「RAKEE」のリュックを実際に買って使ってみました。
Amazonで評価が高い「RAKEE」。
実際に使ってみると、大き過ぎず、小さ過ぎずのサイズ感で、使いやすさがありました。
また、値段が安めとはいえ、生地や造りなどのクオリティーも悪くなかったです。
そこで、今までいくつものリュックを使ってきた筆者が、「RAKEE」のリュックをブログで色々とレビューします。
良かったら参考にしてください。
RAKEEのリュックをレビュー
・今回レビューするのはこちらです
はじめに、RAKEEリュックの詳細を載せておきます。
【RAKEEリュックの詳細】
・容量:約24.3L
・サイズ:約縦45cm×横30cm×マチ18cm
・重量:0.69kg
※容量は筆者にて計算
(容量の計算方法:縦45×横30×マチ18÷1,000=24.3L)
※重量は筆者にて計測
※サイズはAmazon販売ページ調べ
低価格なバッグ類を展開、販売しているRAKEE。
Amazonをメインに販売しているメーカーで、低価格な値段でしたが、品質が悪いという事はなかったです。
軽量ながら、生地はしっかりとしていましたし、約24L容量なので使いやすさがあるリュックでした。
そんなRAKEEのリュックを使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【RAKEEリュックの良かった所】
・シンプルで使いやすいデザイン
・軽量
・低価格でも品質は悪くない
・すぐにアクセスできる背面ポケット
・リュック側面から充電ケーブルを出せる
・不要なショルダーベルトをまとめておける
・厚みがある物でも入れられる表面のサブポケット
・15.6インチのノートパソコンをギリギリ入れられる
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【RAKEEリュックのデメリット】
・ポケットが少ない
・背面がメッシュではないから蒸れやすい
・ショルダーベルトのパッドが柔らかくてクッション性が弱め
・リュック上部のケーブル穴から雨が入りやすい
・リュック上部のケーブル穴は不要な場合もある
・自立しない
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのRAKEEリュックについて、次の順番でレビューしていきます。
【「RAKEEリュック」レビューの内容】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、「RAKEEリュック」について詳しくレビューを書いていきます。
外観
RAKEEリュックの外観になります。
生地には、少し厚めなポリエステル生地が使われていました。
柔らかめでありながらも、少し厚みがあるので、フニャフニャで軟弱という感じはありません。
リュックの上部には、手持ちできるベルトが付いています。
このベルトに関しては、一般的なリュックと同じで普通な感じです。
また、上部にはケーブルを通せる穴が開いています。
裏地から見ても、とくにカバーなどはされていません。
イヤホンやヘッドホンなどのケーブルが通せるようになっていますが、ワイヤレスを使っている場合には必要なさそうです。
他の使用方法も考えてみましたが、とくに思い浮かびませんでした。
また、カバーがされていないので、リュックがびしょ濡れになるほどの雨の場合、雨が侵入しやすい造りです。
この辺りはデメリットかなとも感じます。
リュックの両脇には、入口にゴムが通っているポケットが付いています。
500mlペットボトルや、折り畳み傘を入れてみたところ、深さや広さは問題なかったです。
細い物を入れた時でも、絞っておけるようになっていました。
そして、片方の側面には、充電ケーブルを付けられようになっています。
リュックに付属しているUSBケーブルを使えば、スマホを充電しながら使う事ができました。
充電するモバイルバッテリーは別売りですが、スマホを充電しながらポケットに入れておくこともできます。
底面は幅が広いマチの形状がありました。
パッドが入っているので、リュックを置いた時の安心感もあります。
ただ、パッド入りですが、荷物が入っていない状態だと自立はしません。
続いては、リュックの背面。
背面には少し厚めなパッドが入っています。
メッシュタイプではないので、気温によっては蒸れやすい造りです。
ショルダーベルトのパッドは柔らかめ。
パッドが入っているので、肩への当たり心地は良かったです。
ただ、クッション性という部分では、物足りなさを感じました。
クッション性はあるのですが、パッドの反発力としては弱めだなといった感じです。
ショルダーベルト裏面の付け根には、補強がされていました。
糸ほつれや破れやすい所なので、補強されているのは良かったです。
また、ショルダーベルトの先端辺りには、プラスチック製のベルト止めが付いていました。
スルスルと上下に動きやすいですが、不要なベルトをまとめておけます。
この不要なベルトは、歩いている時に気になりやすいところでもあります。
歩いている時にブラブラと邪魔になりづらいのが良かったです。
外観の最後は、背面にあるポケット。
中を開けてみると、マチはないので、厚みがある物は入れられません。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・A6サイズのノート
(5号 タテ14.8cm ヨコ:10.5cm 高さ:0.5cm)
横にして入れた場合は、横幅がちょうど良く収まる広さです。
縦にして入れた場合は、余裕をもって入れられます。
また、ここのポケットは、すぐにアクセスができるので、すぐに出し入れしたい物を入れておくと便利に使えました。
低価格な値段ですが、生地や造りも悪くなかったです。
シンプルなデザインなので、色々な所で使いやすいモデルだなと感じます。
付属のUSBケーブル
