スキー場へ車で行く際には、高速道路の料金はいくらかかっているでしょうか?ETCを利用すれば割引が効く高速道路ですが、その割引率よりもっと安く高速道路を利用することができるかもしれない方法をご紹介します!
車でスキー・スノーボードへ行くときに必ずかかる高速料金ですが、この移動費をできるだけ安くするために、平日でしたらETC割引が効く深夜に出発したり、色々と工夫されている方もいると思います。
筆者もその1人で、車で移動する時には、できるだけ安くなるように深夜割引が適用する時間に高速道路に乗ったり、できるだけ高速道路を使わないように途中まで下道で移動したりしたことがありました。
どうしたらできるだけ安くなるか探していたところ、あるサービスを見つけました。
それがE-NEXCOが提供しているサービスの「ドラ割ウィンターパス」!
このサービスを利用すれば、中央自動車道、関越自動車道、東北自動車道、上信越自動車道など、各高速道路の往復が、割引が効いた定額で利用することができます!
しかも、無料で登録するだけ!
人によってはかなりお得になると思いますので、よかったら参考にしてみてください。
ちなみに、ここでご紹介するお得になる方法は、住んでいる場所、地域によっては適用外の場合もあります。
また、時間帯や日にちによっては割高になってしまう可能性もあるので、ご自分が住んでいる場所などと見比べながら読んでみてください。
「ドラ割ウィンターパス」とは?
NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)が提供している「ドラ割」はETC車を対象とした割引商品です。
このドラ割の商品の中にある冬季限定の商品が「ウィンターパス」になります。
この記事を書いているのが2018年なのですが、2018/12/07~2019/04/08のうち、年末年始を除く、連続する最大3日間で利用することができます。
もちろん、日帰りのみでも利用することはできます。
利用方法
利用方法は簡単で、「E-NEXCO ドラぷら」公式サイトから、「ウィンターパス」のページで登録するだけです。
E-NEXCO ドラぷら公式サイトはこちらから
手順
1・申し込むプランを選択
(プランとは、出発するエリアと、目的地のエリアになります。)
2・利用開始日を選択
3・申し込み画面で、利用期間や車種、ETCカード番号等を入力
4・利用約款等を確認
5・申し込み内容確認
6・完了
これだけになります。
料金ももちろんかかりませんし、簡単に登録するだけなのですぐにできます。
ただ、注意点としましては、入力したエリア以外を利用した場合や、利用期間以外の日にちで利用した場合は適用外となり、ETC標準料金の適用となってしますので注意してください。
また、申し込み完了後、1度利用すると、次に利用する場合は再申し込みが必要となるので、ここも注意してください。
割引率の例
首都圏・新潟・北陸・仙台の各発着エリアからスキー場が多い、湯沢・沼田・白馬・志賀・菅平・那須・猪苗代・安比など、さまざまな目的地エリアへの1往復分の通行料金がお得になります。
例えば、平日の昼間に首都圏から上越国際スキー場へ行く場合で、練馬ICから塩沢石打ICまでを利用した場合、ETC料金で片道4510円かかり、往復で9020円かかります。
また、ETC割引の「土日割」か「深夜割」のどちらかを適用した場合は、30%引きになるので、片道4510円の30%引き=3157円になりますので、往復で6314円かかります。
ここで、「ウィンターパス」を利用した場合の値段は、往復で6000円!
平日に行き、更に0時~4時の間に適用になる「深夜割」を利用しない人の場合、
9020-6000=3020円もお得になります!
また、「土日割」、「深夜割」の場合、
6314-6000=314円お得になります!
この場合、割引率が低くなりますが、150mlのペットボトルジュースが1本買えますね!
他にも、平日に赤倉温泉スキー場へ、練馬ICから妙高高原ICまで行った場合、ETC料金で片道5930円、往復11860円のところ、「ウィンターパス」を利用する事で、往復8500円で行くことができます!
11860-8500=3360円もお得!
かなりお得だと思います!
ただし、今の例はあくまでも、練馬IC~塩沢石打ICの区間や、練馬ICから妙高高原ICの区間になりますので、他の区間の場合は、この「ウィンターパス」を使うと、割高になってしまう場合もあるので注意です!
例えば、同じ上越国際スキー場でも、花園ICから塩沢石打ICの場合、ETC料金は片道3210円、往復6420円ですが、この区間の場合は「ウィンターパス」利用で往復5000円になります!
しかし、花園ICからの利用に、「土日割」、「深夜割」の30%引きを適用した場合は、片道で2250円となり、往復で4500円となるので、「ウィンターパス」を利用すると割高になってしまうのです!
このウィンターパスは、往復の料金で申し込まなくてはならないので、片道だけ利用することができません。
割高になっている事に気づかないで申し込んでしまった場合でも、申し込んでしまった「ウィンターパス」が適用になってしまうので、逆に割高の金額を払うことになってしまいます!
ですので、利用する前には必ず、自分が乗ろうとしている区間、日にち、時間を調べたうえで、どちらがお得か調べるようにしてください。
ちなみに、最大で3日間というルールがありますので、平日に出発し、宿泊して土日で帰るというパターンでも購入する事は出来ます。
この場合でしたら「ウィンターパス」を利用した方がお得になりやすいので、比べてみてください。
インターチェンジの調べ方
このサービスを受ける前に注意する点が先ほども書いた、出発エリア、目的地スキー場エリア、日にち、時間帯です。
ウィンターパスを利用した方がお得なのか、それとも、そのまま行った方がお得なのかを知る方法は、調べるしか方法はないので、先に調べる事をおススメします。
調べた方は簡単で、まず、自分が乗りたい高速道路の入り口を調べます。
例としまして、「練馬IC」という感じです。
次に、目的地スキー場の1番近い高速道路の出口を調べます。
これに関しては、目的地スキー場ホームページの「アクセス」という項目に出ています。
例としまして、「上越国際スキー場」の最寄りの出口は「塩沢石打IC」になります。
この2つのICを、NEXCO東日本の公式サイトにある「高速料金・ルート検索」で調べると、標準料金、ETC料金、深夜割、土日割と、すべての料金が検索できます。
NEXCO東日本の公式サイトはこちらから。
この料金を調べたうえで、「ドラ割 ウィンターパス」を調べると、料金の比較ができますので、もしもウィンターパスの方が安く行ける場合でしたらそちらの方がお得に行けます!
ドラ割ウィンターパスはこちらから。
もし、ウィンターパスの方が高かった場合は、申し込みはしない方がお得なので、申し込みをせずに出発しましょう。
どちらにせよ、1度調べてみる事をお勧めします!
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。高速道路の料金はなかなか割引が少ないので、このようなサービスがあると嬉しいですね!
移動費を節約して、お得にスキー・スノーボードを楽しみ、お得になった分、美味しい現地の食べ物を食べたり、次に滑りに行く時などに利用して更に楽しみましょう!
この記事でお得に高速道路を利用できる方法のお役に立てればと思います。