使い終わったストリートデッキや、気に入ったストリートデッキをクルーザーにしたい!ただ、やりたいけどやり方が分からない・・・なんて方も少なくはないと思います。
そもそも、ストリートデッキでクルーザーって出来るのかな?と思われる方もいますよね。
結論を言ってしまえば、ストリートデッキでもクルーザーにする事は出来ます。
使っていたストリーデッキから変える場合には、少しのパーツ足すだけで簡単に出来ます。
そこで、スケートボード歴10年以上の筆者が、スケートボードのストリートデッキをクルーザーに変える方法をご紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
スケボーのストリートデッキをクルーザーに変える方法
ここでは、使っていたスケートボードのストリートデッキを使って、クルーザーに変える方法をご紹介していきます。
・使っていたストリートデッキをクルーザーに変える
・クルーザーで使うソフトウィールは大きめ(60mm)
今回は、使っていたストリートデッキとトラックをそのまま使う方法になります。
また、使うソフトウィールは60mmを使用します。
そろえた物は、こんな感じです。
・ソフトウィール(60mm)
・クルーザーで使うベアリング
・ライザーパッド:1/4インチ(約6mm)
・ビス:1&1/4インチ(約31mm)
・工具
これらを使って、ストリートデッキをクルーザーへ変えていきます。
そして、普通のストリート用として組む時と、クルーザー用として組む時の違いはこちらです。
・ウィールの硬さ
・ウィールの大きさ
・ライザーパッドを入れるか入れないか
これだけの違いになりますので、スケートボードを組んだ事がある方の場合でしたら簡単に出来ます。
ウィールを変えて、ライザーパッドを入れるだけですからね。
ただ、慣れていない方の場合でしたら、分かりづらい事もあると思います。
ですので、準備から組み終わるまで、順番に説明していきます。
使っていたデッキをクルーザーに変える準備
すでに使っていたストリートデッキから、クルーザーへ変える準備の説明になります。
まずは、使っていたデッキから、パーツを外していきます。
1・デッキからウィールを外す
ソフトウィールに変える為に、使っていた全てのウィールを外します。
もしも、ベアリングをクルーザーで再利用する場合でしたら、一緒にベアリングも外してください。
クルーザー用に新しいベアリングを用意している場合でしたら、外す必要はありません。
2・トラックを外す
ウィールを全て外したら、ライザーパッドを入れる為に両方のトラックを外します。
もしも、クルーザーで使うウィールが小さめで、ライザーパッドを使わない場合でしたら、トラックを外す必要はありません。
これで準備は完了になります。
要するに、全てのパーツをバラバラにするのが準備になります。
ストリートデッキを使ったクルーザーの組み方
ここからは、ストリートデッキを使った、クルーザーを組み立てる方法になります。
この時点で、ストリートデッキで組まれていたパーツは全てバラバラの状態です。
・ライザーパッドを入れない場合は、デッキとトラックが付いた状態
それでは組み立て方を順番に説明していきます。
トラックに関しては、使っていた物を使用していきます。
ストリートデッキにライザーパッドを入れてトラックを付ける
大きいソフトウィールですと、デッキとウィールがぶつかってしまう「ウィールバイト」を起こしてしまうので、ライザーパッドを入れます。
取り付け方は簡単で、デッキとトラックの間に挟んで取り付けるだけです。
この時、通常のビスでは短すぎて取り付けられなくなってしまうので、長めのビスを使います。
ちなみに、短いビスと、長めのビスの違いは、こんな感じになります。
この両方のビスを実際に入れてみると、これだけの違いがあります。
短い方では、ビスの頭が出てこなくて締める事が出来ません。
ですので、ライザーパッドを入れる場合には、長めのビスを使います。
トラックの取り付け方は、通常と同じようにビスを締めるだけになります。
両方取り付けられたら、次のステップになります。
ソフトウィールにベアリングを取り付ける
トラックを取り付け終わったら、全てのソフトウィールにベアリングを入れます。
ベアリングの取り付けが分からない場合でしたら、こちらの記事を参考にしてください。
全てのソフトウィールを取り付ける
ソフトウィールにベアリングを付けたらトラックに付けます。
取り付け方は、ハードウィールと同じです。
全てのソフトウィールが付いたら、クルーザーの組み立ては完了です。
あとは、試し乗りになります。
完成したら乗り心地の確認
クルーザーが完成したら、乗り心地の確認です。
確認が必要な所は1か所になります。
・ウィールバイトを起こさないか確認
スケートボードクルーザーのソフトウィールは大きめなので、ウィールバイトを起こさないか確認が必要です。
いきなり早いスピードを出してウィールバイトしてしまったら、大事故にもつながってしまいますからね。
ちなみに、今回筆者と同じサイズのパーツと組み合わせをした場合でしたら、問題無いかと思います。
体重を思いきりかけて試したところ、デッキとウィールの間に十分な隙間があるので、ウィールバイトは起こらなそうです。
乗り心地を確認した時に、もしもウィールバイトをした場合は、以下のような理由が考えられます。
・ライザーパッドの厚さとウィールの大きさが合っていない
・トラックがローを使っている
ライザーパッドの厚さが足りてない、もしくはウィールが大きすぎる場合は、両方のサイズ感が合っていません。
また、トラックがローのタイプを使っている場合でしたら、デッキの車高が元から低すぎてしまいます。
ウィールバイトしてしまう場合には、このような理由が考えられるので、ライザーパッドのサイズを更に厚めにすれば解決します。
ウィールバイトせず、快適に乗ることが出来たら全て完了になります。
それでは、素敵なスケートライフをお楽しみください!
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。ストリートデッキでクルーザーを組む方法をご紹介してきました。使い終わった物を使えばエコにもなるのでいいですね。
組みあがったクルーザーで、ぜひ楽しんでください!
この記事で、ストリートデッキをクルーザーに変える方法について、お役に立てればと思います。