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山籠もりとは?スノーボード山こもり経験者がこもる方法、生活内容を紹介します

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スノーボードが毎日でき、雪が降った次の日の新雪パウダーも滑り放題、パークの練習もし放題でスノーボード好きにはたまらない山籠もり(山ごもり)

山に籠る方法は数タイプの方法があるので、スノーボードを始めてハマってしまった初心者の方でも気軽に山籠もりが出来ると思います。

とは言っても、どうやって籠るのか分かりづらいという方もいると思います。

そこで今回は、実際にスノーボードで山籠もりをしていた事がある筆者が、山籠もりの方法をご紹介していきます。

良かったら参考にしてください。

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スキー、スノーボードの「山籠もり」とは?

スキー、スノーボードの山籠もり(山ごもり)と言われてもハッキリとイメージがしづらい方も多いと思います。

もちろん筆者も初めてこの言葉を言われた時にはイメージが付かず、「籠る」(こもる)という言葉だけで修行僧のようなイメージがありました。

実際、筆者のスノーボードをしない友人に初めて「山に籠りに行く!」と話した時も同じようなイメージをしていました。

「山籠もり(やまごもり)」とはスノーボードやスキーが出来るゲレンデの近くに冬のシーズンだけ住み、毎日スノーボードやスキーを楽しんだり、練習をする事を言います。

毎日滑れる事により、平日の空いているゲレンデを広々と滑れたり、雪が降った次の日のパウダースノーが滑れたり、空いているパークで練習し放題等できるようになります。

また、スキー場のシーズン券を買う事でリフト券が安くなったり(リゾートバイト等ではシーズン券が付いてくる所もあり)、他の山籠もりしている方達と仲良くなって友達や仲間が増える等スノーボード好きには最高な環境です。

毎日滑れる環境で自然とスノーボードのレベルが上り、シーズン終わりには全然違うレベルの自分がいます。

実際に筆者も、レベルが上がっていましたし、友人から「上手くなった」と褒められた事がありました。

また、現在でも籠り先で知り合った他県の友人とも連絡を取り合ったりしています。

スキー、スノーボード好きの方でしたら、経験して損はない環境です。

スキー、スノーボードの山籠もりの方法

ここからは、スキー、スノーボードの山籠もり方法をご紹介していきます。

数タイプあるので各項目に分けてご紹介します。

ちなみに、筆者は下記でご紹介する「・素籠り」と「・リゾートバイト」を経験した事があります。

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素籠り

素籠りとは、ゲレンデの近くにアパートやマンションを借りて冬のシーズンだけそこに住み、自由な時間が多い籠り方です。

主に、数人で1部屋をシェアして住む方法で、家賃や生活費を折半しながら生活していきます。

資金はオフシーズン中にたっぷり貯め、籠り中は働かない方や、夕方ぐらいから飲み屋等でアルバイトをしている方もいます。

朝一ならではのパウダースノーや、コースの綺麗なピステンバーン(圧雪車が入った綺麗なゲレンデ)を逃すことなく楽しむ事が出来ます。

また、ホームゲレンデで毎日滑っていれば顔なじみもできやすく、友達や仲間も作りやすいです。

ただ、「引っ越し」と同じような、住居を探す、住む時と退去する時の対応が必要です。

お金がかかるというのもデメリットになります。

【メリット】
〇自由時間に動ける
〇いつでも滑れる
〇ホームゲレンデで仲間が作れる

【デメリット】
〇まとまったお金が必要
〇自分たちで住居、引っ越しの対応が必要
〇アルバイトしないとお金が減り続ける

筆者の場合、平日は毎日朝からゲレンデに行き、夕方まで滑り、夜はのんびり過ごすという生活で、土日等のゲレンデが混む日はスノーボードのオフ日にしていました。

また、友達と住み、生活用品はそれぞれ持ち寄りで、1つしかいらない冷蔵庫等の生活家電等は誰が持ってくるか話合いで決めました。

ちなみに、巣籠りで部屋を借りる際は不動産屋に行くのですが、短期の部屋借りの為、断られ場合があります。

実際、筆者達も断られた事がありました。

知り合いから借りる等の場合は平気かも知れませんが、不動産屋から部屋を借りる際には、早い時期から不動産屋で住居を探した方が良いです。

リゾートバイト

山籠りのタイプで1番簡単にやりやすいのがリゾートバイトで、「山籠もり=リゾートバイト」と考える方も多いと思います。

ゲレンデやゲレンデ近くのホテル内でのホテルマン、受付け、レストラン、売店、ゲレンデのリフト係等、様々な仕事があり、冬のシーズンだけそこで働き、空いた時間にスノーボードやスキーを楽しむ事が出来ます。

