スノーボードでヘルメットをされる方の中には、ゴーグルのベルト(ストラップ)が短くて鼻がつぶされてしまって苦しかったり、目の周りが圧迫されて窮屈に感じる事がありますよね。
また、中にはゴーグルのベルトが伸びるのが気になるという方もいると思います。
筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブなどの、アクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、同じようにゴーグルが窮屈に感じて困っているという方や、ベルトが伸びて困るという方もいました。
せっかくゴーグルやヘルメットを購入したのに、顔の周りが窮屈に感じていたら、楽しいスノーボードも台無しになってしまいますからね。
そこで、以前ショップスタッフとして働いていた経歴を持つ筆者が、ゴーグルのベルトが短い時の解決方法をご紹介していきます。
よかったら参考にしてみてください。
ゴーグルが窮屈な時の解決方法
ヘルメットをかぶっている時に当たりやすい問題が、「ゴーグルのベルトが短くて窮屈」という問題です。
特に、SWANS(スワンズ)、DICE(ダイス)、DRAGON(ドラゴン)、SMITH(スミス)などのゴーグルで、ヘルメットをした時にキツイと思われる方が多いと思います。
それは、これらのブランドに共通する事が理由だからです。
共通点:ゴーグルのベルトがバックルタイプという事です。
先ほど例に挙げたブランドは、ほぼ全て、ベルトがつながっているタイプではではなく、取り外しができるバックルタイプの為、ベルトが思うように伸びずに、ヘルメットをした時にキツイと感じやすくなってしまいます。
中には、DRAGONや、SMITHのゴーグルをしている場合、「バックルタイプじゃないよ」という場合もありますが、その理由は2つあります。
1・日本正規品ではなく、並行輸入品
2・数量限定品
このような場合は、DRAGONやSMITHというブランドの場合でも、バックルタイプではない場合があります。
そして、中には、バックルタイプでは無いゴーグルだけど、短さを感じるという方もいると思います。
バックルタイプ、1本のベルトタイプ、いずれにしても解決する方法があります。
※注意 1本のベルトタイプの場合、解決方法は1つになります。
それがこちらです。
1・延長ストラップを購入する
2・ヘルメットの下にゴーグルをする
この2通りに関してご紹介していきます。
また、このページの下部に、各ブランドに適応している延長ストラップも載せておきますので、合わせて参考にしてみてください。
ゴーグルのベルトが短い時の解決方法・1
それでは、ゴーグルのベルトが短くてキツイ時の解決方法をご紹介します。
解決方法はとても簡単で、専用の延長ベルトを使う事で解決します。
例えば、SWANSというブランドの場合は、このような延長ベルトが発売されています。
このような感じで、各ブランド事に延長ベルトが発売されていますので、それぞれ合う物を購入する事で解決します。
また、延長ベルトを取り付ける事で、ヘルメットの後ろにある、ベルトストラップにバックルが当たってしまう事も同時に解消してくれるのです。
バックルが当たってしまうというのは、このような事です↓
こんな感じで、バックルが厚いとヘルメットの裏にある「ベルト留め」に当たってしまい、しっかりと中央で留める事が出来なくなってしまいます。
このような事も防いでくれるのが延長ストラップになります。
・ゴーグルのベルトが長くなって、快適にフィットする
・ヘルメット後ろにある、ベルトストラップに当たらなくなる
ですので、ベルトが短く感じて窮屈に感じるなという状態でしたら、延長ベルトを使うことで改善します。
ゴーグルのベルトが短い時の解決方法・2
もう1つの解決方法もご紹介します。
それは、ヘルメットの下にゴーグルを着ける方法です。
こんな感じです↓
この方法にすれば、ゴーグルのベルトがバックルタイプでない場合でも解決します。
ゴーグルをヘルメット無しで着けている状態と同じなので、ベルトが短いという事を解消してくれて圧迫感を解消してくれるようになります。
