スケートボードのヘルメットを選ぶ時に、どのような事に注意して、どのような物を選べばよいか悩んでしまう方もいると思います。
ヘルメットは頭を守る物なので、選ぶのにも慎重になりやすいですし、せっかくかぶるのなら、おしゃれでカッコいい物がいいですからね。
筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブ、プロテクターなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、スケートボードでも使える物を探しているお客さんも来ることがありました。
スノーボード、スケートボードの両方で使えたら、1個持っていれば十分ですからね。
そこで、ショップで働いていた経歴があり、スケートボード歴10年以上の筆者が、スケートボードで使うヘルメットの選び方や、おすすめのブランドをご紹介しようと思います。
よかったら参考にしてみてください。
スケートボードで使えるヘルメットの選び方
はじめに、スケートボードで使うヘルメットの選び方をご紹介していきます。
ヘルメットを選ぶ時には、いくつか気にしておいて欲しい所かあります。
それがこちらです。
・耐久性・安全性
・サイズ感
・軽さ
・見た目の良さ
この4点が重要な所になります。
この4点について、説明していきます。
耐久性・安全性
当たり前の事を書いてしまいますが、ヘルメットは頭を守る物になりますので、耐久性、安全性がもっとも大切な事になります。
これが無くては頭が守れないので、ヘルメットとは言えませんからね。
現在販売されているヘルメットには耐久性・安全性が高い物が多いですが、中には耐久性だけがあって、安全性が無い物もあります。
どういう事かと言いますと、ヘルメットの外側は頑丈だけど、ヘルメットの中身が安全ではないという事です。
外側の耐久性だけがあって、ヘルメットの中身の素材や、パッドがもろかったりすると、いざという時に、しっかりと頭を守ってくれません。
ですので、耐久性はもちろんのこと、安全性もしっかりとしたヘルメットを選ぶ事がポイントになります。
サイズ感
スケートボードのヘルメットの選び方で、重要になって来るのがこのサイズ感です。
ヘルメットが小さ過ぎる → 頭が痛くなる
ヘルメットが大きすぎる → ブカブカでヘルメットが揺れてしまう
このような事になってしまいますので、サイズ感に関しては特に重要になってきます。
サイズ感に関しては、ショップなどに行って試着するのが1番わかりやすい方法です。
ただ、ショップが遠方でなかなか行くことが出来ないという場合でしたら、自分の頭の周りをメジャーなどで測ってみると、自分のサイズが分かりやすくなります。
頭の周りをグルっと1周測る方法です。
ちなみに筆者は56cmになります。
このような感じで頭のサイズを測って、自分が購入しようとしているヘルメットのサイズを見れば、自分のサイズを発見しやすくなります。
また、メーカーによっては、「JAPAN FIT」という物もあります。
特にスノーボード用ブランドに多いのですが、これは、欧米人の場合、日本人と比べると、頭の形状が縦に長いというのがあります。
欧米人 → 縦が長い
日本人 → 縦が短い
この差によって、海外ブランドのヘルメットはフィット感の差が出てきやすいのです。
ですので、フィット感が損なわれないように、JAPAN FITという、日本人の頭にもフィットしやすい物も販売されています。
もちろん、人それぞれ頭の形は変わりますので、必ずしもJAPAN FITで無ければいけないという訳ではなく、基本的には自分のサイズに合う物が1番です。
また、ヘルメットのブランドの中には「フリーサイズ」というのもありますが、そのような物はおすすめしません。
必ずサイズの展開がある物を選ぶようにしてください。
軽さ
スケートボードは飛んだり跳ねたりするので、軽さは重要になってきます。
重量があるヘルメットですと頭が気になってしまいますし、軽い方が集中もしやすくなります。
筆者の場合、現在使っているヘルメットは322gですが、滑っていても特に気にならない感じです。
見た目の良さ
せっかくかぶるヘルメットでしたら、おしゃれでかっこいいヘルメットがいいですよね。
また、子供にかぶせる場合でも可愛かったり、おもしろいデザインの方が子供も喜びますからね。
人それぞれ好みの違いは出てくると思いますが、ヘルメットを選ぶ時には見た目の良さも重要なポイントになります。
・バイザーあり・なしの違い
ヘルメットの中には、「バイザーあり」、「バイザーなし」の物があります。
この違いに関しては、特にメリット、デメリットという物はありません。
