スケートボードのデッキの替える時期はどれぐらいなんだろうと考える人も少なくはないと思います。デッキを替えるタイミングはある意味難しい所ですよね。
筆者はスケートボード歴が10年以上で現在でも滑り続けているのですが、今まで何十枚とデッキを替えてきました。
替えるタイミングはその時の状況によって色々と変わりますが、それでも大体は同じタイミングです。
古いデッキを使い続ける事はデメリットにもなると考えているので、変えるタイミングは意外と大切です。
そこで、実際にスケートボードデッキを買い替えている時期や、タイミングをご紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
筆者がスケートボードデッキを替えている時期
まず初めに、筆者がスケートボードのデッキを替えている時期をご紹介していこうと思います。
筆者は10年以上滑っていますが、やはり滑る回数は若い頃に比べると減ってきています。
ですので、20代の頃に滑りまくっていた時期と、現在の30代中盤での2つの時期をご紹介します。
滑る回数に関しては、その時の状況によって変わってきますが平均的な数値を出します。
もちろん、仕事や天気などの影響で1週間滑らない事なんかもあります。
ですので、あくまでも平均的な数値として参考にしてください。
・1回につき3時間以上
・デッキを替えている時期 1か月~2カ月
・1回につき3時間以上
・デッキを替えている時期 3か月~4カ月
このような時期でデッキを替えています。
デッキが消耗してしまったり、色々な理由で替えていますが、大体これぐらいの頻度になります。
スケートボードのデッキを替える時期はいつが良い?
スケートボードのデッキの替え時は、ずばり自分が替えたい時になります。
もちろん、デッキの消耗具合も大切ですが、やはり最終的には自分の気持ち次第です。
ただ、やはり替える時の基準を知っておきたいという方もいると思います。
そこで、デッキの替え時を、順を追ってご紹介していきます。
デッキの買い換えは期間ではなく、使った回数で決める
スケートボードデッキの消耗は使った回数によって決まるので、期間はあまり関係ありません。
その理由は以下の例を見てもらえば分かりやすいです。
A:1回につき3時間を、1か月で10回滑った
B:1回につき3時間を、3か月で10回滑った
Aの方が明らかに滑っている回数が多いので、消耗も激しくなります。
Bの方は1か月で計算すると約3回しか滑っていないので、消耗が少なくなります。
このような違いが出てくるので、期間だけではデッキの消耗具合は人それぞれ違いが出てきてしまいます。
ですので、デッキの買い換え時は、期間ではなくて、使った回数で決めた方が分かりやすくなります。
デッキのテールの形が四角くに削れてきたら替える
デッキが新品の時は、ノーズとテールの形は丸い形状になっています。
これが、使い続けていくうちに、スケートボードのテールの形が「四角い形状」に削れてきてしまうのです。
長方形のように角ばった四角い形ではありませんが、テールの丸いカーブが浅くなってきてテールが減り、四角に近い形状に見えてきます。
これは使っていれば仕方がない事で、以下のような事をしていると削れやすくなります。
・滑りまくって弾きまくっている
・テールブレーキをしている
テールブレーキとは、テールを地面に擦ってスピードを落とす事
筆者はテールブレーキをしていませんが、それでも滑っているとテールの丸みが浅くなって、四角に近い形状になってしまいます。
テールが四角い形状になってしまったら、デッキの弾きも悪くなっているので、替えてしまった方が良いです。
デッキの音がにぶい
デッキを弾いた時に、音がにぶくなってくるのはデッキを替える時期です。
音がにぶくなっているという事は、デッキ自体が消耗している事を表しています。
新品のデッキ | 新品の硬い物を叩いた時の、高い音がする |
---|---|
消耗したデッキ | 高い音が出なくて、鈍い音がする |
これは、オーリーをした時だけではなく、デッキのノーズを両手で持って、テールを地面に叩いてみても違いが出てきます。
デッキを叩いてみた時の音が、高くなく、少し鈍い音がしたら、それは替え時になります。
放置していたデッキは湿気ている
スケートボードのデッキをを何カ月も放置していると湿気てしまうので、その場合も交換する時です。
デッキは何枚かの木の板をプレスして作っている物なので、そのままの状態ですと確実に湿気ています。
また、時にはデッキ内が腐ってしまっている事もあり、デッキが柔らかくなってしまっている場合もあります。
このような場合ですと、デッキを弾いてもオーリーなどはしづらい状態になっていますし、折れやすい状態になっています。
ですので、しばらく放置していたデッキで練習する場合には、交換した方がスケートボードをやりやすくなります。