RAKEEのリュックには、USBケーブルが付属しています。
長さは47cm。
両方とも「USB Type-A」になります。
片方はモバイルバッテリーなどに接続し、もう片方はリュックに装着。
そうすることで、リュックの外側から、スマホなどが充電できるようになっています。
中身(メインルーム)
RAKEEリュックの中身(メインルーム)になります。
ダブルジッパーが使われているメインルームを開けてみると、PCスリーブとポケットが付いていました。
そして、中の底を覗くと、広めのマチの形状が見えます。
ここに、2Lペットボトルを入れてみたところ、3本まで入りました。
ジッパーもスムーズに閉まりましたし、余裕をもって入ります。
続いてはPCスリーブ。
パッドが入ったPCスリーブで、マチがある構造をしています。
ここにどれぐらいの物が入るのか、「15.6インチのノートパソコン」と「A4ファイル」を入れてみました。
【この時に入れたパソコンのサイズ】
・15.6インチ
・タテ37.9cm ヨコ26cm 厚さ2.5cm
まず「15.6インチのノートパソコン」を入れてみたところ、スッポリと入りました。
PCスリーブにはマチがあるので、入れやすいようになっています。
ただ、背面パネルとパソコンの幅が、ほぼ同じサイズ。
ですので、スッポリと入りましたが、ギリギリ入ったという感じです。
このギリギリ感が気になる場合でしたら、15.6インチは入れない方が良さそうです。
次に「A4ファイル」を入れてみたところ、こちらは何も問題なかったです。
マチの形状もあるので、余裕をもって入れることができました。
続いては、中身のポケット。
リュックの表面側にあるポケットで、マチはありません。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・A6サイズのノート
(5号 タテ14.8cm ヨコ:10.5cm 高さ:0.5cm)
横にして入れた場合は、余裕をもって入れられます。
縦にして入れた場合は、縦の高さがちょうど良い広さでした。
この他にも、小物類でしたら入れられるぐらいの余裕があります。
PCスリーブに15.6インチPCを入れるとギリギリ感がありましたが、それでもパッドとマチ付きで入れやすいのは良かったです。
底面のマチの形状が広めなので、荷物の入れやすさがあるのも良いなと感じました。
中身(サブポケット)
RAKEEリュックには、1つのサブポケットがあります。
リュック表面にあるポケットです。
入口はマグネット付きで、外すとポケットのジッパーが見えます。
ここのサブポケットを横から見てみると、立体的に造られている構造でした。
生地にも余裕がある状態です。
中を見てみると、広さに余裕があるのが分かります。
パッドは入っていないポケットです。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・折り畳み傘
・新品の除菌シート
(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
・DVD
・DVDサイズのノート
入れてみると、少し表面に膨らみができましたが、全て入れることができました。
ですので、厚みがある物でも問題なく入ります。
また、この荷物量をサブポケットに入れた状態で、メインルームを見てみました。
すると、メインルームに若干の膨らみありますが、目立つほどでもありません。
サブポケットに厚みがある物を入れても、メインルームに膨らみが出づらいのは良かったです。
リュックの表面にあるので、荷物の出し入れもしやすく、厚みがある物でも入るのは良いなと感じました。
RAKEEリュックのサイズ感
「RAKEEリュック」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・15.6インチノートパソコン
・A4ファイル
・厚手のパーカー
・デニムパンツ(ジーンズ)
・半袖Tシャツ×2枚
・フェイスタオル
・モバイルバッテリー
・充電ケーブル
・新品の除菌シート
・A6サイズノート
・DVD
・DVDサイズのノート
・500mlペットボトル(サイドポケット)
・折り畳み傘(サイドポケット)
約24.3L容量なので、入る荷物量も少し多めかなといった感じです。
1泊程度の旅行に行く荷物量でしたら入りました。
パソコンとA4ファイルを入れながら、着替えも入る大きさなので、使いやすさはある容量のリュックだなと感じます。
背負っている時のサイズ感
「RAKEEリュック」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
このような体型の筆者が「RAKEEリュック」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
「RAKEEリュック」レビューのまとめ
RAKEEリュックを使ってみて、生地や造りも悪くないですし、厚みがある物でも入るサブポケットが良いなと感じました。
使いやすいポケットや、充電ケーブルを通せる穴など、使いやすさも考えられているなと感じます。
ただ、リュック上部のケーブル穴から雨が入りやすかったり、ポケット数が少なかったりという点もあります。
また、ショルダーベルトのパッドが柔らかくて、クッション性が弱めという点も気になりました。
とはいっても、5,000円以下の低価格と考えると、クオリティーとしては十分良かったです。
シンプルなデザインで使いやすく、軽量で生地感がしっかりとしているリュックでした。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。RAKEEのリュックは評価が高めでしたが、その高さの理由が分かりました。
5,000円以下の価格で、このクオリティーでしたら納得できます。
むしろ、コスパ的に考えれば十分良いリュックでした。