スケートボードブランド、Almost(オルモスト) のデッキを実際に買って使ってみました。
レジェンドクラスの2人のプロスケーターが立ち上げたAlmost。
ブランドイメージやグラフィックの良さだけではなく、デッキの製造方法に特徴があるので使っている人も多いブランドです。
筆者はスケートボード歴が10年以上なので、今まで何回かAlmostのデッキを使ってきました。
デッキが硬くて弾き具合も良いので、使うたびに良いデッキだなと感じています。
そこで今回は、スケートボード歴10年以上の筆者が、「Almost(オルモスト)」のスケートボードデッキを色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
同じブランドであっても、モデルによってノーズやテールの高さ、コンケーブの深さなどのシェイプが異なります。
ですので、シェイプに関してはあくまでも参考程度に書いていきます。
Almost(オルモスト)のスケートボードデッキをレビュー
・今回レビューするのはこちらです
2003年にカリフォルニアで設立したスケートボードブランドの「Almost(オルモスト)」。
「ロドニー・ミューレン」と「デーウォン・ソン」という2人のプロスケーターが立ち上げたブランドになります。
有名なプロスケーターが多く在籍しており、スケーターなら知らない人はいない有名ブランドです。
Almostは、折れづらい「IMPACTシリーズ」など、デッキ性能が良いという特徴もあります。
そんなAlmostのデッキを何度か使ったことがありますが、弾きが良くて使いやすいなと毎回感じています。
Almostのデッキには色々な特徴がありますが、今回使った「Resin-7」の技術を使ったデッキは弾き具合が良かったです。
そんなAlmost(オルモスト)のスケートボードデッキについて、色々と書いていきます。
Almostスケートボードの特徴
Almostのスケートボードデッキは、色々と特徴があるデッキになります。
まずは、その特徴や違いを、まとめて載せておきます。
【RESIN-HYBRID】
カナディアンメイプルとハードメイプルのハイブリット。
エポキシ系の接着剤を使い、硬さ、跳ね、強度を向上させたデッキ。
値段は少し安め。
【Resin-7(R7)】
100%カナディアンメイプルを使用。
エポキシ系の接着剤を使い、硬さ、跳ね、強度を向上させた7枚プレスのデッキ。
値段は普通。
【Super Sap】
リサイクルされたバイオベース原料を使用した樹脂接着剤使用。
従来のResin-7と変わらない強度、跳ねを維持しているデッキ。
値段は普通で環境に優しいデッキ。
続いては、スケートボードデッキが折れづらい、「IMPACTシリーズ」になります。
カーボン素材をデッキ内に組み込み、折れづらいように造られています。
【Impact Support】
トラック取付け付近にカーボン素材。
衝撃を分散し、折れにくい特徴のデッキ。
値段は少し高め。
【IMPACT LIGHT】
トップシート中央部分のみにカーボン素材。
激しい着地にも対応し、IMPACT シリーズの中では軽いデッキ。
値段は少し高め。
デッキの弾き具合を向上させる技術を使っていたり、折れづらい技術を使っていたりするのが、Almostの特徴です。
今回は、【Resin-7】の技術を使ったデッキを使用しました。
ノーズとテールの角度は少し強め
Almostのスケートボードのデッキ を踏んでみると、ノーズとテールの角度は少し強めで、踏んだ瞬間に角度が強いのが分かるぐらいです。
少し高めな分、地面との距離も少し離れている感じなので、標準的な角度よりは少し強めな力で弾く感じになります。
また、テール、ノーズが少し高い分、弾いた時にデッキが上がりやすいので、オーリーの高さも出しやすかったです。
少し高めな角度が好きな人はもちろん合いますし、標準的な角度を使っていた人でも使いやすいなと感じました。
ただ、低めな角度が好きな人には合いづらいかなとも感じます。
とはいっても、凄く強くて違和感があるほどでもなく、比較的に強めな方かなといった感じになります。
