ゴーグル

anonのゴーグル「M4」を買ったのでレビュー!マグネットも付属品もすごかった!

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anon(アノン)のマグネットを使用したスノーボードゴーグル「M4」を実際に購入してみたので、色々とレビューしたいと思います!

強力なマグネットを使用することでレンズ交換が簡単にできたり、色々な性能が含まれているという「M4」

実際に使ってみるとどんな感じなのか気になったので、実際に購入してみました!

そこで、以前スノーボードショップでゴーグルやグローブなどの、アクセサリー担当として働いていた経歴を持つ筆者が、anonの「M4」を色々とレビューしたいと思います。

良かったら参考にしてみてください。

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anonの「M4」をレビュー!

今回レビューするのはこちらです。

「M4」は、平面レンズ仕様の「シリンドリカル」というモデルと、球面レンズ仕様の「トーリック」というモデルがあります。

このゴーグルの面白い所が、どちらを購入しても、どちらのスペアレンズも装着する事が出来るという所です。

・平面レンズ「M4シリンドリカル」モデルのゴーグルを購入

→「M4トーリック」のスペアレンズが装着可能

・球面レンズ「M4トーリック」モデルのゴーグルを購入

→「M4シリンドリカル」のスペアレンズが装着可能

つまりは、どちらを選んだとしても、スペアレンズで変更させる事ができるという事です。

レンズの形状でゴーグルの雰囲気は変わるので、もしもスタイルに飽きたり、その日の気分で変えたいなんて時には、簡単に雰囲気を変える事が出来ます。

筆者はどちらかというと、平面の方が好みなので「M4シリンドリカル」を購入しました。

実際にゴーグルを付けてみると違和感は少なく、広い視界を確保してくれました。

上下左右と、ほぼいう事がないぐらい良かったです。

今回筆者が購入したのは、日本正規品の「ASIAN FIT」モデルになります。

鼻の高さが一般的な筆者でもしっかりとフィットしてくれました。

ゴーグルのベルトの裏にはシリコンが貼り付けられているので、ヘルメットをした時のズレ防止になってくれますし、ニット帽子の時でも滑り止めになってくれます。

滑り止めになっている事によって、転んだ時でもゴーグルが飛びづらいようになっています。

ゴーグルの下部には、anonのマスク「MFI」を装着するためのマグネットが取り付けられていました。

フレーム、マスクにマグネットをつける事で、簡単に連結させる事が出来ます。

ゴーグルからマスクを取り外している状態で、マスクをゴーグルに近づけると、少し近づけただけで「ピタッ」とマスク自身からゴーグルに引っ付くぐらい強力なマグネットが使用されています。

もちろん、使用していない時には外していても問題ありません。

M4には、メインのレンズと一緒に、スペアレンズがもう1枚付いてきます。

晴天用と、曇りや雪が降っている時用の2枚のレンズが付いてくるのですが、両方とも「PERCEIVEレンズ」になります。

「PERCEIVEレンズ」とは、自社開発した、雪の凹凸が見やすくなる「ハイコントラストレンズ」になります。

また、レンズの表面には、水分などを弾く加工がされていて、指紋も拭き取りやすいとのことです。

「PERCEIVEレンズ」の詳細はBURTON公式サイトでご確認ください。

今回付いてきたレンズは、緑色のミラーが「PERCEIVE Variable Green」、薄いピンク色のミラーが「PERCEIVE Cloudy Pink」になります。

・PERCEIVE Variable Green→ 晴天~曇り

・PERCEIVE Cloudy Pink→ 薄曇り~雪

「PERCEIVE Variable Green」を覗いてみると、色味が強めのピンク色のレンズ。

「PERCEIVE Cloudy Pink」を覗いてみると、色味が薄めのオレンジ色のレンズ。

「PERCEIVE Variable Green」は、強めなミラーコーティングがされているので、使っている時に「目」が見えづらそうな感じのレンズでした。

「PERCEIVE Cloudy Pink」は、弱めなミラーコーティングになるので、使っている時に「目」がガッツリ見える感じです。

両方とも使いやすそうなレンズですが、個人的には、薄い色味のレンズカラーの方が好みなので、「PERCEIVE Cloudy Pink」の方が使う頻度は高そうだなという感じでした。

