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雪道のスキー場へ普通のノーマルタイヤで行くのは危険なのか紹介します

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普通のノーマルタイヤでもスキー場へ行くことはできるのかな?なんて疑問を持つ方もいると思います。初めて行く方や、行く回数が少ない方の場合はスキー場周辺の状況が分からないので分かりづらいところですよね。

スキー場へ行くといっても多い回数行くわけでもないし、高い金額を払ってスタッドレスタイヤにするのもな・・と考える方もいると思います。

始めに言ってしまうと、普通のノーマルタイヤでスキー場へ向かうのは非常に危険です!

タイヤが滑って事故ってしまうだけでなく、それ以外にもデメリットがたくさんあります。

筆者はスノーボード歴が20年以上なのですが、普通のノーマルタイヤでスキー場へ向かい、事故や色々なトラブルに巻き込まれている現場を何度も見たことあります。

そこで、普通のノーマルタイヤでスキー場へ向かった時に起きる可能性があるデメリットをご紹介していこうと思います。

よかったら参考にしてみてください。

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スリップして事故にあう可能性が高い

当たり前の事をはじめに言ってしまいますが、スキー場へ向かう道には雪が積もっているので、当然スリップがしやすくなっています。

これはスキー場周辺だけではなく、向かう途中の高速道路でも言える事です。

実際に、筆者もスキー場へ向かっている時に、スキー場周辺ではない雪道で事故っている車を見たこともあります。

事故なんて起こしてしまったら、せっかくの楽しいスキー、スノーボード旅行も台無しになってしまいますし、最悪な場合、命を落とす危険もあります。

また、他人の車にぶつけてしまったなんて事になったら大事になってしまいますし、スキー、スノーボードどころでは無くなってしまいます。

もちろん、スタッドレスタイヤを着けていてもスリップしてしまう事もありますが、ノーマルタイヤの方が何十倍も滑りやすくなります。

ですので、雪道に普通のノーマルタイヤで向かうのは大変危険です!

