スノーボードのアクセサリーブランド「eb’s(エビス)」のヒッププロテクター、HIP POROTECT- PORON®XRD®(ポロン)を実際に購入したので、プロテクターのサイズ感、プロテクターを履いた時のウェアーの膨らみ具合、着た感じなどを色々とレビューしたいと思います。
筆者が前から使っていたヒッププロテクターが何年も使用してヘタってきたという事もあり、新しいヒッププロテクターが欲しかったので、先日、筆者が以前働いていたスノーボードショップへ行った時にHIP POROTECT- PORON®XRD®を購入してきました。
PORON®XRD®とは・・
筆者は以前スノーボードショップでゴーグルやグローブ、プロテクターなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があり、今でもスノーボード関係の商品を見たり触ったりするのが好きなのですが、この通常は柔らかい状態で動きやすく、いざとなったら守ってくれるという、なんとも素敵な技術が使われたこのプロテクターは以前から気になっていたアイテムの1つでした。
むしろ、欲しいアイテムの1つでした。
そこで今回は以前スノーボードショップで働いていた経験や知識を活かし、実際に購入したHIP POROTECT- PORON®XRD®のサイズ感や着用感など、色々とレビューしたいと思います。
HIP PROTECT-PORON XRDをレビュー

スノーボードのプロテクター、グローブ、アクセサリーで人気がある【eb’s(エビス)】。
筆者が働いている時からデザイン、機能性、値段の安さで人気があるブランドでした。
そんなeb’sの衝撃耐性にも優れたHIP POROTECT- PORON®XRD®を順を追ってレビューしていきます。
HIP PROTECTとPORON®XRD®の違い
ここの段落だけ、
HIP PROTECTー青文字
HIP PROTECT- PORON®XRD®ー赤文字
にしてあります。
eb’sのヒッププロテクターには筆者が働いていた時からずっと販売され続けている通常のHIP PROTECTというモデルがあります。
筆者が働いていた時からレベルを問わず人気があったスタンダードモデルになり、このHIP PROTECTのレベルが上がったモデルがHIP PROTECT- PORON®XRD®になります。
この2つのモデルを実際に履き比べてきたので、違いをご紹介したいと思います。
HIP PROTECT
・中心部はPE板を内蔵した3層21mmパッド。
・左右には2層18mmパッド。
・サイド部は2層10mmパッド。
HIP PROTECT- PORON®XRD®
・中心部はPE板+PORON® XRD®を内蔵した4層28mmパッド。
・左右にはPORON® XRD®を使用した2層20mmパッドを6個。
・サイド部は2層14mmのパッドを10個。
どちらのモデルも各パッドの取り外しができるので、自分に必要な箇所だけを残して、いらない所は外してしまうという事ができます。
ちなみに、HIP PROTECT- PORON®XRD®を裏返しにしてみると、こんな感じになります。
HIP PROTECT- PORON®XRD®は各パーツをそれぞれ1つずつ取り外せるようになっています。
そして、お尻中央には硬い材質のPE版と、PORON®XRD®を内蔵した4層28mmパッドの2枚のパッドが入っています。
特に打ちやすいお尻の中央はこれだけ守ってくれるので硬いアイスバーンで転んだ時や、レールやBOX、ジャンプで転んだ時にも安心できます。

