「Vulmoon」のリュックを実際に買って使ってみました。
20Lと街使いがしやすい容量の大きさで、シンプルなデザインのリュック。
実際に使ってみると、小分け収納できるポケットが付いていたり、アクセスしやすいポケットがあったりと使いやすさがありました。
また、生地や造りもしっかりしていながら、値段が安めな所が良かったです。
そこで、今までいくつものリュックを使ってきた筆者が、「Vulmoon」のリュックをブログで色々とレビューします。
良かったら参考にしてください。
Vulmoonのリュックをレビュー
・今回レビューするのはこちらです
はじめに、Vulmoonリュックの詳細を載せておきます。
【Vulmoonリュックの詳細】
・容量:20L
・サイズ:高さ45×横幅31.5×マチ14cm
重量:0.52kg
リュックや財布を展開しているVulmoon。
実際に使ってみると、値段が安めでしたが、生地や造りがしっかりとしていて、使いやすいポケットもありました。
また、重さを量ったら0.52gと軽量で背負いやすかったです。
そんなVulmoonのリュックを使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【Vulmoonリュックの良かった所】
・シンプルなデザイン
・値段が安め
・軽量
・小分け収納できるポケット
・外側からアクセスしやすいポケット
・少し厚みがある物でも入るサブポケット
・15.6インチPCがPCスリーブに収納できる
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【Vulmoonのデメリット】
・背面パネルが通常の生地
・ショルダーベルトのクッション性がいまいち
・完全防水ではない
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのVulmoonのリュックについて、次の順番でレビューしていきます。
【「Vulmoonリュック」レビューの内容】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、Vulmoonのリュックについて詳しくレビューを書いていきます。
外観
Vulmoonリュックの外観になります。
生地は手触りが少しツルっとする、ポリエステル生地が使われていました。
柔らかめながら、少し張りもある感じです。
両サイドのボトルポケット以外、全て2重生地で造られています。
弱くてフニャフニャという感じはなく、しっかりと造られているなと感じました。
リュックの上部には、手持ちできるベルトが付いています。
このベルトに関しては、普通かなといった感じです。
ジッパーがあるリュック上部や、表面ポケットは、雨が入りづらいフラップ構造でした。
完全防水ではありませんが、雨が入りづらいのも良いなと感じます。
リュックの両脇には、入口にゴムが付いたボトルポケットが付いています。
500mlペットボトルと折り畳み傘を入れてみたところ、深さに問題はなく、スッポリと入りました。
リュックの底面には少し厚めのパッドが入っています。
リュックを置いた時に安心感があったので、この底面のパッドは良いなと感じました。
続いては、「Vulmoonリュック」の背面になります。
背面は厚めなパッド入りで、表面と同じポリエステル生地でした。
ポリエステル生地なので、メッシュ生地とは違い、蒸れなどが逃げづらいです。
この辺りはデメリットだなと感じます。
ショルダーベルト裏面の付け根には、補強がされていました。
糸ほつれや破れやすい所なので、補強されているのは良いなと感じます。
また、ショルダーベルトのパッドは厚めで、柔らかめな感じになります。
厚さがあるので、肩への当たり心地は良かったです。
ただ、クッション性という部分では、いまいちかなと感じました。
クッション性はあるのですが、パッドの反発力としては弱めだなといった感じです。
ショルダーベルトの表面は、片方だけに反射テープが張ってある、シンプルな造りでした。
胸で留める「チェストストラップ」もなかったので、欲しい人にとってはデメリットかなと感じます。
使わないという場合でしたら、問題なさそうです。
リュック自体が軽量だったので、背負いやすさがありました。
ベルトなどを無くしたシンプルなデザインで、使いやすさがあるリュックでした。
中身(メインルーム)
「Vulmoonリュック」の中身(メインルーム)になります。
ダブルジッパーが使われているメインルームを開けると、ポケットが多数ついていました。
背面側にあるPCスリーブと、表面側にある小分け収納できるポケットです。
メインルームの底面を覗くと、マチの形状が分かります。
底面を触るとパッドが入っているのも分かり、マチが広めなので荷物が入れやすかったです。
ここに2Lのペットボトルを入れてみたところ、3本まで入りました。
ジッパーもスムーズに閉まったので、この量でしたら余裕で入ります。
そして、PCスリーブ。
マジックテープのベルトが付いていて、パッドは厚めになっています。
パッドが厚いので、パソコンやタブレットを入れる時に安心感がありました。
ここのPCスリーブに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・15.6インチのノートパソコン
(タテ37.9cm ヨコ26cm 厚さ2.5cm)
・A4ファイル
(タテ31cm、ヨコ23.5cm、高さ2cm)
まず「15.6インチのノートパソコン」を入れてみると、キツイという事はなく、普通どおりに入りました。
横幅は何も問題なく入り、厚さにも問題はありません。
ただ、マジックテープのベルトを付けると、ギリギリといった感じです。
固定はできましたが、ベルトだけが結構キツメな感じになります。
次に「A4ファイル」を入れてみたところ、こちらは何も問題なく入りました。
スッポリと入って、余裕もある状態です。
