NINJA T-TOOL PERFECT Xを実際に使い続けている筆者が使い方やサイズ感などをレビューしていきます!色々なスケートボードのツールがある中、個人的にはこの道具がとても使いやすいです。
もちろん全ての物を使った事がある訳ではありませんが、機能性を考えたら使いやすくてコスパが高いツールだなと感じています。
筆者はスケートボード歴が10年ぐらいなのですが、このツールを数年使い続けています。
そこで、実際に使い続けている筆者がこの「NINJA T-TOOL PERFECT X」の使い方などをレビューしていきます。
よかったら参考にしてみてください。
NINJA T-TOOL PERFECT Xをレビュー
今回レビューするのはこちらになります。↓
スケートボードのパーツの交換や、メンテナンスをする時に必要なツールですが、この「NINJA T-TOOL PERFECT X」は1つで色々な事が出来きます。
もちろん、他のツールでも出来る事もありますが、筆者はこれ1つでほぼ全ての作業を完了させています。
デッキテープを切る時や、ベアリングのシールドを外すときには、他にもカッターを使ったりしていますが、それ以外はこのツールだけで済んでいます。
それぐらい多機能なこのツールを色々とレビューしていきますので、参考にしてみてください。
サイズ感
実際に筆者の手の上に乗せてみると、これぐらいのサイズ感になります。
NINJA T-TOOL PERFECT Xを実際に使っている感じですと、大き過ぎず、小さ過ぎずといった感じで、作業をしている時にも使いやすいサイズ感です。
大き過ぎると邪魔ですし、小さ過ぎても力が入れづらくなりますからね。
Tのメイン部分の材質は金属性なので、しっかりとした造りになっています。
ただ、金属製だからという事もありますが、持った時の重さは感じます。
プラスチック製のツールは軽いので、重さを比べるとこの辺はデメリットかなと感じます。
この辺りは人それぞれ感じ方があるので、個人の好みに分かれそうです。
とは言っても、すごく重いというわけでもなく、比較すると重さを感じるぐらいですけどね。
筆者の個人的には、長く使う事を目的にしているので、重さはあってもしっかりとした物の方が好みな感じです。
ちなみに、筆者の場合は滑りに行く時にツールを持って行くことがあるのですが、その時にはボディバッグに入れて持って行ってます。
バッグに入れても邪魔にならない大きさです。
NINJA T-TOOL PERFECT Xで出来る事
NINJA T-TOOL PERFECT Xは、1つだけで色々な作業が出来るようになっています。
このツールで出来る事を、使い方も合わせてご紹介していきます。
キングピンナットソケット
キングピンをしめるソケットになります。
ブッシュゴムが割れてしまった時の交換や、キングピンをしめたり緩めたりすることが出来ます。
トラックの動きを調整する時には必要なパーツになります。
アクセルナットソケット
アクセルナットをしめるソケットになります。
ウィールの交換や、ベアリングのメンテナンスをする時にはウィールを外さなくてはいけないので、このパーツは必要ですね。
ビスの取り付け、取り外し
トラックを付けたり外したりする時に必要なパーツになります。
先端が長めに出来ているので、トラックに引っかかる事も無くてスムーズに作業しやすいです。
収納できるL字のレンチには、プラス、六角の両方が付いています。
筆者の場合は、使っているビスがいつもプラスなのですが、六角のビスを使っている人でも問題なく使う事が出来ます。
また、回転制御のラチェットになっているので、右回し、左回し、中央で固定、の3つの動きをしてくれます。
このようなラチェットが付いていれば無駄な動きがなくなるので、作業効率も上がりますね。
ねじ切り
この「ねじ切り」が、筆者がこのツールを購入した1番の理由です。
スケートボードを続けていて起こりやすい問題の1つが、アクセルナットが閉まらなくなるという事です。
これがかなり困ります。
ウィールの交換、ベアリングのメンテナンスをする時にアクセルナットを外してから作業をしますが、作業後、ウィールを取り付ける時にナットが閉まらなくなる時があります。
閉まらなくなる理由は、トラックの先端が潰れてしまい、ナットが入らなくなるからです。
ネジの先端が潰れているので、ナット側のネジと噛み合わなくなってしまうので、入れたくてもネジ同士が噛み合わなくて、ナットをしめる事が出来なくなってしまいます。
この時に活躍してくれるのが「ねじ切り」です。
ねじ切りを使う事で、トラックの先端のネジ山を復活させる事が出来るので、簡単にナットをしめる事が出来るようになります。
