来期モデルをいち早くチェック出来て実際に乗って検討できる試乗会!来季のギアを購入検討している人なら試乗会に参加してみるとお気にいりのアイテムが見つかるかもしれません!
2月から4月にかけて様々なブランドやスノーボードショップが来季モデルのスノーボード試乗会を始めます。
筆者は毎年試乗会に行っているのですが、毎回色々な板などが試すことが出来るので結構好きです。
試乗会では板はもちろんの事、ビンディングやゴーグル等も試す事ができます。
次のシーズンに買い替えを考えている方や、気になっているブランドの最新モデルが気になっている方にとっては良い機会です。
ただ、試乗会に初めて行く場合、行ってみたいけどうすればよいか分からない方や、どうすれば効率良く試乗会を楽しめるか分からない方もいると思います。
そこで、スノーボード試乗会に初めて行く時の注意点や、楽しみ方をご紹介したいと思います。
よかったら参考にしてください。
スノーボード試乗会に行く時の注意点と楽しむ方法
スノーボード試乗会へ行く時にはいくつかの注意点があります。
また、効率よく滑れるように事前に確認しておいた方が良い事もあります。
ここでは、どのような事に注意すればいいのか、どうすればスムーズの楽しめるのかをご紹介していきます。
ちなみに、試乗会へ行くとこのような販売される前の新作を使う事が出来ます。
誰でも参加する事が出来ますが、参加するには色々と注意点があります。
全力で楽しむ為にも、ここで注意点をご紹介していきます。
スノーボード試乗会は初心者でも行っていいの?
スノーボード試乗会と聞くと、上手い人が色々と乗り比べて好みの板を探したり、新しいモデルを楽しむイベントと思う方も多くいると思います。
もちろんそのような方もいますが、スノーボード試乗会は初心者の方でも十分楽しめます。
というよりも、初心者の方もスノーボード試乗会にいます。
普通に試乗している方もいますし、色々見て周っている方もいます。
初心者の方ですと板を乗り比べても違いが分からないから、行く意味は無いと思ってしまう方もいるかもしれません。
ただ、実際に乗り比べると違いがわかりますし、極端な話し、太い板と細い板の違いが分かっただけでも試乗会に行った意味はあります。
初心者の頃の大体の方は、スノーボードショップのスタッフや知り合いの人から話しを聞き、その意見を元に板を購入する方も少なくはないと思います。
でも実際のところ、言葉だけで購入した物が本当に自分に合っているのかは乗り比べてみないとわかりません。
現在持っている板と違う板を乗り比べて、もっと細い板の方が滑りやすかった、もっと短い板の方が滑りやすかった等。
ターンがやっと出来るくらいの方でも試してみる価値はあります。
更には、試乗会にはメーカーの方やスタッフの方もいるので、「こういう時に転びやすい」等の何となくでも伝えれば、自分に合った板を紹介してくれて、その板をまた試す事も出来ます。
もちろん自分のレベルの問題もありますが、自分に合った板で滑っていた方が上達のスピードも変わりますし、これからのスノーボードの楽しさも更に上がる可能性もあります。
ですので、初心者の方でも気兼ねなくスノーボード試乗会へ行ってみて下さい。
行きたい試乗会は事前に登録
スノーボード試乗会は事前に登録しておいた方が良いです。
その理由がこちらです。
・受付がスムーズになる
・事前登録しないとの試乗できない場合がある
・人数制限に達して参加できなくなる
試乗会は意外と人が多くなりやすいので、受付をスムーズにするためにも事前登録しておいた方が良いです。
また、人数制限がある試乗会もたくさんあり、人数に達すると参加できない場合もあります。
そうなってくると、当日の現地で登録しようとしても断れる事もあります。
ちなみに、試乗会によっては事前登録で料金が無料になったりもします。
試乗を早く開始する為に、行きたい試乗会は事前に各ホームページやSNS等でチェックし、事前登録を済ませておいた方が後で後悔する事もなくなります。
試乗会での持ち物
スノーボード試乗会に行く時の持ち物をご紹介していきます。
持ち物を忘れてしまった場合、事前登録したのに参加できないという事もあるので注意してください。
・身分証
試乗会の受付時には運転免許証等の顔写真が入った身分証が必要になります。
お店で事前登録をすれば必要無い場合もありますが基本的には必要になりますので、念の為お店のスタッフの方に身分証が必要か確認してみて下さい。
インターネットでの事前登録の場合では受付時に必要な場合が多いです。
