コロンビアのリュック、「エランドパーク20Lバックパック」を実際に買って使ってみました。
子育てをしている時に使いやすいようにと開発されたモデル。
ベビーカーに付けられたり、哺乳瓶を入れやすかったりと、色々と便利な性能がありました。
また、子育てではなくても、一般的にも使いやすさがあったので、色々な用途で使えるリュックでした。
定価が1万円以下の約8,000円と考えると、十分過ぎるくらい良い性能を持ったリュックだなと感じます。
そこで、今までいくつものリュックを使ってきた筆者が、コロンビアの「エランドパーク20Lバックパック」を色々と詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
Columbia(コロンビア)のエランドパーク20Lバックパックをレビュー!
・今回レビューするのはこちらです
はじめに、エランドパーク20Lバックパックの詳細を載せておきます。
有名なアウトドアブランド、コロンビアの「エランドパーク20Lバックパック」。
小さい子供と外出する時に、必要な荷物を収納しやすいポケットや、使いやすい性能を持ったリュックになります。
実際に使ってみると、子供との外出だけではなく、普段使いや仕事などでも使いやすい性能があるリュックでした。
そんなコロンビア「エランドパーク20Lバックパック」を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【エランドパーク20Lバックパックの良かった所】
・シンプルで使いやすいデザイン
・軽くて背負いやすい
・背負い心地が良い背面とショルダー
・A4ファイルが収納できるPCスリーブ
・荷物が出しやすい3つのポケット
・開けた時に荷物が落ちづらい構造
・リュックを掛けられるショルダー上部のベルトが便利
・底面にパッドがあるので自立しやすい
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【エランドパーク20Lバックパックのデメリット】
・15.6インチのPCやタブレットが入らない
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのエランドパーク20Lバックパックについて、次の順番でレビューしていきます。
【コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」レビューの内容】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」について詳しくレビューを書いていきます。
外観
コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」の外観になります。
生地には、丈夫な420Dのナイロン生地が使われていました。
少し柔らかめでありながらハリがあり、しっかりとした生地感です。
軟弱という感じは一切ありませんでした。
リュックの表面には、薄めのパッドも入っていました。
パッドが入っているので型崩れもしづらいですし、表面のポケットに入れた荷物へのクッションにもなってくれます。
リュックの上部には、手持ちができるベルトが2本ついています。
ベルトの素材は一般的なリュックと同じですが、2本あるので握りやすくて持ちやすかったです。
そして両脇には、入口がゴムになっているポケットが付いています。
500mlペットボトルや、折り畳み傘を入れてみたところ、深さは問題ありませんでした。
底面にはしっかりとマチの形状があり、少し厚めなパッドも入っていました。
リュックを置く時のクッションにもなってくれますし、自立しやすくて置きやすいのは良かったです。
続いては、リュックの背面。
背面には厚めで、少し硬めのクッション性があるパッドが入っています。
中央には切り込みが入っていたので、風の通り道となり蒸れ防止にもなってくれます。
また、背面の内部には少し硬めな板が入っているので、型崩れしないようになっていました。
硬いと言っても、ガチガチに硬すぎる感じではなく、柔軟性がある板になります。
型崩れしないので、背負いやすさがありました。
ショルダーベルトには、柔らかめでクッション性が良いパッドが入っています。
荷物を入れて背負った時にも、クッション性のおかげで肩への負担も少なく感じました。
ショルダーベルトの上部には、バックルがついたベルトが付いています。
ベルトを伸ばして輪をつくることで、ベビーカーに付けられる造りです。
ベビーカーだけではなく、椅子などにも付けられるので、色々な使い方ができました。
【ベルトを伸ばす前↓】
【ベルトを伸ばした後↓】
また、このベルトを使わない時は、長さを元に戻すことで、ショルダーの別のベルトに引っかけることができます。
