スキー場のリフト券を入れる為に必要なパスケース。リフト券ホルダーやチケットホルダーなんて呼ばれ方もしていますが、世の中には色々なパスケースがあります。
そんなパスケースですが、探してみると色々な物があるので、どのような物があるのか分かりづらい所だと思います。
筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、お客さんから次のような事を聞かれた事がありました。
・パスケースにはどんな種類がある?
・パスケースはどこにつけるのが良い?
パスケースと言っても色々な種類がありますし、どこにつけるのが良いのか考える人も少なくはなかったです。
そこで、そんな経歴を持ち、スノーボード歴20年以上の筆者が、スノーボードで使うパスケースの種類やおすすめをご紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
スノーボードで使うパスケースの選び方
はじめに、スノーボードで使うパスケースの選び方をご紹介していきます。
どんな風に選べば良いか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
先に種類やおすすめを見たい方は、こちらから読み飛ばしができます。
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、スノーボードで使うパスケースの選び方をご紹介していきます。
パスケースは買う必要ある?
スノーボードにパスケースは必要ですが、全ての人に必要という訳ではありません。
その理由は、スノーボードウェアに付属している場合があるからです。
全てのウェアに付いているという事ではありませんが、付いている可能性がある所が、次の箇所です。
・ウェアの腕
・ウェアスソの裏側
・ウェアの胸辺りのポケット
・ウェアのパンツの腰辺り
このような箇所にパスケースを入れられる物もあります。
ですので、このような場合でしたら、それを使えば良いのでパスケースを別で購入する必要はありません。
ただ、パスケースがついている場合でも、ファッションのアクセサリーとしてつけている人も沢山います。
パスケースにはジッパーが付いていたり、2つのポケットがついていたりと、機能性的には使いやすくなっている物が多いです。
ちなみに、筆者もウェアにパスケースが付いていますが、別で購入して使った方が便利なので持っています。
ですので、必ずしも全ての人に必要という事ではありませんが、ウェアについていても使っている人はたくさんいます。
ICチップのスキー場の事を考えて選ぶ
スキー場のリフト券は紙のカードタイプだけではなく、ICチップタイプのリフト券もあります。
紙のタイプの場合でしたら、リフトの係員に見せれば良いだけですが、ICチップの場合には次のような事が起こります。
・ICチップをかざすところに届かない
ICチップのリフト券を導入しているスキー場は、リフト乗り場の入口にICチップをかざす所があります。
例えば、次のような感じです。
この時に、ICチップが届かない所にリフト券を入れてしまっていると、スムーズに入れないなんて事も起こります。
そのような事を防ぎたい場合には、ICチップのタイプでも届きやすい所につけられるパスケースを選んだ方が良いです。
スノーボードで使うパスケースはどこにつけるのが良い?
スノーボードをしている時、どこにパスケースをつければ良いのかは悩みやすい所だと思います。
紙のリフト券、ICチップのリフト券、どちらも効率よく使いたいですからね。
そのような場合でしたら、次のようなところにつけるパスケースが便利です。
・腕につけるパスケース
・グローブにつけるパスケース
・腰につけるパスケース
このような場所でしたら、紙のリフト券でも、ICチップのリフト券でも対応しやすくなります。
ただし、スキー場によってはリフト乗り場のICチップをかざす所が少し高めの場合もあります。
現在では子供でも届きやすいように、ほぼどこのスキー場でも低めな所にもついていますが、中にはそのようなスキー場もあります。
もしもそこも気になるようでしたら、「腕につけるパスケース」、「グローブにつけるパスケース」の方が使いやすいです。
スノーボードで使うパスケースの種類とおすすめを紹介
スノーボードで使うパスケースの種類とおすすめをご紹介していきます。
どんな所につける物があるのかと同時に、おすすめの物も合わせてご紹介していきます。
各パスケースの種類を先にまとめると、次のような感じです。
