20代や30代となってくると、既婚者で子持ちの方も増えてくる年代ですよね。筆者は現在30代中盤になるので、周りの友達たちもそのような方ばかりになってきました。
お子さんが生まれ、幸せな家庭を築いてくのを見ているとこちらも嬉しい気持ちになります。
ただ、家庭を築くとスノーボードに行きづらい環境になってきますよね。
家庭の事を1番に考えないといけませんし、何より時間やお金の事で滑りに行きづらくなるのも確かです。
そこで疑問になってくるのが、既婚者、子持ちでスノーボードに行っている人って、どうやって行っているの?という所。
奥さんや家族との事もありますし、時間やお金の問題もありますからね。
そこで今回は、スノーボードが好きで滑り続けている、既婚者で子供がいるサラリーマンお父さんにリアルな話しを色々とインタビューしてみました。
・滑りに行く事に奥さんは何も言わない?
・休日に行って家族サービスは出来ている?
・有給で滑りにも行っている?
・滑りに行く理解を得る為にしている事は?
・スノーボードに行く事で夫婦ケンカはある?
・お金の面はどうしている?
このような事について、実際に滑り続けている会社員でスノーボード好き2人に話しを聞いてみました。
もちろん、各家庭で環境など色々と違ってくると思います。
ただ、どのようにして滑りに行っているのかなどの参考にもなるかなと思い、インタビューしてみました。
スノーボードを滑り続けている既婚で子持ちのサラリーマンにインタビューしてみた!

現在でもスノーボードへ行き続けている、既婚で子供がいるサラリーマンお父さんに、リアルな話しを色々と聞いていきたいと思います。
今回お話しを聞かせて頂いたのは、以下の2人になります。
【GOATさん】
・30代
・既婚者
・3歳の子供あり
・都内でデザイン関係の会社員
・家持ち
・ローンあり
・1シーズンで10~20回の滑走
・スノーボード歴約20年
・SUNDAY BOARDERというサイトの運営者
【Mさん】
・37歳
・既婚者
・3歳の子供あり
・都内で営業関係の会社員
・家持ち
・ローンあり
・1シーズンで10~15回の滑走
・スノーボード歴約20年
・SNSなどのアカウント無し
家庭持ちの2人ですが、スノーボードが大好きで時間が作れれば滑りに行っている方たちになります。
プライベート過ぎる事や、収入の詳細などに関しては非公開という条件で話しを聞かせて頂きました。
家庭を持ちつつも、スノーボードも続けているこの2人の方たちに色々と話を聞いてみました。
人それぞれ環境の違い、家庭の違いなどはありますので、参考程度に読んでみてください。
スノーボードへ行くことに奥さんは何も言わない?

既婚者で子持ちの方がスノーボードへ行く時に気になる所と言えば、滑りに行くのに対して奥さんが何か言ってこないのかという所。
休みの度にスキー場へ行っていたらさすがに奥さんも困ってしまいますからね。
実際に聞いてみた結果、2人とも似たような回答でした。
【GOATさん】
さすがに毎週の場合だと文句は言われますね。なので、日帰りでも必ず毎週行けるかと言ったらキツイです。
あと、家族行事の予定も入るので、そのような週には行きません。
でも僕がスノーボード好きな事も知ってくれているので、2週連続ぐらいなら何も言われませんし、宿泊も前もって言えば行かせてもらえます。
【Mさん】
ウチの奥さんは特に何も言いません。僕が若い頃スノーボードばかりやっていた事も知っていて好きな事を知ってくれているので、理解はしてもらっています。
日帰りでしたら行くことに関して何も言われませんし、宿泊の場合でも前もって言えば普通に行かせてくれます。
ただ、毎週宿泊で行けるかと言ったら、さすがにそれは行けないですね。
あと家族行事が入った日も行きません。
僕自身も家族で過ごす時間が欲しいので、日帰りメインで滑りに行っています。
2人とも日帰りだったら行かせてもらう事ができるとの事でした。
とは言っても、2人とも同じ事を言っていたのが「本音はどうなのか分からない」という事でした。
奥さん的にもその時によって思う事はありますからね。
この辺りは様子を伺いつつといった感じでした。
ただ、「何もせず、言えば行かせてもらっているのか?」というと、そうではなく、2人とも行く為の行動をしているんだなとも感じました。
それに関しては、次の目次でご紹介していきます。
滑りに行っていて家族サービスはできている?

