スケートボード

初心者におすすめの安いスケボー5選!経験者がコンプリートの選び方も解説!

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スケートボードを始める方にとって、もっとも始めやすいのがスケートボードの「コンプリート(完成品)」ですよね。完成品が手に入れば後は楽しむだけなので、もっとも簡単に始める方法です。

筆者もスケートボードを始めた初心者の時には、コンプリートのセットから始めました。

どれを選んでいいか分からない初心者の筆者にとっては楽でしたし、何より値段を抑える事が出来たので助かりました。

ただ、ネットで探していると、種類がたくさんあって値段もピンキリで、一体どれが本当に良いのか分かりづらいという方もいると思います。

そこで、スケートボード歴10年以上の経験があり、現在でも滑り続けている筆者が、スケートボードのコンプリート(完成品)の選び方や、おすすめをご紹介していきます。

また、1万円以下の安いおすすめや、値段の割に品質が高い、コスパが良いスケートボードをご紹介します。

ちなみに、ここではオーリー(ジャンプ)などのトリックや、ランプなどで使う、スタンダードな物について解説します。

良かったら参考にしてみてください。

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スケボー「コンプリート(完成品)」の選び方

スケートボードのコンプリート(完成品)の選び方で大切な事が、スケートボードのパーツの事を知っておくことです。

パーツの事を知っておけば、どんな役割があって、どんな物を選べば良いか自然と分かるようになってきます。

もちろん、全てのパーツには細かい違いや、重さ、長さなど、色々とたくさんありますが、ハッキリ言って、始めの頃は全ての違いを覚える必要はありません。

ですので、ここでは最低限おぼえておくべき選び方を説明していきます。

スケートボードで知っておくべきパーツの説明を、次の順番でご紹介していきます。

【スケートボードのパーツ事の説明事項】

※タップで読み飛ばしができます

1:デッキ(板)

2:トラック

3:ウィール(タイヤ)

4:ベアリング

また、おすすめのスケートボードを先にみたい場合には、こちらから読み飛ばしができます。

※タップで読み飛ばしができます

・おすすめのスケートボードを見る

それでは順番にご紹介していきます。

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デッキ(板)

スケートボードでメインと言っても過言ではないのがデッキです。

初心者がスケートボードのコンプリート(完成品)のデッキを選ぶ時には、次の2点が大切です。

・材質
・サイズ

1つ目の材質ですが、材質が悪ければ、オーリーしたときにも飛びづらいですし、乗り心地も悪く感じてしまいます。

ここで覚えておくべき材質がこちらです。

【メイプル】

・メイプルという「木」

・主にスケートボードのデッキに使われている材質

・オーリーした時など、弾きが良い材質で飛びやすい

・硬い材質なので、少しぐらいぶつけても問題ない

メイプルは、有名なトップブランドのデッキにも使用されている材質なので、覚えておいて損はありません。

そして次に、サイズになります。

サイズに関しては、人それぞれの体系の違いによって変わってきます。

ちなみにですが、筆者の場合は、次のような感じです。

・身長:170cm
・体重:65kg
・足のサイズ:25.5cm
・デッキ:8.0インチ

このような感じです。

サイズの基準は、一般的に8インチと言われていますが、性別の違い、体系の違い、足のサイズの違いなど、人それぞれ分かれてきます。

・女性:7.5インチ~8インチ
・男性:7.75インチ~ 8.25インチ

もちろん、好みの問題などもありますので一概に言えませんが、これが基準となります。

そして初心者が使い始める場合は、この基準値の平均サイズを使うのが一般的です。

【初心者が使う平均サイズ】

・女性:7.75インチ
・男性:8インチ

初心者がスケートボードのコンプリートを選ぶ時は、このサイズが平均になります。

トラック

トラックは、主にスケートボードを動かすのに必要なパーツです。

材質は金属で造られていて、軽い物、頑丈な物など、色々と種類がありますが、すべてを覚える必要はありません。

これもスケートボードを続けていくうちに好みが色々と出てきて、軽いのが好きな人もいれば、重い物が好きな人もいるからです。

初心者がスケートボードのコンプリートを選ぶ時、トラックで覚えておくことは以下の事になります。

・「Lo(ロー)か、「HIGHT(ハイ)」か

・ブッシュの性能は悪くないか

トラックには高さを選ぶ事が出来る物もあります。

それが、「Lo」か、「HIGHT」の選択です。

2つの特徴は以下のような感じです。

【Lo】:低い

・低い分、安定性がある

・デッキと地面の距離が近い為、オーリーなどをする時に、板を蹴る力が少なくても飛びやすい

・オーリーなどをした時に、高さを出しづらい

【HIGHT】:高い

・高い分、少しだけ不安定

・デッキと地面の距離が遠い為、オーリーなどをする時に、板を蹴る力がLoより必要

・オーリーなどをした時に、力が入れやすい分、高さを出しやすい

トラックによっては選ぶ事が出来ない事もあるのですが、もしも選ぶ事ができる場合でしたら、初心者は低い「Lo」を選ぶ事をおすすめします。

「Lo」にしておけば、オーリーなどの感覚をつかみやすいですし、安定感もあるからです。

そして、「ブッシュの性能」。

ブッシュとは、この部分の事を言います↓

このゴムのような物を「ブッシュ」というのですが、このブッシュがトラックの動きを左右しています。

品質が低いトラックの場合は、「ブッシュ」の品質も悪い可能性が高く、その影響でスケートボードが曲がりづらい、もしくは、思うように動かないなんて事も起こります。

一般的に、有名ブランドのトラックでしたらブッシュの性能が悪いなんて事はありませんが、もしも安いコンプリートを購入する場合には、チェックしておいて損はありません。

ウィール(タイヤ)