引っかければ不要なベルトがブラブラと邪魔になる事もなく、スッキリとした状態で使えました。
細かいところですが、このような考えられた造りが良いなと感じます。
外観の最後は、胸で留めるチェストストラップになります。
ベルトは上下に移動できるので、自分好みの位置に合わせることができました。
また、チェストベルトの片方にはゴムが付いていたので、ベルトを付けた時の圧迫感が少なくて良かったです。
このチェストストラップは付け外しが簡単にできます。
ベルトに通っているだけなので、すぐに外す事も付ける事もできました。
実際にやってみると、1分ぐらいで外すことが出来たので、不要な場合は簡単に外せます。
デザインはシンプルで使いやすいですし、細かい所まで使いやすい造りだなと感じました。
軽くて背負いやすいのも良かったです。
中身(メインルーム)
コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」の中身(メインルーム)になります。
ダブルジッパーが使われているメインルームを開けてみると、ポケットが色々と付いていました。
そして、中の底を覗くとマチの形状が見えます。
ここに、2Lペットボトルを入れてみたところ、2本まで入りました。
ジッパーもスムーズに閉まりましたし、何も問題なく入ってくれます。
続いては背面側のポケット、PCスリーブになります。
PCスリーブにどれぐらいの物が入るのか、「15.6インチのノートパソコン」と「A4ファイル」を入れてみました。
【この時に入れたパソコンのサイズ】
・15.6インチ
・タテ37.9cm ヨコ26cm 厚さ2.5cm
まず「15.6インチのノートパソコン」を入れてみたところ、この大きさの物は入らなかったです。
PCスリーブを利用せず、メインルームにそのまま入れてみたところ、そもそも入りませんでした。
ですので、この大きさの物は入りません。
次に「A4ファイル」を入れてみたところ、こちらは何も問題なかったです。
PCスリーブには薄めのパッドが入っているので、同じぐらいのパソコンやタブレットを入れても安心できます。
また、バックル付きのベルトがあるので、固定できるのも良いなと感じました。
また、「A4ファイル」などを入れながら、薄めのクリアファイルやノートを入れられるのも便利でした。
メインルーム内には、ボトルスリーブも造られています。
500mlペットボトルを入れてみたところ、問題なく入ってくれました。
ここのボトルスリーブにペットボトルを入れつつ、外部のボトルポケットにも荷物を入れることができます。
予備に持っておきたい場合には使えるポケットだなと感じました。
メインルームの最後は、フタ側にあるメッシュポケット。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・「モバイルバッテリー」
(タテ13.5cm、ヨコ7cm、高さ1cm)
・「A6サイズのノート」
(5号 タテ14.8cm ヨコ:10.5cm 高さ:0.5cm)
「A6サイズのノート」がちょうど良いサイズ感で収納できて、それ以外にモバイルバッテリーも入りました。
ここのポケットは、リュックの上部からアクセスしやすいので、荷物の出し入れがしやすくて便利でした。
大きい物を入れるメインルームですが、小分け収納できるポケットがあるので、荷物を整理しやすいのが良かったです。
また、底面やPCスリーブにパッドが入っているので、荷物を入れた時の安心感もありました。
中身(サブポケット)
コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」には3つのサブポケットがあります。
まず1つ目が、メインルームの前にある、ダブルジッパーが使われている広めのサブポケットです。
ジッパーを開けてみると、ガバッと大きく開いてくれて、両サイドには開き過ぎないように当て布がされていました。
大きく開きつつ、中の荷物が落ちづらいようになっていたので、荷物の取り出しやすさがあって良かったです。
底面を見てみると少しマチがあり、両サイドにも少しマチがありました。
厚過ぎる物は入れられませんが、多少の厚い物でしたら入れられます。
ここの収納スペースには3つのポケットがあり、上段にはマジックテープがついています。
ここにどれぐらい物が入れられるのか、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・DVD
・新品の除菌シート
(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
まず「DVD」を入れてみたところ、入れることはできましたが、マジックテープがつきませんでした。
サイズ的にはギリギリといった感じになります。
