BURTONが展開するゴーグル、ヘルメットブランドanon(アノン)。そのanonの「LOGANウェーブセル」実際に買ってみました。
他では見かけない保護テクノロジーを持ちつつ、BOAシステムでサイズの調整もできる。
そして、軽量で使いやすい性能があるという事で、気になるヘルメットでした。
実際に買ってみると、使い心地の良さがありながら、被っている時のシルエットも良かったです。
そこで、実際に買ったanon(アノン)のヘルメット「LOGANウェーブセル」をブログで色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
anon(アノン)のヘルメット「LOGANウェーブセル」をレビュー
今回レビューするのはこちらです
まずはじめに、今回レビューするヘルメットの詳細を載せておきます。
・モデル:LOGANウェーブセル ヘルメット
・サイズ:Mサイズ
・重さ:441g
スノーボードのトップブランドBURTONが展開するゴーグル、ヘルメットブランド「anon」の「LOGANウェーブセル」。
BURTONが展開しているというだけあって、衝撃耐性の性能に関してはスゴイ技術だなと感じました。
ヘルメット内を触ってみると他にはない技術で、衝撃耐性にも期待ができます。
そんなanon「LOGANウェーブセル」レビューの結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【anon「LOGANウェーブセル」の良かった所】
・使いやすいデザイン
・軽量
・衝撃耐性が強いヘルメット内
・BOAシステムでフィット感が良い
・雪が入りづらい頂点のベンチレーション
・ベルトの脱着が凄く簡単
・インナーパッドとイヤーパッドが付け外しできる
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【anon「LOGANウェーブセル」のデメリット】
・イヤーパッドを付ける時にコツが必要
実際に触ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのanon「LOGANウェーブセル」について、順番にレビューしていきます。
外観
anon「LOGANウェーブセル」の外観になります。
ヘルメットを初めて被った時に感じたのが、軽量感です。
今では軽いヘルメットはたくさんありますが、LOGANウェーブセルも十分軽くて、被った時の違和感も少なかったです。
実際に重さを量ってみたら、次のような感じでした。
重さは441gと軽量でした。
比較として、中身が入った新品の500mlペットボトルも量ってみました。
満タンの水分にプラスして、ペットボトルの容器が入るので、574gでした。
持ち比べてみると、明らかに軽いのが分かります。
そして、ヘルメットの頂上、後頭部、両脇に空気穴が空いているので、通気性も良さそうです。
また、雪が入りづらいように、頂上の一部には透明なカバーがされているのも良いなと感じました。
そして、両耳に当たるイヤーパッドは取り外しができます。
イヤーパッドは凹凸でハメ込まれているだけなので、少し力を入れれば引き抜くことができました。
また、イヤーパッドの中央は、短いマジックベルトで固定されているだけです。
こちらも簡単に外すことができます。
イヤーパッドを外せば、スタイル的にはスッキリとしています。
外した時の見た目も良かったです。
ただ、1点だけ気になる点がありました。
それが、イヤーパッドを再度つける時です。
凹凸に差し込むだけなのですが、力強く差し込まないと、しっかりと付いてくれませんでした。
凄く強い力が必要という訳ではありませんが、簡単ですぐという感じでもないので、そこだけが気になる点です。
とはいっても、凹凸を合わせてグッと力を入れれば、カチッとハマってくれるので、難しいという感じでもありません。
イヤーパッドの付け外しができるので、その日の天気に合わせて調整できるのは良いなと感じました。
首ヒモのベルトには少し小さめのバックルが付いています。
このバックルがマグネット入りで、とても便利でした。
被ってベルトを付ける時には、バックルを近づけただけで簡単にくっつきます。
また、くっついた後に外れないよう設計されているので、指で引っ張っても外れません。
そして、外す時にはバックルを左右にズラすだけ。
簡単に外すことができました。
外す時にはグローブをしたままでも簡単に外せます。
被る時にはマグネットで簡単に装着ができるうえに、被っている時にはしっかりと装着できる。
そして、外す時は簡単にできたので、この造りは便利ですし良かったです。
実際に手に取ってみると軽かったですし、被る時と外す時の使いやすさがあるのが良いなと感じました。
イヤーパッドの取り付けが少し硬かったですが、デザインも良いので満足いくヘルメットでした。
ヘルメットの内部
anon「LOGANウェーブセル」のヘルメット内部です。
中を覗いてみると、anonの「ウェーブセル構造」が見えます。
指で上から押してみると硬さを感じて、横になぞるように押してみると若干の柔らかさを感じました。
anonの公式サイトでは、次のように説明がされています。
ウェーブセルは、数百のショックアブソーバーが網の目のように張りめぐらされて頭部とヘルメットのアウターシェルを連結する構造になっています。セルの網の目を通して衝撃を分散し、自動車のバンパーのように衝撃を軽減するとともに、セルが曲がってすべることにより、回転する力を逸らします。
