スケートボードを購入した時に、「どっちがノーズで、どっちがテール?」なんて思った事がある人もいると思います。スケートボードの板には前後がありますので、間違ってしまうと滑りづらくなりますし、違和感ができてしまいます。
お店に直接行けば店員さんに聞いて、スケートボードの前後(ノーズとテール)を教えてもらう事もできますが、ネットで購入した場合は分かりづらいですね。
「板の裏に書いてあるデザインで判断する」という方もいると思いますが、前後が分かりづらいデザインもたくさんありますし、何もデザインが書いていない板だと「どっち?」となりやすいですからね。
筆者はスケートボード歴が10年以上になるのですが、ネットで板を購入することもありますし、デザインが無い無地の板を購入する事もあります。
そんな筆者が、スケートボードの前後(ノーズ・テール)の見分け方や、見分ける目印の付け方をご紹介していきます。
ノーズとテールが分からないという方は、参考にしてみてください。
スケートボードの前後の確認方法
スケートボードの前後の確認方法は簡単と言われています。
【板は水平にして、長い方がノーズ】
【デザインで判断する】
分かりますか?
デザインで判断するのは分かりますが、水平にする方法は分かりづらいですね。
筆者の場合、水平にして判断するといわれても、どっちも同じように見えます。
そして、デザインで判断すると言われても分かりづらいデザインがありますし、「あえてデザインが逆」なんていう板も見た事もあるので、判断がつきづらいです。
スケートボードを始めたばかりの方は分かりづらいですし、スケートボードに慣れている方でも判断しづらい所だと思います。
ただ、これを確実に判断する方法があります。
それが、【ノーズとテールの長さを測る】という方法です。
この方法を知れば、誰でも確実にノーズとテールを判断することができますので、その方法を、順を追ってご紹介していきます。
まず初めに
スケートボードの前後の確認方法として、まずお伝えしておきたい事があります。
・スケートボードの板は【ノーズ(前)】の方が長い
これは、どのスケートボードブランドにしても共通の事になります。
これを踏まえた上で、ノーズとテールの判断方法をご紹介していきます。
・ノーズ(前) → 長い
・テール(後ろ) → 短い
長さを測って確認する方法
スケートボードのノーズとテールの、1番正確な見分け方は実際に長さを測る事です。
スケートボードのすべての長さを測るのではなく、ノーズとテールの長さだけを測れば、簡単に前後を知る事ができます。
・ノーズとテールの長さだけを測る
測り方は簡単です。
ビス(ねじ)を入れる穴からの距離をそれぞれ測るだけで、すぐに判断することができます。
ちなみに、こんな感じです↓
【17.9cm】
【17.2cm】
写真の感じだとメジャーが緩んでしまっているので、しっかりとは計測できていませんが、それでも2枚の写真で長さの違いが分かると思います。
このように測る事で、ノーズ、テールの判断はすぐに分かります。
両方のサイズを測って、長い方がノーズ、短い方がテール
この結果から、【17.9cm】の方がノーズ側(前)という事が分かります。
測る方法は、板を裏側にして、左右のビス(ねじ)を入れる穴から計測するだけです。
・穴から計測する時には、左右それぞれの、左下、右下の穴から、まっすぐ直線を計測します。
ノーズとテールの長さの差は、1cm~〇〇mmと、そこまで大きい差はありませんので、計測した時に計測間違いをしないようにしてください。
もしも家にメジャーが無い場合でも、どちらが長いのかを判断すれば良いだけなので、ヒモなどを使っても判断することができます。
この方法なら誰でも簡単に調べる事ができますので、ぜひ試してみてください。
スケートボードの前後を見分ける目印の付け方
スケートボードの前後が分かったところでも、無地の板や、パッと見だと分かりづらい板のデザインってありますよね。
いざ滑ろうとしても、その時にノーズとテールの判断がつかないと意味がありませんからね。
そんな事を防ぐ為に、スケートボードに目印を付けておけば、すぐに前後の確認ができます。
目印があればすぐに分かりますし、いちいち確認する必要がなくなります。
そこで、実際に筆者がやっている目印の付け方もご紹介しておきます。
ビス(ねじ)の色を変える
筆者の場合は、スケートボードのノーズ側の「ビス(ねじ)の色」を変えて、前後の目印にしています。
・ノーズ側(前)には色付きのビス
・テール側(後ろ)には黒い普通のビス
ノーズ側のビスを色付きにすれば、板の前後の確認がすぐにとる事ができます。
ちなみに、こんな感じです↓
裏のデザインで判断している方でもビスの色を確認するだけでいいので、いちいち裏側を確認しないで済むようになります。
もちろん、逆のパターンでもOKです。
この辺りは個人の好みになりますので、自分の好きな方のビスの色を変えてください。
裏側にステッカー(シール)を貼って前後の目印にする
スケートボードの裏側にステッカー(シール)を貼って、前後の目印をつけるというのも分かりやすい方法です。
特に、無地の板を使っている場合は前後が分かりづらくなりやすいので、自分で決めた方にステッカーを貼ればすぐに分かりやすくなります。
ちなみに筆者は、ノーズ側辺りにステッカーを貼っています。
板を変える度に同じステッカーを貼っているのですが、こんな感じで貼っておくと迷う事は無くなります。
この方法の場合でも、自分が分かれば良いだけなので、ノーズ、テール関係なく、自分なりにステッカーを貼ってしまって大丈夫です。
デッキテープのデザインで前後の目印をつける
スケートボードに貼っていある、ザラザラしたデッキテープを、デザインがある物にして、それを目安にノーズ、テールを見分ける方法があります。
デッキテープ自体にデザインがあるので、すぐに前後の判断がつきやすくなります。
ただ、この方法をする場合で、すでに違うデッキテープが貼ってある場合は、現在貼ってあるデッキテープを剥がさなくてはいけないので、手間がかかってしまいます。
デッキテープを1部剥がす
板に貼ってある1部のデッキテープを剥がすという方法もあります。
ノーズ、テールのどちらでも良いので、1部分だけ剥がすことで前後の判断がつきやすくなります。
1部剥がすというのはこんな感じです↓
こんな感じに剥がしておけば、裏のデザインを確認しないで済みますし、すぐにノーズ、テールの判断がつきやすくなります。
「スケートボードの前後の見分け方と目印の付け方」まとめ
スケートボードの前後(ノーズ・テール)の見分け方は、測るだけで判断がつきますので、見た目だけでは分からない人には1番分かりやすい方法になります。
・ノーズの方が長い
これだけを覚えておけば、誰でも簡単に判断が着きますからね。
そして、ノーズとテールの判断が着いたら、目印を付けておくことを忘れないようにしてください。
今回ご紹介した方法でもいいですし、自分なりの目印の付け方でも問題ありません。
要は、ノーズとテールの見分けが着けば良いだけですからね。
しっかりと板をセッティングして、楽しいスケートボードを楽しみましょう!
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。パット見だと分かりづらいノーズとテールですが、このような方法で簡単に判断つきますので、ぜひ試してみてください。
ノーズとテールを間違ってしまうと、滑りづらくもなってしまいますからね。
この記事で、スケートボードのノーズとテールの見分け方について、お役に立てればと思います。