次に「新品の除菌シート」を入れてみると、こちらはマジックテープもついて収納できました。
とはいっても、結構ギリギリな感じです。
それでも入ったので、厚みがある物でも入れられるポケットになります。
そして下段には、入口にゴムが付いている2つのポケットがあります。
ここに「500mlペットボトル」と「折り畳み傘」を入れてみたところ、問題なく入りました。
また、上段に「新品の除菌シート」を入れた状態でも入ってくれて、ジッパーもスムーズに閉まります。
続いては、リュックの表面に付いている、2つ目のサブポケットになります。
シングルジッパーが使われていて、マチはないポケットです。
中は深すぎない造りになっています。
ここに、どれぐらい物が入るのか、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・DVD+DVDサイズのノート
・新品の除菌シート
(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
まず「DVD」と「DVDサイズのノート」を入れてみると、ちょうど良いサイズ感で収納できました。
ジッパーも閉まりますし、問題なく入ります。
厚みがある「新品の除菌シート」を入れてみると、こちらも収納でできてジッパーも閉まりました。
ただ、厚さがある物を入れると、隣のポケットが膨らんでしまいます。
入れる事はできましたが、隣のポケットに厚い物が入れられなくなるので、薄い物を収納した方が良さそうです。
また、ここのポケットは深すぎないので、荷物の取り出しがしやすいのも良かったです。
そして3つ目の最後のサブポケットは、リュックの背面にあります。
シングルジッパーの小さめのポケットで、マチはほぼありません。
広さ的には、成人男性の手がスッポリと入るぐらいになります。
また、「A6サイズのノート」(5号 タテ14.8cm ヨコ:10.5cm 高さ:0.5cm)も収まる広さになります。
ここのポケットは脇からすぐにアクセスできるので、荷物の出し入れがしやすいです。
定期券やスマホなどを入れておくと便利なポケットでした。
エランドパーク20Lバックパックのサブポケットは多めですし、整理しながら収納できるのが良かったです。
無駄に小さ過ぎず、どれも入れやすいポケットでした。
すぐにアクセスできるポケットもあるので、使いやすくて良いなと感じました。
エランドパーク20Lバックパックのサイズ感
コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・A4ファイル×2冊
・デニムパンツ(ジーンズ)
・厚手のパーカー
・半袖Tシャツ
・フェイスタオル
・A6サイズのノート
・ボールペン
・DVD
・モバイルバッテリー
・カメラ
・新品の除菌シート
・500mlペットボトル(リュック内)
・500mlペットボトル(サイドポケット)
・折り畳み傘(サイドポケット)
これだけの荷物量が入り、この量を入れるとリュックはパンパンな状態です。
20L容量と考えたら、ちょうど良い量だなと感じました。
日帰りや1泊程度の荷物量でしたら入りましたし、小分けポケットが多いので整理して入れられたのが便利でした。
背負っている時のサイズ感
コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
このような体型の筆者が「エランドパーク20Lバックパック」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」レビューのまとめ
コロンビア「エランドパーク20Lバックパック」を使ってみて、子育て中で小さい子供と出かける時だけではなく、日常でも使いやすいのが良いなと感じました。
すぐに取り出しやすいポケットがあったり、小分け収納できるポケットが多かったりと、使いやすくて良かったです。
無駄に小さいポケットがあるのではなく、使いやすい大きさのポケットがあるのが良いところでした。
ただ、15.6インチのパソコンは入らなかったので、大きめのパソコンやタブレットが入らないという点もありました。
とはいっても、A4ファイルぐらいの大きさでしたら入りましたし、固定できるベルトがあるので安心して入れられました。
デザインも使いやすいシンプルな感じでしたし、色々な使い方ができるリュックだなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。エランドパーク20Lバックパックは小さい子供と出かける時に使いやすいと表記されていましたが、日常でも十分使いやすかったです。
デザインからしてもビジネスや街使いで使いやすいですし、何よりポケットの使いやすさが良い所でした。
大き過ぎないサイズ感なので、使い勝手が良いリュックでした。