気分転換でデッキを変えてみるのもあり
数か月滑っていると、自分の中で「そろそろ変え時かな」なんて思う事もありますよね。
実際に筆者も使っていると、そんな事を思う時がたまにあります。
自分が替えたいなと思った時は、まさにデッキの替え時だと筆者は考えているのです。
滑っていても、なんだか調子や気分が乗らなかったり、気分的に新しい物が使いたいなと感じたら、それが自分の中での変え時です。
やはり新しい物を使った方が気分も調子も上がりやすいですからね。
結局デッキを変えるのは自分自身なので、自分の気持ちで変えてしまっても全然ありです。
古いスケボーのデッキを乗り続けるデメリット
デッキに愛着が合って交換する事をためらってしまったり、お金の関係でなかなかデッキを交換しづらいという方もいると思います。
筆者も金持ちではないので、ポイポイとお金を使う事が出来ない人なのですが、デッキに関してはケチらないようにしています。
その理由は、古いデッキを使い続けるデメリットも感じているからです。
そのデメリットに関しても説明していきます。
古いデッキを使い続けるのは上達を妨害する
消耗したデッキに乗り続けていると弾きが良くなくて、出来るはずの技が出来ないなんて事もあります。
オーリーをしても弾きが悪いので、高さも出てくれないので調子が悪く感じてしまうのです。
また、カーブBOXやマニュアル台にはいる時、ランプでオーリーした時も同じで、やはり弾きづらさは感じてしまいます。
弾きが悪くなれば、いつも以上に弾く力を強めないといけないですし、入れなくても良い力を入れる事で、いつもと違う動きになってしまいます。
それだけ弾きが悪くなったデッキはやりづらくなってしまうのです。
このデメリットを感じているので、筆者は古くなったデッキを出来るだけ使い続けていません。
実際にあった筆者の経験ですが、古いデッキで新しい技に挑戦していても出来なかった事がありました。
これを新しいデッキでやったら、数回やっただけで成功。
何度も同じ経験をした訳ではありませんが、実際にこのような事が起きた事もありました。
ちなみに、使っていた古いデッキは、テールがほぼ四角に近い形状になるまで削れて、テールに欠けている部分もあるデッキです。
古いデッキを乗り続けると、突然折れる事も
使い続けたデッキは見た目以上に消耗していて、突然折れる事もあります。
外見でデッキが欠けたり、削れて行くことは確認することは出来ますが、実は中身にもヒビが入っている事もあります。
デッキは6~8枚の板で強くプレスされているのですが、その中身の板にヒビが入る事があるのです。
もしかしたら経験した事がある人もいるかもしれませんが、使っていて「パキッ」と音がする事があります。
「折れたか!?」と思ってみてみると、見た目は折れていない。
折れていない事に安心しやすいですが、実は中身にヒビが入った可能性が高いのです。
中身のヒビは確認することが出来ませんし、それぐらいでは弾きの違いも分かりづらいです。
ただ、これをそのまま使っていくと、板が真っ二つに折れてしまう原因にもなります。
実際に折れたデッキがこちらです。
これは筆者が使っていたデッキなのですが、滑っている時に折れてしまいました。
折れてしまったら、そこで強制終了です。
このような感じで、古いデッキを使い続けていると折れてしまう可能性もあるので、折れる前に変えてしまった方が良いです。
ちなみに筆者の場合は、使う用のデッキと、ストック用のデッキの2枚を常に持つようにしているので、折れてしまっても大丈夫なようにしています。
まとめ
デッキの変え時を色々とご紹介してきましたが、最終的に決めるのは自分自身になります。
筆者は周りの友達から「そろそろ変えれば?」なんて事も言われた経験がたくさんありますが、友達の中には「もう変えるの?」なんて人もいました。
デッキの消耗具合もそうですが、気分的に変えたくなる時もあると思うので、自分が変え時かなと思った時が1番のタイミングです。
デッキを変えようかなと思っていましたら、サクッと新しいデッキに変えて、スケートボードを楽しみましょう!
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。デッキを新しい物に変えた方が気分も変わりますし、何より弾きやすさが変わっています。
筆者もデッキを変えた時はいまだにワクワクしますし、気分もかなり上がります。
デッキを変える時期は人それぞれ多少変わってきますが、「変えようかな・・」とモヤモヤした気分がありましたら、サクッと変えてしまいましょう。
変えてしまえば悩みはそこで終わりますし、自分自身の為にもなりますからね。
是非新しいデッキで、スケートボードを更に楽しんでもらえたらなと思います。
この記事で、デッキの変え時に悩んでいる方の、お役に立てればと思います。