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レンズ交換が簡単

M4のレンズはマグネットで付いているだけになりますので、誰でも簡単に素早くできます。

レンズが取り外ししやすいように、両端の上下に指を引っ掛けられる「シリコン」が付いています。

ここに指をかければ、滑って外しづらいという事も解消してくれるので、この細かさは良いなと感じました。

ただ、マグネットがかなり強力なので、少し「力」を入れながら外す感じになります。

「力」と言ってもほんの少しですけどね。

レンズを外すと、9つのマグネットで付ついています。

この9つのマグネットのおかげでガッシリと付いている感じです。

取り付ける時には、レンズを近づけるだけですぐにくっついてくれます。

外して付けるだけになりますので、ハッキリ言って10秒もかかりません。

筆者は以前にマグネット仕様のゴーグルを使っていた経験があるのですが、レンズが簡単に外れる事で、リフトやゴンドラ内でも簡単に手入れをすることが出来ました。

また、休憩中などの時も、レンズ外しておけばフレーム内に入った雪も解けやすく、乾きやすいので、その後も快適に滑る事が出来ました。

今までゴーグルのレンズを外した事が無い方や、レンズ交換が面倒くさいと思っている場合でしたら、その考えはなくなります。

これまで販売されていたゴーグルにも、「スペアレンズ」がもう1枚付属で付いてくるというサービスはたくさんありましたが、実際にはスペアレンズを使っていないという方もいると思います。

