スケートボードを購入しようと考えた時に、1番はじめに気になるのが費用の事だと思います。一体どれぐらいの金額がかかるのかは、誰でも気になりますよね。
スケートボードの値段は、ハッキリ言ってピンからキリまでとなります。
安い物もありますし、高くそろえようと思えば高くなってしまいます。
そこで今回は、スケートボード歴が10年以上で、現在でも滑り続けている筆者が、スケートボードにかかる初期費用や、値段を抑えて購入する方法などをご紹介していこうと思います。
ここでご紹介する物は、ホームセンターなどで販売しているような「おもちゃ」ではなく、オーリー(ジャンプ)などが出来る、一般的なスケートボードになります。
良かったら参考にしてみてください。
スケートボードの初期費用
スケートボードは色々なパーツで組み立てられている物になるので、それぞれ値段がかかってきます。
そこでまずは、スケートボードをバラバラで買った時の、一般的に販売されている物の価格帯をご紹介します。
スケートボードをバラ買いした時の値段
ここでご紹介していく価格は、一般的に販売されているブランドのセール品などを含む価格と、平均的にかかる値段を表記していきます。
スケートボード用品は、パーツを1つとっても、ブランド、品質によって値段が変わってくる物です。
あくまでも一例になりますので、ここでご紹介する価格より値段が上がる場合もあります。
また、パーツ事の値段の後に全て合計した金額も載せておきます。
デッキ (板) | 6,500円~ 平均:10,000円 |
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デッキテープ (デッキの上のザラザラしたシート) | 750円~ 平均:1,000円 |
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トラック (スケートボードについている金属) | 6,000円~ 平均:8,000円 |
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ウィール (タイヤ) | 2,600円~ 平均:5,000円 |
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ベアリング (ウィール内に入れて、ウィールを回す物) | 2,500円~ 平均:3,000円 |
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ビス (デッキとトラックをつなぐネジ) | 400円~ 平均:500円 |
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合計:18,750円
平均の合計:26,700円
スケートボードに必要なパーツはこれで全てになりますが、全てバラバラで購入するとこれぐらいの価格になります。
「平均の値段」が一般的に有名なブランドで、セールを入れない値段になり、更に金額が上がる場合もあります。
また、これにプラスして、スケートボードで使うスニーカーが必要になってきます。
スケートボードのデッキはザラザラしたデッキテープが貼ってあるので、その影響でスニーカーがボロボロになりやすいのです。
スニーカーに関しては、セールの安い物であれば6,000円ぐらいで購入する事が出来ます。
ちなみに、スケートボードを組み立てたり、調整する場合には工具が必要になりますが、家に工具がある方に関しては、それで組み立てが出来る時もあります。
スケートボードを買った後に費用はかかる?
スケートボードを1つ購入した後は、基本的には費用が掛かりません。
1つ購入してしまえば、そのスケートボードで遊ぶ事が出来ます。
ただし、怪我をしない為のプロテクターの購入や、その後スケートボードを長く続けた時には、色々な費用が掛かってきます。
長く続けた時にかかる費用とは、例えば以下のような事です。
・壊れたパーツの交換
・スケートボードを入れるケース
・スニーカーの交換
スケートボードは全てのパーツがバラ売りされているので、壊れた所のパーツだけを交換する事が出来ます。
それぞれ頑丈に造られているパーツなので、すぐに壊れるという事はありませんが、いつかは消耗して壊れています。
その時にはそのパーツを交換する費用が掛かります。
ちなみにですが、「おもちゃ」のスケートボードは、一般的なスケートボードと規格が違う為、パーツの交換はする事が出来ませんので注意してください。
また、長く続けた場合、移動する時のケースやなども必要になりますし、スニーカーがボロボロになって交換する時も来ます。
この辺りがスケートボードを続けた場合の費用になります。
スケートボードの初期費用を抑える方法
スケートボードをバラバラで購入すると、先ほどのように高い金額になってしまうので、手が出しづらいという方も少なくはないと思います。
ただ、先ほどの金額は、あくまでもパーツをバラバラで購入した時の金額になるので、初めてスケートボードを購入する時には初期費用を抑える事が出来ます。
それ方法が2つあるのですが、それが以下のようになります。
・完成品を購入する
・安くて品質が良いブランドでバラ買いする
この2つの方法をとる事で、初期品をグッと抑える事が出来ます。
それぞれについて、順を追ってご紹介していきます。
完成品を購入する
初めてスケートボードを購入する方に便利なのが、全てパーツが組み立てられている完成品です。
バラバラで売っている物に比べて、値段も安くされているうえに、届いた時には出来上がっているのですぐに遊ぶ事が出来ます。
色々な完成品が売られていますが、おもちゃ等ではない、しっかりとしたパーツで組みあがっている物もあるので、コスパが高い物も販売されています。
完成品の場合は、以下のような値段設定が多いです。
10,000円~19,000円
価格帯には大きな開きがありますが、値段の違いは使っているパーツの質による物です。
パーツの質が悪い場合には、こんな事が起こる可能性があります。
・デッキの質が弱い
・ウィールが回らない
・トラックの動きが悪くて曲がりづらい
物によってはこのような違いがあるので注意してください。
とは言っても、販売している物によっては、安くても品質に何も問題ない物も販売しています。
完成品の詳しい事については、他の記事でもご紹介しているので、良かったら参考にしてみてください。
バラ買いで安く済ませる
スケートボードの初期費用を抑える方法は、完成品を購入するだけではありません。
安くて品質が高いブランドでバラバラにそろえれば、値段を抑える事も出来ます。
それでは、安くて品質が高いブランドはどこか?
個人的に、安くて品質が良いなと感じているブランドはこちらになります。
SM BLANKS
SM BLANKSという、日本のブランドです。
ここのブランドは他のブランドと違って、ネットのみでしか販売していないブランドなのですが、その中間コストを抑えてかなり安い値段で販売しています。
また、パーツに関しても、それぞれをバラ売りしていますので、欲しいパーツだけでも販売しているのです。
筆者もここのブランドのデッキとトラックを買って使ってみたのですが、他のブランドと変わらない感じで使う事が出来ました。
その時の記事がこちらです。
値段の違いは一般的な有名ブランドと比べると、これだけの違いがあります。
(全て税込み)
・デッキ:3,500円~
・デッキテープ:700円~
・トラック:3,290円~
・ベアリング:1,310円~
・ウィール:1,680円~
・トラックを取り付けるビス(ねじ)310円~
(値段はサイズによって変わってきます。)
合計:10,790円~(プラス送料)
これだけ安い値段で購入できるうえに、品質もおもちゃではない普通のスケートボードなので、コスパは高めです。
ただし、完成品は販売しておらず、全て自分で組み立てる必要があります。
もしも組み立てられてるのが欲しい場合は、完成品の方が良いです。
ちなみに、このブランドはYahoo!ショッピングがメインのサイトになります。
SMBLANKSのメインサイトはこちら↓
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボード用品は始めに少し高い費用がかかってしまいますが、1つ購入してしまえば、その後は長く楽しめる物になります。
パーツが壊れたとしても、そこだけ変えれば安くすみますからね。
スケートボードは続けるほど楽しくなるので、ぜひ楽しいスケートボードライフのスタートを切ってもらえたらなと思います!
この記事で、スケートボードの初期費用について悩んでいる方の、お役にたてればと思います。