スケートボードについているタイヤの事を「ウィール」と呼びます。

ウィールの主な違いは以下の通りです。

・硬さ

・太さ(幅)

まず、太さに関しては、基本的に50mm~54mmで、筆者が使っているのは52mmなのですが、始めの頃は気にする必要はありせん。

ウィールの太さは、スケートボードに慣れてから気にするようにしても問題ないからです。

大切なのは、硬さになります。

ここでは、オーリーやランプなどの、スタンダードなスケートボードの事を書いていますので、ソフトウィールの事は省きます。

硬さには、○○Aなどと表記されていますが、○○に入る数字が高いほど、ウィールが硬くなっていくという事になります。

【ウィールの硬さの例】

95A 柔らかい

98A ↓

101A 硬い

【柔らかいメリット・デメリット】

メリット
・粗い路面で滑っても、衝撃が少ない

・滑っている時の音が小さめ

デメリット
・柔らかくてグリップが効きやすい為、トリックによってはやりづらい

【硬いメリット・デメリット】

メリット
・グリップが少ないので、トリックがやりやすい

デメリット
・路面が悪いと、振動が体に伝わりやすい

・キレイな路面でも、路面よっては、グリップしなくてスリップしやすい

・滑っている時の音が大きめ

このような感じの違いになります。

筆者が以前使っていた事があるウィールは、硬いうえに路面との相性が悪くて、すぐにスリップしてしまい、パークによっては全然滑れなかったなんて事もありました。

筆者は現在99Aのウィールを使っているのですが、何も問題なく滑る事ができていますし、ある程度の路面ならどこでもストレスなく滑れています。

ですので、ウィールを選ぶ時には、98A~100Aのウィールを選ぶと色々な所で滑りやすいです。

ベアリング

ウィールの回転率を左右する大切なパーツになります。

これが悪ければ、どんなに良いウィール、トラックを使っていても動きが遅くなります。

ベアリングは、「ABEC(エイベック)」という規格で、その回転率を表していて、数字が高ければ回転率が速いという事になります。

・ABEC3 遅い

・ABEC5 ↓

・ABEC7 ↓

・ABEC9 速い

速ければ良いという訳でもありませんので、初心者の方の場合は「ABEC3」、「ABEC5」辺りを選んでおけば問題ありません。

ただ、できるだけスムーズな動きが欲しいという事でしたら、初心者の方でも「ABEC7」を選んだ方が楽しめます。

「ABEC3」、「ABEC5」の場合、1蹴りした時に進む距離も短くなってしまうので、進みが悪いと感じてしまう可能性もあります。

スケートボードに慣れている方でしたら、「ABEC7」、「ABEC9」ぐらいないと満足しない人が多いです。

個人的には「ABEC7」でも普通に楽しめますし、なにもストレスを感じません。

スケボー「コンプリート」を選ぶ時の注意点

スケートボードのコンプリート(完成品)を選ぶ時には、いくつかの注意点があります。

それが、以下の通りです。

また、おすすめのスケートボードを先にみたい場合には、こちらから読み飛ばしができます。

※タップで読み飛ばしができます

・おすすめのスケートボードを見る

それでは順番に詳しく説明していきます。

デッキの事だけを考えない

スケートボードを購入する時に、ついメインに考えてしまいやすいのが「デッキ」だと思います。

ただ、コンプリートを選ぶ時には、デッキだけではなく、トラック、ウィール、ベアリングもしっかり考えることが大切です。

デッキだけ有名ブランドでも、スケートボードを動かす「足周り」がダメだと動きが悪くなります。

ですので、デッキだけをメインに考えるのではなく、トラック、ウィール、ベアリングもしっかり選ぶ事で、失敗する事が無くなります。

スケートボード専門店で購入する

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでは、販売しているショップを確認する事ができる所もあります。

どんなネットショップでも、やはり専門ショップの方が安心して購入する事ができますからね。

スケートボードの場合、細かいパーツまでしっかりと説明してくれている方が安全です。

また、老舗のスケートボードショップの場合、「ショップオリジナル」も販売しているのですが、これが結構お得な場合があります。

ショップが独自のルートで製造、販売している「オリジナル」は、コストを最低限に抑えられるので低価格で販売する事が出来ます。

また、ショップオリジナルであって、「ブランド」ではない為、この辺りでも値段を抑える事が出来るのです。

こんな感じで、お得にコンプリートを購入する事が出来るので、選ぶ際には専門性があるショップで購入する事をおすすめします。

安すぎる物は品質が変わる

ネットで探していると、低価格で販売されている物もありますよね。

色々と品質的には良さそうな事がたくさん書いてありますが、安い物に関しては届くまで分からない所があります。

それが以下のような感じです。

・重い

・トラックの動きが悪い

・ウィールの回転が悪くて進みづらい

主にこのような感じで、実は結構ネット以外でも販売されている所があります。

それは「おもちゃ屋」や「ホームセンター」です。

「おもちゃ屋」や「ホームセンター」には、ネットで販売されているような安いスケートボードも置いてありますが、それを実際に持ってみると、ズッシリとした重量感を感じます。

