SIN.SNOWBOARDのスノーボード板を、実際にゲレンデで使ってきました。
南魚沼の国産スノーボードブランドである「SIN.SNOWBOARD」。
湯沢周辺のスキー場で試乗会をやっていたので、気になって使ってみました。
今回は4つの板に乗り、使ったのは次のモデルです。
・BONNOW
・BUTSU
・HOW
・SHOWTEN
製造を1人で行っている「ケンゴキムラ」さんの説明を聞きながら、楽しませてもらいました。
実際に乗ってみると、それぞれに特徴があって楽しかったです。
そこで今回は、実際に使ったSIN.SNOWBOARDのスノーボード板について、ブログで色々と書いていきます。
良かったら参考にしてみてください。
SIN.SNOWBOARDの板をレビュー
新潟県の南魚沼発のスノーボードブランド「SIN.SNOWBOARD」。
ケンゴキムラさんという人が1人で製造しているブランドです。
「DRAGON」ゴーグルのストラップのデザインや、「DEATH LABEL」のグラフィックを手掛けた事もある人になります。
また、スノーボード板を製造する技術を習得し、専門機材を使い、板を製造しています。
板を製造したいという思いから、1から技術を学んだようです。
・ケンゴキムラさんの詳細は、こちらでご確認ください。
SIN.SNOWBOARDの板は、知る人ぞ知るというブランドですが、クオリティーが高く、スノーボードが楽しくなる板でした。
また、ケンゴキムラさんだけが出せるグラフィックの良さもあり、特徴的でカッコ良かったです。
ちなみにですが、この記事を書いている筆者の事を簡単に記載しておきます。
使った人のレベルの参考にしてください。
・30代後半
・スノーボード歴20年以上
・山籠もり経験あり
・現在は1シーズン20~30日ぐらい滑走
・昨シーズンは33日滑走
・コース内の滑走、地形遊びが好き
このような筆者が使ってみたところ、乗りやすくて好きな板もありました。
板のクオリティーとして文句はなく、滑っていて楽しかったです。
また、グラフィックも好みな感じだったので、使っていて気分が上がりました。
そんなSIN.SNOWBOARDについて、色々と書いていきます。
SIN.SNOWBOARDの特徴
SIN.SNOWBOARDの特徴をいくつか載せておきます。
今回の試乗会で、運営者のケンゴキムラさんに聞いた特徴です。
大手ブランドとは違い、個人運営だからこそできる特徴的なブランドでした。
・グラフィックとフレックスを選べるオーダーメイド
SIN.SNOWBOARDは、グラフィックとフレックスを選べるオーダーメイドです。
グラフィックは決められたパターンの中から選ぶ仕組みですが、全てケンゴキムラさんが手掛けるグラフィックになります。
また、フレックスも数パターンの中から選べる仕組みです。
グラフィックとフレックスを自分好みにできるので、まさに自分だけの板に乗ることができます。
オーダーメイドになるので、量販店のようなショップで大量販売はしていません。
・生産できる本数が限られている
SIN.SNOWBOARDはケンゴキムラさんが個人で製造するので、生産数は限られています。
個人製造だからこそできる、オーダーメイド。
数多くの板が出回らず、本数が少ないので、他の人と被りづらいです。
・材料が国産
SIN.SNOWBOARDの板は、国産の材料が使われています。
使用される木材は新潟県産。
そして、板が生産される場所は新潟県の南魚沼。
日本国内の材料で、日本国内の場所で生産される、まさに国産の板です。
実際に使ったSIN.SNOWBOARDの板
ここからは、実際に使ったSIN.SNOWBOARDの板について書いていきます。
4つの板を使ったので、それぞれの感想を一言ずつ載せます。
あくまでも個人の感想になり、感じ方の偏りがありますので参考程度に読んでみてください。
・BONNOW
153cmのハードフレックスで使用。
ウェスト幅が254mmとちょうど良く、乗りやすい板でした。
ターンが気持ち良くでき、地形遊びもしやすくて面白かったです。
個人的な意見としては、フレックスがもう少し柔らかめだと、もっと好きな感じかなと。
とは言っても、色々な遊び方がしやすそうで、オールラウンドに使いやすいなと感じる板でした。
・BUTSU
140cmのハードフレックスで使用。
140cmの長さに対して、ウェストが259mmと少し太さがある板。
約170cmで約65kgの筆者でも乗りやすかったです。
取り回しの良さがありながら、長いターンもしっかりと乗れる板で、ハードフレックスの張りも良い板でした。
パウダーでも楽しめそうですし、ツリーランや地形遊びでも楽しめそうでした。
・HOW
156cmのハードフレックスで使用。
ウェスト幅が262mmと、安定感がしっかりある板でした。
パウダーや荒れたバーンなどで乗りやすそうです。
ターンの時の安定感もありながら、地形への当て込みなどが好きな人には乗りやすそうな板でした。
個人的には、硬さをより感じ、操作性がいまいちな感じ。
おそらく、レベルの問題です。
試乗した時、レベルが高そうな人がいたのですが、その人は乗りやすくて好きと言っていました。
また、サーフ寄りの人は、安定して乗りやすかったとの事でした。
・SHOWTEN
157.5cmのミディアムフレックスで使用。
長さを感じさせない、取り回しのしやすさがある板で、ターンがしやすくて乗りやすかったです。
また、ミディアムフレックスで反発力もあり、オーリーのしやすさもありました。
1つの事にこだわらず、オールラウンドな滑り方で楽しめそうです。
個人的には1番好きな感じの板でした。
SIN.SNOWBOARDの板に乗って感じた事
SIN.SNOWBOARDは、各モデルごとに特徴がありながら、どれもスノーボードを楽しめる良い板だなと感じました。
安定感がありながら遊べる板や、取り回しがしやすい板、オールラウンドに使える板など様々。
スノーボード好きな人が製造しているだけあって、楽しみやすかったです。
また、フレックスを好みで変えられるのも良いなと感じました。
そしてやはり、グラフィックが良い。
色々なグラフィックがありますが、ケンゴキムラさんだけが持つカッコ良さがありました。
他の人と被る率が低いながらも、乗りやすくて楽しみやすい板。
また、フレックスやグラフィックを好みで選べるので、まさに自分だけの板。
長く乗り続けたり、飾ったり、長く愛したくなるようなスノーボード板のブランドだなと感じました。
【SIN.SNOWBOARD公式サイトはこちら↓】
【Instagramアカウントはこちら↓】
・「SIN.SNOWBOARD」Instagramアカウント >
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。SIN.SNOWBOARDを初めて見た時、そのグラフィックの良さに惹かれました。
やはりカッコ良い板は見ていてもテンションが上がりますからね。
また、素材も新潟県内から仕入れ、完全手製で仕上げているオーダーメイドというのも魅力的。
完全手製ではありますが、板のクオリティーも良く、乗りやすくて楽しかった板もありました。
他には無い魅力がある、面白くてカッコいいブランドでした。