3月中旬の日曜日に福島県の耶麻郡猪苗代町にある、沼尻スキー場に行ってきました。
筆者は今回が初めのスキー場です。
今まで知らなかったスキー場なのですが、1915年(大正4年)にオープンした歴史あるゲレンデとの事でした。
そんな沼尻スキー場に行ってみた所、一言でいえば「THE平和」という印象。
子供連れのファミリーや、初心者の人にやさしいゲレンデだなと感じました。
また、初心者の人でなくても、楽しめるゲレンデだなとも感じます。
そこで今回は、沼尻スキー場に行った事を、ブログで色々と書いていきます。
沼尻スキー場に行ってきました
今回筆者は、3月中旬の日曜日に沼尻スキー場に行ってきました。
到着したのはオープン時間とほぼ同じ、8:30頃です。
駐車場は全日無料で、到着した時の停まっている車は、日曜にしては少ない印象でした。
準備を終わらせて、ゲレンデへと向かいます。
この日の天気は曇りで、3月という事もあって気温は少し高めといった感じです。
雪質的に言えば、緩んでいる感がありましたが、水分が多くてグチャグチャという感じではありません。
たまに減速する箇所もありましたが、スノーボードで楽しむ分には十分な感じでした。
ゲレンデ下部の麓にあるセンターハウスは、まさかのプレハブ。
食堂、お土産屋&ショップ、レンタルと別れていて、他のゲレンデではあまり見ない光景でした。
プレハブと言っても中に入ってみると意外と広く、食堂も十分な広さがあったので、多い人数でも入れます。
ローカルゲレンデといった雰囲気があって、凄く良いなと感じました。
そして、リフトの目の前には広いキッズパークがありました。
日曜日だったこの日は多くの家族で賑わっていて、子供連れには最高な場所だなと感じます。
沼尻スキー場のリフト数は3本になります。
そのうち1本の「第2ペアリフト」の滑れるコースは斜度が緩めで、初心者の練習にはピッタリなコースでした。
「第2ペアリフト」は土日祝だけのオープンです。
今回は、「第2ペアリフト」を外した、別の2本のリフトを利用して遊びました。
センターハウスの目の前にある「一本松クワッドリフト」から乗り、そこから「第1ペアリフト」へ。
大正時代からあるスキー場ではありますが、リフトが遅いという事はありません。
フードはありませんでしたが、のんびり系ではなく、サクサクと周りやすいリフトで良かったです。
ちなみに、今回は日曜日でしたが、リフトの待ち時間は、ほぼ0(ゼロ)に近い状態でした。
2本のリフトを乗り継いでコースに行ってみると、緩めな斜度が待っていました。
緩めと言っても、止まってしまうような感じではありません。
斜度がありながら、やさしい感じのコースで、出そうと思えばスピードもでる感じです。
そして、「第1ペアリフト」から滑れるゲレンデ上部のコースは、幅が広くて斜度が少しある「林間コース」のような印象でした。
「林間コース」と聞くと、「迂回コース」のような印象があると思いますが、それの幅広いバージョンといった感じです。
幅が広いので滑りやすいですし、止まってしまうほど緩いという感じではありません。
また、所々には、ちょい地形遊びができるような箇所もありました。
それにプラスして、「PARK Lv.2」というコースにはウェーブがあったりと、遊びながら滑る事ができました。
林間の良い雰囲気の中、マッタリとクルージングをしつつ、遊びながら滑れたので楽しかったです。
滑っている時のスピード感も良くて、初心者の人でも滑りやすいですし、転んでも余裕で進んでくれる斜度かも良いなと感じました。
緩めな斜度でマッタリも楽しかったですが、斜度が少しだけキツメなところもありました。
それが、ゲレンデマップの右側の、「アカマツコース」からの「しらかばコース」の流れ。
合計2kmぐらいの距離を滑れる上に、斜度があるところもあって楽しいコース取りでした。
晴れていれば景色も良さそうですし、気持ちよかったです。
とはいっても、凄く斜度がキツイという感じはありませんし、凄く速いスピードが出る感じでもないです。
ですので、急斜面を滑りたいという人には物足りないかなとも感じます。
あくまでもクルージング感覚で、少し斜度があるという感じになります。
筆者はそのようなコースも好みなので、気持ち良く滑れました。
そして、ゲレンデマップ左側にある4つのコース。
全て行ってみましたが、どれも気持ち良く滑れるコースでした。
1番左側にある「ファミリーコース」は斜度が緩めな感じでありながら、曲がりのコーナーが意外と長く続いたので楽しかったです。
もちろん、止まるほどの緩い斜度ではなく、気持ち良く流せる感じです。
「チャレンジコース」「しゃくなげコース」は中級コースとだけあって、斜度は少しキツめでした。
とはいっても、凄くキツいという感じではなくて、滑りやすい感じです。
スピードが出やすい斜度で、ターンを切るのが気持ち良いコースでした。
「ポプラコース」はコース幅がかなり広めで、「PARK Lv.2」というジャンプ台などがあるスノーパークになっていました。
スノーパークと一緒になっていると言っても、コース幅が広めなので普通に滑れます。
また、子供でも遊びやすい雪の壁のような物もあったので、ここでも楽しめました。
沼尻スキー場は、斜度が緩めなコースが多い感じではありましたが、パークのアイテムは凄く充実していました。
むしろ、色々な所に設置されています。
これからパークに挑戦したい人でも入りやすい物から、レベルが高めな人でも満足できるような物まで様々でした。
ジャンプ台は大きめの物から、小さめの物。
BOXなどのアイテムも入りやすい物。
レベルが高めなレールなど、色々とありました。
また、コースの途中に設置されている物もあったので、コースを滑りつつ、遊びやすいアイテムがあるのも良かったです。
そして、ゲレンデの下部にある「一本松クワッドリフト」だけでも、色々なコースを楽しめるのが良いなと感じました。
日曜日なのに、待ち時間がほぼ0(ゼロ)というのも、ありがたかったです。
色々と周って滑った後は、スノーパークをメインに、帰るまで色々と遊んで楽しみました。
一休憩の時に食べた焼き鳥は、普通な感じでしたが、個人的にはもう少し焼きが欲しいなといった感じです。
沼尻スキー場で滑ってみて、斜度が緩めではありながらも、滑りやすくて遊べる箇所があるのが良いなと感じました。
林間の雰囲気も良かったですし、スピードが出やすい、斜度が少しキツメなコースもあったのも良かったです。
また、凄く長い感じではありませんが、ロングコースを楽しむこともできました。
ただ、急斜面を攻めたり、凄く速いスピードを出したりしたい人には物足りないかなとも感じます。
非圧雪ゾーンもなかったので、パウダー狙いのゲレンデといった感じでもなかったです。
沼尻スキー場は、程よいスピード感を楽しみつつ、ちょっとした地形やパークなどで遊ぶには良いゲレンデだなと感じました。
それとやはり、幅がある林間コースや、キッズパークなど、子供には楽しみやすい要素が多いなとも感じます。
初心者の人でも色々なコースで楽しみやすいですし、初心者でなくても楽しめるスキー場でした。
さすがは1915年の大正時代から、今まで残ってきたスキー場といったところでしょうか。
この日もオープン時間から長い時間滑っていましたが、「THE平和」という感じで雰囲気も良くて、十分楽しかったです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。はじめて沼尻スキー場に行ってきましたが、想像以上に楽しめるゲレンデでした。
行く前にゲレンデマップを見たら小さいスキー場かなと思いましたが、意外と長めのコースもあって面白かったです。
程良いスピード感で楽しみつつ、色々な遊び方ができる良いスキー場だなと感じました。