筆者がスノーボードショップで働いていた時にもたまに聞かれましたが、「バイザーありなら太陽の眩しさをカットしてくれる」というのはありません。
バイザーありといっても、そこまで長くないので、メリット・デメリットはありません。
ですので、見た目の好みで選んでしまってOKです。
スケボーで使うおすすめのヘルメットブランド6選
それではここから、スケートボードで使うおすすめのヘルメットをご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介した「ヘルメットの選び方」に沿った物になります。
参考にしてみてください。
Bern(バーン)
自転車、スケートボード、スキー/スノーボードと幅広いヘルメットを製造している、安全性だけではなく、フィット感、デザイン性にも力を入れているブランドです。
「JAPAN FIT」を採用し、よりフィットしやすいように作られています。
キッズサイズにもサイズ展開があり、大人のサイズもXXXLサイズまで、幅広く展開しています。
とくに、「MACON2.0」というモデルは322gと軽量で、被っている違和感が少ないのでおすすめです。
・子供におすすめは「NINO/NINA」
・Bernの子供用ヘルメットになります。
安全性が良いのはもちろんの事、デザインが入ったモデルを多く展開しています。
軽量なうえ、後頭部分にはベルトが付いているのでフィット感も向上。
また、付け外しができるバイザーも付いています。
・NINO → 男の子
・NINA → 女の子
NINO
NINA
Silver Fox(シルバーフォックス)
スケートボードやプロテクター、ヘルメットを展開している「Silver Fox」は、全国展開している大手アクションスポーツショップでも取り扱っているブランドです。
ヘルメットの値段は3,500円と低価格ですが、中身のスポンジを取り外して水洗いする事が出来ます。
こちらのスケートボードヘルメットは、コスパが高くておすすめです。
サイズの展開はS、M、Lの3種類になります。
INDUSTRIAL(インダストリアル)
スケートボードのプロテクターで有名な「INDUSTRIAL」は、低価格なスケートボードアイテムを販売しているブランドです。
低価格ですが、値段のわりには品質が高いプロテクターになります。
サイズの展開は子供用のXSから、大人用のLサイズまで4サイズの展開があるヘルメットです。
1番大きいサイズのLサイズでも320g~350gと軽量な所がおすすめのスケートボードのヘルメットです。
PRO-TEC(プロテック)
1973年に設立した老舗ブランド「PRO-TEC」。
スケートボード、BMXなど、アクションスポーツをメインとしたプロテクターブランドです。
外側には耐久性の強いシェルを使いながら、フィット感を上げる技術が使われています。
有名なプロスケーターやプロライダーも多く愛用しており、日本全国で販売されているので有名です。
風通しが良い造りで爽快感があり、見た目もシンプルなヘルメットになります。
Triple Eight(トリプルエイト)
スケートボードだけではなく、インラインスケート、BMXなどのアクションスポーツのプロテクターの中で1番有名と言っても過言ではないのが、この「TRIPLE EIGHT」です。
ヘルメットだけではなく、体のすべてのプロテクターを製造しているブランドになります。
サイズ展開は少ないですが、カラー展開が豊富で、安全性も高いヘルメットです。
OUTDOORMASTER(アウトドアマスター)
スポーツ、アウトドア用品ブランド「OUTDOORMASTER」のヘルメットは、値段が低価格の上に品質も高めなヘルメットになります。
日本人に合いやすいように設計されていて、中身のパッドも取り外しができます。
サイズ展開も「幼児―子供」2サイズ、「子供―大人」3サイズで別れているので、子供から大人まで選ぶ事ができるヘルメットです。
値段も「2千円台~」と安いヘルメットなので手が出しやすく、スケボー初心者の方でも使いやすいおすすめのヘルメットになります。
【幼児―子供】2サイズ
【子供―大人】3サイズ
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。ヘルメットが頭を守るのは当然ですが、1度購入してしまえば買い替える必要もあまりないので、せっかくなら自分が気にいったヘルメットを選ぶ事をおすすめします。
色々なヘルメットがありますが、自分好みのヘルメットをして、スケートボードを安全に楽しみましょう!
この記事で、スケートボードのヘルメットについて、お役に立てればと思います。