試乗会の受付時には必ず身分証を持って行きましょう。
・自分の板・ビンディング
試乗会なら色々な板やビンディングがあるから持って行かなくて良いと思っている方もいると思いますが、自分の板やビンディングは必要です。
ビンディングは全ての試乗会で用意してある訳では無く、基本的には自分のを取り付けて試乗するようになります。
板に関しては、現在使っている板とビンディング、全く違う板とビンディングのセットでは、どっちが良くなったか、何がどう違うか分からなくなってしまうからです。
また、数本試乗していますと現在との違いが分からなくなってしまう事もあるので板は必ず持って行ってください。
ビンディングを試乗用の板に取り付ける時に自分のスタンス幅、角度等のセッティングが分からなくなってしまう場合もあるので、どこかにメモをしておいた方が良いです。
・リフト券は自分で購入
試乗会ではスキー場のリフト券は用意してくれないので、リフト券は自分で購入しましょう。
ちなみに、試乗会によってはリフト券を割引きしてくれる所もあります。
試乗会は開始時間から行く
スノーボード試乗会は混雑する場合があるので、開始時間から行った方が良いです。
色々なブランドやモデルがあり板自体はたくさんあるのですが、ブランド事に見てみると1ブランドが持ってきている枚数はそこまで多くない場合があります。
同じモデルを何枚も持ってこないので、乗ってみたい板が貸し出し中ですぐに試乗できない場合も多いです。
更には、ブランドの担当者が1人の場合も多いので、試したい物の詳しい説明を受けられないという事もあります。
筆者の経験上、開始時間辺りは他の来場者も少ないので試乗したい物を待たずに試せますし、担当者の方からもすぐに説明を聞く事も出来ます。
試乗したい板の目安を決めておく
試乗したいブランドやモデルの目安を決めておくと、効率よく楽しむ事ができます。
試乗会の終了時間は15時頃と早く終わってしまう場合が多いので、悩んでいると乗れる回数が少なくなってしまいます。
板1本の試乗時間は30分ぐらいの場合が多く、これにビンディングの取り外し時間や、説明を聞く時間等が入りますと思っているより時間が経ちます。
ですので、気付いたら試乗会の終了間際になってしまったという事もあります。
何も決めずに行くとどれにしようか悩んでしまい、せっかくの試乗会なのに無駄に時間を過ごしてしまう可能性も高いです。
好きなブランドや好きなプロスノーボーダーのモデル、雑誌、SNS、かっこいい、かわいい等、気になる物を絞っておくとスムーズに時間を過ごす事が出来ます。
ちなみに、筆者個人的には3~4本ぐらいに絞ってから行きます。
大体にはなりますが、4本の板を30分ずつ試乗すると約2時間になり、それに他の時間が加わってもある程度の時間の余裕が出来てスムーズに動きやすくなります。
試乗したい物を試し終わってから、他の物を物色して楽しむといった感じです。
自分が行きたい試乗会に気になっているブランドが来るかは、試乗会のホームページやSNSで確認する事ができます。
パウダーボードは春でも試乗する価値がある
3月、4月に開催される試乗会でもパウダーボードを試すことが出来るのですが、試す価値はあります。
理由は、水分が多いシャバシャバの雪質の時でも、パウダーボードの浮力が発揮されるからです。
パウダースノーを滑る時には、ノーズ(先端)が雪に沈みずらいパウダーボードが滑りやすいですよね?
それは、シャバシャバの雪質の時も同じ事になります。
どういう事かというと、シャバシャバの雪質の時も、ノーズは沈みやすくなります。
春に滑ってターンを切る時にノーズが刺さってしまうという事を経験したことがある人も多いと思いますが、これがパウダーボードだと浮いてくれるのです。
むしろ、結構楽しむ事が出来ます。
ですので、春だからと言ってパウダーボードを試さないのはもったいないので、ぜひ試してみてください。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございました。筆者もスノーボード試乗会で色々な発見をした事がありました。
板の相性もありましたがビンディングの相性も分かった事がありますし、実際に使ってみたら自分に全く合わないタイプの板やビンディングを見つけた事もあります。
スノーボードの板は実際に使ってみないとわからない事もたくさんありますし、試乗会は本当に自分に合ったスノーボードを見つける良いチャンスでもあります。
スノーボード初心者の方でも楽しめるので、ぜひ行ってみてください!