adidas(アディダス)の3WAYで使う事が出来るバッグ、「EPS(イーピーエス)ダッフルバッグ」を実際に購入して使ってみました。背負い、肩掛け、手持ちと3通りに持ち方出来るダッフルバッグ。
adidasという誰でも知っている大手ブランドですが、大手といっても、その性能は気になります。
比較的に安めなバッグではありますが、それでも生地感や使いやすさが合わなければガッカリしてしまいますからね。
そこで、以前スノーボードショップでゴーグルやバッグ類などの担当として働いていた経歴を持つ筆者が、adidasのダッフルバッグ、「EPS(イーピーエス)ダッフルバッグ」について色々とレビューしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
adidas EPS(イーピーエス)ダッフルバッグ50Lをレビュー!
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-1.jpg)
今回レビューするのはこちらです。
はじめに、adidas EPSダッフルバッグ50Lの詳細を載せておきます。
サイズ:タテ60cm×ヨコ29cm×マチ28cm
容量:59L
重量:約790g
※バッグのモデル名に「50L」と入っていますが、公式サイトで調べた所、容量は59Lでした。
公式サイトはこちらです↓
adidas Online Shop
有名大手スポーツブランドadidasのEPS(イーピーエス)ダッフルバッグ。
生地がしっかりしているのはもちろんの事、ダッフルバッグとしては軽量なバッグでした。
そんなadidas「EPSダッフルバッグ」を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【EPSダッフルバッグの良かった所】
・軽くて丈夫な生地
・3WAYで使える
・背負い心地が良いショルダーベルト
・背中に当たる部分のパッド
・フタ裏の広いポケット
・外側に使いやすいポケット
・シューズや汚れ物を別にできるポケット
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【EPSダッフルバッグのデメリット】
・中身のポケットは1つだけ
・完全防水ではない
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのEPSダッフルバッグについて、次の順番でレビューしていきます。
【adidas「EPSダッフルバッグ」レビューの内容】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、adidas「EPSダッフルバッグ」について詳しくレビューを書いていきます。
外観
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「adidas EPSダッフルバッグ」に使用されている生地は、メインが「CORDURA(コーデュラ)」の頑丈なポリエステル生地が使用されています。
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バッグの前後と底面には、メインとは違う生地が使用されていました。
手触りがツルっとした、撥水、耐久性に強そうな生地が使用されています。
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全体的に耐久性が高い生地感なので、さすがは大手スポーツブランドだなといった感じです。
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バッグのメイン収納のフタには、少し厚めのパッドが入っています。
ここは、背負った時に背中に当たる部分になるのですが、パッドが入っている事で背中への圧迫も軽減してくれました。
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このバッグは手持ち、背負い、肩掛けと3WAYで使えるバッグで、全て同じベルトで持つことが出来ます。
上から見るこんな感じです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-7.jpg)
片方のベルトに付いているバンドで、背負いベルトを1本にする事が出来ます。
簡単に出来るので、この辺りは楽だなと感じました。
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![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-8.jpg)
ベルトの広範囲にはパッドが入っているので、背負った時も肩掛けする時にも重さを軽減してくれます。
パッド自体も厚めだったので、多い荷物を運ぶダッフルバッグの場合は助かります。
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ベルトの長さを調整する所には、サラリとロゴが入っていて、調整した余分なベルトをまとめておく「バンド」も付いています。
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「バンド」は自由に調整できるので、ベルトがブラブラする事はありません。
リュックとかでも、この調整した余分なベルトがブラブラしていると結構邪魔に感じやすいので、この辺はありがたいです。
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バッグの横にはジップポケットと、ジップ無しポケットが付いていました。
ジップポケットは薄めのポケットになります。
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ここに「A4クリアファイル」を入れてみた所、ピッタリサイズで入れる事が出来ました。
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フェイスタオルも入れる事が出来るので、小物類を入れておくにはちょうど良さそうです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-17.jpg)
反対側のジップ無しポケットは、結構使いやすいポケットだなと感じました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-11.jpg)
その理由が、少し斜めに造られているから。
どういう事かと言いますと、このような感じのポケットになります。
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斜めにされている事で、500mlペットボトルを入れた時に落ちづらくて、取りやすい構造のポケットになっていました。
実際に500mlペットボトルを入れてみると、このような感じになります。
今までいくつかダッフルバッグを使った事がありますが、これは使いやすそうです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-13.jpg)
最後のポケットが「シューズポケット」になります。
汚れやすいシューズを別の部屋に入れられるのは助かります。
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ここに、筆者のハイカットのスニーカーを入れてみた所、立てた状態で入れる事が出来ました。
ちなみに、入れたスニーカーは26cmになります。
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まだまだ余裕があったので、大きいサイズも入りますし、ゴツめのシューズなんかでも余裕で入ります。
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しっかりした「CORDURA(コーデュラ)」の生地で耐久性も強そうですし、シンプルで使いやすいデザインだなと感じました。
