SIN.SNOWBOARDのスノーボード板を、実際にゲレンデで使ってきました。
南魚沼の国産スノーボードブランドである「SIN.SNOWBOARD」。
湯沢周辺のスキー場で試乗会をやっていたので、気になって使ってみました。
今回は4つの板に乗り、使ったのは次のモデルです。
・BONNOW
・BUTSU
・HOW
・SHOWTEN
製造を1人で行っている「ケンゴキムラ」さんの説明を聞きながら、楽しませてもらいました。
実際に乗ってみると、それぞれに特徴があって楽しかったです。
そこで今回は、実際に使ったSIN.SNOWBOARDのスノーボード板について、ブログで色々と書いていきます。
良かったら参考にしてみてください。
SIN.SNOWBOARDの板をレビュー
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard1.jpg)
新潟県の南魚沼発のスノーボードブランド「SIN.SNOWBOARD」。
ケンゴキムラさんという人が1人で製造しているブランドです。
「DRAGON」ゴーグルのストラップのデザインや、「DEATH LABEL」のグラフィックを手掛けた事もある人になります。
また、スノーボード板を製造する技術を習得し、専門機材を使い、板を製造しています。
板を製造したいという思いから、1から技術を学んだようです。
・ケンゴキムラさんの詳細は、こちらでご確認ください。
SIN.SNOWBOARDの板は、知る人ぞ知るというブランドですが、クオリティーが高く、スノーボードが楽しくなる板でした。
また、ケンゴキムラさんだけが出せるグラフィックの良さもあり、特徴的でカッコ良かったです。
ちなみにですが、この記事を書いている筆者の事を簡単に記載しておきます。
使った人のレベルの参考にしてください。
・30代後半
・スノーボード歴20年以上
・山籠もり経験あり
・現在は1シーズン20~30日ぐらい滑走
・昨シーズンは33日滑走
・コース内の滑走、地形遊びが好き
このような筆者が使ってみたところ、乗りやすくて好きな板もありました。
板のクオリティーとして文句はなく、滑っていて楽しかったです。
また、グラフィックも好みな感じだったので、使っていて気分が上がりました。
そんなSIN.SNOWBOARDについて、色々と書いていきます。
SIN.SNOWBOARDの特徴
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard6.jpg)
SIN.SNOWBOARDの特徴をいくつか載せておきます。
今回の試乗会で、運営者のケンゴキムラさんに聞いた特徴です。
大手ブランドとは違い、個人運営だからこそできる特徴的なブランドでした。
・グラフィックとフレックスを選べるオーダーメイド
SIN.SNOWBOARDは、グラフィックとフレックスを選べるオーダーメイドです。
グラフィックは決められたパターンの中から選ぶ仕組みですが、全てケンゴキムラさんが手掛けるグラフィックになります。
また、フレックスも数パターンの中から選べる仕組みです。
グラフィックとフレックスを自分好みにできるので、まさに自分だけの板に乗ることができます。
オーダーメイドになるので、量販店のようなショップで大量販売はしていません。
・生産できる本数が限られている
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard2.jpg)
SIN.SNOWBOARDはケンゴキムラさんが個人で製造するので、生産数は限られています。
個人製造だからこそできる、オーダーメイド。
数多くの板が出回らず、本数が少ないので、他の人と被りづらいです。
・材料が国産
SIN.SNOWBOARDの板は、国産の材料が使われています。
使用される木材は新潟県産。
そして、板が生産される場所は新潟県の南魚沼。
日本国内の材料で、日本国内の場所で生産される、まさに国産の板です。
実際に使ったSIN.SNOWBOARDの板
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard1.jpg)
ここからは、実際に使ったSIN.SNOWBOARDの板について書いていきます。
4つの板を使ったので、それぞれの感想を一言ずつ載せます。
あくまでも個人の感想になり、感じ方の偏りがありますので参考程度に読んでみてください。
・BONNOW
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard3.jpg)
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard5.jpg)
153cmのハードフレックスで使用。
ウェスト幅が254mmとちょうど良く、乗りやすい板でした。
ターンが気持ち良くでき、地形遊びもしやすくて面白かったです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard4.jpg)
個人的な意見としては、フレックスがもう少し柔らかめだと、もっと好きな感じかなと。
とは言っても、色々な遊び方がしやすそうで、オールラウンドに使いやすいなと感じる板でした。
・BUTSU
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard7.jpg)
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard8.jpg)
140cmのハードフレックスで使用。
140cmの長さに対して、ウェストが259mmと少し太さがある板。
約170cmで約65kgの筆者でも乗りやすかったです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard10.jpg)
取り回しの良さがありながら、長いターンもしっかりと乗れる板で、ハードフレックスの張りも良い板でした。
パウダーでも楽しめそうですし、ツリーランや地形遊びでも楽しめそうでした。
・HOW
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard11.jpg)
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard13.jpg)
156cmのハードフレックスで使用。
ウェスト幅が262mmと、安定感がしっかりある板でした。
パウダーや荒れたバーンなどで乗りやすそうです。
ターンの時の安定感もありながら、地形への当て込みなどが好きな人には乗りやすそうな板でした。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard12.jpg)
個人的には、硬さをより感じ、操作性がいまいちな感じ。
おそらく、レベルの問題です。
試乗した時、レベルが高そうな人がいたのですが、その人は乗りやすくて好きと言っていました。
また、サーフ寄りの人は、安定して乗りやすかったとの事でした。
・SHOWTEN
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard14.jpg)
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard16.jpg)
157.5cmのミディアムフレックスで使用。
長さを感じさせない、取り回しのしやすさがある板で、ターンがしやすくて乗りやすかったです。
また、ミディアムフレックスで反発力もあり、オーリーのしやすさもありました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard15.jpg)
1つの事にこだわらず、オールラウンドな滑り方で楽しめそうです。
個人的には1番好きな感じの板でした。
SIN.SNOWBOARDの板に乗って感じた事
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard2.jpg)
SIN.SNOWBOARDは、各モデルごとに特徴がありながら、どれもスノーボードを楽しめる良い板だなと感じました。
安定感がありながら遊べる板や、取り回しがしやすい板、オールラウンドに使える板など様々。
スノーボード好きな人が製造しているだけあって、楽しみやすかったです。
また、フレックスを好みで変えられるのも良いなと感じました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sin-snowboard6.jpg)
そしてやはり、グラフィックが良い。
色々なグラフィックがありますが、ケンゴキムラさんだけが持つカッコ良さがありました。
他の人と被る率が低いながらも、乗りやすくて楽しみやすい板。
また、フレックスやグラフィックを好みで選べるので、まさに自分だけの板。
長く乗り続けたり、飾ったり、長く愛したくなるようなスノーボード板のブランドだなと感じました。
【SIN.SNOWBOARD公式サイトはこちら↓】
【Instagramアカウントはこちら↓】
・「SIN.SNOWBOARD」Instagramアカウント >
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。SIN.SNOWBOARDを初めて見た時、そのグラフィックの良さに惹かれました。
やはりカッコ良い板は見ていてもテンションが上がりますからね。
また、素材も新潟県内から仕入れ、完全手製で仕上げているオーダーメイドというのも魅力的。
完全手製ではありますが、板のクオリティーも良く、乗りやすくて楽しかった板もありました。
他には無い魅力がある、面白くてカッコいいブランドでした。