引用:anon公式サイト
実際に触ってみると、硬いだけではなく、横からなぞるようにすると若干柔らかかったので、これが衝撃を更に吸収するのかと感じました。
これにプラスしてパッドも付いているので、衝撃の吸収性は良さそうです。
次に、「BOAシステム」。
ヘルメットの裏にあるダイヤルを回せば、ヘルメット内が締まる構造になります。
実際にやってみると、しっかりと締まってくれて、頭を振った時にズレづらくなりました。
【BOAシステムを緩めている状態】
【BOAシステムを締めている状態】
今回選んだヘルメットのサイズは、ちょうど良いサイズ感なのですが、BOAシステムを使うと固定力が上がり、フィット感が良かったです。
また、グローブをしたままでもダイヤルを調整できたので、外す時でも簡単にできました。
そして、中のパッドはマジックテープで付いているので、簡単に付け外しができます。
汗をかいても洗いやすいのは良いなと感じます。
「ウェーブセル」は触ってみると面白い構造でしたが、衝撃耐性は良さそうです。
また、「BOAシステム」でフィット感も上がったので、被り心地も良かったです。
実際にスキー場で使ってきました
anon「LOGANウェーブセル」をスキー場で使ってきました。
実際に使ってみると、軽量なので滑っている時の違和感が少なかったです。
また、ベルトがマグネットですぐに付くのが便利でした。
アゴ下でゴチャゴチャとやらないで済むので、すぐに準備ができます。
滑っている時に外れることもなかったので、凄く便利な機能だなと感じます。
そして、ベルト長さの調整と、ヘルメット裏のダイヤルでサイズ調整がしやすかったです。
試しに、ヘルメット下にビーニーを被って装着してみましたが、簡単に調整できました。
滑っている時に、ヘルメットを被っている感覚はありますが、邪魔に感じるほどの重さがなく、集中して滑ることができたので良かったです。
滑走中に転びもしましたが、頭を守っているという安心感もあり、ストレスなく滑ることが出来ました。
anonのヘルメット「LOGANウェーブセル」のサイズ感
anonのヘルメット「LOGANウェーブセル」のサイズ感になります。
筆者が買ったのは、Mサイズなのですが、筆者の頭のサイズや、かぶっている時の見た目なども載せておきます。
サイズ感の参考にしてください。
筆者の頭のサイズとヘルメットのサイズ感
まずは、筆者の頭のサイズになります。
筆者の頭をメジャーで頭周りは測ると「56cm」です。
そして、頭の形は一般的な感じになります。
この頭のサイズで、「Mサイズ」を選びました。
公式サイトに載っているサイズチャートや、ヘルメットに表記されているサイズと同じ感じです。
筆者の56cmの頭のサイズで、LOGANウェーブセルのMサイズを選んだのですが、ピッタリなサイズ感になります。
ヘルメットだけを被っている状態で、人差し指を縦にして入れてみると、少し強めに入れれば指が入る状態です。
頭のどこかに当たって痛いという事もありませんし、ベルトやBOAシステムで調整すれば、頭を振ってもズレる事はありません。
ちなみにですが、購入する前に「Sサイズ」も試しみたら、次のように感じました。
「キツイ・・」
そして、「Lサイズ」を試した時には、次のように感じました。
「ダメではないけど、もっとピッタリしたい・・」
これが理由でMサイズを選ぶ事にしました。
LOGANウェーブセルを被っている時のサイズ感
anon「LOGANウェーブセル」を被っている時のサイズ感です。
実際に被っている状態が、次のような感じになります。
【ヘルメット+ゴーグル(イヤーパッドあり)】
【ヘルメット+ゴーグル(イヤーパッドなし)】
サイズ感は問題ありませんし、ゴーグルを上から付けても何も問題ありません。
そして、ヘルメットの中に、ニット帽とゴーグルを付けた場合が、次のような感じです。
【ヘルメット+ニット帽子+ゴーグルは中(イヤーパッドあり)】
【ヘルメット+ニット帽子+ゴーグルは中(イヤーパッドなし)】
「ニット帽子+ゴーグルは中」に関しては、ベルトを長めに伸ばしました。
ニット帽子を中に被ると高さが出てしまうので、ベルトを伸ばさないとキツかったです。
また、中に帽子を被るとキツメになりますので、BOAシステムは使っていない状態になります。
筆者の頭のサイズで被ると、このような感じになります。
anonのヘルメット「LOGANウェーブセル」レビューのまとめ
anon(アノン)の「LOGANウェーブセル」は、軽くてフィット感が良かったですし、使いやすい性能が良かったです。
被ったり外したりするのがやりやすかったですし、BOAシステムでフィット感が上がるのが良いなと感じました。
また、ウェーブセル構造を触った時に衝撃耐性が良さそうな感じがしましたし、イヤーパッドやインナーパッドの付け外しができるのも良い所でした。
ただ、イヤーパッドを付ける時に付けづらいという点もありました。
とは言っても、力強く入れれば付けられましたし、慣れてしまえば問題ないのかなとも感じます。
デザインの良さや衝撃耐性の良さだけではなく、使いやすさも考えられたヘルメットでした。
【BURTON公式サイトはこちら↓】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。anonの「LOGANウェーブセル」は性能の良さもありますが、見た目のデザインも良かったです。
やはりカッコいいデザインの方が良いですからね。
見た目も使い心地も良いヘルメットでした。