Karrimor(カリマー)の「tribute 25」を買って使ってみました。使いやすい大きさの25L容量で、街や旅行など、色々なところで使えるシンプルなデザインをしたリュック。
実際に使ってみると、背負い心地が良いのはもちろんの事、使いやすいポケットなどが多くて良かったです。
生地感もしっかりとしていて型崩れを起こしづらそうですし、収納スペースが3つに分かれているのも良いなと感じました。
そこで今回は、今まで数多くのリュックを使ってきた筆者が、Karrimor(カリマー)のtribute 25を色々と詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてください。
Karrimor(カリマー)のtribute 25(トリビュート25)をレビュー
・今回レビューするのはこちらです
はじめに、tribute 25の詳細を載せておきます。
アウトドアブランド、Karrimor(カリマー)の「tribute 25」。
街の中で使いやすいデザインをしながら、アウトドアブランドながらの使いやすさも考えられたリュックです。
大きさも25Lと使いやすい感じで、アクセスしやすいポケットも色々とついていました。
そんなカリマー「tribute 25」を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【tribute 25の良かった所】
・シンプルなデザインで使いやすい
・中身が明るい生地
・型崩れしづらい生地感
・上部から荷物が出しやすい
・アクセスしやすいサイドポケット
・小分け収納できる
・背面とベルトのクッション性が良い
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【tribute 25のデメリット】
・サイドにペットボトルが入れづらい
・PCスリーブに15.6インチが入らない
・自立しない
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのtribute25について、次の順番でレビューしていきます。
【カリマー「tribute 25」レビューの内容】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、カリマー「tribute 25」について詳しくレビューを書いていきます。
外観
カリマー「tribute 25」の外観になります。
生地は少し硬めな感じで、しっかりとした生地感でした。
少し硬めと書きましたが、ガチガチに硬いという感じではなく、柔軟性もありながら、型崩れしづらそうなナイロン生地です。
上部には少し幅が広い取っ手が付いていました。
単なるベルト1本ではなく、握りやすい造りだったので、手でも持ちやすかったです。
リュックの両サイドには、ジッパー付きのポケットが付いていました。
立体的な構造になっていたので、少しぐらい厚い物でしたら入ってくれます。
ジッパー付きなので、荷物が落ちづらいのも良いなと感じました。
また、横からアクセスしやすい位置になるので、すぐに取り出したい物を入れておくと便利です。
ただ、ここのポケットに500mlのペットボトルを入れておくのは心配になります。
立体で厚めの物は入りますが、浅めなポケットなので、ペットボトルを入れると落ちてしまいそうな感じでした。
実際に入れてみると、今にも落ちそうな感じです。
ですので、ここに500mlのペットボトルを入れる場合は注意が必要そうです。
そして次は、リュックの底面になります。
底面は幅が広めで、厚めのパッドが入っていました。
床などに置く時の衝撃などにも安心できます。
底面は幅が広いですが、自立はしなかったです。
底面の、背面側に近いパッドが更に厚くなっているので、荷物を入れても斜めになるような感じでした。
背中側にはパソコンを入れるPCスリーブがあるので、そこを守る為に底面の背面側のパッドが厚くなっています。
この辺りはしょうがないかなと感じました。
外観の最後は、「tribute 25」の背面になります。
背面には厚めのパッドが入っていて、背中へのクッション性も良かったです。
また、4つのパッドが区切られているので風通しも良く、蒸れ防止にもなってくれる造りでした。
ショルダーベルトにも厚めなパッドが入っています。
パッドが少し硬めかなと感じましたが、背負ってみると気にならず、背負い心地も良かったです。
ベルト表面には物を掛けられる「Dリング」や、胸元で留める「チェストベルト」も付いています。
「チェストベルト」は上下に移動できるので、自分の好みに合わせる事ができました。
ちなみに、腰のウェストベルトはついていません。
デザイン的にはとてもシンプルな感じなので、色々なところで使いやすいのが良いなと感じました。
しっかりとした生地感なので、安っぽさなど一切感じませんでしたし、背負い心地も良いリュックでした。
中身(背面)
カリマー「tribute 25」には、3つの収納スペースがあります。
まずは1つ目の、背面にある収納スペース。
ダブルジッパーが使われている収納スペースで、開けてみると背面側のフチに硬い芯のような物が入っていました。
この芯が入っていることで、型崩れしづらくなっていたので、この辺りは良いなと感じます。
そして中身には、PCスリーブやジッパー付きのポケットがありました。
PCスリーブ側にはゴム製のベルトも付いています。
底面を見てみると、少しだけ「マチ」も造られています。
ただ、広い「マチ」ではないので、大き過ぎる物は入れられない感じです。
背面側にあるジッパー付きポケットは、少し深めな感じになります。
ここに、「DVD」と「DVDサイズのノート」を入れてみたところ、2つともスッポリ入りました。
また、ここのポケットは上部からのアクセスがしやすかったです。
ポケットは少し深めではありますが、小物類を入れておくと手が届きやすいので、すぐに取り出したい物を入れておくと便利でした。
次は、PCスリーブになります。
PCスリーブの内側には、フリースのような柔らかい素材が使われていました。
パソコンやタブレットなどが傷付きづらい造りだったので、この辺りも良かったです。
ここのPCスリーブに、次のような物を入れてみました。