今回、話しを聞かせてもらったGOATさんとMさんですが、休日に滑りに行き、家族サービスはできているのか聞いてみました。
家庭を持っている身のお父さんとして、これは重要な所ですからね。
実際に聞いてみた話しがこちらです。
【GOATさん】
家族で出かける事は1年を通してよくやっていますね。夫婦ともキャンプをするのが趣味なので、家族キャンプはちょいちょい行きます。
あとは近場や少し遠めの公園などに行ったりとか。
家族サービスにもなりますし、奥さんも子供も喜んでくれますし、自分も楽しいので良い事尽くしですね。
あと、奥さんがやりたい事は積極的に賛成して、自由にしてもらっています。
自分も自由にしてもらっているので、やっぱり奥さんにも自由時間を持ってほしいですからね。
そうしないと僕も気持ちよく滑りに行けませんし。
僕が休みの日に子供を1人で見ている事も普通です。
スノーシーズンにしても、滑りに行かない休日は家族と出かけたりする事もありますし、奥さんと自由日を交互に作ったりもしています。
【Mさん】
仕事はできるだけ早めに切り上げて、毎日家族といる時間を多く取るようにしていますかね。
もちろん、繁忙期の時期とか、忙しい日は帰りが遅くなる事もありますが、できるだけ早めに帰るようにしています。
僕が休みの日には、家族で公園や海、旅行に行って、家族で楽しめる事をよくやっています。
あと、奥さんが自由にできる日を作るようにしていますね。
僕と子供の2人で公園や家で遊ぶ事なんてよくあります。
はじめの頃は電話で「大丈夫?」って気にされた事もありましたけど、今では普通通り楽しんでくれてるっぽいですね。
2人の話しを聞いて共通していることが、家族で出かけて楽しむ、奥さんの自由時間をつくるという事でした。
・公園や旅行など、家族で外出して楽しむ
・奥さんの自由時間をつくる
奥さんも子供のことを1日中みているので、やはり自由な時間は欲しいですからね。
「奥さんだけ自由時間をつくらず、自分だけ好きなスノーボードへ行くのはさすがに違うでしょ。」というのが2人の意見でした。
また、家事については、奥さんの方が多くやっていますが、家にいたら当たり前のように一緒にやっているとの事です。
そして、もう1つ。
2人が共通して言っていたことがあります。
それがこちらです。
【シーズンオフは家族を含めて遊ぶ事が多い】
・GOATさんの場合は、家族でキャンプ
・Mさんの場合は、サーフィンをしつつ家族で海を楽しむ
GOATさんは家族でキャンプをしたり、キャンプ好きな友達家族と一緒に楽しんでいるとの事でした。
そしてMさんの場合は、もう1つの趣味であるサーフィンをしながら、奥さんや子供を海に連れていくとの事です。
家族を連れて行った場合、サーフィンも長い時間せずに、3人で楽しむ時間を作っているとの事でした。
もちろん、毎週やっているわけではありませんが、シーズンオフに家族サービスを多くすることで、スノーシーズンの理解も生まれやすいのかもしれません。
有給を使って滑りに行っている?

会社員の特権と言っても過言ではない有給ですが、家庭がある方にとっては家族サービス用として取っておきたいという方も多いですよね。
もちろん、自分の自由な時間の為に使いたいという気持ちもあると思いますが、1人だけで使うのも気が引けてしまうという気持ちもあると思います。
そんな有給を使ってスノーボードへ行っているのかも聞いてみました。
【GOATさん】
1シーズンの中で1~2回は有給を使って滑りに行きますね。
それが日帰りなのか、宿泊なのかは、その年によって変わります。
でも主な使い方は、2泊3日の中で1日は有給といった感じと、平日の日帰りで使っています。
それ以外はスノーボードで使わないですね。
家族行事や、何か急な事がある時にも必要になってくるので、1シーズンで1~2回ぐらいです。
あとは会社的にも休みづらいという所もありますね。
【Mさん】
1月と2月に1回ずつ使うぐらいですね。主に平日の日帰りで使ったりしています。
滑りに行くのが祝日メインなので、空いている平日に行きたいので使っています。
出来ればもっと使いたいんですけど、家族サービスで平日に使ったりしたいですし、家庭で何か予期せぬ事が起こった時ように残しておきたいですからね。
あと、そこまで簡単に取りづらいですし。
それに関して奥さんは何も言わないので感謝しています。
2人に聞いてみると、やはり平日の空いているゲレンデで滑りたいという気持ちから、1シーズンに1~2回は有給を取るとの事でした。
混みやすい休日と違って、平日は滑りやすいですからね。
とは言っても、家庭がある2人ですし、職場との兼ね合いや仕事の事もあるので、有給をたくさん使うというのは難しいとの回答でした。
スノーボードへ行く理解を得る為にしている事は?