パッドの厚さが違う2つを履き比べた時にも違いはわかりました。
ただ、このパッドの厚さの違いは、履き比べたから感じただけであって、特に履き比べをしていない状態だったら違いはわかりづらいと思います。
実際に、2つの履き比べをした時に、後からHIP PROTECT- PORON®XRD®を履いたのですが、履いた瞬間はパッドの厚さが変わるなとは思いましたが、履いて少し体を動かしていると、「さっきのはどんな感じだっけ?」と思うぐらいの差でした。
その後に、またHIP PROTECTに履き替えてみたところ、やはり薄くなっている事には気づきますが、また履き心地を忘れる・・といった感じでした。
履き心地の違いは確かにHIP PROTECT- PORON®XRD®の方が厚さを感じますが、履き続けている内に違いは忘れてしまい、スノーボードをしている時にはどちらを履いていても大きな違いというのは感じ無い気がします。
もちろん、どちらもヒッププロテクターを履いているという違和感はありますが、履き続けていて、「どちらの方が気になりやすいか?」と聞かれると、正直、どちらも同じぐらい。といった意見が筆者の個人的な感想です。
HIP PROTECT- PORON®XRD®のサイズ感
HIP PROTECT- PORON®XRD®のサイズ展開はメンズのS、M、L、レディースのG-S、G-Mというサイズ展開になっています。
筆者が着ているウェアーはANALOGというブランドのMサイズを着ているのですが、筆者はプロテクターや、グローブ等の物はどちらかというとかなりピッタリとしているのが好みなので、このプロテクターはSサイズを選択しました。
このSサイズのプロテクターの下にファーストレイヤーのパンツを履いて、しゃがんでみてもプロテクターの生地がつっぱるような違和感も無く、個人的には問題なく履くことができました。
ちなみに、こちらがサイズ表になります。
プロテクターを履いた時のウェアー
それでは、実際にHIP PROTECT- PORON®XRD®を着用してウェアーを着た時にどんな感じになるのかご紹介します。
先程も書きましたが、ウェアーはANALOGというブランドのMサイズ、HIP PROTECT- PORON®XRD®はSサイズを着用している時の写真になります。
筆者が着ているANALOGのウェアーは太すぎず、細すぎずの標準的なシルエットのモデルです。
最初にHIP PROTECT- PORON®XRD®を着用していない時の写真がこちらです。

そしてHIP PROTECT- PORON®XRD®を着用している時の写真です。
この下の1枚目の写真は履いている写真ですが、プロテクターが見えるようにわざとウェアーのパンツをズラして撮りました。
2枚目がきちんとウェアーのパンツを履いている写真になります。


どうでしょう?変わりました?ジャケットの丈スソで隠れて見えづらいですね・・・
それでは、ジャケットのスソを少し持ち上げて、滑っている時のイメージで中腰になっている時の写真がこちらです。
【HIP PROTECT- PORON®XRD®なし】

【HIP PROTECT- PORON®XRD®あり】

こう見比べてみるとHIP PROTECT- PORON®XRD®を履いている方のパンツが張っているように見えるかと思います。
ただ、履いている本人としましては、もっと違いが出ると思っていましたが、この写真を見比べた時に「これしか違わないの?」と感じました。
ちなみに、この写真を撮ってくれた人は「変わらないよ?」という意見です。
人それぞれの感じ方はあると思いますが、実際にHIP PROTECT- PORON®XRD®を履いている時のウェアーの感じはこんな感じです。
ウェアーが細身のタイプやスリムフィットのウェアーを着ている人ですと、もっと違いが出てくるとは思いますが、標準的なウェアーを着ている人でしたら、ウェアーから出るプロテクターの膨らみは、さほど気にする必要はないと思います。
まとめ
実際にこのプロテクターを購入してみて、まだ実際にスノーボードで使用はしていませんが、今のところ、調子良さそうな感じがします。
履き心地や、買った後に色々と動いてみましたが、動きづらさも無く、ウェアーのシルエットにもあまり影響がないので良かったです。
これからのスノーボードはこのHIP PROTECT- PORON®XRD®を履いて、より一層スノーボードで楽しんで攻められそうです!
【更新】実際にスキー場で使ってきました
このプロテクターを使って、色々なスキー場へ滑りに行きました。

実際に使ってみた感想は、やはり痛いのを和らいでくれているというのを実感できました。
レール、BOXなどのアイテムで何度かお尻落ちをしましたが、助かった場面が多かったです。
打った時の衝撃はきますが、直接の痛みというのはだいぶ吸収してくれているのを感じる事ができました。
また、初めの頃はリフトに乗った時に違和感を感じていましたが、滑っている時には特に気になるような事もなく、快適に滑る事ができました。
個人的にはだいぶ助かったので、これからも使っていきます。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。筆者が以前使っていた数年前に販売していたプロテクターも同じeb’sのヒッププロテクターで、このHIP PROTECT- PORON®XRD®同様で、パッドの厚さが厚めのモデルを使用していました。
以前使っていたのはヘタっていますが、履き心地といった部分では、正直、このHIP PROTECT- PORON®XRD®の方が筆者は好みです。
以前の物はパッドが「厚いだけ」というモデルだったので、履き心地や動きやすさを考えると、HIP PROTECT- PORON®XRD®の方が履きやすいです。
しっかり守ってくるヒッププロテクターで動きやすい物を探している方にはおすすめのプロテクターです。