【パスケースの種類のまとめ】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番にご紹介していきます。
ゴーグルにつけるパスケース
ゴーグルのベルトに巻くタイプのパスケースになります。
常にリフト券が見えている状態なので、リフトスタッフにも見せやすいです。
もちろん、ヘルメットをしていてもつける事ができます。
リフト券を見せる動作をしないで良いのが1番のメリットになります。
〇メリット
・リフト券を見せる動作をしないで良い
・頭とベルトでしっかりと固定できる
〇デメリット
・ICチップの時に、しゃがむ必要がある
・紙のリフト券は折り畳む必要がある
・ゴーグルにつけるパスケースのおすすめ
・「eb’s」3WAY PASS
eb’sの3WAY PASSは、巻いた後にマジックテープで固定できるパスケースです。
小さいカラビナもセットで付いているので、ウェアのベルトループに付けて使う事もできます。
・「ハイマスマニア」ゴーグル巻きパスケース
ハイマスマニアのゴーグル巻きパスケースは、ゴーグルストラップに巻き、マジックテープで固定するパスケースです。
太めのストラップでも付けられるように造られています。
腕につけるパスケース
腕につけるパスケースになります。
1番効率良く、ICカードのスキー場でも問題なく使いやすいです。
腕に巻くだけなのですぐに脱着しやすいタイプです。
〇メリット
・ICチップでも使いやすい
・脱着がしやすい
・ファッションのアクセントになる
・1番効率が良い
〇デメリット
・外れないようにベルトでしっかり調整する必要がある
・腕につけるパスケースのおすすめ
・「eb’s」PASS-ARM
eb’sのPASS-ARMは、少しだけマチがあるBOXタイプのパスケースになります。
小物を入れるポケットがあるので小さい物を収納することができ、カラビナ付きなのでベルトループに付け、腰につけることもできるパスケースです。
・「eb’s」PASS-ARM NEO
eb’sのPASS-ARM NEOは、伸縮性があるネオプレーン素材を使っているパスケースになります。
しっかりとしたフィット感で、滑っている時に気になりづらい造りになっています。
・「eb’s」PASS-ARM POCKET
eb’sのPASS-ARM POCKETは、伸縮性がないポリエステル素材を使っているパスケースになります。
薄めで違和感が少ないのが特徴で、伸縮性がない方が好みの人にはピッタリです。
・eb’s「PASS-ARM POCKET」のレビューはこちら >
・「VOLCOM」WRAP PASSCASE
VOLCOMのWRAP PASSCASEは、VOLCOMらしいオシャレなデザインのパスケースです。
ベルトでしっかり固定できるうえに、ウェアのアクセントになってくれます。
・「ハイマスマニア」腕巻きタイプパスケース
ハイマスマニアの腕巻きタイプパスケースは、水に強い素材を使用し、厚さ3mmのウレタンを仕様しているので圧迫感を軽減してくれます。
値段も安く、シンプルながらカラーバリエーションが豊富なので、自分の好みの物をみつけやすいです。
グローブにつけるパスケース
グローブにつけるタイプのパスケースになります。
グローブの上に巻くだけなので脱着がとても簡単です。
親指を通して巻くだけの物が多いので5本指グローブだけではなく、ミトン、3本指のトリガータイプでも着ける事ができます。
リフトスタッフに見せる時も、ICチケットでかざす時もすぐに対応できるのが最大のメリットです。
〇メリット
・ICチップでも使いやすい
・1番簡単に脱着できる
〇デメリット
・滑っている時や転んだ時に外れないように注意が必要
・グローブにつけるパスケースのおすすめ
・「eb’s」PASS-GLOVE MAKI
eb’sのPASS-GLOVE MAKIは、手と親指に通すだけのシンプルな造りです。
簡単に脱着する事ができる上に、強力な伸縮性があるネオプレーン素材で外れづらいように造られています。
・「ハイマスマニア」グローブ着タイプパスケース
ハイマスマニアのグローブ着タイプパスケースは、ベルトで手に巻くタイプのパスケースです。
長さを調整してしっかり着ける事ができ、カラーバリエーションも豊富なパスケースになります。
・「VAXPOT」ハンドパスケース
VAXPOTのハンドパスケースは、安くてシンプルなデザインのパスケースです。
伸縮性に優れた素材が使用されているので、外れづらい造りになっています。
体に斜めがけするパスケース
体に斜め掛けするタイプのパスケースになります。