また、邪魔になりやすいベルトをまとめておく事が出来たり、ペットボトル入れが合ったりと、頑丈なだけではなく、使いやすさも考えられている外観でした。
中身
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「adidas EPSダッフルバッグ」のメインはU字型のフタで、ダブルジッパー仕様になっています。
フタを開けてみると、フタにだけポケットが付いています。
付いているポケットはこれだけでした。
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中身のポケットのように見えるのは、横から入れる「シューズポケット」です。
ですので、メインの収納にはポケットがありません。
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フタに付いているポケットはメッシュ生地でジッパー付になっています。
ここにフェイスタオルを入れてみた所、余裕で入ってくれました。
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ただ、「A4クリアファイル」を入れてみた所、ポケットのサイズをオーバーしてしまいました。
フタのポケットは、チケットやタオル、小物類を入れるぐらいがちょうど良さそうです。
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メイン収納はナイロン張りになっています。
また、底面には「パッド」が入っているので、バッグを置くときにも安心できます。
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メイン収納の周りや、底面の周りには「芯」が入っていました。
曲げる事も出来る柔らかめの材質ですが、この「芯」のおかげでバッグがフニャフニャになるのを防いでくれています。
バッグがフニャフニャですと、荷物の出し入れもしづらいので、この辺りは助かります。
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ポケットはフタだけになってしまいますが、U字でガバッと開いてくるので荷物の出し入れもしやすかったです。
また、荷物が入れやすいように「芯」が入っているので、この辺りも使いやすいなと感じました。
EPSダッフルバッグ50Lのサイズ感
「adidas EPSダッフルバッグ」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
今回2パターンに分けてみました。
・洋服&ボール
・スノーボード用品
筆者はスノーボードが趣味なので、多くなりやすいスノーボード用品だと、どれぐらい入るのかも試してみました。
まずは、「洋服&ボール」になります。
今回入れていく洋服やボールのサイズは、以下のような物になります。
・洋服:メンズのMサイズ
・ボール:周囲75cm(7号相当)
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ボールはバスケットボールで、一般的なサイズの物を使用しています。
これらの物をバッグに入れた時がこちらです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-41.jpg)
【この時に入れた物】
・バスケットボール(周囲75cm)
・中綿入りフード付きジャケット
・デニムパンツ
・スウェットのパーカー
・スウェットのパンツ
・ハイカットのスニーカー(26cm)
・タオル
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これぐらいの量を入れる事が出来ました。
結構入れましたが、Tシャツやタオルでしたら、まだ入れる事が出来ます。
そして次に、スノーボード用品を入れてみました。
スノーボード用品は、以下のようなサイズです。
・Mサイズ
・ブーツは25.5cm
このようなサイズで、入れられた物がこちらです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-43.jpg)
【この時に入れた物】
・スノーボードウェアの上下
・スノーボードブーツ
・ハーフフリースパンツ
・インナーウェアーの上下
・グローブ
・インナーグローブ
・ニット帽子
・靴下
・ゴーグルケース
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-42.jpg)
スノーボード用のジャケットやブーツは大きめなのですが、これだけの物を入れる事が出来ました。
バッグ内が結構パンパンになるまで入れたので、この量が限界といった感じになります。
意外と多い量が入ってくれたなといった感じでした。
持った時のサイズ感
「adidas EPSダッフルバッグ50L」を実際に背負ったり持ったりしてみました。
これから出てくるバッグを持っているのは筆者なのですが、筆者の体型は以下のような感じになります。
【筆者の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
この体型の筆者が背負った時のサイズ感がこちらになります。
【横からのサイズ感】
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-45.jpg)
【後ろからのサイズ感】
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-47.jpg)
これぐらいのサイズ感になりました。
ちなみにですが、横から500mlのペットボトルを取れるのは良いなと感じました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-52.jpg)
そして次に、背負いベルトをまとめて、肩掛けにしてみました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-50.jpg)
肩掛けと、斜め掛けの両方のサイズ感がこちらです。
【肩掛けした時のサイズ感】
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-48.jpg)
【斜め掛けした時のサイズ感】
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-49.jpg)
このような感じになります。
斜め掛けをしている時に、肩にくるベルトがパッド入りの所が来るようになっていました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-51.jpg)
このような所もちゃんと考えられていて良いなと感じました。
せひ参考にしてください。
adidas「EPSダッフルバッグ」レビューまとめ
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2020/07/snowhack-adidas-eps-team-1.jpg)
「adidas EPSダッフルバッグ50L」を実際に使ってみた所、やはり大手ブランドはしっかりしている良いダッフルバッグだなと感じました。
・生地がしっかりしている
・意外と軽量
・背負った時にパッドで重さを軽減してくれる
・使いやすい外側のポケット
・荷物の出し入れがしやすい構造
小物を大量に入れられるポケットは無かったですが、それでも、その他の所を見れば使いやすいバッグだなと感じました。
デザインも使いやすいですし、値段を考えたら、コスパが高くて良いダッフルバッグだなと感じます。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。adidasという大手スポーツブランドですが、さすがは大手で色々と考えているなと感じました。
それにプラスして値段も安めなので、ユーザーにやさしい、使いやすいダッフルバッグでした。