ですので、クセが強すぎるという感じではありません。
【テールの角度はこちらです↓】
【ノーズの角度はこちらです↓】
そして、コンケーブに関しては、標準的な感じでした。
足を乗せると湾曲が少し分かるぐらいで、違和感が少なかったです。
湾曲が強すぎるや、弱すぎてペタっとしているという印象はありません。
標準的な感じでクセが少ないので、使いやすさがありました。
滑っている時にスタンスを変更するのもやりやすかったですし、トリックをやる時にも気になる点はなかったです。
ノーズやテールの角度は少し強めですが、弾きやすかったですし、コンケーブは違和感がないデッキでした。
オーリーの弾きは良かった
Almostのスケートボードデッキでオーリーをしてみると、弾きは良かったです。
「RESIN-7」の特殊な接着剤を使った技法で造られているだけあって、デッキが硬く、弾いた時の感覚は良いなと感じました。
カナディアンメイプルを使っていますし、「RESIN-7」の技術も使われているので、弾きやすかったです。
また、カーブBOXなどのセクションで使った時も、弾きが良いのでトリックはやりやすい感じでした。
しっかりと硬いデッキなので、練習もしやすい感じです。
この弾きの良さがAlmostの良い所だなと感じます。
ランプやボウルで使ってみました
Almostのスケートボードデッキを使ってランプで滑ってみました。
一言でいえば、何も問題ありません。
ランプ内で滑っていても何も違和感はありませんし、トリックも普通どおりにできました。
コンケーブも標準的なので違和感はありませんし、何も問題がなく、トリックがやりやすかったです。
また、ボウルで使ってみても何も違和感はなく、普通どおりに楽しめました。
やりづらいなんて事は一切なかったです。
ランプにしてもボウルにしても、使いやすいデッキでした。
【追記】1ヵ月以上使ってみました
Almostのスケートボードのデッキを1ヵ月以上つかってみました。
主にやっていた事は、次のような感じです。
・フラットトリック
・カーブトリック
・レールトリック
・ランプ
このような感じで、ごく一般的な使い方です。
そして、この追記する前に滑っていた日数や時間は、次のような感じです。
・週3~4日
・合計10日以上
・3時間~6時間
・平均だと4時間ぐらい
時間に関していうと、その日によって変わってきますが、平均すると4時間ぐらいといった感じです。
そして、これぐらい滑ってみた結果、Almostのスケートボードデッキは使いやすかったです。
・Resin-7で弾きは良かった
・フラットトリックに問題はない
・カーブトリックでの問題はない
・ランプでも問題ない
・普通どおり楽しく滑れた
テールやノーズの角度は強めでしたが、すぐに慣れたので違和感はなくなりました。
また、「Resin-7」でしっかりと硬かったので弾きが良くて使いやすかったです。
ノーズとテールが極端に減りやすいなんて事もなく、満足できるデッキでした。
「Almostスケートボードデッキ」レビューのまとめ
Almostのスケートボードデッキを使ってみて、「RESIN-7」の技術で弾きは良かったですし、使いやすいデッキでした。
始めはノーズとテールの角度が少し強めな感じはしましたが、問題なく弾きやすかったです。
弾いた時のデッキの立ち上がりも少し高めなので、オーリーの高さも出しやすいのも良いなと感じました。
ただ、ノーズやテールの角度が少し高めな分、低めが好みの人には合いづらいかなとも感じます。
コンケーブは強すぎず、弱すぎずの標準的な感じなので、違和感なく使う事ができました。
ブランドのイメージやグラフィックの良さだけではなく、技術的にも良いデッキでした。
【コンプリートはこちら↓】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。Almostのデッキを今回使いましたが、やはり弾き具合が良くて使いやすいデッキでした。
それに、ブランド的にもカッコいいので、使っていて気分も上がります。
ブランドイメージが良いうえに、デッキの性能も良い。
色々な面での良さがあるデッキだなと感じます。