メインルームの最後は、小分け収納できるポケット。
ポケットは合計4つあり、その内の1つがジッパー付きになっています。
また、キーフックも付いていました。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・DVD
・DVDサイズのノート
・モバイルバッテリー
(タテ13.5cm、ヨコ7cm、高さ1cm)
・A6サイズのノート
(5号 タテ14.8cm ヨコ:10.5cm 高さ:0.5cm)
・充電ケーブル
広めのポケットには、DVDとDVDサイズのノートが2つ入りました。
また、手前のポケットには、「A6サイズのノート」がちょうど良い大きさで収納できます。
サイズに合わせて小分け収納できるのは良かったです。
また、ここのポケットは、上部からのアクセスもしやすかったです。
出し入れもしやすかったので、すぐに取り出したい物を入れておくと便利でした。
底面のマチが広めで物を入れやすかったですし、ポケットも使いやすい構造なのが良かったです。
中身(サブポケット)
Vulmoonリュック には、表面に1つと、背面に1つの合計2つのサブポケットがあります。
まず1つ目の、表面にあるシングルジッパーのサブポケットです。
ここのサブポケットは、立体裁断のような構造になっていました。
立体的なので、厚さがある荷物でも入れるできる造りです。
中身を見てみると少し深めに造られています。
ここのポケットにどれぐらいの物が入るのか、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・DVD+DVDサイズのノート
・新品の除菌シート
(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
まず、「DVD+DVDサイズのノート」の2つを入れてみたところ、縦でも横でも入れることができました。
ただ、横で入れる場合は、ポケットの入口の関係で、少し斜めにしながら入れる感じでした。
2つを同時に入れるのも、入口の関係でキツかったのですが、1つずつでしたら入ります。
縦で入れる場合でした、2つ同時にスッポリ入れることができます。
縦でも横でも、ジッパーはスムーズに閉まりました。
続いて「新品の除菌シート」を入れてみたところ、スッポリと収納できました。
少し厚さがありますが、ジッパーもスムーズで、余裕がある状態で収納できます。
また、「新品の除菌シート」を入れながら、リュックの表面を見ると、少し膨らんでいるのが分かります。
立体裁断なので、厚みがある物を入れる時、入れやすさがあるのが良かったです。
2つ目のサブポケットが、リュック背面にあるシングルジッパーのポケット。
マチはほぼないポケットになります。
中身を見てみると、成人男性の片手が収まるぐらいの広さです。
ここに次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・A6サイズのノート
(5号 タテ14.8cm ヨコ:10.5cm 高さ:0.5cm)
スッポリと収まるサイズ感で、まだ少し余裕がある状態でした。
もう少し大きめの物でも入りそうです。
また、ここのポケットは、アクセスしやすい所にあるので、物の出し入れもしやすかったです。
便利に使いやすいサブポケットでした。
厚みがある物でも入れられる表面の立体的なサブポケット。
そして、出し入れがしやすい背面のサブポケット。
両方とも使いやすかったので、利便性もあるなと感じました。
Vulmoonリュックのサイズ感
「Vulmoonリュック」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れたのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・15.6インチのノートPC
・厚手のパーカー
・デニムパンツ(ジーンズ)
・半袖Tシャツ×2枚
・フェイスタオル
・DVD
・DVDサイズのノート
・A6サイズのノート
・モバイルバッテリー
・充電ケーブル
・新品の除菌シート
・500mlペットボトル(サイドポケット)
・折り畳み傘(サイドポケット)
15.6インチのノートパソコンを入れながら、1日分の洋服も入りました。
パソコンを抜けば、もう少し着替えなどを入れることができます。
また、洋服を抜けば、ファイルなどを数冊いれることができるので、仕事などでも使いやすいなと感じました。
20L容量なので、大き過ぎないシルエットながら、人によっては1泊2日の荷物も入れられるサイズ感だなと感じます。
背負っている時のサイズ感
Vulmoonのリュックを実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約65kg
このような体型の筆者が「Vulmoonリュック」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
「Vulmoonリュック」レビューのまとめ
「Vulmoon」のリュックを使ってみて、生地や造りがしっかりとしていましたし、使いやすいポケットがあるのが良かったです。
小分け収納ポケットがあったり、アクセスしやすいポケットがあったりと、使いやすかったです。
ただ、背面パネルが通常の生地で蒸れ防止になっていなかったり、ショルダーベルトのクッション性がいまいちという点もありました。
とはいっても、値段を考えたら十分良いクオリティーだなと感じました。
デザインもシンプルですし、シルエットも良かったので、使いやすさがあるリュックでした。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。Vulmoonのリュックの評判を見ると高めでしたが、値段が安めだったので少し不安でした。
ただ、実際にリュックを使ってみて、値段とクオリティーを考えるとコスパは良いなと感じます。
デザイン性から構造まで、使いやすいリュックでした。