ただ、この方法の場合にはデメリットもあります。
・ゴーグルを外すときには、ヘルメットを外さなくてはいけない
・ゴーグルのベルトにある、バックルと、長さを調整する所が当たる可能性がある
まず1つ目の【・ゴーグルを外すときには、ヘルメットを外さなくてはいけない】というのを説明します。
リフトに乗っている時など、ゴーグルを外すときにはヘルメットを外す必要があります。
ゴーグルを頭の上に乗せようとしても、ベルトがヘルメット内に入っている為、ベルトが引っかかってしまってゴーグルを上げられなくなってしまうのです。
そして、もう1つの【・ゴーグルのベルトにある、バックルと、長さを調整する所が当たる可能性がある】というのは、ヘルメット内でバックルなどが当たって、ヘルメットのフィット感が損なわれてしまう可能性があるという事です。
これに関しては、「気にならないよ」という人もいますので、人それぞれ感じ方が変わってくると思います。
ですので、もしもゴーグルをヘルメットに着けて窮屈だなと感じましたら、1度ゴーグルをヘルメット下に着けて試してみてください。
試すだけ試して、違和感や、困るような事が無ければ、それで解決しますからね。
延長ストラップの注意点
延長ストラップを購入しようと考えていましたら、注意点があります。
・延長ストラップは、ブランド別で販売されている
・ブランドによっては、型番違いがある
この辺りが注意点になります。
これは実際にあった話なのですが、筆者がショップスタッフで働いていた時に、自分が持っているゴーグルのブランドと、違う延長ストラップを購入しようとしたり、ネットで違う物を購入する人がたまにいました。
・「なんでも良いんで、1番安いゴーグルの延長ストラップください」
・「この延長ストラップをネットで買ったんですが、どうやってつけるんですか?」 ← ゴーグルと違う延長ストラップ
ゴーグルのベルトに付いているバックルは、各ブランドによって違う形状をしています。
ですので、自分が持っているゴーグルブランドと違う延長ストラップの場合は、ハマりません。
※注意※1部のブランドは、同じ形状のバックルもあります。
DICEのゴーグル → DICEのストラップ 〇
DICEのゴーグル → SWANSのストラップ △
DICEのゴーグル → SMITHのストラップ ×
海外ブランドゴーグル → 全部違う形状
このような感じで、同じブランド同士の物を選ぶようにして下さい。
ブランド別延長ストラップ
ここからは、ブランド別の延長ストラップを載せておきます。
現在持っているゴーグルをご確認の上、それぞれを参考にして下さい。
SWANS
SWANSのゴーグルベルトについているバックルは、色々な形があるので、現在持っているゴーグルについているバックルの形を良く確認してください。
【BH-12】
【BH―9】
(このモデルだけ、DICEと同じ形状になります)
【BH-4】
DICE
DICEの延長ストラップは1種類しか販売されていません。
SMITH
SMITHの延長ストラップは1種類しか販売されていません。
DRAGON
DRAGONの延長ストラップは1種類しか販売されていません。
この他のブランドの場合でも、延長ストラップが販売しています。
ここでご紹介しきれなかった場合は、ネットや、ショッピングサイト(楽天、amazonなど)で「〇〇←ブランド名 ベルト 延長ストラップ」と検索すれば出てくるので、もしもここになかった場合には検索してみてください。
ちなみに、ブランドによっては、延長ストラップを販売していないブランドもあります。
最後に
最後までお付き合い頂きありがとうございます。ゴーグルの延長ストラップは、意外と知られていないので、今までゴーグルがキツイと感じていたら是非試してみてください。
また、ヘルメットの下にゴーグルを着けるという方法には、デメリットもありますが、実際に試してみたら意外といけるという事もありますので、こちらも合わせて試してみてください。
ゴーグルのフィット感を快適にして、楽しいスノーボードを満喫してもらえればなと思います。
この記事で、スノーボードゴーグルのベルトの短さで困っている方の、お役に立てればと思います。