Tao Tech(タオテック)の防水リュック25Lを、実際に買って使ってみました。
防水性と耐久性に優れたターポリン素材を使いながら、5,000円以下と値段が安めなリュック。
実際に使ってみると、頑丈でしっかりとした造りだったので、これで5,000円以下は良いなと感じました。
そこで、今までいくつものリュックを使ってきた筆者が、Tao Tech(タオテック)の防水リュック25Lをブログで色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてください。
Tao Tech(タオテック)の防水リュック25Lをレビュー
・今回レビューするのはこちらです
はじめに、Tao Tech「防水リュック」25Lの詳細を載せておきます。
【Tao Tech「防水リュック」25Lの詳細】
・容量:25L
・サイズ:32 x 15 x 50 cm
重量:0.98kg
※サイズはamazon「Tao techストア」調べ
※重量は筆者調べ
スノーボード用品を中心に、アウトドア用品を展開しているブランド「Tao Tech(タオテック)」の「防水リュック25L」。
防水性や耐久性に優れているターポリン生地を使い、リュックの入口がロールトップ形状のモデルです。
実際に使ってみると、価格が安めながら、しっかりとした造りが良いなと感じました。
そんなTao Tech「防水リュック25L」を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【良かった所】
・防水性に優れた素材
・雨の日でも安心できた
・メインルーム内のポケットの荷物が出し入れしやすい
・リュック表面のメッシュが頑丈
・アクセスしやすい表面のポケット
・ターポリン生地を使っている品質を考えたら価格が安め
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【デメリット】
・ロールトップなので開閉が少し面倒くさい
・リュックの奥にある荷物が出しづらい
・背面パネルとショルダーストラップのパッドが薄め
・PCスリーブがないのでPCやタブレットが入れづらい
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのTao Tech「防水リュック25L」について、次の順番でレビューしていきます。
【Tao Tech「防水リュック25L」レビューの内容】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、Tao Tech「防水リュック25L」について詳しくレビューを書いていきます。
外観
Tao Tech「防水リュック25L」の外観になります。
生地はターポリン生地で、硬さがあり、しっかりとした生地感です。
防水性に優れている生地を使いながら、縫い目などから水分が侵入しないように造られていました。
リュックの入口はロールトップで、雨などの水分が侵入しづらいようになっています。
入口を3~4回折り曲げたあと、中央のバックルで閉じ、両端にあるバックルで更に閉じます。
慣れてしまえば問題ないのかもしれませんが、リュックの開閉が少し面倒くさい感じでした。
ジッパーだけでしたら簡単に開け閉めできますが、折り曲げた後にバックルで閉じるので、スムーズに開閉できません。
防水に優れている形状ですし、他にもロールトップのリュックがあるので一般的ではありますが、やはり少し面倒くささを感じます。
また、このロールトップの入口は、両端のバックルを合わせることで、手持ちができるようになっています
実際にやってみたところ、簡単にできました。
この状態だと、バックル付近に付いている「Dリング」を合わせて、鍵もかけられます。
リュックの形状だけではなく、手持ちの防水リュックとしても使えるのは良かったです。
ただ、手持ちする部分の長さは調整できません。
それに、リュック上部には、手持ち用のベルトもついていました。
付いているベルトは、一般的な感じで普通のベルトです。
この手持ちのベルトもあるので、普通どおりに入口を閉めたとしても、手で持つことはできます。
好みの問題もありますが、手持ちスタイルにする必要性は少ないかなとも感じました。
リュックの両脇には、メッシュ生地で、入り口に留め具が付いたボトルポケットもあります。
このポケットに500mlのペットボトルを入れてみると、片方だけが狭かったです。
造りの問題なのか、そのように造っているのかは分かりませんが、片方はスムーズ、片方はキツイといった感じでした。
それでも一応は、両方とも500mlペットボトルが入ります。
そして、底面を見てみると、マチの形状が分かります。
底部にもターポリン生地が使用されているので、地面に置いても安心できました。
続いては、Tao Tech「防水リュック25L」の背面になります。
背面はメッシュ生地になっていて、薄めのパッドが付いていました。
クッション性はありますが、背中へのあたりとしては、もう少し厚めの方が良かったなと感じます。
また、ショルダーベルトのパッドも薄めになります。
ターポリン生地で防水性や耐久性が高いうえに、値段も安めなので、この辺りはしょうがないかなといったところです。
ショルダーベルトの中央には、胸元で留められる「チェストストラップ」が付いていました。
上下に移動できるので、自分に合った位置に調整できます。
外観の最後は、ウェストベルトです。
ベルトは一般的な感じで、長さ的にも問題はありませんでした。
このウェストベルトは、取り外しができないタイプになります。
防水性に優れた素材を使っているうえに、水分が中に入らないように造られているのは良かったです。
ただ、ターポリン素材を使っているので、重量は軽量という感じはありませんでした。
背面パネルやショルダーベルトのパッドは薄めでしたが、価格の事を考えたら安めだなと感じます。
中身(メインルーム)
Tao Tech「防水リュック25L」の中身(メインルーム)になります。
ロールトップになっている入口を開け、中を覗いてみると深い造りで、底にはマチの形状が分かりました。
ここに2Lペットボトルを入れみたところ、3本までは入ります。
高さ的にも問題なく、スムーズに閉めることができました。
15.6インチのノートパソコンを入れてみても、問題なく入りました。