リゾートバイト中は寮が完備されており、水道光熱費は無料、食事代は格安(食事が付いてくる所も有り)、リフト券も場所によって付いてくる所や格安で手に入る所があります。

山籠り中は、ほぼお金を使う事が無く、シーズンが終ったら自然とお金が貯まっている状態です。

業種により、始業時間、就業時間はバラバラですが、休憩時間、休みの日等はしっかりあるので、滑る時間をちゃんと確保する事が出来ます。

また、スノーボード、スキー好きな方達が色々な地方からこのリゾートバイトに来るので、友達や仲間ができやすく、1人で行っても楽しい山籠もりが魅力の1つです。

初めて山籠もりをする方でしたら、1番やりやすい方法になります。

ただし、アルバイトをしなくてはいけない為、自由時間も少なく、滑れる時間が素籠りと比べて少ないのがデメリットです。

【メリット】
〇籠るのにお金を貯める必要はない
〇給料がもらえる
〇友達や仲間ができやすい

【デメリット】
〇自由時間が少ない
〇滑れる時間が少ない

実際、筆者が初めて籠った方法はリゾートバイトでした。

数年前になりますが、お金が無く、まだ素籠りをする友人も居なかったのでこの方法をとりました。

もちろん、その時に友達も出来ましたし、スノーボードのレベルも上がりました。

素籠りと比べると滑れる時間は少ないですが、それでも滑る時間はありますし、充実はできました。

そして、籠り終わった後にお金が貯まっているのは、結構うれしかったです。

居候(住み込みペンション・ロッジ)

ゲレンデに近い個人経営等でやっているペンションやロッジに住み込みで働き、空いている時間等にスノーボードやスキーを楽しむ籠り方です。

籠り方は上記の「・リゾートバイト」とほぼ同じで、水道光熱費、食事代はかかりませんが、リフト券のシーズン券は自払になる所が多いです。(場所によりオーナーさんが出してくれる所もあります。)

主な仕事内容はペンション、ロッジに泊まりに来たお客さんの接客や掃除等で、簡単に言えば「お手伝い」的な仕事内容が多いです。

お給料はほぼ出ず(お小遣い程度をもらえる場所も有る)「無料で泊めるからお手伝いしてね」という感じの場所が多いです。

このような感じなので、滑る時間が少なそうでお金ももらえない、あまり得では無いと思う方もいると思います。

ただ、リゾートバイトのようにきっちり時間で拘束されないので、滑る時間はリゾートバイトより多く、アットホームな働き方なので、仕事時間でもやる事が無い時や、ヒマな時に滑りに行けるという利点もあります。

また、オーナーさんと仲良くなりやすいというのもメリットで、次のシーズンも採用してくれる可能性が非常に高いです。

【メリット】
〇籠るためのお金を貯める必要がない
〇オーナーさんと仲良くなれる
〇ホームゲレンデで仲間が作れる
〇仕事でも暇な時は滑りに行ける

【デメリット】
〇リゾートバイトのように稼げない
〇素籠りより滑れる時間は少ない

また、リゾートバイトするような大型のホテルが無いゲレンデの近くでも経営しているので、穴場なゲレンデの近くでも籠る事が出来ます。

居候先の探し方は、ネット等でゲレンデ近くのペンションやロッジを見つけ、そこから電話やメール等で問い合わせて交渉をする方法が主になります。

中にはその居候先のホームページ等で募集している事もあるのでそれを探す方法になります。

人気があるゲレンデの近くではすでに他の方が決まっていたり、「居候あるある」のリピーターが居たりするので、早めの時期から探した方が良いです。

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最後に

最後までお付き合い頂きありがとうございます。主な籠り方は上記の3タイプですが、その他にも、実家や親戚の家、知り合いの家に泊めてもらうや、車中泊で点々と様々なゲレンデを周る等も聞いた事があります。

山籠りをしに来る人達はスノーボードのレベルが高い方だけではなく、初心者の方がレベルを上げる為や、ハマってしまって籠りに来ている方もたくさんいて、様々な方達と出会えます。

ぜひ自分にあった籠り方を見つけて頂き、楽しいスノーボードライフを送ってください!

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!