やはりレンズ交換は面倒くさいと思われやすいですからね。

ただ、このM4に関しては、一切そのような考えは起きないと思いますし、レンズ交換や手入れをやりたくなると思います。

「M4」の付属品

「M4」には付属品が色々と付いてきます。

その付属品とは、以下のような物が付いてきます。

・スペアレンズ

・スペアレンズのハードケース

・フェイスマスク

・ソフトケース

ソフトケースに関していえば、どこのブランドでも標準的についてきますし、スペアレンズ付きというのも色々なブランドがやっていますよね。

ただ、スペアレンズのハードケースというのは珍しいです。

ちなみに、別ブランドですが1,500円~3,500円ぐらいで販売されている物になります。

レンズ単体でソフトケースに入れておいても問題は起こりづらいかもしれませんが、ハードケースがあった方がより安全に持ち運べます。

この辺りはうれしい所だなと感じました。

そして、フェイスマスク。

付属で付いてきたフェイスマスクは、別売りで販売されている物とは違う物になっています。

どこが違うのかというと、口元の構造。

別売りで販売されている物には、この口元の「カバー」が付いてなくて、そのままメッシュ生地になります。

この辺りの違いがありました。

カバーを開けてみると、口元にはメッシュ生地が使われていて、呼吸をしやすいようになっています。

裏側から見ても、このような感じです。

生地の厚さは「ミッドウェイト」の厚さで、BURTONから販売されているマスクの中で「中間」にあたる厚さになります。

ちなみにですが、マグネットを使った「MFIミッドウェイトマスク」は別売り定価6,300円です。

筆者は以前から「ミッドウェイト」のマスクを持っているのですが、この厚さは個人的にも気に入っています。

また、裏地は「フリース」のような生地になっているので、保温性もありました。

正直、「同じような物を持っているから違う厚さが良かったな。」なんて思ってしまいましたが、少し違う形だから良しとします。

このマスクにはマグネットで連結される「MFIシステム」が搭載されているのですが、そのシステムの仕組みでもあるパーツは取り出す事が出来ます。

取り出し方は簡単で、小さい穴から棒状のパーツを取り出すだけです。

これを取り出した時が、このような状態です。

これを外せば洗濯する事が出来ます。

このパーツはしっかりとした素材で造られていますが、パーツ自体が細く、足で踏んだら折れてしまいそうな感じなので、取扱には注意した方が良さそうです。

マグネットタイプのスペアレンズや、スペアレンズのハードケース、定価6,300円相当のマスクが付いてきたので、個人的には豪華な付属品だなと感じました。

ヘルメットは対応

M4はヘルメット対応になっていました。

ヘルメットも展開しているanonなので、この辺りは当たり前ですかね。

実際に筆者が持っている「bern」のヘルメットと合わせてみたのですが、何も問題なく取り付ける事が出来ました。

ヘルメットに装着してみたら、ベルトの長さが余るぐらい余裕で取り付ける事が出来ましたので、大きめサイズのヘルメットでも問題はなさそうです。

実際にスキー場で使ってきました

M4をスキー場で使ってきました。

使って滑ってみた率直な感想が、良い。

何が良いのかというと、まずは視界の広さです。

滑っていると時に視界の邪魔になるような感じもなかったですし、とても見やすかったです。

そして、レンズの見やすさ。

この日の天気は曇りだったのですが、試しに2つのレンズを使って滑ってきました。

この日が曇りという事もありましたが、個人的には「PERCEIVE Cloudy Pink」が気に入りました。

色味が薄いレンズカラーなので曇りでも明るめに見やすかったですし、コントラストレンズという事もあって快適に滑る事が出来ました。

そして、マグネットが付いているマスクは、やはり便利です。

付けたい時、外したい時のどちらにせよ、簡単に付け外しができるのが良かったです。

レンズもマグネットなので、ゴーグルの中に雪が入った場合でもリフトに乗りながら簡単に拭けたので、すぐに復活させることもできました。

スキー場で実際に使ってみましたが、見やすさ、使いやすさなど考えると、良いゴーグルだなと感じました。

・シーズン中に1度だけレンズが外れた

「M4」を1シーズン使っているうち、1度だけレンズが外れた事がありました。

外れた時の状況は、パークで飛び、大クラッシュした時。

転んだ衝撃でゴーグルが外れて飛んでしまい、落ちた時の衝撃でレンズも外れてしまったという感じです。

この時は筆者の顔にアザができるぐらいの転び方をしました。

その1度だけレンズが外れた経験があります。

ただ、シーズン中に他にもゴーグルが飛んでしまうぐらいの転び方をしましたが、レンズが外れたのはその1度だけでした。

100%レンズが外れないとは言い切れませんが、大き過ぎる衝撃をあたえなければレンズは外れなかったです。

anon「M4」レビューのまとめ

M4を実際に触って、着けてみた感じ、総合的にみると良いゴーグルだなと感じました。

フィット感の良さに関してはもちろんの事、広い視界を確保してくれますし、デザイン的にもシンプルで使いやすそうです。

そして何より、マグネットのレンズ交換が簡単すぎるので、もしも濡れてしまった場合でもすぐに復活させる事が出来るのが良いなと感じます。

マスクが別売りで売っていない物というのも、なんか嬉しかったです。

レンズが1度だけ外れてしまった事はありましたが、それ以外では外れる事もなかったので、気にせず普通どおり滑る事もできました。

「PERCEIVEレンズ」の見やすさ、マグネットの便利さも気に入りましたし、使いやすいゴーグルだなと感じました。

BURTON公式サイトはこちら↓

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最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。M4はanonの中でもハイエンドモデルなので、やはりサービス感は違うなと感じました。

使いやすいように細かい所まで手が込まれているゴーグルの性能もそうですが、やはり付属品までさすがだなと。

値段的には少し高めな感じではありますが、実際手に取って総合的に見てみると、意外と標準的な価格帯かなとも感じました。

マグネット性能を使いつつ、スペアレンズ、1,500円~3,500円相当のスペアレンズのハードケース、定価6,300円相当のマスクが付いてきますからね。

この辺りは人それぞれ考え方が変わってくると思いますが、個人的には買って良かったゴーグルでした。

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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!