交通規制で高速道路が通れない場合がある

スキー場へ行く時には高速道路を使う方も多いと思いますが、高速道路に雪が積もってくるとチェーン規制が入る事があります。

チェーン規制が入った状態で普通のノーマルタイヤで走行していると、一定区間の道が通れなくなる可能性があるのです。

有名なところで言いますと、高速道路「関越道」の「関越トンネル」を抜けた所でたまにやっています。

東京から新潟方面へ向かって、関越トンネルを抜けると、そこは「新潟県」になります。

新潟県で雪の降り方が激しい場合には、「関越トンネル」を抜けた所から全ての車が脇道に誘導され、そこで監視員の方達のチェックが入ります。

そこで雪道用のタイヤなのかをチェックされるので、普通のノーマルタイヤだと通行できなくなる可能性があります。

実際に筆者も、ここでチェックされた事は何度もありますし、必ずスタッドレスタイヤなので、そのまま通行することも出来ています。

このような事も高速道路の上でおこなっているので、普通のノーマルタイヤで向かうのは危険です。

タイヤが滑って雪道が進めなくなる

これは結構見る事なのですが、ノーマルタイヤでスキー場へ向かう途中でタイヤが滑ってしまい、先に進めなくなっている人達をよく見ます。

スキー場があるのは、雪の山になります。

という事は、雪が積もっている山道を上がって行くことになりますよね。

ただでさえ滑りやすい雪道なのに、更に山を上がって行くとなると、高確率で滑りやすくなります。

また、スキー、スノーボードが終わって帰る時は雪道を下っていくわけですから、これも滑りやすくなっています。

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うっすらとした少しの雪でも危険です

雪が積もっているといっても、春先ぐらいでうっすらと少しの雪だから大丈夫だろうと考える方もいると思いますが、それでも危険です。

少しの雪でも滑る可能性は非常に高いですし、スキー、スノーボードをしている途中で雪が降ってきてしまうと、帰りはしっかりとした雪道に代わってしまいます。

また、3月や4月でも雪が降る事もあります。

実際に、筆者が3月の後半に新潟県のスキー場へ行った時に、スリップによる玉突き事故が発生した事もありました。

少しの雪でもスリップする可能性はあるので、必ずタイヤの準備はしておくようにしてください。

「首都圏から近い!」スキー場でも危険

「首都圏から近い!」と広告を出しているような、標高が低いスキー場でも危険です。

首都圏から近いという事は、山道ではないだろうと思っていくと、実際は緩やかな坂道なんてこともよくあります。

実際に、同じように「首都圏から近い!」と広告を出している某スキー場の場合ですと、スキー場へ向かう途中の道で車が滑りやすいスポットがあります。

そこの道は高い確率でタイヤが滑っている車がいる道なのですが、多い時には3台同時に滑っているのを見たことがあります。

他のスキー場と比べると確かに首都圏から近いですし、標高も低いので山道といった感じの道は少ないです。

しかし、道にはしっかりと雪が付いていて、その上、緩い坂道になっているので、そこから進めなくなっている車を何台も見たことがあります。

「首都圏から近い!」と言っても、そこは雪が降っている県になるので、「近いから大丈夫」と考えないようにしてください。

スキー場周辺に住んでいる人に聞いた実際の話

筆者には、長野県のとあるスキー場の周辺でお店を経営している先輩がいるのですが、その先輩の話によると、

「ノーマルタイヤで来て、滑って進めなくなっている車が何台もいる」

「しかも、毎年必ず数台はいる」

との事です。

スキー場周辺ですと道路も広くありませんし、1台の車が動けなくなると渋滞が起きてしまうとの事でした。

そうなってしまうと、他の車にも迷惑が掛かってしまいますし、地域周辺の方にも迷惑が掛かってしまいます。

また、車が進めるようになるにも時間がかかってしまうので、無駄な時間が過ごす事にもなります。

【タイヤが滑って起こる事】

・1台のスリップで渋滞が起きる

・渋滞する事で他の人に迷惑がかかる

・時間を無駄に使う事になる

このような事を防ぐ為にも、雪道用のタイヤを準備するようにしてください。

スタッドレスタイヤに抵抗がある場合

ここまでスキー場へノーマルタイヤで向かう危険性をご紹介してきましたが、いざスタッドレスタイヤを準備するとなると抵抗感がある方もいると思います。

特に、年に何回もスキー場へ行かない方の場合ですと、タイヤ代やタイヤ交換費用などの出費が痛い所ですよね。

スタッドレスタイヤに交換するとなると、タイヤ代や交換費用といったお金がかかってしまいますし、冬シーズン前のタイヤ交換はみんなが一斉にやるので時間もかかってしまいます。

下手したらタイヤを交換するまで○時間待ちなんて事もあるので、せっかくの休日が台無しになってしまう可能性もありますからね。

このような理由から、「普通のノーマルタイヤでもいいや」なんて考えてしまう方も少なくはないと思います。

それならば、タイヤにチェーンをまけば良いのです。

「チェーンをまくのは難しそう」

「わざわざ寒い外に出てチェーンをまくのは面倒くさい」

なんて事を思う方もいると思いますが、現在販売されているチェーンには、女性が1人でも簡単に取り付けられるチェーンもあります。

また、交通事故やスリップによる時間のロスを考えたら、チェーンをまく時間なんてあっという間です。

チェーンを1つ持っていれば、いざという時にいつでも使う事ができますし、雪道でも安全に移動する事ができます。

また、スタッドレスタイヤより格段に安く済ませる事が出来るので、スタッドレスタイヤに抵抗がある方はチェーンを使う事をおすすめします。

ちなみに、このようなスプレータイプの物もあります。

スプレーをかければ雪道でも滑らないとありますが、スリップ防止を確実に保証する物ではないので、安全に走行する為にスタッドレタイヤかチェーンの準備をするようにしてください。

まとめ

スタッドレスタイヤやチェーンは、スキー場へ向かう時の最重要必所品と言っても過言ではありません。

スキー、スノーボードを楽しむ事も大切ですが、何よりも大切なのは安全です。

そうでないと、楽しむ為に色々と考えたプランや、スキー、スノーボード用品を買っても、全てが無駄だったなんて事になってしまう可能性があります。

また、タイヤの準備をしていない事で、一緒に行く家族や友達、仲間の人にも迷惑が掛かってしまう可能性もあります。

このような事を防ぐ為にも、必ずスタッドレスタイヤの準備か、チェーンの準備を忘れず、楽しいスキー、スノーボード旅行を満喫してもらえればなと思います。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。標高が低いスキー場だから大丈夫とか、なんとかなるという考えで行ってしまうと、スキー、スノーボード旅行が台無しどころか、思わぬ大事になってしまう可能性も十分あります。

ですので、必ずスタッドレスタイヤや、チェーンを準備してからスキー場へ向かうようにしてください。

この記事で、普通のノーマルタイヤでスキー場へ行こうとしている方の、お役に立てればと思います。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!