これは、デッキ、トラック、ウィールを全て含めた重さになるのですが、明らかに普段筆者が使っているようなスケートボードと比べると重いです。

そして、動きに関しては、筆者も実際に乗ってみた事があります。

筆者の友達が子供に買ってあげた「安いスケートボード」を借りて乗ってみたのですが、ハッキリ言ってウィール、トラックの動きが鈍く感じました。

・子供が遊ぶ

・軽く乗って遊ぶ程度

このような方でしたら、何も問題なく楽しめる物だと感じますし、値段も安いのでコスパも充分高いと感じます。

ただ、「練習して上達したい!」、「スケートボードをちゃんとやりたい!」という方の場合でしたら、このようなスケートボードだと上達も遅くなりますし、買い直しなんて事にもなってしまう可能性があるのでおすすめはしません。

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安いスケートボード「コンプリート(完成品)」のおすすめ5選

ここからは、安いスケートボードのおすすめのコンプリート(完成品)をご紹介していきます。

ここでご紹介する物は、おもちゃではなく、ちゃんとスケートボードが出来る物になります。

1万円以下の安いおすすめや、値段の割に品質が高い、コスパが良いスケートボードをご紹介します。

全て完成品になるので、届いたその日から使う事が出来ます。

是非参考にしてみてください。

スケートボードショップ「砂辺」

沖縄にあるスケートボードショップ「砂辺」のコンプリートです。

ショップオリジナルで組まれたコンプリートで、専門スタッフが本物のパーツで組んでいます。

初心者でも使いやすいパーツを使用しているので、これから始める方でも安心して使えます。

値段が安いスケートボードでありながら、品質もしっかりしているのでおすすめです。

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ELEMENT

スケートボードブランドの中でも、トップクラスに有名な「ELEMENT(エレメント)」。

プロスケートボーダーが多く在籍し、日本でも人気が高いブランドです。

スケートボードをやらない人でも、ロゴを見た事がある人や、知っている人がいるのではないでしょうか。

そんなELEMENTは、初心者、中級者向けのコンプリートが販売されています。

デッキは通常でも販売されている、プロモデルや、一般的にスケーターが使用しているデッキが標準で付いています。

また、トラック、ウィール、ベアリングもELEMENTが自社工場で生産した、オリジナルの物を使用しているので、性能は間違いありません。

値段は少し高めですが、「性能が良くて、かっこいいのが使いたい!」という方にはピッタリです。

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カットバック

東京都の八王子市にある、老舗スケートボード専門ショップ「カットバック」のコンプリートです。

カットバックでは、多種多様なコンプリートを販売しているので、自分好みの物を選びやすいショップになります。

有名ブランドのデッキを使ったコンプリートや、有名ブランドのパーツを使った安くてコスパが高い物を販売しています。

オリジナルのコンプリートは、しっかりとした品質で値段も安いですし、初心者でも使いやすいスケートボードになります。

また、1万円以下の安いスケートボードも販売しているので、スケートボード専門店で、安くて信頼できるスケートボードを買う事が出来ます。

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CALIFORNIA STREET

東京都内にある老舗スケートボードショップ「CALIFORNIA STREET」の、オリジナルのスケートボードです。

ショップオリジナルで販売しているデッキやウィールを使ったコンプリートになります。

デッキやウィールはオリジナルですが、有名ブランドと同じ工場で生産されているので、クオリティーは高めです。

また、品質の高さを持ちながらも、値段が抑えられているのでコスパが良いスケートボードになります。

また、トラックには有名ブランドの物や、品質が高い物を使用しているので、初心者から上級者まで使えるコンプリートです。

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MINI-LOGO

老舗スケートボードブランド「POWELL PERALTA」「BONES」などと同じ工場、材質で製造されている「MINI LOGO」。

「POWELL PERALTA」「BONES」はトッププロスケーターが多く在籍しているブランドになります。

「MINI-LOGO」は、デザインや広告などのコストを排除し、ハイクオリティーながらも低価格を実現しているブランドです。

デッキだけではなく、全てのパーツのクオリティーが高めながら、値段は1万円以下。

パーツのコスパが良いので、愛用しているスケーターも多いブランドです。

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最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボードを1つ1つ細かく見てしまうと、頭がパンクしてしまうぐらい細かい事になってしまうので、始めは気軽に始めるのが1番だと筆者は思っています。

スケートボードのコンプリートを手に入れれば後は滑るだけですので、ぜひ楽しいスケートボードライフのスタートを切ってもらえたらなと思います!

この記事で、スケートボードのコンプリートについて、お役に立てればと思います。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!