好きなスノーボードに行くには、奥さんの理解も必要となってきます。
やはり独身と違って、家族がいる身としては動き方も変わってきますからね。
滑りに行く理解を得るため、何か工夫などをしているのかを聞いてみました。
それぞれ聞いた話しがこちらになります。
【GOATさん】
前日の夜出発は無しで、当日の早朝出発で行っています。
夜出発だと奥さんも良い気がしないっぽいですし、朝出発の方が奥さんの理解も得やすいです。
そして、帰りはできるだけ早めに帰ったりもします。
リフトが動きだすぐらいの時間からスタートして、お昼過ぎに帰るという感じです。
行くのが祝日なので帰りの渋滞に巻き込まれるのも嫌ですから、高速の渋滞ポイントが過ぎるまでお昼ご飯を食べない事もあります。
そうすれば、夕方ぐらいに帰ってきて家族と過ごす事が出来るので、1日でスノーボード、家族と過ごすという事ができています。
こんな感じで動けば奥さんへの印象も良いかなと勝手に思っています。
行くメンツが1人、友達、会社の同僚って感じで変わったり、場所によって変わったりしますが、結構この動き方が多いです。
【Mさん】
滑りに行く時には、夜出発はしません。
行く前の日は家族でゆっくり過ごしたいですし、朝出発の方が家を空けている時間が短いので、やっぱり理解は得られやすいですね。
早朝に出発して、リフト待ちをする事もありますし、早朝からやっているスキー場を探して行ったりもしますね。
滑り終わるのは、場所や一緒に行く人によって変わりますが、大体夕方には家に着くようにしています。
日帰り温泉とかに入って帰りが夜になる場合もありますが、どちらかというと夕方ぐらいに着く方が多いです。
あと、宿泊で家族とスキー場に行くこともあるので、そんなときは2~3本ぐらい1人で滑る事もあります。
子供と雪遊びやソリ遊びをするのも楽しいので、その時のスノーボードは本当ついで程度でやるぐらいですかね。
そうすれば、スキー場の印象も良くなるので理解が得られやすいかななんて思っています。
それと、家族以外と滑りに行く時は、奥さんが好きそうなお土産を必ず買って帰ります。
2人に共通して言える事が、朝出発、早朝からのスタート、夕方ぐらいの帰宅という3点でした。
・朝出発
・早朝からのスタート
・夕方ぐらいの帰宅
夕方ぐらいに帰宅すれば、一日中家を空けるという事もないので、奥さん的にもスノーボードへ行った時の印象も悪くならないといった感じでしょうか。
家族と行って少しだけ滑るなんていうのもありですね。
宿泊で行けば滑れる回数も増えますし、一緒に行けば朝一パウダーを滑った後に、家族で遊ぶという事もできますからね。
そして、必ず奥さんにお土産を買って帰るというのも大切なポイントかもしれません。
スノーボードにできるだけ多く行くために、色々な工夫をしている事が分かりました。
スノーボードへ行くことでケンカをした事はある?

家族サービスを色々したり、出来るだけ滑りに行けるように工夫をしている2人ですが、滑りに行く事でケンカはしたことがあるのか?
夫婦と言っても、その時の気持ちなどもありますからね。
スノーボードへ行くことについて夫婦でケンカをした事があるのか、実際に聞いてみました。
【GOATさん】
普通にケンカした事ありますよ。行き過ぎている事が原因の時もありますし、行くことを言った、言っていないなんて事もありましたね。
そんな頻繁にするって感じでもありませんけどね。
やっぱり滑りに行くことはお金もかかっているという事なので、やはり思う事はあると思います。
出来るだけそうならないように、好きな事をしてもらうようにしています。
【Mさん】
ケンカという感じは今までないですかね。でも少し機嫌が悪くなるという事はありますね。
我慢してくれているんだなと感じています。
ご機嫌取りという訳ではありませんが、別の日とかに埋め合わせ的な事はするようにしています。
あと、お土産は絶対に買って帰ります。
やはり夫婦の問題でケンカをしたり、機嫌が悪くなったりもするようです。
このような問題も乗り越えなくては好きな事もしづらいのが事実なのかもしれませんね。
お金の面はどうしている?