体の前にリフト券がある状態なので、ICチップでも利用しやすく、リフトスタッフにも見せやすいです。
ポケットが付いている物がメインなので、ゲレンデマップや小物を入れておけるパスケースです。
〇メリット
・ICチップでも使いやすい
・リフト券を見せる動作しないで良い
・斜め掛けなので落としづらい
・簡単に脱着できる
・小物を収納できる
・ファッションのアクセントになる
〇デメリット
・滑っている時に気になる可能性がある
・体に斜め掛けするパスケースのおすすめ
・「HOLDTUBE」TOUCH FUSION
HOLDTUBEのTOUCH FUSIONは、たすき掛けのように、体に斜めにかけるバッグになります。
スマホを入れる所にリフト券を入れればパスケースにもなり、ICチップでも簡単にゲートに入れます。
リフト券入れ意外にも荷物を入れる事ができて、スノーボード以外でも使えるバッグです。
・「eb’s」PASS BODY
eb’sのPASS BODYは、ボディバッグのように斜め掛けするタイプのパスケースです。
止水ジッパーが使われているので中身が濡れづらいように造られています。
小物を収納する事ができるので、荷物の出し入れや、ゲレンデマップの出し入れもしやすいパスケースです。
腰につけるパスケース
ウェアのベルトループに通して、腰につけるパスケースになります。
カラビナでつけるので落ちづらく、シンプルで簡単につける事ができ、定番タイプのパスケースです。
リフト券を入れる以外のポケットも付いているので、小物類を一緒に入れる事ができます。
〇メリット
・場所によって、ICチケットでも使いやすい
・カラビナで落下しづらい
・リフト券以外の物を入れられる
・脱着がしやすい
〇デメリット
・ICチケットのゲートが高めな時には外す必要がある
・見やすいようにジャケットのスソは少し上げる場合がある
・腰につけるパスケースのおすすめ
・「BURTON」JPN PASS CASE
BURTONのJPN PASS CASEは、カラビナ付きでシンプルなパスケースです。
BURTONらしいオシャレなデザインなパスケースになります。
・「eb’s」PASS STANDARD
eb’sのPASS STANDARDは、定番のパスケースになります。
面白いデザインが多く、リフト券入れ意外のポケットも付いているパスケースです。
・「eb’s」BONDING PASS
eb’sのBONDING PASSは、止水ジッパーが使った防水仕様のパスケースになります。
中身が濡れづらいように造られているうえに、薄めなので滑っている時に気にならないようになっています。
・「VOLCOM」JP PASSCASE SINGLE
VOLCOMのJP PASSCASE SINGLEはカラビナ付きで、ロゴデザインが目立つパスケースです。
シンプルな使いやすさでオシャレなデザインをしています。
・「SALOMON」PASS CASE PVC2
SALOMONのPASS CASE PVC2は、カラビナ付きで、腕に巻くアームバンドも付いています。
2WAYでつける事ができるので、自分好みの場所につける事ができるパスケースです。
・「VAXPOT」オートリール付きパスケース
VAXPOTのオートリール付きパスケースは、伸び縮みするオートリールが付いているので、ICタイプのゲートが少し高めな時に便利です。
値段も安いうえに、シンプルなパスケースになります。
脚に巻くパスケース
脚に巻くタイプのパスケースになります。
リフト券が見えている状態をキープできるので、リフトスタッフにすぐに見せる事ができます。
脱着が簡単にできて、ウェアファッションのアクセントにもなります。
〇メリット
・リフト券を見せる動作しないで良い
・簡単に脱着できる
・ファッションのアクセントになる
〇デメリット
・ICチケットの時はとどかない可能性が高い
・落とさないようにベルトで調整する必要がある
・脚に巻くパスケースのおすすめ
・「ハイマスマニア」足巻きタイプパスケース
ハイマスマニアの足巻きタイプパスケースは、水分に強い素材を使用し、3mm厚のウレタン素材で脚への圧迫感を軽減してくれます。
値段が安くてカラーバリエーションが豊富です。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。パスケースと言っても色々なタイプがあるので、ぜひ自分好みの物を見つけてもらえたらなと感じます。
この記事で、スノーボードで使うパスケースで悩んでいる方の、お役に立てればと思います。