのインナーグローブはない
・細かいスマホ操作はしづらい
このようにも感じました。
そんな感じの、BURTON「AK TECHグローブ」について詳しく書いていきます。
AK TECHグローブの外観
BURTON「AK TECHグローブ」の外観になります。
生地は厚すぎず薄すぎずといった感じで、分厚いというのは全く感じない造りになっていました。
手の平には柔らかいレザーが使われていて、全体的に柔らかいといった感じがします。
柔らかめと言っても、フニャフニャで軟弱な感じや、ペラペラに薄いといった感じは一切ありません。
また、人差し指と親指だけは、周りに手の平と同じレザーが使われていて、指が動かしやすいようになっています。
ビンディング操作などでよく使う指なので、この辺りは助かります。
グローブの中は、マイクロフリースで手触りはとても良く、保温性がしっかりありそうな感じでした。
AK TECHグローブは、手を入れた時に閉める箇所が、グローブ横にあるジッパーだけになります。
ジッパーを開けてみると、薄くて伸縮性がある生地が付いていました。
ジッパーだけなので、脱着がしやすいのが良かったです。
外観の最後は、グローブの入口に付いているグローブリーシュになります。
伸縮性があるゴムのような素材なので、手が入れやすかったです。
また、グローブリーシュを絞ったとしても、伸縮性がある分、グローブの脱着がしやすいのが良いなと感じました。
リーシュの先には引っ張りやすいように、レザー素材の当て布もついています。
シンプルでスッキリとしたデザインで脱着も簡単。
そして、使いやすさを重視した厚すぎない造りでありつつ、保温性もあるグローブだなと感じました。
実際につけてみた
BURTONのAK TECHグローブを実際につけてみました。
手を入れた後にジッパーだけを閉めれば良いので、脱着はとても簡単にできます。
ベルトで絞ったりする必要がないのは楽でしたし、外す時もすんなりとできました。
また、絞るベルトが無くても、フィット感が悪かったり、取れやすかったりというのはありません。
手を入れてみると、ゴワゴワした違和感が少なくて、指を動かしやすい状態です。
グローブを付けたままでも握りやすいですし、ビンディング操作などは簡単にやりやすそうな感じでした。
そして、グローブの入口にあたる「カフ」も手首がちゃんと隠れる感じなので、雪の侵入も防いでくれます。
この少し長めのカフも良いなと感じました。
グローブの中はマイクロフリースになっていて、手触りも良かったです。
保温性も期待できる感じなので、少しぐらいの寒さでしたら、手を暖かくして滑れる感じがします。
ウェアと合わせてみると、グローブが分厚い造りではないので、袖に入れてみてもスッキリとした感じなのも良かったです。
脱着がしやすかったり、ゴワゴワしないで使いやすかったりと、使い心地が重視されているなと感じました。
指先がスマホ対応
AK TECHグローブは「SCREEN GRAB」という、指先がスマホ対応になっているグローブになります。
実際にスマホを使ってみたところ、問題なく操作はできました。
親指と人差し指がスマホ対応となっていて、他の指はスマホ対応ではありません。
それでも使うには十分ですし、カメラのアプリなんかも普通どおりに撮影する事ができました。
ただ、普段使うグローブと比べてしまうと指先に厚みがあるので、細かい操作はやりづらかったです。
例えば、文字を打つ操作など。
防寒性や保温性も考えられているグローブなので、この辺りはしょうがないかなといった感じでした。
とはいっても、カメラでの撮影や単純なタップ操作ぐらいはできたので、それだけでも良いなと感じます。
インナーグローブは付いてない
AK TECHグローブには、インナーグローブは付属していません。
もしもインナーグローブを付けたい場合には、別売りで購入する必要があります。
AK TECHグローブのサイズ感
AK TECHグローブのサイズ感になります。
今回筆者が買ったグローブは「Sサイズ」になります。
筆者の手の大きさはグローブや、スノーボード以外の手袋などを着ける時には、基本的にS~Mサイズの物を使用しているサイズ感です。
ちなみに、手の大きさを測ると、次のような感じです。
・手長:18cm
(中指から手首まで計測)
・手囲い:21cm
(手のひら1周を計測)
このBURTONのグローブは、日本正規品でも、アメリカの規格なので「少し大きめ」のグローブになります。
今回は使いやすさを重視に考えていたので、ピッタリの「Sサイズ」を選びました。
ピッタリと言っても、手を入れてキツイという感じは一切ありませんし、少し大きいという感じもありません。
ただ、中にインナーグローブを入れるとすれば、「Mサイズ」を選んでいるなという感じです。
今回はインナーを入れることは考えていないので、Sサイズを選びました。
11月のゲレンデで使ってきました
AK TECHグローブを使って11月の後半に滑りに行ってきました。
この日は晴れていて、気温は最高9度になります。
晴れていたので暑くなりやすいですが、暑さはほぼ感じない状態だったので快適に滑れました。
もちろん、寒いという感じは、まったくありません。
転んでもグローブの入口から雪が侵入してくることもなく、中が濡れることもなかったです。
暖かい日ではありましたが、中が蒸れるという事もなかったので使いやいグローブでした。
-5度の曇りの日に使ってきました
AK TECHグローブを、天気は曇りで気温は-5度の日に使ってきました。
使ったのはかぐらスキー場になります。
素手の状態だとかなり寒い日だったのですが、AK TECHグローブだけでも滑ることはできました。
ちなみに、インナーグローブは使っていない状態です。
ただ、手が寒くて痛いという感じではありませんでしたが、温かいといった感じもありませんでした。
グローブが少し薄めという事もあるので、この日より寒い場合ですと、さすがに寒そうな感じがします。
また、寒さが苦手な人の場合でしたら、-5度の曇りでも寒さを感じてしまいそうです。
-5度以上の寒い日の場合はインナーグローブを入れたり、違うグローブにしたりした方が良さそうだなと感じました。
ただ、寒さに慣れている人の場合ですと、この日のような天気と気温でも、そのまま使えます。
「AK TECHグローブ」レビューのまとめ
BURTONのAK TECHグローブは、薄めで使いやすさを重視しながらも、保温性も考えられている所が良いなと感じました。
ジッパーだけの構造で手の出し入れもしやすかったですし、簡単なスマホ操作もしやすい感じでした。
そして、長めのカフになっていて、雪の侵入を防いでくれるのも良かったです。
ただ、生地が凄く厚いという感じでもないので、気温が低いスキー場で雪が降ったら寒そうだなとも感じます。
とはいっても、トップシーズンでも晴れている日とかでしたら使えそうですし、インナーグローブを入れれば保温性も上がるので調整はできます。
適度な保温性を持ちつつ、握りやすさや使いやすさを重視したいという場合でしたら、このグローブはピッタリだなと感じました。
【BURTON公式サイトはこちら↓】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。AK TECHグローブは、シーズン初めやシーズンオフ近く、晴れて寒くないトップシーズン用に購入したのですが、ちょうど良いグローブだなと感じました。
手の出し入れもしやすいですし、指が動きやすかったので満足しています。
使いやすさを重視しながら保温性もある良いグローブだなと感じます。