スノーボードへ行くのに切っても切り離せないのが「お金」の問題です。
家族持ちで一般的なサラリーマンとして働いている方にとって、お金は1番大切な問題ではないでしょうか。
ちなみに、今回インタビューさせてもらっている2人は給料が特別高いという事もなく、一般的に働いている方になります。
そんな2人に、お金の面について聞いてみました。
【GOATさん】
余裕なんてないですよ。一般的に働いている普通の会社員なので給料も普通ですから。
軽い副業なんかもしていましたが、今はほぼ手付かずなんで、それに関しては雀の涙ぐらいです。
ただ、自分なりに1年を通して節約していますし、お酒も飲まないので、普段の出費は少ない方かなと思っています。
仕事の日は出費がないようにしていますし、無駄な物は買わないようにしていますからね。
滑りに行く時には割引きなどはしっかり調べます。
宿泊で行ける場合は、できるだけ安い旅館やツアーなんかを探して、そこでも出費を抑えるようにしています。
ポイントが付くかという点もよく見てます。
僕の家庭は小遣い制ではないので、自分の事で削れる所は削っていけば、お金の余裕も出てきています。
そのおかげで、家族へ使えるお金やスノーボードへ行くお金の事も考えやすいので、それで滑りに行ったりしています。
あと、キャンプって道具を1度そろえれば意外と安く楽しむことが出来るので、出かけた時の出費も少なく抑えられています。
【Mさん】
収入が多いわけではありませんし、副業系は一切やった事ないです。
お酒は飲みますが、それでも普段はお金をあまり使わない方かなと思っています。
スノーボード以外にサーフィンもやりますが、一度道具を買って使い続ければ良い話しなので、あまり自分の買い物はしませんね。
あと、高級品とか興味ないですし、遊びに行くことが好きなので、それ以外あまりお金を使いません。
でも「安かろう悪かろう」という考えもあるので、買い物をする時にはその辺りも気を付けています。
安い物を買ってすぐに壊れたり、気に入らなかったりしたら、結局またお金を払う事になるので、それは無駄な出費になりますからね。
必要な物があればセールとかで十分だと思っていますし、自分の事に関しては必要最低限の物で十分です。
滑りに行く時も、できるだけクーポンがないかなどを探して、できるだけ安く行けるようにはしていますね。
たまに自分が気に入った物を買ったり、子供や奥さんの為にお金を使ったりもしますが、普段の生活上でお金を使う事も少ないので、滑りに行くのに苦労はしていません。
滑りに行くためという事に関係せず、2人とも必要ではない物にお金を使わない事が分かりました。
2人とも家庭にお金をいれつつ、ローンも支払い続けていますが、必要のない出費を抑える事で滑りに行ったり旅行に行ったりするお金をつくっているとの事です。
また、割引きクーポンを使ったり、ポイントを貯めたり使ったりして、出来るだけお得にするのも大切な所ですね。
2人の奥さんは現在働いておらず、専業主婦として子供や家の中を見てくれていて、収入はないとの事でした。
それでも、家族に使うお金、滑りにいくお金に関しては出せているという事なので、必要のない出費をしない、できるだけ節約するというのが大切になってくるという事ですね。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。家庭持ちの2人に色々と話しを聞いてみましたが、やはりスノーボード好きの方は滑りに行くために色々と考えている事が分かりました。
節約をしたり、無駄な物を買わなかったりと、そういった場面では日々頑張っているんだと思います。
ただ、2人に共通して言える事が、家族を思いながら生活しているという所。
家族が1番大切という事が伝わってきましたし、それを基準に自分の好きな事をしているという事も感じ取れました。
奥さんや子供を1番に考えて日々生活することが、スノーボードへ行きやすい環境作りなんだなと思いました。