スケートボードを定期的に滑り続けているのに、今まで出来ていたトリックが出来なくなった!なぜ!?という経験は、スケートボードをやっている人だとありがちな事です。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、今でも滑り続けているのですが、出来ていたトリックが出来なくなった事はよく経験しています。
ただ、これは気を落とすような事では無いパターンが多いです!
スケートボードが下手になったわけではなく、実はちょっとした理由で出来ないだけかもしれません。
そして、すぐにトリックが戻ってくるという事も普通にあります。
そこで、そんな経験をしている筆者が、スケートボードのトリックが出来なくなる原因をいくつかご紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
スケボーのトリックが出来なくなった理由
スケートボードを続けていて意外とあるのが、トリックが出来なくなる事。
滑っている回数が減ったという事でしたら納得できますが、滑り続けているのに出来なくなるのはヘコみますよね。
ただ、筆者も滑り続けているのに出来なくなる事があって、そんな時は「これが理由だから仕方ない!」と割り切っています。
結局はすぐに戻ってくるのが分かっているので割り切れるのです。
ですので、出来なくなったからと言って落ち込む必要はありません!
では、どんな理由でスケートボードのトリックが出来なくなってしまうのか、順を追ってご紹介していきます。
パーツを新しくした
スケートボードのパーツを新しくした場合には、トリックの感覚が変わって出来なくなる事があります。
感覚が変わりやすいのは、以下のパーツになります。
・デッキ
・トラック
・ウィール
・ブッシュ
こんな感じで、ほぼ全部です。
「パーツ替えただけで変わる!?」と思われる方もいると思いますが、だいぶ変わります!
デッキのキック、コンケーブの違いで変わりますし、ブッシュの微妙な変化で変わったりもします。
特に、今まで使っていた物を限界近くまで使っていた場合は、かなり変わります。
・デッキの弾きが良すぎる
・トラックの高さが変わって弾くタイミングがズレる
・ウィールが大きくなって弾くタイミングが変わる
・ブッシュが硬くなって動きづらい
各パーツを限界まで使い続けるという事は、それだけ消耗して使いづらい物を使っているという事です。
その使いづらい物に体が慣れてしまった結果、新品にした時に体が慣れずにやりづらさを感じてしまうのです。
また、スケートボードを全て新品の物に変えた場合も、慣れていないのでメイク率が下がるなんて事もあります。
こんな感じで、小さい事ですけど、その影響でトリックがメイク出来ないなんて事もあります。
ただ、パーツが変わったとしても、慣れてくれば普通どおりに戻ってくるので安心してください。
スケシューを新しくした
パーツと同じでスニーカーを新しくすると、スケートボードのトリックが出来なくなる事があります。
その理由が、以下のような感じです。
・新品で硬い
・形が違うからいつもの感じではない
特に起こりやすいのが、「新品で硬い」からです。
筆者は、新品の硬いスケシューが苦手なので、普段履きをして慣らしてから滑っています。
それぐらい新品のスケシューは硬くてやりづらいので、トリックのメイク率も下がります。
ガチガチに硬いスケシューだと、動きづらさを感じてしまいますからね。
ただ、新品だとしても、形が違うモデルを履いていたとしても、いつかは慣れてきます。
ですので、慣れるまで滑り続ければ、トリックも戻ってきてくれます。
デッキを濡らした
デッキを濡らしてしまうと弾きが一気に悪くなるので、スケートボードのトリックが出来なくなる場合があります。
実際に筆者もビショビショに濡らした事がありましたが、全然弾かなくなってしまいました。
やはり濡らしてしまうと致命的なダメージになってしまいます。
この場合は交換するしかないので、サクッと変えてしまった方が良いです。
トリックは忘れてしまう
かなりスケートボードあるあるなのですが、トリックをやっていないと体が忘れてしまいます。
例え滑り続けても、やっていないトリックは忘れてしまうのです。
こんな時こそ、「なぜ!?」となって、かなりヘコみます。
これを防ぐ為にも、出来るトリックを置き去りにせず、ちゃんとやっておく事が大切です。
これは筆者にも自分で言い聞かせています。
ちなみに、3日前にやっとメイク出来たトリックをやったら、出来なかったなんて事はザラにあります。
スケートボードは積み重ねが大切という事が、痛いほど身にしみます。
ただ、この場合は、3日前にメイク出来たという事実があるので、自信を持って練習すればすぐに取り戻せます。
滑り過ぎている
滑り過ぎの疲れの影響で、スケートボードのトリックが出来なくなる事もあります。
スケートボードを滑り続けている人の中で、いつもは2~3時間だけど、いきなり8時間ぐらい滑った人の場合は、脚に疲れがたまります。
筆者なんかもそうですが、長時間滑った後、翌日の朝を迎えると脚の疲れが取れてない事があります。
現在は週1~3日で滑っていますが、それでも長時間滑った次の日は、さすがに脚にきます。
筆者の年齢が30代中盤という事もあると思いますけどね。
ちなみに、疲れが残っていると、こんな感じになります。
・弾く力が弱くなる
・トリックをする時にメリハリがある動きじゃない
・トリックのメイク率が悪い
やはり滑り過ぎると疲れてしまって、次の日にも引きずるという事です。
そんな時は、2~3日ぐらい休めば普通どおりに出来るようになります。
ですので、滑り過ぎて疲れているなと感じていましたら、休む事も大切です。
気分が乗らない
自分のテンションが上がらないと、出来ていたトリックも出来なくなってしまいます。
やはりメンタルは大切な事ですね。
これは筆者も経験している事なのですが、滑りに行って気分が上がらないと、弾く力も半減してしまいます。
また、動きにもメリハリが出ないので、メイクが出来ない事につながっていくのです。
筆者の場合、仕事終わりで滑り行った時にたまにあるのですが、疲れが溜まった状態ですと気分も上がりづらいです。
そんな時は、サクッと止めて帰ってしまう方が良いです。
そして、また別の日に滑った時には、トリックが戻ってきます。
ですので、そこまで気にする必要はありません。
最後に
最後までお読み頂ありがとうございます。スケートボードをやり続けただけ、上達はしてきますが、それでもトリックが出来なくなったなんて事はよく起こります。
筆者も、ノーズマニュアルが初めて出来た時に、嬉しすぎてやり続けた結果、やる回数が減ったテールマニュアルが少し下手になったなんて経験もしました。
自分が悪いんですけどね。
トリックが出来なくなっても、それは決して下手になった訳ではなくて、ちょっとした事だけで今だけが出来ないだけです。
ですので、出来ていた事が出来なくなったとしても、すぐに戻ってきますので、気にせずにスケートボードを楽しみましょう!
この記事で、スケートボードが下手になったかもと困っている方の、お役に立てればと思います。