・「15.6インチのノートパソコン」
タテ37.9cm ヨコ26cm 厚さ2.5cm
・「A4ファイルのサイズ」
タテ31cm、ヨコ23.5cm、高さ2cm
15.6インチのノートパソコンを入れてみたところ、入ることは入ります。
ただ、入れてみると、パソコンの角が当たっている状態で、ジッパーを閉めるのもかなりキツかったです。
ですので、PCスリーブに「15.6インチのノートパソコン」は、入れない方が良さそうな感じがします。
ちなみにですが、PCスリーブを使用せず、そのまま収納スペースに入れる場合でしたら問題なく入りました。
次に「A4ファイル」をPCスリーブに入れてみたところ、こちらは何も問題なくスッポリ入ります。
余裕もある状態でしたので、出し入れもスムーズでした。
そして、PCスリーブに「A4ファイル」、収納スペースに「15.6インチのノートパソコン」という感じでしたら、同時に入れられます。
ジッパーもスムーズに閉まってくれましたし、問題なかったです。
ジッパー周りに硬めの芯が入って型崩れしなかったり、上部から荷物が取り出しやすいのは良かったです。
PCスリーブに15.6インチは入りませんでしたが、内側にフリースのような素材が使われているのも良いなと感じました。
中身(メインルーム)
カリマー「tribute 25」のメインルームになります。
ダブルジッパーが使われているメインルームを開けてみると、中にはポケットが1つもなかったです。
底面を見てみると、「マチ」の形状がしっかりあり、少し厚めのパッドが入っています。
ここに「2Lペットボトル」を入れてみたところ、2本までは余裕で収納できました。
3本入れてみようとしましたが、さすがに入らなかったです。
また、横の「マチ」もあるので、厚めの物を入れておくにはピッタリな収納スペースです。
ここのスペースにポケットはありませんが、それは他の収納スペースにあるので、ここにポケットが無くても困りませんでした。
中身(サブルーム)
カリマー「tribute 25」の3つ目の中身、前面にあるサブルームになります。
こちらもダブルジッパーが使われており、ジッパーを開けると小分け収納できるポケットが付いています。
また、ここのサブルームは立体的に造られていたので、少し厚い荷物でも入るようになっていました。
外側から見ると、立体的になっているのが分かります。
サブルーム内の広さは、「A4ファイル」が入るぐらいです。
ただ、厚すぎる物を入れると、小分けポケットが使えなくなります。
小分け収納ポケットは、3つのポケットと、ペン差しが2つ付いています。
ここの収納ポケット、次のような物を入れてみました。
・DVD+DVDサイズのノート
・モバイルバッテリー
(タテ13.5cm、ヨコ7cm、高さ1cm)
・「A6サイズのノート」
(5号 タテ14.8cm ヨコ:10.5cm 高さ:0.5cm)
・ペン2本
これらのサイズの物でしたら、しっかり収まってくれます。
また、中央の入口にゴムが入っているポケットは「マチ」があるので、少し厚めの物も入ってくれます。
「A6サイズノート」のかわりに「デジタルカメラ」を入れてみたら、問題なく入りました。
中央のポケットに関しては、裏地にフリースのような生地が使われていて、入れた物に傷がつきづらいようになっています。
カメラなどを入れておくには良いポケットでした。
前面のサブルームは、小分け収納できるうえに、スペースに余裕があるのが良かったです。
少し厚めの物も入れておけますし、荷物も取り出しやすい位置にあったので、使いやすいサブルームでした。
tribute 25のサイズ感
カリマー「tribute 25」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れてみたのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・15.6インチのノートパソコン
・A4ファイル
・厚手のパーカー
・デニムパンツ(ジーンズ)
・半袖Tシャツ×2枚
・DVD
・DVDサイズのノート
・モバイルバッテリー
・小さいノート
・ボールペン2本
・デジタルカメラ
この量を入れた状態で、結構パンパンな感じです。
パソコンやファイルを抜けば、入る荷物量は増えるので1~2泊ぐらいでしたら使えそうです。
また、洋服を抜けばファイルや書類系などをもっと入れられるので、仕事でも使えます。
収納スペースが3室あるので、荷物を分けて入れられて使いやすかったです。
背負っている時のサイズ感
カリマー「tribute 25」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
このような体型の筆者が「tribute 25」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
カリマー「tribute 25」レビューのまとめ
カリマーの「tribute 25」を使ってみて、デザインがシンプルですし、使いやすいポケットが良いなと感じました。
生地もしっかりとしていましたし、型崩れしない感じも良かったです。
また、中身が明るいので、遊びもあって面白いリュックだなと感じました。
ただ、リュックのサイドにペットボトルが入れづらい点もありました。
そして、PCスリーブに15.6インチが入らなかったり、自立しなかったりという点もあるので、そこはデメリットかなとも感じました。
とはいっても、PCスリーブを使わなければ15.6インチも入りましたし、中身の荷物を守る為に底面が厚いと考えたらしょうがないかなとも感じます。
背面はクッション性も良かったですし、ショルダーベルトに関しても背負い心地は良かったです。
外側からアクセスしやすいポケットもいくつかあったので、デザイン、使いやすさを考えたら良いリュックだなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。アウトドアブランドのカリマーですが、tribute25は街で使うには良いリュックでしたし、旅行などでも使いやすかったです。
背負い心地としては、さすがはアウトドアブランドといった感じでした。
デザイン的にも使いやすかったですし、しっかりとした生地感なのも良かったです。