スケートボードを続けていると、アクセルナットや、トラックの先端はすぐに潰れていくので、このパーツがあるとかなり助かります。
デッキテープ削り
ツールの上部にはデッキテープを貼った時に使える「やすり」が付いています。
デッキテープは貼った後に、板の形に合わせて切るのですが、「やすり」でデッキテープをしっかりと貼り付けないと、貼れていない所からめくり上がってしまい、デッキテープが剥がれてきてしまうのでこのような感じで貼り付けます。
デッキテープを貼る時には必要な作業の1つです。
ベアリングの取り付け、外し
このツールには取り外しが出来る、ベアリングの取り付け、外しができるパーツが付いてきます。
ウィールの交換や、ベアリングのメンテナンスをする時に取りづらいベアリングですが、このパーツがある事で簡単にベアリングを取り外す事が出来ます。
取り外し方は簡単で、パーツの先端をウィールの中に入れてから、斜め上方向にベアリングを押し出す感じで力を入れれば、グリっと取り出すことが出来ます。
ベアリングを取り付ける時には、ウィールの中央にベアリングをセットして、ツールの先端をベアリングの中に入れ、そのまま真っすぐ押し入れる感じです。
取り付ける際には、入れたベアリングが斜めになっている場合があるので、2~3回ぐらい力を入れて、しっかりと押し込めばベアリングがピッタリと平に入ってくれるようになります。
このパーツがある事によってベアリングの交換も簡単に出来るので、作業時間の短縮にもつながってくれます。
六角5mmパーツ
付属でついてくる六角のパーツです。
個人的には使っていないパーツになります。
公式の説明によると、KRUXというブランドのトラックなどに使うパーツとのことですが、筆者の場合、使っているトラックがINDEPENDENTになるので、このパーツは使っていません。
KRUXのトラックを使っている方には使えるパーツだと思います。
「NINJA T-TOOL PERFECT X」レビューのまとめ
NINJA T-TOOL PERFECT Xを1つ持っていれば、スケートボードのメンテナンスにはかなり役立ちます。
・デッキテープの貼り付け後の作業
・ブッシュゴムの交換、キングピンの調整
・トラックの交換
・ウィールの交換
・ベアリングのメンテナンス、交換
・ねじ切り
そして、このツールで出来ない事はこんな感じです。
・デッキテープを貼った時に切れない
↓
カッターが必要
・ベアリングのメンテナンスでシールドが開けられない
↓
カッターが必要
こんな所になります。
スケートボードのメンテナンスで必要な作業のうち、この2つの作業以外でしたら、このツール1つで済ませる事が出来ます。
これだけの事が出来るので、個人的にはかなり助かっていて、特にねじ切りが助かっています。
ねじ切りに関しては、筆者は以前、ウィール交換する時にアクセルナットが入らなかった時もありました。
その時はわざわざショップに行ったり、友達の工具を借りたりと面倒くさかった経験もしたことがあるので、ねじ切りが付いているこの工具があるとかなり便利です。
それにプラスして、造りもしっかりとしていますし、持ち運びにも問題が無いので使いやすくてコスパが高いツールだと感じています。
スケートボードのツールは1つ持ってしまえば、なかなか買い替えるという事も無いので、色々出来る「NINJA T-TOOL PERFECT X」は購入して良かったなと思えるツールです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。色々なスケートボードのツールがある中で、筆者がこのT-TOOL PERFECT Xを選んだ理由は、ねじ切りが付いているという事もありましたが、友達が使っているのを見て欲しくなったという事もありました。
1つでほぼ全ての作業をする事が出来ますし、この機能性を考えたら値段も安いですからね。
筆者は以前、安い物を持っていたこともありましたが、出来る事が少なかったうえに、壊れてしまったという事もありました。
それを考えたらこっちの方がしっかりしているうえに使いやすそうですし、他の物と比べると値段が高いかもしれませんが、壊れて買い替えるぐらいならこっちの方が安いなと感じました。
実際に使ってみても使いやすいですし、このツールがあれば簡単に出来るので、これを選んでよかったなと感じています。
筆者のように、1つでほぼ全ての作業を完了させたい方には使いやすいツールです。
この記事でT-TOOL PERFECT Xの使い方などに関して、お役に立てればと思います。