ただ、パソコンやタブレットを収納するPCスリーブは無いので、そのまま入れるようになります。
パソコンが固定されないので、気になる場合はケースなどに入れた方が良さそうです。
そして、メインルームの背面側には、ジッパー付きのポケットが付いています。
マチはないポケットです。
上部だけ縫い付けられているので、メインルームに荷物を入れた後、引っ張り出して小物を入れられるようになっています。
ここのポケットの長さがどれぐらいなのか測ってみました。
ジッパーが付いた入口から測ってみると、長さは37cmになります。
・ポケットの長さ:37cm
少し長さがありながら、底部まではいかないポケットです。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・折り畳み傘(27cm)
・DVD
・DVDサイズのノート
・新品の除菌シート
(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
マチはありませんが全ての荷物が入り、ジッパーもスムーズに閉まりました。
また、ロールトップのリュックですが、この荷物をポケットに入れた状態でも、入り口は閉まります。
ただ、ロールトップで閉じなくてはいけないので、ポケットの長さギリギリに物を入れてしまうと、入り口が閉まりません。
入れた折り畳み傘は27cmで、ポケットのジッパーを閉める時には斜めに入っていましたが、長さ的にはギリギリな状態です。
この長さ以上の物をポケットに入れる場合は、ロールトップの入口が閉まらない可能性が高いなと感じました。
長さはあるポケットでしたが、それでも荷物の出し入れはしやすかったです。
メインルームの底部に入れた荷物は、形状的に出しづらいので、小物類を入れておくには便利なポケットでした。
また、マチの形状もあるメインルームなので、荷物は入れやすかったです。
サブポケット
Tao Tech「防水リュック25L 」には、サブポケットが1つ付いています。
リュック表面に付いているサブポケットで、メッシュ構造のマチがない造りになっていました。
メッシュ部分は、少し硬めでしっかりとした素材です。
メッシュ部分がしっかりしているので、外側に荷物をかける場合でも、素材的に安心できます。
そして、ここのサブポケットに次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・DVD
・DVDサイズのノート
・新品の除菌シート
(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
3つを全て入れてみたところ、問題なく入れることができました。
マチがないので、横から見ると膨らみがありますが、普通どおりに入ります。
ただ、この時はメインルームの荷物が少ない状態です。
メインルーム内の荷物が多い場合は、サブポケットに入る荷物の厚さは変わります。
とはいっても、少しぐらいの厚さの物なら入りました。
また、リュック表面にあるので、荷物の出し入れがしやすいのは良かったです。
すぐにアクセスできるので、すぐに取り出したい物を入れておくと便利に使えました。
メッシュの素材も頑丈で、使いやすかったです。
雨の日に使ってみた
Tao Tach「防水リュック25L」を雨の日に使ってみました。
ターポリン素材を使っているという事だけあって、しっかりと雨を弾いてくれます。
縫い目からの浸水もなくて、中身が濡れないのが良かったです。
また、リュックの入口がロールトップなので、上部からの浸水もありませんでした。
リュック全体を水の中に入れたりしたら、リュック内に水が入るかもしれませんが、雨ぐらいでしたら平気です。
開閉が面倒くさい感じですが、雨の日は安心できました。
リュック表面にあるポケットは、メッシュになっているので、雨が降ったら濡れてしまいます。
この辺りは、しょうがないところかなと感じます。
とはいっても、雨を弾いてくれましたし、リュック内に水分が入らないので安心できました。
サイズ感
Tao Tech「防水リュック25L 」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・15.6インチのノートパソコン
・A4ファイル
・厚手のパーカー
・デニムパンツ(ジーンズ)×2本
・半袖Tシャツ×2枚
・新品の除菌シート
・DVD
・DVDサイズのノート
・500mlペットボトル(サイドポケット)
・折り畳み傘(サイドポケット)
これだけの物が入りました。
パソコンやA4ファイルを入れても、1泊程度の荷物でしたら入りました。
また、メインルーム内のポケットや、表面ポケットを使えば小物類を分けて入れられます。
背負っている時のサイズ感
Tao Tech「防水リュック25L」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約65kg
このような体型の筆者が実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
Tao Tech「防水リュック25L」レビューのまとめ
Tao Tech「防水リュック25L」を使ってみて、ターポリン生地のしっかりとした素材で、水分が入りづらいように造られているのは良いなと感じました。
防水性や耐久性に優れた生地を使いながらも、値段が5,000円以下というのは良かったです。
また、表面にはアクセスしやすいポケットもありましたし、メインルーム内のポケットも、小物を入れる時に便利でした。
ただ、ロールトップで開閉の面倒くささを感じたり、背面パネルやショルダーベルトのパッドが薄めだったりと、デメリットも感じます。
とはいっても、品質を考えたら値段が安めに感じましたし、重い荷物を入れなければ、パッドの薄さは関係ないのかなとも感じました。
デザイン的にも使いやすく、街中でも使いやすいなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。防水性に優れた生地のリュックは色々とありますが、その中でも価格を考えたらコスパは良いなと感じるリュックでした。
ターポリン生地を使っているので軽量とは言えませんが、それでも計ったら0.98gだったので、許容品範囲内ではあるなと感じます。
はじめはロールトップの使いづらさがありますが、一般的な形状なので、使っているうちに慣れそうです。