スケートボードブランド、BLIND(ブラインド) のデッキを実際に買って使ってみました。
GONZことMark Gonzales(マーク・ゴンザレス) が設立したBLIND。
筆者はスケートボード歴が10年以上なのですが、BLINDのデッキを使っていた人は今まで多く見てきました。
ブランドイメージのカッコ良さだけではなく、弾き具合が良くて調子が良いと評判が高いからです。
実際に使ってみても、使い心地も良かったですし、しっかりと弾ける良いデッキでした。
そこで今回は、スケートボード歴10年以上の筆者が、「BLIND(ブラインド)」のスケートボードデッキを色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
同じブランドであっても、モデルによってノーズやテールの高さ、コンケーブの深さなどのシェイプが異なります。
ですので、シェイプに関してはあくまでも参考程度に書いていきます。
BLIND(ブラインド)のスケートボードデッキをレビュー
・今回レビューするのはこちらです
1989年に設立したスケートボードブランドの「BLIND(ブラインド)」。
MARK GONZALES(マーク・ゴンザレス)というアーティスト兼プロスケーターが立ち上げたブランドになります。
有名なプロスケーターが多く在籍していて、ブランドロゴのキャラクター「リッパ―」も有名です。
そんなBLINDのデッキを使ってみると、特徴でもある「Resin-7」で弾き具合が良く、使いやすいデッキでした。
また、BLINDはグラフィックがカッコいい物が多く、今回使ったリッパ―が入ったグラフィックも気に入っています。
そんなBLIND(ブラインド)のスケートボードデッキについて、色々と書いていきます。
BLINDデッキの特徴
BLINDのスケートボードデッキは、色々と特徴があるデッキになります。
まずは、その特徴をまとめて載せておきます。
【RESIN-HYBRID】
カナディアンメイプルとハードメイプルのハイブリット。
エポキシ系の接着剤を使い、硬さ、跳ね、強度を向上させたデッキ。
値段は少し安め。
【Resin-7】
100%カナディアンメイプルを使用。
エポキシ系の接着剤を使い、硬さ、跳ね、強度を向上させた7枚プレスのデッキ。
値段は普通。
【Super Sap】
リサイクルされたバイオベース原料を使用した樹脂接着剤使用。
従来のResin-7と変わらない強度、跳ねを維持しているデッキ。
値段は普通で環境に優しいデッキ。
デッキの弾き具合を向上させる技術を使っていたり、環境に優しい材質を使いながら弾き具合を向上させたりするのがBLINDの特徴です。
今回は、【Resin-7】の技術を使ったデッキを使用しました。
ノーズとテールの角度は少し強め
BLINDのスケートボードのデッキ を踏んでみると、ノーズとテールの角度は少し強めでした。
高すぎる感じはなく、クセを感じるほどでもありません。
少し高めな分、地面との距離も少し離れているので、標準的な角度よりは少し強めな力で弾く感じになります。
また、少し高い分、弾いた時にデッキが上がりやすいので、オーリーの高さも出しやすかったです。
高めな角度が好きな人はもちろん合いますし、標準的な角度を使っていた人でも使いやすいなと感じました。
ただ、低めな角度が好きな人には合いづらいかなとも感じます。
とはいっても、凄く強くて違和感があるほどでもなく、比較的に強めな方かなといった感じになります。
ですので、クセが強すぎるという感じではなかったです。
【テールの角度はこちらです↓】
【ノーズの角度はこちらです↓】
そして、コンケーブは弱めでした。
足を乗せると湾曲が少し分かるぐらいで、違和感が少なかったです。
とはいっても、弱すぎてペタっとしている感じではありません。
標準よりは少し弱めという感じなので、使いづらいという事はなかったです。
滑っている時にスタンスを変更するのもやりやすかったですし、トリックをやる時にも気になる点はなかったです。
ノーズやテールの角度は少し強めですが、弾きやすく、クセをほぼ感じないデッキでした。
オーリーの弾きは良かった
BLINDのスケートボードデッキでオーリーをしてみると、弾きは良かったです。
「RESIN-7」の特殊な接着剤を使った技法で造られているだけあって、デッキが硬く、弾いた時の感覚は良いなと感じました。
テールの角度が少し高めでしたが、違和感はなくて気持ち良くオーリーできました。
カナディアンメイプルを使っていますし、「RESIN-7」の技術も使われているので、弾きやすかったです。
また、カーブBOXなどのセクションで使った時も、弾きが良いのでトリックはやりやすい感じでした。
しっかりと硬いデッキなので、練習もしやすい感じです。
この弾きの良さがBLINDの良い所だなと感じます。
ランプやボウルで使ってみました
BLINDのスケートボードデッキを使ってランプで滑ってみました。
一言でいえば、何も問題ありません。
ランプ内で滑っていても何も違和感はありませんし、トリックも普通どおりにできました。
コンケーブが弱めですが、やりづらいという事はなく、使いやすかったです。
また、ボウルで滑ってみても、何も問題なく楽しめました。
しっかりと乗っていられましたし、滑っていて違和感はなかったです。
十分楽しめるデッキでした。
【追記】1ヵ月以上使ってみました
BLINDのスケートボードデッキを1ヵ月以上つかってみました。
主にやっていた事は、次のような感じです。
・フラットトリック
・カーブトリック
・レールトリック
・ランプ
このような感じで、ごく一般的な使い方です。
そして、この追記する前に滑っていた日数や時間は、次のような感じです。
・週3~4日
・合計10日以上
・3時間~6時間
・平均だと4時間ぐらい
時間に関していうと、その日によって変わってきますが、平均すると4時間ぐらいといった感じです。
そして、これぐらい滑ってみた結果、BLINDのスケートボードデッキは使いやすかったです。
・「RESIN-7」で弾きは良かった
・始めから馴染みやすかった
・フラットトリックに問題はない
・カーブトリックでの問題はない
・ランプでも問題ない
・デッキは弱くなかった
テールやノーズの角度は少し強めでしたが、使い始めから馴染みやすかったです。
また、使っていて弾きが悪くなってくることもなく、もろいという事もありませんでした。
「RESIN-7」で弾き具合も良く、使いやすいデッキでした。
「BLINDスケートボードデッキ」レビューのまとめ
BLINDのスケートボードデッキを使ってみて、「RESIN-7」で弾きは良かったですし、クセが少なくて使いやすいデッキでした。
始めはノーズとテールの角度が少し強めな感じはしましたが、違和感はなく弾きやすいのも良かったです。
ただ、ノーズやテールの角度が少し高めな分、低めが好みの人には合いづらいかなとも感じます。
コンケーブは弱めでしたが、ペタペタな平という感じでもなく、標準と比べると弱いぐらいなので違和感なく使う事ができました。
ブランドのイメージやグラフィックの良さだけではなく、技術的にも良いデッキでした。
【コンプリートはこちら↓】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。BLINDのデッキは今までも使った事がありますが、今回もグラフィック、デザインが気に入るデッキでした。
所属しているプロスケーターがカッコいい人ばかりなのも良いなと感じています。
デッキの技術力が高くて弾きの具合も良いですし、総合的に考えて良いデッキだなと感じました。